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大人から始めた人の演奏の特徴 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 137 Comments
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大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年08月07日 08:50
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
私など幼少の頃からシツコク練習してきた者は、右手を垂らせば、手が弓を持つ形になり、左手を捻れば、指板の上で音程の形に成って仕舞うのです。

大人から始めた人の特徴として、
●音程が取れない。
●音のアタックが甘い
●高域倍音が出せない
●ダイナミクスが小さい

勿論例外は有るでしょうが、上記の様な印象を受けます。特徴を自覚した上で解決策を模索すれば良いと思います。

大人から始めた人の多くは聾唖者の発音の様に子音の違いが明確では無い様に思います。指周りが悪いのは、有る程度訓練によって解決される様にも思いますし、指周りを然程要求されない曲を弾けば問題有りませんね。

大人から始めた人の演奏の特徴を書き込んで下さい。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月25日 14:33
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月25日 01:39
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
amaさん、金魚鉢の金魚を感心して見るよりも、同じアホなら踊った方が面白いですよ。

pochiさんのおっしゃるように音楽の早期教育が演奏者に耳の差異をもたらすのはその通りだと思います。小さい頃から舞台にのっている某青年などは期待されているように将来は楽しみだということになるでしょう。しかし、そうすると、乾燥した空気の中で石造りの高い天井で練習している西洋の音楽家とせいぜい鉄筋コンクリートの低い天井で湿った空気の中で練習している日本人演奏家とでは、越えられない絶対的な差があるということになります。さらに、耳というのは母国語により大きな影響を受けます。するとやはり、フランス語を識別できない日本人にはフランス音楽の精妙な色合いを聞き取り、表現することなど夢のまた夢、ということになるのではないでしょうか。
以前にも書きましたが、プロは音楽にうるさい聴衆のために音楽を考えるべきではなく、一般の聴衆をターゲットにする方が、はるかにすばらしい演奏家になると思います。なぜなら、一般論として、玄人好みの微妙な差に価値を置くと、そういう点ばかり注意するために、本来の森を見失ってしまう場合が多いからです。

で、スレ題に戻って。
大切なのは、甘美な音色ではないです。なぜなら、死ぬくらい甘美な音色も初めから最後まで聞かされると途中から甘美には聞こえなくなるのです。人間の聴覚の特性です。同一の刺激には反応しなくなるのです。とすると、pochiさんのおっしゃる意味は同じ甘美でもバニラか、メープルシロップか、栗か(好きなもので強引に登場)、というように微妙な差が分かるという点が重要だ、ということも含んでいると思います。つまり、音色の絶対的な性格も重要だが演奏には音色の変化の方がより価値を持つということになります。だから、音色の表現の幅があれば、普通に聞いたらそれほど甘美でもない音色も、音楽の流れの中では甘美に聞こえるのです。
早期音楽教育を受けていない普通の耳というのは、欠点ですが長所でもあります。ホールの響きを考慮に入れて微妙な音を作ることができなくても、普通の人が分かる範囲で音色の変化をつけるようにすれば、音色の変化の幅の広い演奏になると思います。もしかするとプロより変化の幅は大きくなったりして。(冗談ですよ。)
kokukirin様
>> pochiさんのおっしゃるように音楽の早期教育が演奏者に耳の差異をもたらすのは
................................
というのは今このスレをじっくり拝読した限りにおいて、スレ主さんの意図とやや食い違っているようです。

スレ主さんの主張をもっと砕けてカキコしたのが
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月19日 12:25
投稿者:××のパパ(ID:KFlwkoA)
張本人?

