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マンションでの音漏れの度合いについて | ヴァイオリン掲示板

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マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年08月30日 20:46
投稿者:便乗質問男(ID:GXIXNQA)
仕事をしていると平日のヴァイオリン練習は、夜の遅い時間帯になることが多いですよね。特に集合住宅であるマンションの場合は、上下左右の住戸にヴァイオリンの音が漏れていやしないかと心配になりますね。
さて、次の①~③の条件を満たすマンションの場合、上下左右の住戸にヴァイオリンの音はほとんど漏れない(伝わらない)、と考えても大丈夫でしょうか?

①上(または下)の階の住人が、自分のいる部屋の真上の(あるいは真下の)部屋の窓(ベランダに通じる戸も含む)を開け閉めする音がほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)
②上の階の住人が廊下や部屋の中を歩く(動く)音、物を落とした音がほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)※床はフローリング仕上げ
③上(または下)の階、あるいは同じ階の左右の住人の話し声や室内犬の鳴き声やテレビの音が、ほとんど聞こえないようなマンション(耳を澄ませば気配は感じる、という程度)

今自分が住んでいる分譲マンション(築15年程度)では、上の階の住人が窓やカーテンを開け閉めする音が多少聞こえます。床はフローリングではなくカーペット張りなので、上の階の住人の足音はあまり聞こえませんが、自分が静かにしていると多少は聞こえます。下の階の住人の話し声や笑い声は多少聞こえますが、会話の内容、話し手の年齢・性別などは識別できません。真下の部屋の小学校低学年の女の子が弾くアップライトピアノの音は、何の曲を練習しているかわかる程度に聞こえますが、「うるさい(やかましい)」と思うほどのレベルではありません。
こういうマンションでそれほど遮音性能は高くありませんが夜10時くらいまで弱音器をつけずにヴァイオリンを練習してますが、幸いなことに一度も音のことでトラブルになったことがありません。ただ、さすがに夜11時過ぎに練習するのはヤバイと思うので練習したことはありません。
でも、できることなら、「残業から帰宅した後の夜10時~12時の時間帯に弱音器をつけずに練習できたらいいのになぁ。」と思うことがあります。そこで、上記の①~③を満たすマンションを買えば、この願いがかなうのではないかと期待しているのですが、いかがでしょうか?アドヴァイスをお願いします。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年09月05日 03:19
投稿者:rio(ID:MGFpUHQ)
>最近のタワーマンションの静粛性に驚かされた週末でした。

後輩さんのお住まいになるタワー型マンションは
良い物件だったようですね

24時間換気の吸気口は、たいてい穴が開いているだけなので
特にここから音漏れがしますが
音漏れがほとんどないということは、全熱交換機を設置していたのかと
推察いたします

最終的な判断は現地を見ないとわかりません

現在検討中の改造プランで
満足ゆく結果が出れば良いですね

今度ご購入のマンションは
楽器演奏は21時までになっているとのこと
一応ルールはルールでご認識ください

音漏れがないといっても
管理規約で記載されている場合

深夜の誰も通らない交差点の赤信号で信号待ちしている車
と同じで、赤信号を無視しても、絶対に事故にあうわけではありませんが
ルール上やってはいけないことであり

管理規約に、楽器練習時間制限の記載があると
法的には、どんなに防音工事をしても
「音は聞こえないじゃないか」「迷惑はかけていない」という理由は
一切通用しないのが、日本の法律ですので。

