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ヴィジョン・チタニウム | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 91 Comments
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ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年05月19日 12:44
投稿者:フォルテシモ(ID:IClzcGU)
どなたかトマスティーク社から発売されたヴィジョン・チタニウムを試された方はいらっしゃいますか?4本セット(消費税込み)で9,345円ということで、いつもは庶民的な価格付けをしてくれているトマスティークにしてはスゴク高い弦ですね。よろしくお願いしマース。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月14日 22:38
投稿者:yas(ID:QpBXQzc)
ヴィジョン・チタニウム、
http://stringslab.com/
で注文したら、今日届いた。
なにげに中をのぞいたら、シングルCD入ってた。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月15日 12:39
投稿者:ヴィジョン派(ID:F3h0BBc)
おまけのシングルCD持ってます。1曲目と3曲目はエレクトリック・ヴァイオリンのための曲で、作曲者は不詳です。2曲目は、普通のヴァイオリンの曲でモーツァルトのソナタのなかから1つの楽章が収録されています。
エレクトリック・ヴァイオリンもヴァイオリンも、ペルガメンシコフという人が担当しているようです。このヴァイオリニストの名前は初めて見たのですが、どういう人なのでしょうか?トマスティーク社の弦を愛用しているプロなんでしょうね。このおまけCDのデザインはなかなか面白いですよ。ジェイソンのような白いマスクをかぶった男とエレクトリックヴァイオリンが書かれています。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月18日 00:01
投稿者:(ID:IAEWJTM)
ヴィジョン・チタニウムの耐久性については、すごく長持ちする、という評価と、ドミナントとそれほど変わらないという評価が交錯していますが、ここでどちらが正しいかはっきりさせたいと思います。
議論を単純化するため性能を数値化(あくまでもイメージ)すると、張った直後の性能は、ドミナントを100とすると、ヴィジョンは115で、ヴィジョンが上回っています。
2週間が経過した時点ではドミナントは90、ヴィジョンは100と、その差が縮まります。
1ヶ月が経過した時点ではドミナントは86、ヴィジョンは98、2ヶ月経過した時点では、ドミナントは82、ヴィジョンは95、さらに3ヶ月経過した時点ではドミナント80、ヴィジョン92という具合に、差が広がります。
これは、時間の経過とともに、ドミナントがひたすら劣化続けるのに対して、ヴィジョン・チタニウムは最初の2週間である程度劣化した後は、劣化のスピードが遅くなる傾向があるからです。
ヴィジョン・チタニウムを2ヶ月使って、また、新品のヴィジョン・チタニウムに張り替えると、「おお!やっぱり新品は違う!」という驚きがあるので、ヴィジョン・チタニウムの耐久性はドミナントとたいして変わらないという人がいるのだと思います。たしかに、張った直後の性能がずっと維持できるわけではないのですが、ドミナントよりも常に高い性能を維持し続けることができているので時間の経過に伴う劣化は少ないと言えると思います。
ヴィジョン・チタニウムを2ヶ月使って、ドミナントの新品に張り替えてみると良くわかりますが、ドミナントの新品に張り替えても、ヴィジョン・チタニウムの新品に張り替えたときほどの大きな驚きはありません。これは2ヶ月が経過してもヴィジョン・チタニウムが高い性能を維持できているからだと考えられます。
ヴィジョン・チタニウムを張って3ヶ月経過した時点で、友人に私の楽器を弾かせてみたところ、「とても弾き易いし音もいいですね。」というので、「この弦は3ヶ月も使ってるんですよ。」と言ったら、非常に驚いていました。
なお、チタンメッキのステンレスE線は、錆びないし伸びないので、2ヶ月は問題なく使用できます。練習時間の少ない人なら3ヶ月使えると思います。汗かきですぐにE線が錆びてダメになり易い人はぜひ試してみるべきです。ヴィジョン・チタニウムのA線、D線、G線との相性は、音量バランスの点でも音色の点でも非常に良いと思います。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月18日 03:46
投稿者:pochi(ID:KUCWR3A)
>ヴィジョン・チタニウムの耐久性については、すごく長持ちする、という評価と、ドミナントとそれほど変わらないという評価が交錯していますが、ここでどちらが正しいかはっきりさせたいと思います。

