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ストラディバリウスに似たバイオリンたち | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 26 Comments
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ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2023年05月17日 09:59
投稿者:松毬(ID:NZORVEU)
現在、手に取ることが出来るバイオリンの多くは、ストラドやデル・ジェス等のオールドを模写した作者が製作したモダンやコンテンポラリーなどの楽器ですね。更に、これ等を模写した量産楽器など普及品があります。それは、オールドイタリアなどは、特別な人の下に集まっていて世間一般的には手に取ることすら出来ないのが実状です。現実の通り、リーズナブルなモダンやコンテンポラリー、量産などが世間には広がっていますね。
そして、世間には本物(真作)、本物となった似せ物、偽物とされる似せ物(①その他本物と玄人でも紛らわしい似せ物、②玄人には直ぐ解る似せ物、③似せ物と書いてあるような物)が玉石混交していますね。

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NHKスペシャル「至高のバイオリン ストラディヴァリウスの謎」

投稿日時:2013年10月30日 10:08
投稿者:JJJ(ID:IEZkiTc)
11月3日 9:00PM NHK第一
NHKスペシャル「至高のバイオリン ストラディヴァリウスの謎」
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レプリカと贋作

投稿日時:2012年07月26日 12:05
投稿者:RA(レプリカ愛好者)(ID:FjAmBRc)
レプリカ = 複製 です。
複製のレベルにいろいろな幅があります。
(ものすごく似ているものから、何となく似ているものまで)

「本物」であると偽ることを目的として作られたもの
本物ではないのに「本物」と偽って販売されているもの
を言います
弦楽器(私が知っているのは、Vnの本体と弓)の世界では
本物そっくりな贋作から
似ても似つかぬ贋作まで
いろいろありますです

これでお答えになりますか?

レプリカと贋作
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精巧なオールドレプリカ

投稿日時:2012年07月21日 23:48
投稿者:本気系(ID:UnOBJgA)
現代のヴァイオリン製作者の中でも特に実力のあるヴァイオリン製作者は、問屋や弦楽器店を通さずに、「直販で」売るようになってきています。
送料と保険料を負担すれば、自分の希望するヴァイオリンに近いものを1台送ってくれて、気に入れば購入、気に入らなければ、その楽器を再調整するか別のヴァイオリンと交換、という具合に対応してくれます。自分の作品によほどの自信があるからこその売り方だと思いますし、彼らのオールドレプリカを手に取って見てみると、そういう売り方にふさわしい逸品だと感じます。

例)Gregg Alfのストラディヴァリウスのレプリカ
ttp://www.alfstudios.com/gallery/GAlf/GA210/index.html

Gregg Alfのレプリカは非常に精巧で本物の質感をリアルに再現していて、日本の弦楽器店の店頭で見かけるような「なんちゃってレプリカ」とは一線を画しています。
また、Gregg Alfのレプリカは、見た目がオールドそっくりなだけでなく、音もオールドっぽい音が出せて、しかも、健康で非常にパワフルな音が出せるので、本格的なコンサート楽器として買ってすぐに使えます。

200万円とか300万円出して、「しょうもない新作ヴァイオリン」を買うくらいなら、400~500万円出して、上記のGregg Alfのような超ハイレベルなオールドレプリカを買った方が、はるかにお得だと思います。

弦楽器店の店頭でGregg Alfなどの精巧なオールドレプリカと、クレモナなどの現代の新作ヴァイオリンを弾き比べられたら、ユーザー的には非常に便利だし、納得して買うことができるのですが、残念ながら、そういう弦楽器店は皆無です。

英会話が苦手であれば、電子メールで簡単な英文を書いて依頼すれば、オールドレプリカのトライアル(試奏)をさせてもらえますので、本気で良いヴァイオリンを求めている人はトライアルしてみると良いでしょう。
精巧なオールドレプリカ
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スーパー新作

