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大人から始めた人の演奏の特徴 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 137 Comments
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大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年08月07日 08:50
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
私など幼少の頃からシツコク練習してきた者は、右手を垂らせば、手が弓を持つ形になり、左手を捻れば、指板の上で音程の形に成って仕舞うのです。

大人から始めた人の特徴として、
●音程が取れない。
●音のアタックが甘い
●高域倍音が出せない
●ダイナミクスが小さい

勿論例外は有るでしょうが、上記の様な印象を受けます。特徴を自覚した上で解決策を模索すれば良いと思います。

大人から始めた人の多くは聾唖者の発音の様に子音の違いが明確では無い様に思います。指周りが悪いのは、有る程度訓練によって解決される様にも思いますし、指周りを然程要求されない曲を弾けば問題有りませんね。

大人から始めた人の演奏の特徴を書き込んで下さい。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月14日 09:49
投稿者:市井のアマチュア(ID:FUUXInk)
大人からやったらハンディがあって当然でしょう。
一例ですが、スポーツやってきた大人は運動神経や筋力の関係で立ち上がりが速い。初級はロケットスタート。疲労にも強くて大学の部室で一日13時間くらい(講義は何時受けるんじゃい)。近所のヴァイオリン教室のガキの30倍のペースでこなし、レコード聞いているから音楽は分かる。俺天才じゃんか。って思いこむ。プロの指揮者の指導も鼻でせせら笑い、自分は達人だと思いこんでいる若者いますよ。でもある日、スポーツで鍛えた筋肉は動きの直前に硬くなるって気づく筈です。テニスはボウイングに有害です。ラグビーはリズムの柔軟性に役立ちません。ほんとのゼロからきちんと基礎をこなさないで来ると取り返しがつきません。
一番始めからちゃんと正式な奏法を習うのは大切ですが、社会人になってからもクリニックを受けるように努めると、ほんとに随分の人が悪い癖から救われるはずですよ。

まー所詮趣味ですから、自己満足で弾いて、「お上手ですね」だけ言われるのがすきでしてら何にも言うことはないですよ。大人になってから基礎のことを言われるのは屈辱であることは私だって良く分かります。でも絶えず言われ続けると確実に進歩できます。何歳になってもです。アーリースターターだってマシな連中は皆そうしています。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月14日 15:37
投稿者:yas(ID:gxiFNoA)
このスレの目的である、「大人から始めた人の演奏の特徴を自覚した上で解決策を模索」に有用かどうか分かりませんが、チェロ、コントラバスと楽器が大きくなるにつれ、スタートの時期が遅くてもプロになれる確率が増えます。大学から始めてプロ、はざらです。

例えば、音程が低い楽器であるということから、ヴァイオリンほどには倍音成分に対する鋭敏な耳を持つ必要がない、また、物理的に大きいので、同じ音程の差でも、ヴァイオリンほどには微妙な指の位置や力の入れ具合が必要でない、等が考えられます。

ここにも、pochi氏のスレ立ち上げの目的に対する何らかの示唆が隠されているような気がするのですが…
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月14日 17:14
投稿者:ai(ID:OVApdYA)

yas さんのいわれるとおり、楽器により差はありますね?

日に5時間の練習のVNでも、ウクレレなら行くまで練習無し!
ハンドベルは持ち帰り出来ないからその日ばったり、音感リズム感
無ければ、仲間から外される人もいて、(過去の)

分かっていても厳しいVNの練習。音の魅力にとりついて始めたモノの
矛盾の気分持ちつつ、教室のレッスンの度に厳しい指摘の中で発見し上達しています。

レイとの方では本当のプロでもなくセミプロがせいぜいだと思います。
まあ、暖かく下手でも見守って欲しいですね!上手な中には
入りませんし、迷惑は掛けません。私はせいぜい家族合奏で
不協和音出すぐらいです。
演奏の特徴の違いは、向かう姿勢が全く違うかも知れません
この私も時間あれば5時間も納得行くまで練習しますが
綺麗な音になるまでは厳しいものです、将来オケにも入る気も
発表会にも出る気もない(こういう姿勢が)駄目にもしてるかも・・
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月14日 22:41
投稿者:hmm(ID:QFkVIVg)
>チェロ、コントラバスと楽器が大きくなるにつれ、スタートの時期が遅くてもプロになれる確率が増えます。

幼少からやっている人が少ないのでキャッチアップしやすい、オケやアンサンブルの曲などでは圧倒的に処理する音符の数が少ない、あとはやはりチェロ、コントラバスの左手の構え方のヴァイオリンとの違いでしょうね。
ヴァイオリンの左手のひねりはかなり厳しいです。どんなベテランでも右手と左手を逆にしたらもう弦を押さえることはできなくなってしまうでしょう。ひねりの少ないチェロははるかに大人の初心者向けですね。

それと、楽器の保持ですね。ヴァイオリンは左手で保持して右手で弾くわけで、床が一点を支えてくれる楽器とはバランスをとる上で難易度が全然違いますね。

これらを克服することをきちんと目指してやればレイトでも十分に可能性はあるでしょう。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月15日 01:49
投稿者:HS(ID:Izcmlng)
会う人はみな、聞いてもいないのに 「私は(僕は)レイトですから。。」 と言い添えますし、逆に一般の人に「自分の趣味はヴァイオリンです」と紹介すると必ず 「小さな頃からやってらしたのですか?」 と聞かれます。ヴァイオリンという楽器ほど、始めた時期が本人にとっても他人にとっても気になる楽器はないようですね。 ピアノや他の楽器では考えられません。