でも、音漏れがなければ
何もバレないのも事実

あとはどのようにご判断されるか、実行されるかは
ご自身で決めることと拝察いたします
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年09月29日 21:07
投稿者:便乗質問男(ID:I3MhFkk)
rio様、お返事いただいていたのにレスが遅れてすみません。
さて、今日は仕事の帰りに、例の後輩のタワーマンションに寄って夕食をご馳走になりました。後輩の住戸は、ベランダを含まない、いわゆる専有面積が140㎡もあるのですが、ロスナイという熱交換型の24時間換気ユニットが2台設置されていました。廊下のにある、ロスナイの点検口の真下に行くと、低い音がちょっと聞こえました。
熱交換のしくみは良くわかりませんが、外気を導入する際に、直接取り込まずに、一旦、室温にある程度近づけてから、各部屋に空気を送りこむとのことでした。
外はすぐ目の前の幹線道路をたくさんの自動車がひっきりなしに走ってますが、そういう音はほとんど聞こえません。自分の住んでいるマンションだと、各部屋の自然換気口から車の音が多少聞こえたりするので、新鮮な驚きがありました。
ロスナイがついているからなのかどうかはわかりませんが、後輩のマンションは、自分の住んでいるマンションよりも少しだけ湿度が低いのです。今日はヴァイオリンを持って行ったのですが、弓の毛が少し縮みました。多少の誤差はあると思いますが、ヴァイオリンケースに入れて持ち歩いているデジタル湿度計で計った限りでは3~4%程度、自分のマンションよりも湿度が低いです。ロスナイでの熱交換の際に、外気に含まれる水分が飛んでしまうのでしょうか?弓の毛は湿度に敏感ですので、少し縮んでも見た目ですぐにわかりますし、実際に弾くともっとわかりました。
今日は夕食の後、居間でヴァイオリンを弾きました。居間から玄関まで直線距離で約7メートルですが、居間と廊下の間のドアを閉めて、玄関ドアのすぐ外で音漏れをチェックしてもらったところ、動かずに静かにしていると何の曲かわからないけど少しだけヴァイオリンの音が聞こえたそうです。廊下を歩いていると、足音の方が大きくて全然聞こえなかったようです。玄関ドアから2メートルほど離れるとほとんど聞こえなかったそうです。
防音工事などを施していない状態でも玄関外の廊下にはほとんど聞こえないようなので、少し安心しました。
自分のマンションでは、玄関外の廊下に何の曲かわかるぐらいヴァイオリンの音が漏れていたので、雲泥の違いです。そのままだと夜に練習しにくかったので、ニトムズの戸当たり消音テープで、部屋のドアと玄関ドアの隙間をふさいだところ、何の曲かわからない程度にヴァイオリンの音漏れを減少させることができました。(30%程度はカットできていると思います)
後輩宅での夕食中はテレビやステレオはつけずに食べてましたが、外の音だけでなく、上下左右の住人さんの生活音も全く聞こえませんでした。夜の訪問ということで遮光カーテンが閉めてあったので、なおさら静かな感じがしました。自分の部屋では普段は全然気にならないのですが、置き時計の針の音というのは意外と大きいんだな、と感じたりしました。
自分が買ったマンションも、構造・スペック的には後輩宅と同様で、若干グレードが高いので、同等程度の防音性能が期待できそうです。これに業者にやってもらう壁や天井裏へのグラスウール充填や、自分でやる戸当たり消音テープ貼りを加えれば、玄関ドアの外の廊下でも、ヴァイオリンの音が全然聞こえない状態にできるのではないかと思います。
後輩によると夏場も冬場も湿度が低めに推移するようなので、これはやはり、熱交換型24時間換気のロスナイがついていることが影響しているように思いますが、ロスナイがついているお宅にお住まいの方、この件についてはいかがでしょうか?
乾燥する冬にさらに乾燥するのは困りますが、蒸し暑い夏は湿度が低めに推移してくれるのは助かりますね。一長一短というところでしょうか?
マンションが完成するのが楽しみです。それでは。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年09月30日 00:52
投稿者:セイジ(ID:QHdGmVA)
>玄関ドアのすぐ外で音漏れをチェック

玄関の外は車の音とかいろいろな騒音が多いので、部屋の中で弾いている楽器の音は目立ちません。むしろマンションの戸境壁を貫通して直接お隣の部屋に届いているかもしれない音が問題でしょう。バイオリンはどうだか知りませんが、ピアノの場合は、お隣で弾く音がコンクリートの壁をあっさりと突き抜けてきます。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年09月30日 05:14
投稿者:rio(ID:MGFpUHQ)
便乗質問男さま