投稿日時:2013年10月26日 23:30
投稿者:ロード・ウィルトン(ID:NzlkEhA)
ttp://thestrad.com/latest/news/guarneri-del-ges-copy-breaks-auction-record-for-contemporary-maker

英国STRAD誌によると、A copy of the c.1731 'Gibson', 'Huberman' Guarneri 'del Gesù' violinが、Tarisioのオークションで$132,000 (including buyer's premium)という史上最高価格で売れたとのことです。ルジェーロ・リッチが所有していたヴァイオリンで、Joseph CurtinとGregg Alfの共同製作のヴァイオリンとのことです。

ちなみに、新作ヴァイオリンの従来の最高価格は、Sam Zygmuntowiczのヴァイオリン(かつてアイザック・スターンが所有していたヴァイオリン)で$130,000(2003年、Tarisioのオークション)でした。

1800年代後半~1900年代前半のモダンイタリアンヴァイオリンが、最近は値段が異常に高いくせに音はイマイチという例が多々あるので、今後は、こうしたスーパー新作(超一級の新作楽器)の人気(需要)が高まって行くのではないかと予想しています。
スーパー新作
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東京で銘器レプリカ製作を依頼するとしたら

投稿日時:2016年12月02日 14:01
投稿者:ねすお(ID:mIUXKHA)
violion歴は30年超のアマチュアで、中学の時に買ってもらった初めてのフルサイズ(当時の新作の手工品で、ストラドモデル)を20年以上使っています。
今の楽器に不満はないのですが、大好きな巨匠が使っていたという銘器をいろいろ調べていたら、気になって気になってしょうがなくなってしまいました。
そこで、その実物はもちろん無理としても、レプリカを手に入れられないだろうかと思った次第です。

グァルネリ・デル・ジェス(1731年。George Enescuが使用)ですが、ネットで検索してもコピーして作っている製作家はみつからず、頼むとしたら一から作っていただかなければならない、もしくは引き受けてもらえないのではないかとも思いますが、ひとまず、依頼できそうな工房などをリサーチしたいと思っております。

できれば都内もしくは関東圏内で、おすすめの工房などあれば教えていただけないでしょうか。
東京で銘器レプリカ製作を依頼するとしたら
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楽器の質問です。

投稿日時:2023年05月05日 11:32
投稿者:はるな(ID:J0dVKQ)
作者や作った国が分からない楽器で、ストラディバリウスとかに肩を並べるような性能の楽器がもし存在したら、それは最大でいくらくらいの値段がつくものなのでしょうか?

最近ですが、同じバイオリン教室の仲間が、50万円以下の値段で買った数百年前の楽器があるのですが、先生の数千万のイタリアン楽器の性能を超えているようで、演奏会の時に借りたりしています。
音色は先生のも、安物もよく言われるシルバー人材トーンで美しいと思うのですが、ドア一枚隔てた時の聞こえ方が全然違うとは思いました。

作者不明だったからその値段で買えたらしいのですが、そういう楽器を探せたらラッキーですよね。
楽器の質問です。

これ等を読んで見ると、本物はそれで良いのですが、「偽物も良いかなぁ」という気に、そんな感じにもなりました。
鼻っから、偽物を考えるなら、贋作に騙されることにならないし、意識的にプライスダウンへ進んでいくし、そして、音や見た目が良くて気に入れば問題がありません。おまけに、偽物とされたものの実は本物に出会っていたなら言うことがありません。

皆さまは、どの様なお考えがありますでしょうか?? お教え頂けると助かります。

例えば、ストラドを望んでも叶わないのだから、次でも良いか?となるだろうし、模写に模写を重ねた鈴木No.280あたりまで選択肢がある。
 ・ストラドを再現しようとした「オバーリン・ベッツ」
 ・ストラドを再現的に模写したモダン楽器や再現的な贋作モダン
 ・ストラドの再現的な模写「スーパー新作」(←新作だけど凄い!ってことかな?)

