楽器の性能（？）について | ヴァイオリン掲示板

楽器の性能というより寸法とかそういう次元の話ならあるかもです。

例えばアッパーバウツの幅が広めの楽器を使ってハイポジションが弾きにくかったひとが狭い楽器を使って改善したとか、弦長が長めの楽器から短めの楽器に変えて10度が届きやすくなったとか。もっと下らないレベルで指板が下がってる楽器からまともなものに変えて左手が押さえやすくなったとか。

左手の技術達です。
音程、運指、ビブラートなどなど色々あると思いますが、、

基本的にバイオリンの仕組を、弦に振動を与える入力(弓)側と、弦の振動をピックアップ、増幅アンプしてスピーカー放射する出力(本体)側に分けて考えます

バイオリンが弾けない時に、
入力側の弓を替えるとは、奏者が同じ弓操作の右手のつもりでも弓を変えて弓の重さやモーメント、弾性と減衰が変わると、それだけで自然に弦に与える入力が大きく変わります。先ず一旦、弾けるわけです。
弓を戻すと弾けないのですが、暫くして弓の違いを小脳が学習すると、元の弓でも弾けるようになります

本体側を替えるとは、ネックや箱など寸法からピックアップ&アンプスピーカーの特性を変えることで、基本の構えからネックの感触や握り、腕から手指の動き、音程、発音、音色、音量などが変わります。
簡単に言って左手系の動きが変わり、直接的に左手に関わる技術獲得を促します

あと、バイオリン商売が上手くいく技術なら、高嶋ちさ子が解りやすい！でしょう