楽器や絃に対する感覚は、極めてパーソナルな物なので、「どちらが正しいかはっきりさせ」る事は出来ません。「どちらが正しいかはっきりさせ」る必要も有りません。少ない御自分の経験値を御披露される事も良いと思いますが、色々な人からの意見に耳を傾ける事はもっと大切な事でしょう。
http://fstrings.com/board/board.asp?id=13685
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Re: 絃に就いて

投稿日時:2004年07月17日 10:09
投稿者:pochi(ID:EmJJlnA)
絃は、切れる迄どんな絃でも使えると思う方もいらっしゃると思いますが、有る程度弾いて居ると自分には許せ無く成って来ます。許せ無い時点は、人に依って様々です。従って、私見として、絃の寿命を書き込んで居ります。

代表的なドミナントの場合、使い続けると徐々に音量が無く成り、発音が鈍く成ります。この傾向は全ての人工素材絃に共通する様に思います。個人的に、弾き難く成ったら変え時なのですが、弾き難くなら無いと思う方もいらっしゃると思いますので、その様な方は交換する必要は無いと思います。然し、絃の巻が切れると、指を痛めますし、飛んでも無い音に聞こえますので、交換した方が良いでしょう。

クローソンの顎宛が良いとか、Vivaceが良いとか、全て個人の趣味性の問題で有り、且つ、楽器、奏法との相性です。一般化は決して出来ません。金鍍金のE線を美観の為に使う人も居る何も知れませんから、美観で選ぶのも一つの方法でしょう。絃の物理的特性、例えば伸びが縮まる期間等は、物理的問題なので、一般化できます。Vivaceの場合、少し弾いて半音程高めに調弦して放置すれば、次の日から音程は安定します。

ドミナント/インフィールド青赤やピラストロの場合、伸び続けます。伸び続けても調弦すれば問題は無いのですが、私にとって許せ無い音色に成って来るのです。無論、私にとって私の楽器ではドミナントは何時弾いても満足出来る音色では有りません。

絃の音色は、日々変って行きます。然し、自分が許せる音に変って行くのなら其れはそのまま使い続けても構わないと思います。ガット等、切れる迄使えるという人が居るのはその所為です。

絃は、夫々張力が違いますから、楽器に馴染む迄時間が掛かります。カールフレッシュは、「絃の張力に依って魂柱の位置を変えるべきだ」なんて云って居ますが、私はそんな必要は無いと思います。何と無く馴染んで来るのです。

色々な絃を試してみる事は非常に良い事です。新しい奏法の発見のキッカケにも成ります。私の場合、どうしてもオリーブに戻って来て仕舞います。多分、私は、音に対する感性が保守的なのでしょう。