へぇ~こういう人がいらっしゃるんですね。

レイトスターター
という言葉で検索かけると
ヴァイオリンを中心に、
楽器のことでしか使わない言葉なのかなぁ
って思ってましたが、そういうことなのですね。


”大人からプロレベルの演奏を目指せますか? ”
と、このスレとは、スレの意味が違うと理解してるつもりで書きます。
息の長いスレですねw


レイトスターターの特徴といわれましても
歴によって違うでしょうし、
最初に楽器を持った弾き始めは、
ガキもジジババもさほど変わらないような気も、、、最近してきました、、、

どこの時点というか比較対象のレベルが
各々どのあたりなのかようわからんです。

そうですねぇ
楽器の手習いのない
オヤジに仮にVnを持たせて弾かせたみたとします。
たいていヴァイオリンを恐々持ちますね。
たまに、ふざけて、友人に”Vn触ったことないでしょう?”
なんてつうて弾かせてみるとたいていそうです。
弓は、なでなで
あと、子供のころ数年やったことがあるつう人にもたせても
恐々持って、弓はまるで弦の上をなでるような弾き方をします。
私の妹もそうでした、13年ぐらいは僕と同じように弾いていましたが、
こないだ、冗談でVnずっと(20年ぐらい)持ってないだろ、弾いてみ?
なんつうて渡したら、恐々もって、とても13年触ってたとは思えない、
撫でるような弓使いで、もう全然弾けないつうて、驚きました。

一方幼い子供は、どうでしょう。
最初、撫で撫で系な弓使いで入る子は少ないように思います。
みんなたいてい最初は、がっつりと、ギコギコです。
(娘の友人などで、試していますが、、、)

子供からやってる場合、ギコギコなある意味限界域を超えた音から練習に入ってる子が多いような気がします。

弾く時は、駒のソバに耳があるので、
弾き手が聴いてる音は、リスナーとは当然違う音です。
大人からはじめた人は、
たいてい長い期間リスナーの側だったわけですから、
この音の違いを捉えることは、大変だと思います。
うまく説明できませんが、意外とザラザラといいますか
汚いといいますか、、、、弾いてる人は、ギコギコよりですw
とにかくホールの端っこで聞いてる音とはちがうわけです。
ですので、
一般的にレイトの人が弾いてて、本人がここちよい音は、ナヘナヘのフニャフニャのことが多いような気がします。
(あくまでもはじめた初期の段階ですよ)

なので

最初に大先生が言ってるところの
●音のアタックが甘い
●高域倍音が出せない
●ダイナミクスが小さい
に繋がると思います。

弾いてる本人が聴いていて綺麗だと思う音より
もっと汚い音なんだって感覚を最初から持ってると
やり始めのレイトの人はよいかもしれません。

駒よりに弓を持っていって弾くことの難しさにも少し繋がる感じがします。
××のパパ様
でしょうかね。

>> 一方幼い子供は、どうでしょう。
最初、撫で撫で系な弓使いで入る子は少ないように思います。
みんなたいてい最初は、がっつりと、ギコギコです。
.................
ですから、耳の善し悪しではないと思います。
「小さい子供のギコギコ弾きのもつ効用」というあたりではありませんか。
ですから大人の方でもそれを理解すれば解決策はある、とスレ主は示唆しておられるかと感じますね。
...............
どうもこのBBSは(他スレでも)アマチュアvsプロ(?)、レイトvsアーリーという対立を煽る風潮が蔓延しているかに思われ、正直おっかないので今おそるおそる書き込んでいます(苦笑)。では失礼いたします。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月25日 20:13
投稿者:ama(ID:QkZHlgQ)
匿名希望X さん。

ちょっとふざけ過ぎた表現で申し訳なかったのですが、私は過去に繰り広げられた意味のない感情的な争いを煽っているわけでは決してありません。前提条件をしっかり設定して実のある比較論を展開するべきだと思っただけです。

私自身バイオリン演奏を習得する上で幼児体験の有る無しがどれ程の重要性を持っているのか、それがどうあがいても後からは取り戻せないものなのか、更に言えばそれは個人の素養の域を超えた決定的なものなのかというあたりに大変興味があるのです。
[25942]

Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月25日 21:25
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
ama様
私見ですが、音楽を聴く耳に関しては子供から始めた人が特段優れているとする根拠など無いかも知れません。というより「大人から始める」ことで耳が劣るという主張をスレ主さんは、されていません。
甘美な音云々に関して言うと、最近出たオイストラフの日本スタジオ録音を聴いていただくと解りますがオンマイクな録音ですので、オイストラフのイメージとして知られる「ヴェルヴェット音」ではありません。優れたヴァイオリン奏者の音を間近で聴くと、所謂ホールで聴いた音とは酷く違うのです。
子供は無神経な動物ですから、物凄い鋸の目立ての音を出しつづけます。レイトスターターの方々は、フルサイズのヴァイオリンでそうした凄まじい鋸の目立て音を出すことが出来ない。というよりそれは生理的に耐えられないはずなのです。もしスレ主氏の主張が正しく、子供時代のギコギコが大切な意味をもっているなら、大人の初級者は何らかの形でその代償学習のようなことをしなくてはならないでしょう。
このことに関しては私も確たる見解は持てません。
しかしpochiさんの問題提起は興味深いと思います。単なるレイトとアーリーの比較論を超えた意味がありそうですよ。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月25日 23:10
投稿者:MHO(ID:IRhTIHg)
匿名希望Xさんのおっしゃるとおりだと思います。

昔の巨匠の録音(SP)やAMラジオを聞いても甘美な音というのは認識できるわけですから、オトナの一般的聴力障害である高域感度の軽度の低下は、クリヤな発音や甘美な音を作る技術の開発の妨げにはならないと思います。

楽しんで弾いているレイトビギナーに向かって厳しく言えない教師も上達阻害の一因と思いますが、いかがでしょうか?

MHO 
[25950]

Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月26日 04:00
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
スレ主のpochiさんは、「大人から始めた人の演奏の特徴を」とおっしゃっていますが、狙いは「特徴を自覚した上で解決策を模索すれば良い」という点だと思います。
発言が多くなると、前の方の意見を繰り返したりしてしまいますが、お代官様(誰のこと?)、どうぞご勘弁を。

一般論です。繰り返しますが、音楽の早期教育を受けた人は、そうでない人と比べて聴覚とその処理系に差が生じます。その差を埋めようとするのは無理です。練習で何とかなると思ったら大きな間違いです。私は、それよりも大人になってから意識的に音と取り組む方に専念する方がよい、という意見です。そして、聴覚とその処理系の差は、演奏者に影響は与えるが、それは本質的ではない、という意見です。

音楽の早期教育でギコギコやった経験同等のものは、大人になってからいくら努力しても得られません。しかし、未来のバイオリニストがギコギコやっている間に、そうでない子供達はぼーっとしていたわけではありません。その間の経験こそがやはり絶対的な差になるのです。どちらがいいということは言えません。むしろ、脳の発達から言えば、多様な経験の方が専門的な訓練よりも多くの脳細胞の結合を作り出します。そういう音楽を目指せば良いのです。もちろん、指導する側もこれを理解していなければダメですが。
[25952]

Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月26日 10:07
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
kokukirin様
(黒麒麟という字をあてるのでしょうか。かっこいいHNですね)
>> 音楽の早期教育を受けた人は、そうでない人と比べて聴覚とその処理系に差が生じます
...........
私は幸か不幸か、既に早期教育を受けてしまったので、そうでない人の人生経験を追体験することは不可能です。
また早期教育を受けなかった人がもし早期教育を受けたらどうだったかは、永久に実験できません。
双子の兄弟の片方が早期教育を受け、もうひとりが受けなかったら
ってケースがあるのかどうか。これ以上言うと穏やかでないですね。

多数の統計データがあって、妥当な方法で検定がなされ、有意な差が認定されたら「早期教育は聴覚とその処理系に有意なレヴェルの差をもたらす」ということが定説になる可能性はありますね。
ただ、この場でそういう議論ははたして建設的でしょうか。有意な差があったとして、だからどうなるものでもありませんね。
「だからお前等レイトは俺様たちアーリーに敵うはずがないのだ」
って立証してもそれが何だというのでしょう。