 ※模写:モデルを基に作成したオリジナルマスター(作者の本物)。
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【ご参考】
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月10日 13:56
投稿者:通りすがり(ID:JFmZIpc)
リンク先の動画拝見しました。
著名整形外科院の院長されている方ということで、資金は唸るほどあるんだろうな、という感想です。
ご本人はレイトスターターのようですが、仮に辞めても手放しても相場が上がってて利益がでたりするんだろうなあ、とお金はお金のあるところに集まるというのは本当なんだな、と羨ましく感じました。
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月12日 00:32
投稿者:松毬(ID:OXcWmDA)
チェコは、Pilar、その他もいて割と知らていますね。Špidlen、J. B. Dvorakの他、 Pilař、Herclik、Heinickeなどなどと作家は多いですね。

ポーランドは、大きいコンクールは3つですかね。
  ・リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール
  ・ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール
  ・ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン製作コンクール

コンクールは、やはり地元のポーランドや東欧の方の受賞者が多いみたいですね。製作の方では、東欧の作家に交じって、L.Scrollavezza、S.Rocchi、I.Coratti、S.Morassi、Giovanni Morassi、菊田さん、S.Asinariも受賞していてレベルは高いようですね。
演奏の方でも、同じような感じで、日本人も多いのかなぁ。リピンスキでも毎回の様に日本人が入賞していて、前回のジュニア部門ではHIMARIちゃんが特賞ですね。ヘンリクの方が難しい感じでしょうかね。

通りすがり さんが、動画から演奏家の使用楽器チェックは出来ても、無名作家だった場合は情報が入らないことも多いと思いますので苦労するでしょう。

あるコンクールで優勝したフランスのカルテットに、使用楽器は何か?尋ねたら、家に伝わる古いフランス作家で私が知りませんでした。また、その辺にあったラベルもない楽器と述べた2ndの方は、弓は1stの方に借りていてサルトリーだって。伝統や文化的な違いが鮮明で、やはり母国フレンチ楽器で音を探してイタリアンはないみたいですね。
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月13日 02:40
投稿者:松毬(ID:aJeFaZA)
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月10日 13:56
投稿者:通りすがり(ID:JFmZIpc)
リンク先の動画拝見しました。
著名整形外科院の院長されている方ということで、資金は唸るほどあるんだろうな、という感想です。
ご本人はレイトスターターのようですが、仮に辞めても手放しても相場が上がってて利益がでたりするんだろうなあ、とお金はお金のあるところに集まるというのは本当なんだな、と羨ましく感じました。
通りすがり さん

この方、ドクターAは、今はプロバイオリニストです。
  → https://youtu.be/XzvaBgBGzbU?t=10

  月刊ショパンインタビュー https://youtu.be/72IN-4tayXs


ストラディバリウスに似たバイオリンじゃなくて、やっぱりストラディバリウスなのかなぁ。。。??
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月21日 21:23
投稿者:ハリ(ID:JRg2UIY)
趣旨とは違うかも知れませんが、私の最初の師匠はストラディバリウスを手放して、フランスのリュポーという作者の楽器を死ぬまで愛用していました。日本の方ではないです。
リュポーの楽器も、ストラディバリウスのコピーを作ってた方ですよね。
その方が使ってたストラディバリウスの通称も、今どこにあるのかも少し調べれば分かりますが、軽率な表現ですがプロの方からの人気はなさそうです。
一部の作者を除けばフランスのストラディバリウスコピーのバイオリンは、ドイツの古いのと大して変わらない値段で売られているように見えるので、そういう楽器を選んだら思いがけず良いものと出会えるかも知れませんよ。
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月23日 09:01
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
ハリ 様 ありがとうございます。

