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弓を購入する決めては何ですか? | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 9 Comments
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弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年05月04日 21:32
投稿者:(ID:QQRpIpQ)
皆さんが弓を購入したとき、何を基準にしましたか?
材質がフェルナンブコで、もちろん弾きやすさは一長一短です。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年05月05日 01:00
投稿者:pochi(ID:NWiBNYA)
過去投稿にあります。

【「楽器を掘る感じ」の弓】
http://fstrings.com/board/index.asp?id=45704&t=2012
音色・質量を鼎立する弓

【弓をさがしてます】
http://fstrings.com/board/index.asp?id=31236&t=2007
非常に良い弓には「竿鳴り」があります。

Coda Bowは機能的に優れているのですが「竿鳴り」がありません。

私が購入したのは、細身で質量が適切、銘が無く、某有名製作者の弓に似たもの。鑑定に出したら、「これ、◎◎氏が弾いていた弓」、という事で、ビックリする名前の鑑定書が付いてしまいました。購入前に師に見て貰うと、D.Peccatteと交換して欲しいと言われたのですが、お断りしました。師のD.Peccatteを基準に選んでいて、D.Peccatteは、機能性が良いのですが、甘い音色では無かったのです。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年05月07日 19:40
投稿者:rio(ID:JAkxIXE)
第1に
予算(いくらまで支出することができるか?)を決めます。

第2に
探す基準となる弓を決めます。
値段は関係なく「操作性と音色と見た目がいい弓」を妥協なく探します。

バイオリンを習っているときは、先生に良い弓の助言を求めました。
先生や先生の友人達(演奏家)が使用している弓をお借りして、自分にとってどういう弓が良い弓かをイメージできるようにしていました。

第3に
自分の予算内で購入できる弓を試し、妥協できそうな弓を探します。

前段の先生や先生の友人達の弓は数百万円以上の弓ですので、同等の弓は私の予算では探すことはできませんでした。

第4に
自分が候補とした弓を、借りて先生の所に持っていき、意見を求めます。(私の先生は、楽器・弓を紹介することはなく、楽器選定の助言はレッスン代に入っているという考えでした。)そのうえで最終的に購入する弓を決めます。

余談1
ビオリストの先生は、一般に弓探しに苦労するので、弓に対する見識が高い方が多いように思います。


余談2
私にとっての、良い弓の条件の一つに、「弾いていて、右手指に弓が仕事をしている感触が伝わってくる弓」というのがあります。
廉価な弓は、手に伝わる反応がダルです。
カーボン弓は、手に伝わる反応をまったく感じることができません。

余談3
日本人製作者(故人)の弓で、よく響き実に甘い音がする弓がありました、ただ、若干軽いのが問題点でしたが、当時の先生から「迷わず買え」といわれて購入しました。しばらく経ち毛を替えたらその弓の魅力ある音色が消えました。先生も弓が変わってしまったことに困惑していました。その後、何度も毛を替えましたが音はいまだに戻っていません。

余談4
今の多くの若手は、杉藤のMXのような作りの弓を好むと思います。古い弓が好みの方は、杉藤のSXのような作りの弓を好むと思います。

余談5
弓の操作性は、アーチのつけ方、フロッグの高さ、ヘッドの形(高さ他)でも特徴が出ます。自分が好きなタイプを予め知ることができれば、弓選びが楽になると思います。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年05月07日 23:44
投稿者:はないちもんめ(ID:F4GVZWQ)
① まずは先生ですかねぇ。
自分じゃなんも分からんですもん。

② 次は予算。これ決めないと、どーにもならんです。

③ 音。いくら弾きやすくても今使っているのより音が悪かったら買った意味なし!と思う。自分の楽器との相性もこれに入るかな。

楽器でも弓でも 『新しいのが欲しい!買い換えよう!』 と思うきっかけってやっぱ 『今の奴、音が気に入らん。』 と思ったからで・・・・・

④ で、弾きやすさ。色んなことがやりやすいとか。

んなところでしょうか。

②は大切。お金ないと買えまへん。貯金しなくちゃ(^^♪
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年05月08日 01:03
投稿者:ヒロ(ID:IBhFEoU)
1,材質
2,作り
3,価格

楽器は奏者の能力、調整、経年で随分変わりますが、弓は私のような素人が触ってもわかります。
惚れ惚れするような弓はお金のないときに出会います。

ブラジルや中国は管理がいい加減なのか、素晴らしい木なのに6万円くらいで売ってることがあります。即決で買わないと、すぐ売れてしまいます。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年05月09日 19:44
投稿者:匿名で(ID:GTECFhM)
1.予算
2.強さ
3.しなやかさ
4.音色

予算が決まらないと何も求められないと思います。
2と3の強さとしなやかさは弓の基本性能と思います。よくオールドの弓を使用して、しなやかで良い弓と表現する人がいますが、大概はへたっているだけだと思います。強くてしなやかな弓が良い弓だと思います。
音色は、操作性を満足した上で求める物だと思います。音が良くても操作性が悪ければ意味が無いと思います。

