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Stradpetの話題について | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 20 Comments
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Stradpetの話題について

投稿日時:2023年02月14日 06:43
投稿者:松毬(ID:FnR3glQ)
 最近話題のStradpet、と目にするので、試してみようかなぁ??と気になります。
よい話題??ただの話題??どんな評価があるのでしょうか???実際に、ご使用になられた方がいらっしゃったら、コメントをお願いできないでしょうか?

 ①チタンのブリッジプロテクター
 ②チタンのファインチューナ(フレンチ、ブリティッシュ)
 ③チタンのチンレストスクリュウー
 ④チタンのテールコード
 ⑤チタンのテールピース(フレンチ、ブリティッシュ)
 ⑥カーボンの駒
 などなどと色々とカスタムパーツがあるので、単品でもセットでも良いのでお話を伺えると大変助かります。

 恐らく、実際に使うとき、音を調整するのに従来パーツとの組み合わせを考えるのかなぁ????と思いますので、選択の幅を広げられるよいいなぁ、と思います。恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
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Re: Stradpetの話題について

投稿日時:2025年05月08日 11:05
投稿者:松毬(ID:RxdwhRA)
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Re: Stradpetの話題について

投稿日時:2025年05月06日 07:11
投稿者:松毬(ID:RxdwhRA)
[55842] の続きです。予め、今回の'70s.No.500について示します

70年代スズキのラインナップ、ちょうど真ん中の位置の中級機で、当時の下位機種No.360と上位機種No.540を足して二で割ったような機種です。スズキの系列思想とは裏腹に、音はこの楽器に最も潜在力があるのではないかと見ております

公開スズキヒストリーでは、'99年からの生産と記されますが、実は70年代の当初より生産されております。
'83年の系列見直しではNo.360が廃止され、代わる様にNo.520が始まっており、この時既にNo.500の設定はなかったようで70年代に一度生産中止したようです。元祖No.500となります。
'99年からの復活No.500とは見た印象は似通って美しく杢も深めですが、元祖No.500は音の性格では異なるようです。音に似た印象はなく、そもそもパターンは異っています。
70年代、No.280, 300, 330, 360, 500, 540、、らへと綺麗な音色へアーチが高くなる一方で板は薄くなり、また、材料や加工も良くなります。逆に、元祖No.500は、No.540よりも音色に雑味を残しても、板は厚めで音にドカッと腰が入って締まり、強い芯が通る余地があるのではないかと期待します。そこで、前回のNo.280改善の続きの位置付けとなります。

使う元祖No.500は、四弦バランスも良く発音も音量も良い楽器ですが、音は開花しておらず未だキレがなくもっさり感も雑味も残します。前回同様に2ランクUPなら、元祖No500改善ではNo.750並みになるハズです

2挺の元祖No.500の内、まず素のままの1挺にチタンセットを使って見て行きますので、結果をお待ち下さい
 の結果です

チタンセットで元祖No.500は、大きく改善しました。音は綺麗です。特に、低弦側がスムースに力強く鳴り、全体的に粗も消えて、弾き易くなりました。ステンターを脱却したようで良い普通のバイオリンに成った印象です。No.1100を想定すれば、2ランクUPでエターナル並みと言えるのかもしれません。
ただし、前回同様に2ランクUPで、No.750並みに成るか?はちょっと違う印象です。No.1200には少し足りませんが似た感じに改善しました

もともとNo.750とNo.1200は、共通点も多いのですが、音の印象はかなり異なり、造りの思想は異なります。エターナルの前哨型とこれを'81年に改良したエターナルの関係性からNo.1200の前哨はNo.720と見えますが、このNo.720改良型がNo.750を越えたとは言えず未だ少しもの足りなく感じます。特に音色が美しいのはNo.750です。No.750は音が広がって包まれる感じは良くても傍なり感も強いイメージで、No.1200は音に包まれる感じが減る方向で傍なり感を減らして遠達感を強めたイメージの改良でしょうか。音の相違の大きな要因は、パターン、板厚、その他細々と造りが異なります
No.1200は、新しいパターンで板は厚めです
No. 750は、古いパターンで板は薄めです

今回、古いパターンで板が厚めな元祖No.500のチタンセットでの改善は、板が厚めなNo.1200へ、音の性格が似通いました。予め期待した程の改善とは少し言えないところもありますが、改善の方向性に思想はあっています。
そこで、次回、No.1200でチタンセットを試します。No.750の美しさを超えた音で、音に包まれる感じも遠達感も獲得できるのか?が見所です。[元祖No.500改善は打ち止め]

また、今回、普通の楽器をチタンセットを用いると大きく高級楽器に変える可能性があるのかも?と可能性に気がつきます。
例えば、現在の系列では、もしもNo.510(¥143,000)にチタンセット(3万円ほど)で、No.1100(¥495,000)並みなら、No.1100を買うより約32万円お得か?
No.1100にチタンセットでNo.1500(¥1,100,000)並みなら、約57万円お得か?、って目に見えて準えられてインパクトの大きさが伝わるのでは?
(※但し、音は私の主観評価の結果ですので、今回の結果だけで全ての方に対して保証するものではありません。実施の際は悪しからず個人責任で🙇お願いいたします!)

No.510、https://www.suzukiviolin-shop.jp/items/50671984
No.1100,https://www.suzukiviolin-shop.jp/items/50675805
No.1500,https://www.suzukiviolin-shop.jp/items/50676099
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