三菱電機製の全熱交換機(器)に「ロスナイ」という商品があります。音漏れを防ぐ効果もあり各種メーカーの全熱交換器はよく採用されます。

セイジさまのご指摘のとおり、騒音の問題は戸境壁、天井、床を突き抜けて伝わる音が問題となります。一番効くのはスラブ厚です。


>構造・スペック的には後輩宅と同様
とありますが、梁の入れ方と、使用しているコンクリートのスペックを確認して同等とご判断しているのならいいのですが、厚みや積層構造だけを見てそう判断することは難しいのではないでしょうか?


建築に詳しくない方にマンションや家の良し悪しを見分ける時、「品質を重視した物権は、細かいところもお金をかけている。企画者の意識の違いが出やすいところ」として、次の点を観て欲しいといっています。
1.全熱交換器が設置されている(これはかなりこだわりがあると思います)
2.床に塩ビ材を使用していない
3.壁紙にビニールクロスは使用していない
4.フローリング板厚が18mm(15mmは廉価版、12mmは避けた方が無難)
5.台所流し台、洗面台の下の収納がすべて引き出し式になっている。(観音開きスタイルは明らかなコストダウン)
6.玄関戸の前後900mmのところに梁がない。(耐震戸とはいえ、強い力が加わるとゆがんで逃げられなくなります、そのために地震などで建物が歪む時、扉に力が加わらず避難口を確保できるように、戸の位置は梁から避けるのが基本なのですが…昨今そういう安全な住宅が減っています。またこの工法はどうしてもコストがかさみます。)

