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FRANCOIS LOTTEの弓について | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 24 Comments
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FRANCOIS LOTTEの弓について

投稿日時:2007年11月17日 02:18
投稿者:クララ(ID:h2NgYjA)
こんばんは。クララです。
本日フランソワ・ロッテの弓を見てきました。気に入ったのですが、悩んでいます。(高い買い物なので・・涙)
この方の弓についてご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただけますでしょうか?(特徴とか?)
ちなみに1930年あたりのものということで鑑定書がついていました。
BAZIN?の弓も試したのですが、そちらのほうが音が強くはっきりでるような印象で、ロッテの弓のほうが大きさは出ますが、やわらかい?丸い?
音になるような気がしました。
買い替えたいとずっと思っているのですが、詳しくないので教えてください。よろしくお願いします。
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Re: FRANCOIS LOTTEの弓について

投稿日時:2007年11月18日 23:37
投稿者:K's(ID:QkGFh1A)
>Morizot、Bazin、Lotteなどのメーカーの弓が、1930年代から今日まで、需要が続いている事実を軽視してもらいたくないですね。ちゃんと鳴らない弓なら、とっくに市場から淘汰されています(ちゃんと鳴らないのは、弾き手側の問題だったりして)。

需要はあると思いますが、客観的に評価は高くないのは周知のとおり。
70年経っても70万なのです。
事実そうなのですから、それはそれでいいと思いますよ。
それを買うのを否定はしませんが、選択肢はほかにもあるということです。

楽器の世界でフェアだと思うのは、製作者が亡くなってから、しばらく経つと本当の価値が見えてくるところですかね。
余談ながら、市場でたくさん出回っているG氏の弓とかクレモナ新作が今後どうなるか、少し気になるところです。

鳴る鳴らないは、楽器との相性もあるのでしょう。
特にMorizot、Lotteは少し板の厚めの新作には合わないかもしれない。

もちろん、セイジ氏の仰るように演奏技術は非常に重要ですよね。
少なくとも、自分の技術の支えになるかくらいは判断できなくてはね。
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Re: FRANCOIS LOTTEの弓について

投稿日時:2007年11月19日 01:52
投稿者:yas(ID:NCViMXk)
クララさん:
>結論から申しますと、結局1日考えてお断りしました。。。。
僕の好きな言葉で「最初のチャンスは見送る。」というものがあります。将棋の大山康晴15世名人の言葉なんですがね。まぁ、迷った挙句に諦めたとき、そのことを後で後悔しないための指針なのかもしれませんけれど。ただ、不世出の大名人の言葉なので、以外にご利益があるかもしれません。もし、対象としていた弓との出会いが最初のチャンスであれば、それはそれでよかったのでは?実は僕の今の楽器も、最初のチャンスを見送って手に入れることの出来たものです。見送って本当によかったと思っています。購入に際してどうしようと悩むときが一番楽しいんですよね。

ところで、弓の選び方も楽器の選び方も、演奏技術も楽器に対する思い入れも人それぞれ。自分の立ち位置をよく理解した上で購入に望まれるのがよいかと。

それから、骨董をはじめとするその道のプロの多くが、「儲けようと思う素人ほど騙しやすい」といいます。弓も楽器もしかり。資産価値を考えての購入はいかがかと思います。鑑定書があるから、名のある製作者のものだから、という観点を重視するあまり、お買い得という言葉に騙されるケースは周りにゴロゴロしています。何を大切にするのか、名前なのか、性能なのか、音なのか、我々はよく考えてから購入するべきですね。

雑感、失礼しました。
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Re: FRANCOIS LOTTEの弓について

投稿日時:2007年11月20日 00:12
投稿者:クララ(ID:JZEWmTE)
みなさまいろいろなご意見ありがとうございます。
やっぱりいろいろ恥ずかしがらずに試させてもらう、そして練習もたくさんして、上手くなる・・ということが大切なんですね。。
古い弓は弱いものもあるかもしれないから、見極める力が大切ということは
よくわかりました。ただ、セイジさんが書いてくださっているように、古い弓が生みだす音にも非常に魅かれるものがありました。
yasさんが書いてくださっているように、これから自分の力で判断でき、良い弓に出会えるよう、これからもがんばります。。
ありがとうございました。
PS 本日はギドン・クレーメルのコンサートでした。。。素晴らしかったです。(ツィマーマンのピアノも・・・)
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Re: FRANCOIS LOTTEの弓について

投稿日時:2007年11月20日 09:29
投稿者:ヒロ(ID:QUY1J4U)
弓は一本一本個性があります。
古いのになるとなおさらです。
製作者が一緒でも木とつくりが違います。

いつかグッとくるのとめぐりあえますので、あせらずに!
ただし、古い弓はこれだと思ったら即決しませんと、同じ弓には2度と出あえません。

逃した弓は忘れられません。
逃した魚はでかいのとはちっとわけが違います。
指先の感触やら摩擦感やら、吸い付き、しなり、ひっかかり、私ははっきり覚えてます。

それと高価な弓を持ちますと、是非左手の練習用にカーボンを検討してください。コーダボウ・アスパイアなら3万台で、疲れないので休憩が減ります。音色・表現力以外は完璧です。右手も弓に仕事させる感覚を覚えてくれます。先生にナイショで是非!
私はカーボンを購入してから相当基礎技術がアップしたですよ。
アマオケの練習なんぞもカーボンで十分だと思います。

今後の楽器選びは楽しみですね!
様々な悩みも楽しそうです。
理想の楽器や弓にめぐりあえますようお祈りしております。
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Re: FRANCOIS LOTTEの弓について

投稿日時:2007年11月21日 17:39
投稿者:魚丸(ID:MXQnc3g)
ダラダラ続けてなんですが…やはりあのクララさんだったということで、少々付け加えさせてください。

予算アップしたということは、もしかして楽器の目星がつきましたか?(当たっていたらエスパーと呼んでいただくしかなくなるかも??)
もしそういうことであれば、その楽器と皆様オススメのカーボン弓を購入して楽器にマッチする弓を探すのもひとつの手です。弓を先に選ばねば!とこだわる必要は全くないと思います。

私はカーボン弓のことはよく知りませんが、低価格のものは性能に対するコストパフォーマンスが良い・メイン弓として唯一本だけを所有するのは色々な意味で心許ない、という認識です。つまり、メインに出会えた後も、サブとして将来的にも使える(無駄にはならない)と思います。クララさんの場合は特に、高いカーボン弓を買ってはイケマセン。

それから予算配分ですが、ケースにも心を配った方が将来的に良いと思います。ものによっては十万以上しますので、組み込んでおかないと困るかも…。
まぁ、こちらも方々調べて悩んでみてください。デザインが格好良いものが楽器にとって快適かというとそうでもないことが多いと思います。
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