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肩当てなしでヴァイオリンを持つ方法
投稿日時:2020年11月04日 17:27
投稿者:ヴァイオリン初心者α(ID:IWiQgwA)
ハイフェッツに魅了され数ヶ月前にヴァイオリンを買いました。
最近身の回りが落ち着いて初ようとしたのですが、ハイフェッツ同様に肩当てなしでやってみようとすると顎と鎖骨で挟むだけでは楽器が水平に保てません。
一応顎当ての高さを少しいじって上げたらほんの少し上向きになりましたが、肩当て有りと同じように軽く顎で挟むだけでは保てません。
肩に乗っけると水平になるのですがハイフェッツやその他のバイオリニストはどのようにして肩当なしで構えているのですか?ご教授お願いします。
最近身の回りが落ち着いて初ようとしたのですが、ハイフェッツ同様に肩当てなしでやってみようとすると顎と鎖骨で挟むだけでは楽器が水平に保てません。
一応顎当ての高さを少しいじって上げたらほんの少し上向きになりましたが、肩当て有りと同じように軽く顎で挟むだけでは保てません。
肩に乗っけると水平になるのですがハイフェッツやその他のバイオリニストはどのようにして肩当なしで構えているのですか?ご教授お願いします。
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【ご参考】
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Re: 肩当てなしでヴァイオリンを持つ方法
投稿日時:2021年09月27日 12:47
投稿者:無し(ID:IEc0gTU)
肩当てがあると楽器を左右に動かしにくいです。たとえば、G線を楽器を右側に回して弾きたい時に瞬時に動かしにくいです。
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Re: 肩当てなしでヴァイオリンを持つ方法
投稿日時:2025年10月05日 02:57
投稿者:ど素人の老人(ID:RkhXkSA)
アマチュアです。
ハイフェッツのお弟子さんがある動画の中で、ハイフェッツはスーツの下にクッションを入れていたと言っていました。オイストラフは、楽器にクッションをつけています(写真も動画でも確認できます)。スターン、ズッカーマン、ハーデリッヒもクッションを入れています。ミルシティンの動画では、スーツに下に布を入れいて弾いている動画がありました。ムターは、幼少の頃は肩当てをしていたが、快適ではなかったそうで、当時の師匠から外すアドバイスを受け、羊の皮を敷いていたが、それも外した方が快適なので、今は肩当てをつけていないと話していました。楽器を楽に構えられるのがよく、個人それぞれで、自分は肩当てなしのほうが心地よかったから使っていないと話しています。
私個人では、これまでウルフ、Kun, MachOne, Bon musica, Gewa、Play on Airなど、肩当てを色々使ってみたけれども、どの肩当てでも、それがあると、どうしても楽器を顎で強く挟んでしまい(なぜかしら、楽器がずれ落ちてくるのです)、首がこわばります。肩当てがないほうが、楽器がうまく収まり、塩梅が良い感じなのですが、楽器を持ち上げて弾き続けるには腕が疲れるし、ハイポジションへ、あるいはハイポジションから下へのシフト時に楽器が不安定になるため、仕方なく薄いタオル生地を折りたたんで、肩と楽器の隙間を埋めて対処してます。その場合、心地よさが減って、肩当てがある時よりはマシなものの楽器を少し挟さんでしまいます。また、せいぜい4thくらいまでならば、クッションを入れなくても、ポジション移動時にそれほど楽器は不安定にはならないのですが、高いポジションでのシフトでは安定せず、悩んでいるところです。
肩当てがない方が、体には良さそうなので、そうしたいのですが、ポジション移動のコツみたいなものは、あるのでしょうか? 大昔に習っていた師匠は、ハイポジション移動の時に少し首を左にずらしながら顎を上げて楽器を安定させているような感じでしたが、思い出しながら真似をしても首が緊張してしまいます。
ハイフェッツのお弟子さんがある動画の中で、ハイフェッツはスーツの下にクッションを入れていたと言っていました。オイストラフは、楽器にクッションをつけています(写真も動画でも確認できます)。スターン、ズッカーマン、ハーデリッヒもクッションを入れています。ミルシティンの動画では、スーツに下に布を入れいて弾いている動画がありました。ムターは、幼少の頃は肩当てをしていたが、快適ではなかったそうで、当時の師匠から外すアドバイスを受け、羊の皮を敷いていたが、それも外した方が快適なので、今は肩当てをつけていないと話していました。楽器を楽に構えられるのがよく、個人それぞれで、自分は肩当てなしのほうが心地よかったから使っていないと話しています。
私個人では、これまでウルフ、Kun, MachOne, Bon musica, Gewa、Play on Airなど、肩当てを色々使ってみたけれども、どの肩当てでも、それがあると、どうしても楽器を顎で強く挟んでしまい(なぜかしら、楽器がずれ落ちてくるのです)、首がこわばります。肩当てがないほうが、楽器がうまく収まり、塩梅が良い感じなのですが、楽器を持ち上げて弾き続けるには腕が疲れるし、ハイポジションへ、あるいはハイポジションから下へのシフト時に楽器が不安定になるため、仕方なく薄いタオル生地を折りたたんで、肩と楽器の隙間を埋めて対処してます。その場合、心地よさが減って、肩当てがある時よりはマシなものの楽器を少し挟さんでしまいます。また、せいぜい4thくらいまでならば、クッションを入れなくても、ポジション移動時にそれほど楽器は不安定にはならないのですが、高いポジションでのシフトでは安定せず、悩んでいるところです。
肩当てがない方が、体には良さそうなので、そうしたいのですが、ポジション移動のコツみたいなものは、あるのでしょうか? 大昔に習っていた師匠は、ハイポジション移動の時に少し首を左にずらしながら顎を上げて楽器を安定させているような感じでしたが、思い出しながら真似をしても首が緊張してしまいます。
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Re: 肩当てなしでヴァイオリンを持つ方法
投稿日時:2025年10月05日 11:15
投稿者:みーな(ID:FBmDhyI)
ど素人の老人さん
ハイフェッツと同時期の巨匠の孫弟子です。
とりあえず、現代ではなく当時の演奏家を引き合いに出して肩当て無しの話を持ち出すのであれば演奏時の服装がどうなっていたかをすっ飛ばすわけにはいきませんね。
あえて服のしたに変なものを入れずとも、服が肩当ての一部みたくなっていたわけです。
パガニーニの肖像なんかを見れば、かなりバイオリンが傾いてるのが分かると思いますが、その辺が持ち方のヒントですね。
んで、肩当てなしで難しいと言われてるのはポジションチェンジとヴィブラートですよね。
肩当て無しの奏者(現代人ではなく、過去の巨匠)がこの技術で演奏してる時、バイオリンの角度ってどうなってます?