新しい絃を張って、良いかどうかを判断するのは、時間が掛かる作業なので、どうしても信頼性の有るドミナントから離れられ無い人が多いのだと思います。

御参考になれば、、、。
Re: 絃に就いて 私の投稿をお読み下さい。

サンプルが手に入ったら、試そうかなと思って居ますが、面倒なので、しないかも知れません。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月21日 11:54
投稿者:サラファン(ID:FFZiNnk)
私の主観。
ヴィジョン・チタニウム最初はすごく気に入っていましたが2週間後にはヘタってきてつまらなくなってしまいました。持ちは普通、へたった後は残念ながら平凡。どんどん取り返るなら良いかも。
今はインフェルド赤に戻しています。へたってもそれなりに面白いから。でも3週間が限度。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月22日 00:06
投稿者:ゴールデン(ID:OWiRiXI)
ヴィジョン・チタニウムは、その初期性能の高さゆえに、耐久性の評価において損をしているように思います。ドミナントやインフェルドを2ヶ月も3ヶ月も平気で使っていた人に限って、ヴィジョン・チタニウムを使って1ヶ月ぐらいでヘタッてきた、とか言ってますからね。性能が良過ぎ(高過ぎ)て損をしているという感じです。
変な例えになりますが、いつもテストで100点を取っている人が95点を取ると、「あっ、100点を取り逃がしたな。失敗したな。」と大きく取り扱われる(妙に注目を浴びる)のに対して、いつも60点しか取れない人が55点をとっても大した話題にもならないのと似ています。
ヴィジョン・チタニウムは2ヶ月経過した時点でも、アマチュアレベルであれば、公開演奏での使用に耐える性能を維持できます。弦と楽器との相性云々の問題ではなく、同じだけの時間が経過した時点で比べるならば、ヴィジョン・チタニウムは、ドミナントやインフェルドよりも明らかに高い性能を保持しています。
張った直後の時点で、ヴィジョン・チタニウムに特別の魅力を感じない場合は、楽器との相性が悪いか、演奏者との相性が悪いということなので、使用を控えた方が良いでしょう。
張った直後の時点で、ヴィジョン・チタニウムの良さを強く実感した人であれば、その「実感」は2ヶ月程度は十分に持続するはずです。
単なる音量や音色だけでなく、音程(ピッチ)の安定感、調弦のし易さ、レスポンスなどの総合的な観点で評価すれば、ヴィジョン・チタニウムの持ちの良さは特筆ものです。わりかし、音色については、へたりの影響が早く現れますが、レスポンスやピッチの安定感などは高いレベルで持続しますし、音量も十分な音量が長期間キープされます。
音色に関しては、好評な新製品といわれて期待したほどには、持ちが良くないと言うのであれば、そういう言い方もあるとは思いますが、ドミナントやインフェルドといった旧式の弦と持ちの良さを同列に扱うのは、大きな間違いと言えるでしょう。
ドミナントを3ヶ月も使って平気な人(音色の劣化に鈍感な人)であれば、ヴィジョン・チタニウムはその倍の6ヶ月使えると思います。そういう意味では、非常にリーズナブルな弦であり、初心者にもお薦めできると言えるでしょう。以上、物言わぬヴィジョン・チタニウムの名誉のために、可能な限り客観的なレポートをさせていただきました。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月22日 00:38
投稿者:あい(ID:GQNRcyk)
えっと、私はヴィジョン・チタニウムの弦は寿命の定義による
と思います。確かに、インフェルドに比べ、音色に関しては
幼稚園児と大学生くらい違います。高尾山とモンブランくらいの
差はありますね。が、練習熱心な方(プロ・アマとわず)は、レスポンス
が鈍くなってきたのに、音色はいいという状態を、寿命が長いと
定義するでしょうか。私は違うと思います。


