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のだめカンタービレ | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 54 Comments
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のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月09日 08:40
投稿者:ひろこ(ID:KGeJISA)
以前ここでもちょっと話題になった「のだめ」、まもなくがテレビドラマが始まりますね。
私のピアノ科の友人は「音符の読めない音大生なんていないわ!」「あんなハチャメチャな音大漫画は迷惑!」と憤慨気味なんですが、ここにいらっしゃる音楽家の方々はいかがなんでしょうかね。現実とは別次元で楽しんでらっしゃるのでしょうか。それとも結構リアルだなあって感想お持ちなんですか?
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月14日 02:27
投稿者:怪盗イタリアのうさぎ(ID:MzIQhnQ)
僕はのだめカンタービレは読んだことありません。他の方のレスを読んで、まぁ意外によくあるシンデレラストーリーっぽいのかなぁと勝手に想像しています。

この手の物は僕は歓迎です。まず、楽器をやらない人達が音楽に興味を持ってくれる切っ掛けになりますし、詳しい作家が書いたものを読むと意外に隠れた名曲っぽいのをさりげなく紹介してくれたりして楽器奏者も「フムフム」というときがたまにあります。
残念ながら、「音楽の認識」という点では日本は「先進国」とは呼べません。そういうネガティブな固定観念を打破する良い切っ掛けになってくれたらいいなぁ、と一人で思っています。

与えてくれる夢と逆に、こういう物語の悪い点は付け焼き刃な技術、たいした練習も泣く一流になれるという誤解を楽器をやったことの無い人々に与えかねないという点です。主人公は大抵天才肌という設定なのでなんでもやればできるという傾向があります。

話がそれますが、個人的に朝の連続小説「純情キラリ」はとても好きでした。逆境の中で悩み苦しみ、必死にがんばって音楽家としてそこそこまで行くが結局は普通の幸せに価値を見つけ一人の人間として普通に生きてゆく・・・
変な話ですが、個人的に飾り気が無い分これぞ音大生、これぞ人間なんて感動していました。(笑)

脱線させてしまってすいません
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月14日 06:35
投稿者:かい%仏人(ID:IjdmJ0E)
いろいろ漫画やアニメを見て思うのが、
「バイオリンの形や姿勢をリアルにかけない」という人が多いところ。
のだめは割りと上手に書いていると思います。構え方が、前かがみになってしまっているのは気になりますが、その点は、バイオリンを弾く人間しか気にしません。
確かに、バイオリンを弾いている人を書くのは難しい、それ以前にバイオリンそのものを書くのは難しいですね。こんなに魅力的な美しさを、のだめでは結構いいところまで書いてくれていると思います。
あとビオラが迫害されていないところがいいですね。びよらじょーく、最近どこにいってしまったのでしょう。

無名でいきなり優勝も可能性はありますが、ファイナリストの方々の努力の量、音に対する感覚とオケとのコミュニケーションは、漫画には書ききれないと思います。ブザンソンではどのファイナリストも、甲乙つけがたく、すばらしくて涙が出てきます。努力と情熱と、音楽に対して真摯な姿勢に感動します。
敷居が高いクラシックがすこしでも身近に感じられたらいいと思います。子供の頃から厳しい練習で、「練習曲恐怖症」になることもありますが、それを超えて、誰かに何かを伝えられるのだと思います。
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ブザンソンは?

投稿日時:2006年10月14日 10:58
投稿者:機関車(ID:JFkXRiE)
ブザンソンのファしナリストで「えッ!」と疑問に思う人を知っています。
スコアは読めない。踊っているだけ。でもアマチュアには人気があるらしく、かなり疑問です。誰とはあえて言いませんが。
このコンクールには色々とあるらしいですが。。。
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月14日 18:51
投稿者:NON(ID:NpRlJIQ)
盆栽の母様、ひろこ様
>そんなに恐縮しないでください。
>だから気分を害さないでくださいね。

お気遣い有り難うございます。私自身は、ネットも”のだめ’も大好きです。只,不用意に友人の一言を書いてしまって気遣いが足りなかったと反省しています。ごめんなさい。

私の短大は音大の隣だったので”のだめ”の世界はなんか懐かしいな。大きな楽器の奏者は車で学校に通っていたので「いいなぁ~金持ちだね~」なんてうちの学校の生徒は言っていたんだけれど。(でも当時はうちの学校と違って、音大の生徒さんはやはり真面目そうな学生さんが多かったけれど。)
 でも、のだめが好きな理由は、登場人物が「音楽が好き」という気持ちで音楽を習っていること。一番大事な事だと思います。うちの子はまだマンガを読む年ではないのですが、ある友人のお子さんは大好きですよ。そのうち家の子にも読ませてみようかななんて思っています。