と いくら書いても、現物を見ていないので、なんとも言えません。


もう、すでに契約を終えておられるようですので、専門家にご相談しながらお部屋の改造を施し、より良い音楽環境を手に入れられることを、お祈りいたします。

(追記)
ロスナイは使用してます。比較的部屋の中は乾燥する傾向にあると、私も思います。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年09月30日 15:26
投稿者:便乗質問男(ID:JmMHIZE)
セイジ様、rio様、お返事ありがとうございます。
後輩のマンションの廊下(玄関ドアの外の廊下)は、幹線道路に面していない側(逆側)にあり、ガラス窓で仕切られているため、シーンとした静かな廊下です。マンション内の廊下はすべてタイルカーペットが敷かれていて、なんかホテルみたいな感じでした。廊下を歩くときのコツコツする音がしなくていいな、と思いました。そんなわけで、廊下がとても静かなので、廊下の端の方についていた全自動換気扇(湿度設定スイッチ付き)のブーンという音だけがかすかに響いている状況でした。(廊下に換気扇がついていて驚きました)そういう状況でも、玄関ドアのすぐ外でヴァイオリンの音があまり聞こえなかったので、自分のマンションとはだいぶ違うな~、と驚いた次第です。
後輩宅から帰るときに、玄関ドアの外の廊下で他の住戸からの生活音が聞こえないかチェックしてみましたが、特に人の声とか物音は聞こえませんでした。幹線道路に面していない側とは言え、廊下でもこの静かさというのは大したものだな~と感心しました。(自分が住んでいるマンションとは雲泥の違いです)
後輩のマンションも私が買ったマンションも、三菱電気製の全熱交換器ロスナイが標準装備されています。後輩の住戸は140㎡もあるのでロスナイが2台もついてますが、私が買ったところは100㎡程度なのでロスナイは1台です。
フローリング板厚は、後輩のマンションも私の買ったマンションも15ミリでした。マンション探しをして集めた各社のカタログを見ましたが、かなりお値段の高いところでさえ、フローリング板厚が18ミリのマンションというのは見つかりませんでした。首都圏と違って田舎だと1ランク基準が違うのかも知れません。
私の買ったマンションはフローリング15ミリ+木質制振材7ミリ+パーティクルボード20ミリで、その下に約170ミリの空間があって、その下に200ミリのコンクリートスラブがあります。2重天井の天井裏の空間は約300ミリ確保されています。
2重床&2重天井の床下と天井裏の空間については、各社のカタログを見比べた限りでは最大クラスでした。上の階の人にヴァイオリンの音が到達するには、天井の硬質石膏ボード→300ミリの空間→200ミリの高強度コンクリートスラブ→170ミリの空間→42ミリの床(フローリング等)を超えなければならないので、その過程でかなり音量が減衰するのではないかと思われます。うちの真上の間取りはうちと同じく和室の無いプラン(全室洋室&全室フローリング)なので、床に布団を敷いて寝るのではなくベッドで寝るでしょうから、私がヴァイオリンを弾く部屋の真上が寝室だとしても寝ている人の耳にヴァイオリンの音が届くには、さらにベッドを越えていく必要がありますので、まず聞こえないだろうと思います。
コンクリートのグレードについては、後輩のマンションの方は確認できませんでしたが、私の買ったマンションでは、大規模補修期間が100年という高強度コンクリートを採用、とカタログに書かれています。「一般のコンクリートの強度は21~24N/m㎡ですが、30~60N/m㎡の圧縮性能を確保しています。建築基準法第37条第2号に基づく国土交通大臣の認定を取得した材料を使用しています。」と書かれています。素人的にはなんだか良くわかりませんが、普通のコンクリートよりも強度が強いというのは間違いなさそうです。あと、継ぎ手や鉄筋も高強度のこだわりの材料を採用している旨の記載があります。
県下でも地盤が特に良い地区ということで、私が買ったマンションの基礎は直接基礎(べた基礎)を採用しているとのことです。後輩宅のところは、杭をうってそれを基礎としているようです。
ガラス窓は真冬でも結露しない3層構造サッシュやLow-E複層ガラス窓が採用されています。真冬にモデルルームを見にいったときに、窓をチェックしましたが、水滴は1滴もついていませんでした。室温は26℃ぐらいあって暑いぐらいでしたが、全く結露していないのです。息を吹きかけても、少したつと曇りが消えていました。自分が今住んでいるマンションでは、真冬になると結露するのが当たり前なので、非常に驚かされました。
「台所流し台、洗面台の下の収納がすべて引き出し式になっている。」という条件は後輩のマンションも私が買ったマンションも満たしています。
住戸内の廊下の幅(一番幅の狭いところ)は、自分が今住んでいるマンションは80センチ(実測)、後輩のマンションは85センチ(実測)、私が買ったマンションは92センチ(設計上)です。
ロスナイを使用すると、湿度が低めに推移する傾向があるとのことですね。今住んでいるマンションでは加湿器は不要でしたが、冬の乾燥期は加湿器を使う必要がありそうですね。
カタログを見比べた限りでは、㎡単価も含めて、自分が買ったマンションの方が後輩宅よりも全体的に明らかにグレードが高いように思ったのですが、梁の入れ方などによっても音の伝わり方が違うということであれば、やはり実際に住んでみないとわからないということですね。
ヴァイオリンの音の出方からすると、主に、上の階の住戸と同じ階の左右の住戸にどの程度音が伝わるかがポイントになると思うので、そのあたりの対策をしっかりやりたいと思います。
どうしても深夜に練習したいときは、内蔵磁石入りのピアニシモという強力弱音器を入手したので、それを使って練習しようと思います。弱音器をつければ、それだけでも音量は半減し、テレビの音よりも小さくなりますので、音が漏れてバレることはまず無いと思います。
皆様とお話しさせていただく中で、マンションの構造や音漏れに関する意識が高くなり、感謝しております。それでは。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年10月01日 01:34
投稿者:Gotchi(ID:GSUIKXA)
楽器・・・と一口に言っても色んな楽器がありますからね。
バイオリンの音がうるさいと言っても、音量的には管楽器やピアノやドラムに比べたらはるかに小さいです。オーケストラ編成を見ても、TP×1に対抗するにはVL×8位の人数が必要。
SAXもとてつもなくやかましい楽器ですし、ドラムなどは音以外にも振動が床から伝わって悪さをします。ピアノも結構鍵盤を叩く音が振動となって伝わる楽器ですので、最大公約数をとって“楽器は9時まで”としているんじゃないでしょうか?