 音色とレスポンスは2つで1つです。レスポンスを上げる為に、
ピッチや弓の圧力を上げても、その場しのぎですからね。そのことを
踏まえると、「レスポンスにおける寿命」はインフェルドやドミナントと
そんなに変わらないと思いますね。私のデータで言うと、毎日5時間の
練習で1ヶ月使えるか・使えないかです。ピラストロのエヴァは
どうなんでしょうか。使ったことないので。。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月22日 08:29
投稿者:ぼこ(ID:FTkkCJE)
サラファンさんと同様、私の主観。
ヴィジョン・チタニウム最初はすごく気に入っていましたが一ヶ月経った最近は、音が硬く感じられ、サラファンさんと同様、弾いていて「こんな音だったかな」と感じる様になっていました。(音が硬いと感じるのは、倍音が出にくくなっているのかな?)
音量や音程(ピッチ)の安定感、調弦のし易さ、レスポンスのよさなどは一ヶ月経ってもあまり変わらないし、なにより大汗かきの自分としては、E線が今もくすんだ色になっていないのは、なによりです。しかし、一ヶ月後の使用感を総合的な観点で評価すると、音の硬さがとても気になるようになり、以前使っていたエヴァ・ピラッシに戻そうか悩んでいます。
1ヶ月に一度弦を交換する経済的余裕はなく、3ヶ月~6ヶ月に一度、演奏会や発表会の前に変えているのが現状なのですが、1ヶ月以降の使用感に関しては、エヴァ・ピラッシの方が、自分には悪くないです。
あと2ヶ月くらい経ったときに、もう一回だけは、ヴィジョン・チタニウムに変えて、その差を感じてみようかとは思っています。
ちなみに、自分の楽器にはこれまで、オリーブ、ドミナント、インフェルド赤を試しましたが、エヴァ・ピラッシが一番合っていると感じる30歳くらいのイタリア楽器です。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月23日 00:28
投稿者:呑丼(ID:GXgTQCc)
最近わかったことがあるんだ。ドミナントやヴィジョンチタニウムを悪く言う人の楽器って、たいした楽器じゃない場合が多いんだよね。ストラディヴァリウスとかガルネリ・デル・ジェスのような名器を愛用しているプロには、いまだにドミナント党がすごく多いし、時々インフェルド党も見かけるし、最近はヴィジョン党も増えてきているよね。
ドミナントもヴィジョンも、エヴァ・ピラッツィやオブリガートに比べると、音色の面で、華やかさとか上品さにおいて劣るように思っている人が多いかもしれないけど、それはすべて楽器のせいだよ。もちろん例外はあると思うけど、そういう傾向があるのは「間違いナイ」。
ストラドとかデル・ジェスのような名器には、エヴァやオブリは無用の長物です。
変な例えになるけど、最高級の松坂牛のステーキ肉であれば、塩・こしょうだけのシンプルな味付けで十分だよね。ドミグラスソースとかガーリックソースなんかかけなくても、最高級の松坂牛であれば肉自体が旨いわけだから、塩こしょうで十分なわけだし、下手にソースをかけたりすれば、かえって旨さが減じられかねないわけだよね。
弦のレポート読んでると、ああこの人はろくな楽器を使ってないな、てな具合にわかっちゃうもんね。「ヴィジョン・チタニウムは1ヶ月もするとへたってきて・・・」とか不満を言ってるのを見ると、「この人はろくでもない楽器を使っているか、調整が不十分なのだろうな。かわいそうに。」とか思っちゃいます。
ほんとは、偉そうに弦のレポートをするときは、まず、どんなヴァイオリンを使っているか、演奏の腕前はどの程度かを明らかにしてから述べるべきだよね。
ちなみに、僕は、ストラド、デル・ジェスはとても買えないので、ストラドにそっくりの極上のA.○ッジを持ってるけど、ドミナント、インフェルド、ヴィジョン・チタニウムのどれを張っても、大して音色は変わらないよ。レスポンスとか弾き心地はだいぶ違うし、ピッチの安定感などはそれぞれ異なるけど、何を張っても、いつもの素晴らしいポッ△の音が出るからね。エヴァとかオブリといった味付けの濃い弦を張っても、○ッジの音は○ッジの音だけど、なんか余計な味付けをされてヤナ感じ、って思うのですぐにドミナントに戻してしまったというね。今はヴィジョン・チタニウムを試してるけど、音量とか音色に関しては、ドミナントでもヴィジョン・チタニウムでもどっちでもいいや、って感じです。弾き心地とか安定性を考慮するとヴィジョンに軍配があがるかな、と思ってます。楽器がまともで調整も万全なら、弦はシンプルなのがいいね。ちなみに、自分の中では、ガットの名弦オリーヴもシンプルな弦に入ってます。
おっと自分の腕前だけど、ヴァイオリン歴は15年、一応、人前でチゴイネルワイゼンが弾けるレベルってとこかな。ついでに弓は金・べっ甲のシモンです。
若き名演奏家ぷーた君は、ガダニーニとか???といったすごく良い楽器を使ってるようだから、きっと弦はドミナントのようなシンプルなのを愛用してると思うなー。ぷーた君、アンサープリーズ。じゃーねー。
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Re: ヴィジョン・チタニウム

投稿日時:2004年07月23日 01:03
投稿者:mimizuku(ID:FZhHUEI)
呑丼さん  なかなかおもしろい文でした。

あなたは=pochiさんですか?

たとえばロシア語を知らなくても ロシア文学批評をしてもいいんです。

下手でも 名器でなくても弦の感想を述べていいんです。たかがわずかな差とも言えるし、わずかな差が大事とも言えます。

ここはささやかな自己顕示欲 発散の場でもあります。
シモン にポッジ にチゴイネルワイゼンですか。
文章から見てアッカルドより腕が立ちそうですね。
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