良いストラドばかりとは限らず、また、ストラドずばりでなくともフレンチ・アーリーモダンやジャーマン系オールドなども良いでしょ!!って、そう思います。

リュポーは、ストラド・パリジャンモダンを広めた一団を代表する作家でもあり、この一団は高価で外して、その他でもフレンチ・アーリーモダンやジャーマン系オールドなども確かに良くて、安くもあるでしょう。ところがですね、日本ではあまり名が通っていないフレンチ・アーリーモダンやジャーマン系オールドを充分に取り揃えている楽器屋は、そうそう日本に居ないのも事実ではないでしょうか、名も通らず売れない楽器と心配されていて。。。そして、名が通るとなれば、日本の楽器商は高値にするのではありませんかね??。

つまり、日本に居ては、それらへはなかなか手が出ない実状があると思います。
名が挙がらない楽器は売れず、売れても薄利でしょう。楽器商はリスクを抱えると思う楽器を先回りして仕入れず、ますます名は通りません。名が挙がらない楽器は、エンドユーザーは指名することが出来ないので楽器は埋もれたまま。それで、流通も少なく、安くもあるのでしょう。これを見抜ける才ある楽器商が、この手の良い楽器を適切に広めるべきだが、この楽器商もいないのではないでしょうかね?

購入者に代って、良い楽器にアクセスする代理人としての楽器商が、居ない(少ない)のではないでしょうか??
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月23日 21:26
投稿者:ハリ(ID:JSCCaGU)
松毬様

個人的な感想としては、随分と海外の楽器店に夢を見ておられるな、と。
海外に住んでいた時期もそれなりに長いですが、日本程職人の平均技術力が高く、素晴らしい楽器の集まった国はないと思っています。弓の毛替えなんかが典型です。
ただ最高峰の技術者といった意味では、圧倒的に海外に軍配が上がるかも知れませんね。ただ、現地の人間だろうとアマチュアは相手にしてもらえないので関係のない話です。工房のお客になれるだけ、です。
日本を随分と蔑まれておりますが、そもそも楽器店だけでなく製作(修理)工房に多く足を運ぶような探し方、されておりますか?
私の感覚では、常識的な楽器の価格の条件(本物、偽物の概念を無視できる世界)は、200万程と思っていますが、その範囲内で巨匠のラベルが貼られたハイレベルな贋作は日本でもゴロゴロしてるように見えましたがね。
私の個人的な感覚では、日本の楽器販売価格が高いとは全く思いません。イタリアの楽器だけ例外で、日本とアメリカは高いですね。
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Re: ストラディバリウスに似たバイオリンたち

投稿日時:2024年04月25日 06:14
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
そうです、経済大国に楽器は集まりますね。
18世紀からのパリ・ロンドンがそうであったよた様に、19世紀からのアメリカ、20世紀末に日本が加わり、また、日本に集まってくる素晴らしい楽器は、誰もが名を知る様なものが多いでしょう。そして、贋作も素晴らしくもない楽器も集まってきます。逆に、言えば、殆んど知られない知る人ぞ知る素晴らしい楽器は、日本には集まって来ず、パリ・ロンドンやドイツ、アメリカに残ったままでしょう。

もしも、私が日本を蔑むでいるなら、それは、日本にはバイオリンなどの歴史も伝統もなかったことを嘆いたのでしょう。母国の楽器を使うことが多い欧州人などと異なり、日本人には素晴らしい母国のオールドやモダンは皆無で、400年前などのオールド・ジャパニーズ、200年前などのモダン・ジャパニーズと言えば、漆器か楽器は三味線か箏で、これをネタにバカにされちゃう。100年前に政吉や金八などが、ユニークな楽器を作ったけど、世界標準へはもっと後だし、世界最高峰のジャパニーズともなれば未来の話でしょうよ。
だから、日本では素晴らしい輸入楽器を使うしかなかったし、また、これ等は決して安くはありませんね。安いのは鈴木などの楽器がカバーした。

因みに、使っている楽器は、国内外の海を渡ったものも少なくはなく、よい楽器なら最高峰の職人たちとお友達のお友達でコミュニケすることが多いですよ。
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