”のだめ”で音楽を楽しむ人が増えるといいですね。
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月17日 10:02
投稿者:リムジン(ID:YAZyF0A)
のだめカンタービレ、TV放映第一回目、昨晩見ました!
けっこう、面白かったですね。私は個人的に玉木宏さんのファンで、
NHKの「こころ」の頃から彼の出る番組はチェック入れてるのですが、
今回の千秋役もなかなかはまってるんじゃないかしら?
原作に忠実に作ってありますね。
クラッシックには全く疎い私の義弟も、「これ、いいねえ~!」と気に入ったようでした。
この番組が、クラッシックのお堅いイメージを払拭してくれ、クラッシックがより多くの人にとって身近になってくれればなあ・・・!と思います。
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月17日 23:27
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:ECgVaCg)
ぴえろ さんの旗色が悪そうなのでちょっと肩入れ:

 音楽に限らず本来「古典」ってやつは受け手にもそれなりの素養と努力を要求するものではないでしょうか。 で、マンガを読むにはそんなものは必要ない、と。 価値の高低を論じるつもりはありませんが、楽しみの質が違うと思うのです。
 軽薄短小・明るく軽くお気楽に、が時代のキィワードなのかも知れませんが、小生は先生と生徒のタメ口は許せないし、「古典」は「古典」であって欲しいものです。

(ちなみにマンガも嫌いじゃないです。「のだめ」は読んだこと無いけど、手を出したら嵌りそう。)
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月18日 03:03
投稿者:セイジ(ID:QHdGmVA)
マンガは見たことありませんが、高名な作品のようなのでTVのドラマは見ました。
ストーリーの展開上、モーツアルトの二台のピアノのためのソナタがポイントになってました。随分と攻撃的というか、角が立った演奏で、台本にあるとおり、きわどいものでしたね。本当のコンサートでは聞きたいとは思えないタイプの演奏かと。
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月18日 12:36
投稿者:けいちゃん(ID:hjQlGTA)
ちょっと高慢ちきなところのある千秋が、連弾曲の下を受け持つことで、上ののだめが弾く音に寄り添って合わせるという本来のかたちを改めて教えられた、みたいな内容でしたね。勝手気ままに弾かれるとそれにつける方が難しい場合は多々ありますが。室内楽やってると特に。
「夜の女王のアリア」は達者に歌ってましたね。吹き替えでしょうけれども。
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月23日 11:28
投稿者:パンピ(ID:MVECSIY)
漫画や小説に音楽が出てくるのは賛否両論だと思います。ちなみに私は反対派。音のない文字の世界(特に小説)で音楽を表現するのは無理だと思います。
(ネット小説などで、そのページを開くと音楽が流れる、なんていうのを見たことがありますが)
よく、「文字を読みながらその音楽が聴こえてくるようでした」という感想がありますが、それは多分読み手に音楽の素養があって、その曲を知っているから(もしくはそれを機に聴いてみた)だと思います。
以前、三田 誠広の「春のソナタ」(ベートーベンのソナタ「春」のことです)を読みましたが、曲を弾くシーンが長い長い。例えば「ここでクレシェンド...1楽章、そして2楽章、そしてここで○○が変わり..」などと書かれても、曲を知っていれば「ああ、あそこね」と思いますが、知らない人は読んでいて面白いのかしら?作者が悦に入ってるなあぁという感想を持ちました。
「のだめ」の場合、読者に「読んだ、興味を持った、CDを買って聴いた」、と、そこまでさせるだけの魅力があったんでしょうか。
でもやっぱり「富士見」のように、ただひたすら曲名を並べるのは読んでいて閉口ですね。作者の自己満足ってかんじ。
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Re: のだめカンタービレ

投稿日時:2006年10月23日 14:41
投稿者:魚丸(ID:UhFBYhA)
私の知り合い(23歳)は漫画でウケまくって、挙句アマオケの演奏会を教えたら、『安いから』という理由で彼女と二人、聴きに行ってましたよ。あと、ヴァイオリンを一度弾かせて欲しいというので弾かせてあげました。
別に全員が全員、そういう行動をとるとは思いませんが、影響力はゼロではありません。実はプロ以前に、地域アマオケが頑張るべき時期なのかもしれないな~と思います。気軽な小さいコンサートなども、広報が地味。知ってるひとしか知らないのは勿体無いと思います。

ちなみに私はテレビを全然見ないのですが、見る気満々でした。
しかし見忘れました。たぶん今後も見ないと思われます。。。
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