20年ほど前は60万でも良い弓が沢山存在しましたが、現在は、100万でも・・・になったと思います。

カーボンの弓は、現段階では操作性と音色を満足するのは難しいと思います。カーボンに詳しいメーカーが参入してこないと現在の方向性から変わらないと思います。カーボンと言ってもウェットカーボン、ドライカーボンの2種類がありますしグラスの混入量でも特性が変化します。カーボンの種類も高弾性、低弾性等があり弓に適した特性を作ることは可能と思いますが、市場性の問題からカーボンに詳しいメーカーの参入は無いような気がします。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年10月15日 00:00
投稿者:けんもめん(ID:QJEgeQQ)
1.予算
これなしには買えません
せめて3桁万は欲しい。
店によっては、分割を受け付けてくれないところもあるので。

2.信頼できるまともな職人
自分の音を客観的に聞いてくれると尚良し。


3.弾いたときの印象
今までと比べて、音が激変したかどうか。
違いがわからないとか、一晩借りてみないとわからないレベルでは、
結局、前の弓と大差ないと思います。


>ヒロ様
>>惚れ惚れするような弓はお金のないときに出会います。

私もこのパターンでした。
良いヴィオラ弓なんて、次にいつ遭遇できるかわかったもんじゃありませんし。

ちなみに、弓を買ったら貯金が給料一ヶ月分くらいしか残らなかったです。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年10月15日 23:39
投稿者:お静(ID:OXeHlVg)
物理的制約としては予算ですね。
その範囲で、自分のバイオリンとの相性です。
自分のバイオリンで、弾きやすく、音が前に出て、気持ちよく演奏できる弓を選びます。但し、弓のセットアップや毛の質/量およびつけ方で印象がかなり変わるので、正しい状態であることを確認する事は最低限必要です。知識がなければわかる人に同行願うのが良いと思います。
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Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2017年10月16日 00:03
投稿者:pochi(ID:I3c1ECE)
http://fstrings.com/board/index.asp?id=52745
こちらの投稿では、予算が第一に上がる人もいるみたいですが、愛が有れば、お金は何となく、どうにかしてくれる人がいるもの、です。

http://youtu.be/AMCRPkAiflY#t=56
物欲は限りない修羅道でしかありませんし、下手糞オンチなら、どんな楽器や弓でも、聴かされる方としては、不快である事は同じです。

例もyoutubeで示せますよ。
http://youtu.be/9AFRY233LiQ#t=22
チョット違いますね。
[54494]

Re: 弓を購入する決めては何ですか?

投稿日時:2022年04月18日 15:49
投稿者:松毬(ID:N4d2BjM)
1.音
 1).操作性
 2).音量、音色

2.物理要素
 3).経年、素材、形状、加工、モーメント、重量と長さ
 4).スティック、チップ、フロッグ、ボタン、巻き、毛

3.見た目
 5).機能的美
 6).キレイさ

4.健康状態
 7).修理の程度
 8).摩耗、
 9).曲がり、ヘタリ
 10).折れ

5.骨董価値
 11).出自やゆかり
 12).鑑定書と製作家
 13).相場と値段

 弓も、基本は楽器なので楽器の選定 A to Z と同じです。
 出したい音が道理にも審美眼にも叶って出てくことを納得できるか否かです。


A.最も、重視することは1.音です。操作に対して出したい音が出るか否かです。

   技量や奏法によって、求める弓が変わると思います。


B.次に、技量や奏法に対してどのように弓が反応して目指す音が出るのかを知ることです。

   弓の機能要素を物理的にも考える必要があり物理動作と感覚を一致させることです。
   然るに、この要素があるから物理的にも求める音が出てくるととの理解に至ります。


C.んで、見た目に美しさがあります。 そこで、気に入らなければポイっです。
   
   掃除や磨いてあるかだけでなく機能合理性と経年美化や美学等の審美観が必要。


Z.後は、確認チェックです。

    折れていたら先ずダメですね。修理されていても眼中に置きません。
    曲がり、ヘタリは程度問題で、焼き入れ焼き戻しできるか??思案されます。
    摩耗は、スティックなら概ね許容しますが、アイレットでは慎重になります。
           音の寿命や再生と価値とのバランスを考えることになります。
    基本は、補修なしで、修理もなしです。
    ですがオールドでは、しばしばあるのでちゃんとした修理かどうかを見ます。

    骨董価値が否かあるのか?あればその程度や動向を確認して、決定します。。

    お金の都合が付かない場合は、その間は、悶絶しています。

    
 因みに、最初に予算を置いて考える方法論があります。今すぐ楽器を買う場合の現実的な方法で、小なり大なり妥協することで楽器を得て演奏が始められるメリットがあります。
お店側も、商売として確実に手の内において、お客に楽器の検討をしてもらえますね。

 なお、求める音の追及へと、色々と多くの弓を使ってみて、体験とデータを蓄積する必要があります。その中で求める音を実現する道具が分るでしょう。
何百本も買えないでしょうし、持つ必要もないので、試奏に出掛けると良いでしょう。その際は、明確な考えがあるとよいでしょう!!

 特徴的な弓を選んで3~5本くらい所有すれば、試奏ではハッキリとした評価へ繋がると思います。その際に、ダメ弓は、1本持つべきで、何がダメなのか正しく言えていれば、逆に、求めている弓が分っていると言えます。

 また、師匠や先生等に、求める音とこの辺りの体験とデータ蓄積もあるので意見を伺うことは一般的で手っ取り早いと思います。

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