バイオリンは音色自体が耳障りな音なんだと改めて思いました。ヘタクソな人はビェ~と開いた音色の場合が多いので余計にそう思われるんでしょうね。どうしたら『ベルベットに包まれたような甘い音』が出せるんだろう・・・。ウ~ン、高い楽器に買い替えるか。(楽器のせいにするなッつーの!)
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年10月01日 21:54
投稿者:便乗質問男(ID:NJRiMJY)
セロ轢きのGosh様、Gotchi様、お返事ありがとうございます。たしかに、楽器と言っても、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、トランペット、ドラムでは全然音量が違いますし、音の伝わり方も違いますよね。ヴァイオリンは、ピアノやドラムのような打撃音が無いので、床や壁を伝わる振動は少ないと思いますが、下手に弾くと結構キンキンとした音になります。また、ヴァイオリンの演奏姿勢から、上の階や同じ階の左右の住戸に向かって音を飛ばすことになりますので、どの程度の音が漏れているのだろうか、と心配な面があります。
後輩のマンションは、左右の住戸との戸境壁が、150ミリ厚の乾式遮音間仕切り壁です。後輩宅と共用廊下を隔てる壁も同じ150ミリ厚の乾式遮音間仕切り壁です。私が、後輩宅の居間でヴァイオリンを弾き、後輩に共用廊下に行ってもらって音漏れをチェックしてもらったのは、150ミリ厚の壁がどの程度ヴァイオリンの音を遮音するか確かめるためでした。玄関ドアのすぐ外では多少ヴァイオリンの音が聞こえたそうですが、これは当然で、鋼鉄製とは言え玄関ドアの厚みはせいぜい5センチ程度ですし、玄関ドアは耐震構造のために数ミリの隙間が上下左右にとってありますので、その隙間から空気が音が漏れます。玄関ドアから2メートルほど離れるとほとんど聞こえなかったという話でしたので、150ミリ厚の乾式遮音間仕切り壁は、ヴァイオリンの音をある程度遮音する効果がある、と言えると思います。
上の住戸との間には、1枚目の天井(硬質石膏ボード+壁紙)+空気層約300ミリ+200ミリ厚の高強度コンクリートスラブ(100年コンクリート)+170ミリの空気層+42ミリの床(フローリング等の木製床材)なので、たった150ミリ厚の乾式遮音間仕切り壁(左右の住戸との戸境壁)を超える遮音性能が期待できるのではないかと思います。
ソリストみたいなバカでかい音が出せる人はともかくとして、普通のアマチュアヴァイオリン奏者であれば、2重天井2重床を突き抜けて上の階にヴァイオリンの音を響かせるのは困難ではないかと思います。
ニトムズや東急ハンズ(東京防音製)から発売されている各種すきまふさぎテープ(スポンジ)を上手く組み合わせれば、各部屋のドアや玄関ドアの隙間から漏れる音を最低でも10~20%カットできるのではないかと思います。実際、今住んでいる旧式のマンションでも、隙間ふさぎ材を使って、最低でも10~20%程度、漏れる音量をカットできているように思います。(自分では30%程度カットできているように感じておりますが、控えめに表現しています)
ただし、全熱交換型24時間換気のロスナイを設置している場合、空気の入れ替えのため、ドア下の隙間はある程度確保する必要があるので、ドア下からある程度音が漏れるのは仕方ないです。玄関ドアの方は徹底的に隙間ゼロ(実際には0.5ミリ程度の隙間は生じてしまいますが)を目指せば、玄関ドアのすぐ外にはほとんど音が漏れなくなるのではないかと思います。
マンションの共用廊下を歩いていると、お隣さんの子供さんがお母さんに怒られている声が聞こえたりしますが、これは部屋の中で怒られている声が聞こえるというよりは、そのお宅の廊下で怒られている声が聞こえているのだと思います。あるいは、部屋のドアが開いていて、そういう状況で怒られているため、その声が共用廊下まで聞こえてしまうのだと思います。
そういうことを防ぐ意味でも、防音スポンジ(すきまふさぎ材)を使って玄関ドアの隙間をふさぐことは大いに意味があると思います。共用廊下を歩いている人に、家族内のかっこ悪い会話を聞かれるのは恥ずかしいですからね。
できることなら、弱音器を使わずに深夜11時頃まで(近所に気兼ねなく)ヴァイオリンが練習できたらいいな~、と思います。
防音については、マンション施工業者に追加工事(オプション工事)で、簡易防音を施してもらうことになっていますが、元々の(追加工事する前の)遮音性能と追加工事による遮音性能の上昇分を、はっきりとした数字で示せないこと、元々の遮音性能が高いので、多少遮音性能が向上する程度でしかないと言われていますが、夜遅くまで練習するための保険みたいなものだと思って追加工事をしてもらうことにしました。
施工業者(工事業者)さんは、「ピアノやドラムの音をカットするのは難しいけど、ヴァイオリンの音であれば、追加工事をする前の元々の状態でも十分カットできると思いますよ。(簡易防音までしなくても十分だと思いますよ)」という話でした。まぁ、そう言われても、完成した後に追加工事をやるのは面倒なので、ヴァイオリンを弾く部屋だけ簡易防音だけお願いしました。壁の中にグラスウールを充填し、天井裏にもグラスウールを一定の厚みで敷き詰める、という程度の簡易防音です。ヴァイオリンを弾く位置から玄関ドアまで約7メートルあり、途中に部屋のドアと玄関ドアの2枚があるので、玄関ドアの外ではヴァイオリンの音がほとんど聞こえない状態になると思います。(前述の隙間ふさぎをやった後の状態で、の話です)
マンションが完成しましたら音漏れの状況を報告させていただきます。それでは。
[29720]

Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年10月02日 03:46
投稿者:nagano(ID:FCEycBI)
密閉性を高める、機密性を高める、そして人に迷惑をかけないように練習する、以上のことは大変重要なことだと思います。しかし、しかし。よく考えれば、マンション内で「ガス漏れ」「火事」他事件・事故等が発生した場合、他人に助けを求められない状況が発生した場合、やばくないですか。「命」あっての、バイオリン弾きです。冷静に考えると、とても怖いことだと思います。それにしても、日本の住宅環境(特に大都市)って、劣悪なんですね。もっと土地・不動産価格が下がれば、住みやすい世の中になるのに。あと40年もすれば、日本の人口も半減に近くなるので、その時代になれば、気兼ねなく弾けるかも知れません。
[29723]

Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年10月02日 07:18
投稿者:rio(ID:MGFpUHQ)
便乗質問男様が今回ご購入なさるマンションの遮音等級はどうなっているのでしょうか?また具体的に説明がありましたか?

本スレッドで回答しましたが
音大生が住んでも騒音問題が比較的ない物件は Dr65
一般に静粛性が優れているという物件は Dr60(我が家はこれです)
コスト意識からこの1~2年で主流になった一昔前の基準で作ったコストダウンマンション Dr55

これらは、売主に確認すれば回答が出るはずです

床の遮音等級 (LLとかLHとか)がよくパンフレットに載るのは
生活上楽器を弾くことは考えず、
日常生活の「椅子を引きずる音」「走り回る音」「物を落とす音」をどうするか
を考えるための指標です
床への衝撃音に対してどう響くかということですので

ピアノやチェロのように楽器の振動が床に伝わる可能性がある楽器には
重要ですが、(我が家はピアノがあるので、対応しました)バイオリンについてはこの値よりもDr値の検討が中心になります。

現在の工事について口を挟むコメントになってしまいますが

>元々の(追加工事する前の)遮音性能と追加工事による
>遮音性能の上昇分を、はっきりとした数字で示せないこと、

とありますが、これについては???です
設計上で数値化しているはずですし
工事によりどれだけの遮音性能を得られるようにするか
計算上の数値は表せるはずなのですが…