理由として思いつくのは、ヴァイオリンは難しい楽器なのでやはり大人になってから始めると越えられない壁みたいなものがある事と、ヴァイオリンを小さな頃から習っている事に対する育った環境のイメージの、2つの問題が世間一般の認識としてあるのだと思います。

ここで、技術的な問題に関しては 「プロとして人前でソロを弾いて恥ずかしくない技術を身に付けたいのか」 それとも 「アマオケで趣味としてやっていくに十分な技術を身に付けたいのか」 で分けて考えないとダメだと思います。

学生オケやアマオケで弾く大多数の一般的な趣味プレイヤーにとっては、この 「技術的な問題」 に関してレイト or アーリーで区別するのはどうかと思います。 というのも、例えば全国のアマオケで統計を取ると、学生オケで毎日練習してしっかり訓練されてきたレイトと、趣味で適当に弾いてきたアーリー間では技術の差はあまりないのではと思います。 レイトでも学生オケやアマオケで弾くには十分すぎるくらい上手になる方は多く、経験者を追い抜く例も多いです。 特に小さな頃からピアノをしっかりと訓練されてきた方の中には音程もリズムも正確で、オケ弾きがきっちり出来て学生オケやアマオケで重宝される方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、レイトの人で、ソロ弾きが出来る技術を獲得した例は、私は一例として知りませんし、私はそこに何か大きな壁があるのではと思います。 脳の発達過程において様々な分野でよく知られている critical period とも無関係ではないと思います。 でも、まさか大人になって始めた人でソロで人前で弾いてお金を貰おうとまで考える人はいないでしょう。 また、例え幼い頃に始めた人でも(小学生の時点で諦めた人やピンからキリまである様々な音大に行った人、ブランクありで再開した人などを含めると)9割以上がソロ弾き出来ない人だと思います。 幼い頃から習っていても、ソロ弾き出来ない人は一生かかってもソロ弾きできないのではと思います。 この掲示板を見ている殆どの(せいぜいアマオケで弾く程度の) 人にとっては、技術的な問題に関しては、レイト or アーリーの分類はあまり意味の無いように思います。(ソロ弾きの定義があいまいですが)
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月15日 10:06
投稿者:リムジン(ID:JpdYliI)
HSさんのおっしゃる「ソロ弾き」というのは、「コンチェルト弾き」と呼ばれる「ソリスト」のことではないですよね? 

そうでないとすれば、私の知り合いのヴィオラ奏者の方は、「ソロ弾き」と呼ばれてもOKなプロ奏者です。18歳で初めてヴィオラに触り(幼少からピアノはやっていたようです)、猛特訓して東京の某音大に入り、ドイツ留学、ドイツのオーケストラ団員を経て、今はかなり活躍されています。地元では、ラジオ番組をもっており、時々TV出演もされ、某有名歌手のコンサートに同伴、演奏しています。ご自身の演奏会も毎年開いています。

この方は、持って生まれた才能があり、遅くからはじめても努力が実ったレアなケースかもしれませんが、レイトでも、「ソロ弾き」になるのは、不可能ではないと思います。
あ、18歳からスタートというのは、正真正銘(?)のレイトではないかな?
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月15日 10:19
投稿者:ちょっと違うかも?(ID:QpNzhSE)
うーん、リムジンさんの言われるヴィオラはヴァイオリンとはちょっと比較は難しいです。オケとソロで必要な技術が全く異なるのと同じでヴァイオリンでヴィオラでは求められる技術が全然違います。ヴァイオリンのプロの方というのはオケをバックにコンチェルトを弾ける方たちですから。とはいえヴァイオリンでも18歳から始めればオケをバックには無理でも自分の楽しみのため程度にはコンチェルトは立派に弾けるようになると思いますけど。やっぱり日々の練習時間をとれる学生か平日はあまり時間のとれない社会人かでかなり条件は変わりますよね。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月15日 10:52
投稿者:リムジン(ID:JpdYliI)
不勉強で申し訳ありません。

>ヴァイオリンとヴィオラでは求められる技術が全然違います。

全然違う技術というのは、具体的にどういうものでしょう?教えていただけたら嬉しいです。 

ヴィオラのレパートリーはヴァイオリンに比べると少ないですが、今井信子さんのようなソリストの演奏を聴くと、ヴァイオリンにも勝るとも劣らない技術が必要のように思うのですが。
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月15日 11:39
投稿者:むむむ。。。(ID:QpNzhSE)
ヴァイオリンとヴィオラの技術的な違いを具体的に言うのは難しいのですが(誤解があると困るし^_^;)、今井さんをはじめとするソロを中心に活動していらっしゃるヴィオラ奏者というのは子供のころからヴァイオリンをやってきて音高や音大でヴィオラに転向された方がほとんどです。20歳前後で初めて楽器を始めてオケの団員や室内楽を中心に活動されている方とは演奏するレパートリーやスタイルが違うと思うのですが、どうでしょうか?
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Re: 大人から始めた人の演奏の特徴

投稿日時:2005年11月15日 12:07
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
この掲示板では、ヴィオラに関しては、yoritomo師が御専門なので、僭越なのですが、ヴァイオリン弾きがヴィオラを弾いた場合、高域倍音を沢山出す、発散傾向の強い音の「ヴァイオリン弾き」をして仕舞います。これが「にわかビオラ弾き」の特徴です。この傾向をヴィオラっぽい音に変えるのに苦労します。逆に「ヴァイオリン弾き」が出来る人は、大人からはじめた人では、存じ上げません。
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