私が初めてベルリンの師匠から肩当て無しを学んだ時、バイオリンと身体の接点が多かった事と、かなり左寄りに構える事に衝撃を受けた事を覚えてます。
肩当て無しで弾く事のメリットの一つが楽器を上下左右に自在に動かせる事です。
現代人だとバカの一つ覚えのように鎖骨で支えて、ずーっと固定する奏者がめちゃめちゃ多いですが、過去の大巨匠はそのようには考えていなかったわけですね。
現代人で肩当て無しでやってる奏者は、人間工学上、力技になってしまってるので、アマチュアでしたら姿格好からして不恰好になってしまう方も多いですし、プロの方だと装いを誤魔化す事は出来てもヴィブラートが汚いというか不自然なんです。肩当て着けた方が綺麗に出来ますよね?といった具合にね。
個人的には、肩当てや顎当ての位置、形状に拘って、毎回同じ角度でバイオリンを保てるようなレベルでもなければ、無理して肩当て無しに取り組む必要もないと考えています。
大師匠の直筆のメモで、接点は多ければ多い方が良いといった趣旨の書き込みを見付けた事があります。
楽器を動かす事と、服の構造をヒントに自分の頭で考えて自分で調べて試してみる事をオススメいたします。
まだ、20世紀の巨匠の孫弟子でしたら世界中に沢山おりますので、そういう方の門を叩いてみるのも一つの手でしょう。
ハイフェッツと同時期の巨匠の孫弟子です。
とりあえず、現代ではなく当時の演奏家を引き合いに出して肩当て無しの話を持ち出すのであれば演奏時の服装がどうなっていたかをすっ飛ばすわけにはいきませんね。
あえて服のしたに変なものを入れずとも、服が肩当ての一部みたくなっていたわけです。
パガニーニの肖像なんかを見れば、かなりバイオリンが傾いてるのが分かると思いますが、その辺が持ち方のヒントですね。
んで、肩当てなしで難しいと言われてるのはポジションチェンジとヴィブラートですよね。
肩当て無しの奏者(現代人ではなく、過去の巨匠)がこの技術で演奏してる時、バイオリンの角度ってどうなってます?
私が初めてベルリンの師匠から肩当て無しを学んだ時、バイオリンと身体の接点が多かった事と、かなり左寄りに構える事に衝撃を受けた事を覚えてます。
肩当て無しで弾く事のメリットの一つが楽器を上下左右に自在に動かせる事です。
現代人だとバカの一つ覚えのように鎖骨で支えて、ずーっと固定する奏者がめちゃめちゃ多いですが、過去の大巨匠はそのようには考えていなかったわけですね。
現代人で肩当て無しでやってる奏者は、人間工学上、力技になってしまってるので、アマチュアでしたら姿格好からして不恰好になってしまう方も多いですし、プロの方だと装いを誤魔化す事は出来てもヴィブラートが汚いというか不自然なんです。肩当て着けた方が綺麗に出来ますよね?といった具合にね。
個人的には、肩当てや顎当ての位置、形状に拘って、毎回同じ角度でバイオリンを保てるようなレベルでもなければ、無理して肩当て無しに取り組む必要もないと考えています。
大師匠の直筆のメモで、接点は多ければ多い方が良いといった趣旨の書き込みを見付けた事があります。
楽器を動かす事と、服の構造をヒントに自分の頭で考えて自分で調べて試してみる事をオススメいたします。
まだ、20世紀の巨匠の孫弟子でしたら世界中に沢山おりますので、そういう方の門を叩いてみるのも一つの手でしょう。
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Re: 肩当てなしでヴァイオリンを持つ方法
投稿日時:2025年10月06日 03:07
投稿者:ど素人の老人(ID:JhCEdSc)
みーな様 貴重なアドバイスありがとうございました。楽器を動かすことができることは、体が強張らせていないと言うことですね。色々試してみるが一番ということですね。試行錯誤してみます。ありがとうございます!
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