「工事業者の方が、防音工事が得意ではないのではないか」かという印象を受けます。ちょっと心配になりました。


あるいは、簡易防音工事の内容が工事依頼主の指示によるものであり
工事業者の設計士が白紙の状態で防音工事の設計提案をできない
状況下にあった場合も、遮音性能を予見できないことになりますが…


なお、グラスウールは遮音に効果がありますが、充填する際に、コンセント周りを忘れる場合があり、そこから音漏れがすることがありますので、充填する際はきちんと「びっちり隅から隅まで詰めてくださいね」と指示をすることを薦めます。最近ではデジカメで写真を撮ってくれる業者もいます。また、グラスウールは経年とともに痩せます。それにつれて遮音性能も低下しますので、施工当初の性能を維持するためには10年以内に再度同様の工事をすることが必要です。ご承知おきください。

グラスウール痩せを知らない方も多いので、コメントしておきます

防音・遮音の場合、痩せてしまうグラスウールではなく。専用の遮音ボード建材を採用する方が確実かつ長期間(ほぼ永久的に)性能を維持することができると思ってます。


余談ですが
高強度コンクリート(最近100年コンクリートと呼んでいるやつ)
は、コストダウンを目的に採用されます。

コンクリートは強度が初期に現れるもの、中期に現れるもの、後期に現れるものと配合や種類によってつくりわけ、性能に応じて建物のしかるべき箇所に流し込みます。建築構造を学んだ者であれば、設計図書でコンクリートの種類を記載した筐体躯体の図面を見て、どれだけの手間をかけたマンションかを判断することは容易です。

これまで、コスト意識の高いマンションは初期強度が出やすい(工期が短くて済む)配合のコンクリートを使うため、経年による強度低下が問題となってきました。
これに対し、ダム、高速道路、発電所、学校、役場、消防署、警察署、とある「D]がイニシャルの消防署・警察署並みの耐震構造を売りにしている唯一のマンション販売業者の物件 等は綿密な計算により、多様なコンクリートを採用し、長期間耐えうる構造になってます。

昨今の技術革新により、添加剤のようなものを加えることで、施工後早期に強度が出てかつ長期間強度が維持されるコンクリートが開発されました。それが、高強度コンクリートです。メリットは、工期が短く、とある特殊な条件にならなければ強度が長期間耐えうる性能があるからです。

個人的に、この高強度コンクリートはお勧めしません。なぜなら、「とある特殊な条件」である火災時に高強度コンクリートは爆裂という特徴を示します。火災がおきると、本来火災に強いはずのコンクリートが爆発するように壊れてしまうのです。特に構造体の主柱部分にこのコンクリートを使うと、火災の時どうなるかは想像がたやすいはずです。
技術革新に法整備が追いついていませんので、このようなことがおきます。また、わかっていてもやらざるを得ない、利益追求の風潮は否めません。高強度コンクリートは遮音性能が優れている材料ではなく、コスト低減追求型マンションに使われる、普通の建築資材とご理解ください。(住宅の知識のない人からは、いかにもよさそうな印象を持つ人が多く、意識的にPRポイントにする会社が多いです。また、早期に強度が出るようにしたポルセメに比べれば、まだマシなコンクリートです)

高額な楽器をお持ちの方は、現在、一般的なマンションは火災に弱い物件が増えてますので耐火金庫に保管することをお勧めします。なお、耐火金庫も耐火性能は内部にある程度の水分を含んでいることでその性能を発揮しますので、数年で水分が飛んでしまい、その性能を発揮できなくなりますので、メーカーの取り扱い説明書を読み、定期的に買い替えをすることが必要です。

知っている方には当たり前のことばかり書いてすみませんでした。
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Re: マンションでの音漏れの度合いについて