多分「絶対音感」は早期教育によってのみ形成されるのでしょう。
しかし絶対音感は音楽性において不可欠な要素ではありません。
音を正しくとりたければ、楽器の共鳴を聞き取れば十分でしょう。

音楽上のことは大人になってからも、学ぶことだらけです。専門家もアマチュアもこの点は全く同じだと思いませんか。結局は上手になりたいと言う意欲と継続する努力がある人と無い人の差だと思いますよ。
「大人から始めた人」は仕事の多忙さから、中々子供のように継続的な努力ができない、というような議論はあり得るでしょう。

「独学自己流、夜郎自大、唯我独尊」では決して向上できませんが、そんなことは当たり前で誰もが知っていることです。

ギコギコやった経験同等のものを「大人になってからいくら努力しても得られない」かどうか、やってみなきゃわからないじゃありませんか。
そういう指導のできる指導者だって、どこかに存在するかも知れませんよ。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月26日 22:44
投稿者:Hiro(ID:FpMjkAU)
匿名希望Xさんへ

本題から外れてしまうのですが参考まで。

>>双子の兄弟の片方が早期教育を受け、もうひとりが受けなかったら
ってケースがあるのかどうか

詳しくは知らないのですが戦時中に収容所などでそのような人体実験を大掛かりにしていた、という記録があるそうです。(この前BBCでやってました)

>>多数の統計データがあって、妥当な方法で検定がなされ、有意な差が認定されたら「早期教育は聴覚とその処理系に有意なレヴェルの差をもたらす」ということが定説になる可能性はありますね

複数の双子の一人だけにある一種の教育をあたえ、もう一人を違う環境におく実験などをし成長の違いをみる実験もされていたようです。ただ人道的でないので情報を公開するかどうかで戦後、もめたらしいです。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月26日 23:11
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
25958
Hiro様
双子の実験、正しく悪鬼の所業です。
怒りを禁じ得ません。
人間を何だと思ってそんな実験をしたのでしょうね。
まぁ、せいぜい解るのは学者の仮面をかむった悪魔が世界史上に存在したことです。
[25967]

Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月27日 04:40
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
匿名希望X 様

幼少時にギコギコやった経験がなければ音楽的には無理であるとは書いていません。ですから、なぜ同等のものを求める必要があるのでしょうか。同等のものが可能というのなら、何か根拠や方法を示されると多くの方にヒントになっていいかなと思います。
私の根拠は脳の形成のことを言っています。大人になって同じ脳の構造を作れません、という意味です。

大人から始めて同様に上手に弾きたいと思っている方で、がっかりされている人がいたら、その心配は不要です。むしろそういう同等のものを求めようとするから遠回りするのです。実際にそういう別の指導をされるプロの方はいらっしゃいます。
同じことを何度も書いているような気がします。書いている本人もやや疲れ気味。。。(ほぇ~)
匿名希望X 様、返事は勘弁かも。
(フェイントです。)

> 「独学自己流、夜郎自大、唯我独尊」では決して向上できません
> が、そんなことは当たり前で誰もが知っていることです。

私がそうです。わっはっはっは。(意味不明。壊れかけている?)
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2006年02月27日 07:28
投稿者:rio(ID:N5FikA)
スレの趣旨と違いますが…
>双子の実験

日本だと 東京大学教育学部付属で双子に対する教育比較をしており、音楽教育に関する論文・研究結果もあったと思います。大学に進学してまじめに学校の先生を目指していた人は、ここの比較結果というのは、学術資料として見た事があるとおもいますが…

私は大学生時代に興味本位で見た限りですので、学校で教鞭をとっておられる方、あるいは教育に携わるお仕事についている方なら、双生児における環境の変化による音楽性の違いについての論文見つけられるのでは?
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