ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

子供の練習の自立について(スケールetc.) | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 11 Comments
[34776]

子供の練習の自立について(スケールetc.)

投稿日時:2007年09月13日 20:12
投稿者:苦悩の母(ID:OZmWCJQ)
いつも貴重な情報をありがたく拝見しています。
私ごときが・・と敷居が高かったのですが、「子供の自立」について長く思いあぐねており、諸先輩方の体験やアドバイスをお聞きできればと、投稿させていただきました。

6歳でバイオリンをはじめた年齢のわりにかなり幼い6年生の娘がいます。
バイオリンは大好きですが、練習はというと、もっと楽しいことがたくさんあるため、あまり熱心ではありません。
先生からは2時間は練習しないとだめだよと言われ、これまで恥ずかしながら「おんぶにだっこ」できました。フレーズや音程を本人の耳ではなく、親の私の耳を通して聞くこともしばしば・・・ 本当にお恥ずかしい話ですが、効率を優先するあまり、本人の考える能力の成長を妨げていると知りながらも、この速さで、このリズムで・・・と細かく練習に付き合ってきました。

数ヶ月前から、先生の方針で「自立への道」を模索しています。「上達するには、自分の音楽をよーく聞いて、常に改善するための戦いを続けなければいけないよ。ただ音の連続では意味がないからね。」と諭され、曲の練習に関しては最近ようやく自覚の兆し(かけらですが)が見えてきたように思います。私にとっては、口を出したい衝動との戦いの連続ですが・・・

しかし・・・・
問題はスケール練習です。しばらく前からカールフレッシュのスケールシステムを使っていますが、気を付けるポイントがエンドレス。 スケールというのはテクニックのぎゅうぎゅうの詰め合わせのようなものなんですね。音程の他に、各ポジションにおけるハンドポジション(親指の位置をはじめとする左手の形)、シフトのタイミング、弓の配分やスピード、ダブルストップでは、上の音を聞き、下の音を聞き、インターバル毎に指の形を気にし・・・ときりがありません。
こんなにたくさんのポイント、ただでさえ夢見がちな我が子には、気を配るのは不可能!(多分普通の12歳の子供にも難しいと思うのですが、どうなのでしょう?)やる気があるときでも、集中力の持続は3分もてばいい方。(30分のスケール練習予定なのですが。)
たまりかねて口を出すと、その時点で本人のやる気は急降下。(それなりに反抗期に突入する年頃ですので。)

子供に試行錯誤をさせ、たくさんの間違いを経験させながら、「そんな練習意味がないんだけどなー。」と(親が)苦悶しながら、本人の自覚が確立するまで気長に待つしかないのでしょうか? 習い始めはどの子も親の関与は不可欠ですよね。そこから、どのように子供を導き、どのように退かれていったのか、ご教授いただければ幸いです。
長くなってしまい、申し訳ありませんでした。
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 11コメント ]
【ご参考】
[34835]

Re: 子供の練習の自立について(スケールetc.)

投稿日時:2007年09月18日 01:10
投稿者:父娘でVn始めました(ID:FmEBUEA)
マンネリ化は危険、賛成です。
千香士先生のうけうり、これも賛成。
集中力。聴く力(自己の演奏を客観的に聴く)。幼児から老人まで、一生のテーマです。
[34838]

Re: 子供の練習の自立について(スケールetc.)

投稿日時:2007年09月18日 07:05
投稿者:苦悩の母(ID:OZmWCJQ)
ぽこぽこ様、
娘の場合、本人のレベル云々というよりも、先生が長い先を見据えて、広い視野を持って指導してくださっているという感じです。曲に取り組む際にも、時代背景、当時の演奏環境や楽器の形態などについても説明してくださり、レッスンに付き添う私の方がのめり込んでしまうことがある程です。とても熱心に指導してくださるので、いただく情報の多さを消化しきれないことが多々あり、悶々としていたのですが、「ポイントを絞る」というアドバイスにとても気持ちが軽くなりました。
ご紹介いただいた本、是非入手して読ませていただきますね。重ねてありがとうございました。

蛇足好きのお節介様、
よーくわかりました。Schmieder氏の言っていたこともそういうことだったんですね!納得です。(正直、氏の話を聞いた時には、「そうは言っても、テクニックを取り出して練習した方が、曲に取り組むときにペインフリーだと思うけど。」と半分しか納得できなかったのです。)
時々、娘がレッスンでスケールを弾くと「そのラの音は、とても表現力のあるラだ。」と先生がほめてくださることがあり、「スケールの音で表現力のあるって何?」と混乱していたのですが、スケールの練習もその都度流れの中で何かを求めて新鮮な気持ちでやらなくてはいけないということなんですね。(強要されて練習するなんてもっての外だとは思うのですが、「ホラホラ」と強要しないと練習しないのがつらい所です。)
曲の練習なども、自分では考えられないだろうと、難しいところに印をつけて、ここをこういう風に練習してね。なんてやっていたのですが、お話を聞いてとっても反省しました。
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 11コメント ]

関連スレッド