投稿日時:2006年10月02日 23:44
投稿者:便乗質問男(ID:KYIVECI)
nagano様、rio様、お返事ありがとうございます。今度業者に会ったときに確認しようと思っておりますが、だいぶ前に打ち合わせしたときに、天井の石膏ボード9.5ミリでマイナス10デシベル、200ミリのコンクリートスラブでマイナス40デシベル、42ミリの床でマイナス15デシベル、合計でマイナス65デシベルは遮音できる、との話でした。これに2重天井の裏の空間が350ミリ(メモを確認したところ300ミリではなく350ミリが正しいです)と上階の床下の空間170ミリが加わるので、最低でもマイナス65デシベル+αの遮音性能は確保できるという話でした。マイナス65デシベルの遮音性能があれば、ヴァイオリンで90デシベルの音(私はプロではないのでそんなにデカイ音を出すのは無理だと思いますが)を出したとしても、上階には25デシベルの音しか伝わらないので、耳のいい人や神経質な人でもほとんど気にならないはずだ、とのことでした。人間は20~29デシベルはほぼ無音に感じるようですので、壁、天井。床を直接振動が伝わるようなピアノやドラムと違って、空気振動が主のヴァイオリンであれば、簡易防音など施さなくても大丈夫ですよ、という話でした。
ただ、保険をかける意味で、ヴァイオリンを弾く部屋(主寝室)のみ天井裏にグラスウールを敷き詰め、壁にもグラスウールを充填してもらうことにしました。主寝室の壁の構造は、9.5ミリのプラスターボード+50ミリの空間にグラスウールを充填+9.5ミリのプラスターボードです。これでマイナス30デシベル程度の遮音が可能とのことです。
※プラスターボードは吉野石膏製です。サンプルを見せてもらったときに裏面に社名が入っていたのでわかりました。このメーカーの建材のグレードは良い方なのでしょうか?難燃等級が1とか2という石膏ボードを使用するようです)
隣戸との戸境壁は150ミリの乾式遮音間仕切り壁ですが、これはマイナス60デシベル程度の遮音性能があるとのことです。主寝室の隣に1つ部屋があり、その向こう側がお隣さんですので、マイナス30デシベルマイナス60デシベル=マイナス90デシベルということで、お隣さんにはヴァイオリンの音は全く聞こえないはずです、との話でした。
rio様の100年コンクリートに関するお話しは、私は初めて聞きました。非常に驚いております。高強度100年コンクリートと聞いて上質な建材だと思っておりましたので、火事の際に爆裂する可能性があると聞いて非常に驚いております。もう契約してしまったので、どうにもならないのですが、火事には気をつける必要があることが良くわかりました。
あとグラスウール痩せの問題は業者も事前に説明してくれました。10~15年後に入れ直しが必要とのことでしたので、そうしようと思っています。
細かいところですが、パイプシャフトはプラスターボードを2重貼りしてあり、水周りの音漏れを軽減してあるとのことで、芸が細かいな、と感心したものです。これって首都圏では今どき当たり前なのでしょうか?私の住んでいる地方では、細部にも気を遣っているな~、と感心するネタの1つです。
あと、床フローリングはNAISのLL45等級のフローリングですが、あえてL最高等級のL40等級にしなかったのは、2重天井2重床で、天井裏と床下の空間を十分に確保したので、LL40等級じゃなくても大丈夫ということで、歩いたときの感触がより自然なLL45等級を「あえて」採用したとのことでした。
たしかにLL40等級のフローリングは、歩くとフニャフニャした感じがして、なんか違和感があるな~と思っていたので、自分としては感触が好みなLL45等級のフローリングで良かった、と思っています。
あと、ファンコンベクターなどの暖房機を置くと部屋が狭くなるので、全室床暖房を導入することにしました。韓国のオンドルみたいで、頭寒足熱の健康暖房ということで、全室を床暖房化することにしたわけです。これにより、暖房風の吹き上げによるハウスダストの飛び散りのリスクが無くなりますので、呼吸器系の健康の面でも良いと思います。また、暖房機のデッパリが全く無いですし、暖房機の前には物が置けないというようなことが無いので、好きな場所に好きなものが置けるのも便利なところです。
それでは。
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