[29958]
オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月21日 03:31
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
オリーブ(銀線)D線のほつれについて、通常のアルミ巻きより頑丈
なのでしょうか。オリーブ弦にお詳しい方、教えてください。
お願いします。
なのでしょうか。オリーブ弦にお詳しい方、教えてください。
お願いします。
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【ご参考】
[29960]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月21日 09:47
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
私は通常銀巻を使います。
銀巻の方が巻は丈夫だと思います。
何れにしてもDは巻が繊細で耐久性に欠けます。
銀巻の方が巻は丈夫だと思います。
何れにしてもDは巻が繊細で耐久性に欠けます。
[29968]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月21日 23:25
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
pochiさん
ご無沙汰しております。ご返信ありがとうございます。
ここ数ヶ月、オリーブをメインの楽器に張っていて、D線の
ほつれというか、横線(巻き線と巻き線の間隔)が出やすい
と感じました。長年、オリーブ(オイドクサも?)をお使いになら
れている方から見れば、基本的な事だと思うのですが・・・
横線が出来にくくするためには、どうしたらいいのでしょうか。。
ご無沙汰しております。ご返信ありがとうございます。
ここ数ヶ月、オリーブをメインの楽器に張っていて、D線の
ほつれというか、横線(巻き線と巻き線の間隔)が出やすい
と感じました。長年、オリーブ(オイドクサも?)をお使いになら
れている方から見れば、基本的な事だと思うのですが・・・
横線が出来にくくするためには、どうしたらいいのでしょうか。。
[29972]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月22日 04:13
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
手に汗をかかないようにすること。
絃の汗を良く拭取ること。
これらは効きます。
薬があったと思います。アルコールもありますね。
気休めです。
絃の表面を強く拭きます。
矢張り気休めです。過去ログを検索したら出て来ます。
倫敦にお住まいなら、2ヶ月は持ちますよ。
絃の汗を良く拭取ること。
これらは効きます。
薬があったと思います。アルコールもありますね。
気休めです。
絃の表面を強く拭きます。
矢張り気休めです。過去ログを検索したら出て来ます。
倫敦にお住まいなら、2ヶ月は持ちますよ。
[30053]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月26日 00:46
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
pochiさん
オリーブにオリーブA線以外の弦を組みあわせることについて、どのような
お考えをお持ちですか?私の周りでは、オリーブA以外、エヴァ・ドミナント
シノクサ(トニカ?かも)が多いです。エヴァが多いかも・・
また、pochiさんはE線もオリーブですか?私はまだ確定できないのです
が、オリーブのE好きです。音も好きですが柔らかさ(弦のしなやかさ)が
ありますね。オリーブの響きに合うE線は、他にどんなのがありますか?
3/4表示のゲージを基準にすると、G線なんか15の3/4より16の方
がすごく音量ありますね。どのゲージが一番自分に(自分の楽器に)
あうか決定するには、かなりに時間を必要としていて、気長にやって
ます。pochiさんはどのゲージで決定されていますか?
オリーブにオリーブA線以外の弦を組みあわせることについて、どのような
お考えをお持ちですか?私の周りでは、オリーブA以外、エヴァ・ドミナント
シノクサ(トニカ?かも)が多いです。エヴァが多いかも・・
また、pochiさんはE線もオリーブですか?私はまだ確定できないのです
が、オリーブのE好きです。音も好きですが柔らかさ(弦のしなやかさ)が
ありますね。オリーブの響きに合うE線は、他にどんなのがありますか?
3/4表示のゲージを基準にすると、G線なんか15の3/4より16の方
がすごく音量ありますね。どのゲージが一番自分に(自分の楽器に)
あうか決定するには、かなりに時間を必要としていて、気長にやって
ます。pochiさんはどのゲージで決定されていますか?
[30090]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月28日 04:23
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
オリーブとの組合せで、A線ドミナントを張ると、
「カーカー」いうように思います。
オブリガートは、音量不足になります。
トニカは、弾き味が全く違います。
エヴァは人工的ですが、良いのでは無いかと思います。
シノクサはオリーブとの組合せを知りません。
ヴィヴァーチェも弾き味が違います。
Eの組合せは様々試しました。よいのはやはり金メッキオリーブです。ゴールド(ワンダートーン)もいけます。ヒルも良いと思います。一時期カプラン・ソロに凝っていました。巻き線は弱いと思います。
ゲージは、1/2では弱かったので、3/4ゲージで弾きます。硬巻のリジットも試して下さい。
絃の選択は、楽器との相性が大切なので、一般化出来ないと思います。
「カーカー」いうように思います。
オブリガートは、音量不足になります。
トニカは、弾き味が全く違います。
エヴァは人工的ですが、良いのでは無いかと思います。
シノクサはオリーブとの組合せを知りません。
ヴィヴァーチェも弾き味が違います。
Eの組合せは様々試しました。よいのはやはり金メッキオリーブです。ゴールド(ワンダートーン)もいけます。ヒルも良いと思います。一時期カプラン・ソロに凝っていました。巻き線は弱いと思います。
ゲージは、1/2では弱かったので、3/4ゲージで弾きます。硬巻のリジットも試して下さい。
絃の選択は、楽器との相性が大切なので、一般化出来ないと思います。
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Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月28日 22:21
投稿者:海豚(ID:Q4JDQw)
オリーヴの音色は本当に素晴らしく魅力的です。オリーヴが湿気や水分に強い弦だったら、本当に理想的な弦だと思います。
残念ながら、日本の高温多湿な夏の環境においては、オリーヴはベストの弦とは言いがたい状況です。
オリーヴはD線やG線よりも、A線において巻き線の弱さが見受けられることがあります。そのため、A線だけ別の弦にしている奏者がいます。
私もそういう奏者の1人ですが、いろいろ試した結果、ナイロン弦よりもスチール弦の方がオリーヴと相性が良いことがわかりました。
ナイロン弦のA線は、音量の面ではガット弦を上回るような音量が確保できますが、他の3本のガット弦との音色の調和(音色の親和性)において、明らかに違和感がありますし、弾き心地もガット弦とは大きく異なります。
A線だけナイロン弦に替えると、A線だけ安っぽい音になり不満がつのります。
一方、A線だけスチール弦に替えると、オリーヴのゴールドスチールのE線とA線との調和が良くなるだけでなく、オリーヴのガットのD線とG線との調和も良くなります。人によっては、オリーヴのガットのA線以上の満足度が得られると思います。
スチール弦にもいろいろありますが、ソリッドスチールの(いわゆる単線スチールの)A線ではなく、内部構造(コア構造)がよりガットに近いフィラメントスチールやロープスチールのA線が、ガット弦と相性が良いです。例としては、ヘリコア(ミディアム)のA線や、フレクソコア・パーマネント(ミディアムのみ)のA線が優れています。
この2つは、市販されているスチール弦としては最も優れたスチール弦だと思います。さすがはスチール弦なので、(アマチュアなら)余裕で半年間は使えるような耐久性があります。
A線だけの性能としては、ほぼ互角だと思いますが、(音の)耐久性と(物理的な)丈夫さにおいては、フレクソコア・パーマネントの方が若干優れています。また、オリーヴとの相性の点でも、同じピラストロ社のフレクソコア・パーマネントの方が相性が良いと言えます。
オリーヴが好きで好きでたまらない(オリーヴから離れられない)のだけど、高温多湿な環境で弾く機会が多い時期、あるいは、多汗症などでガット弦だと弦が痛み易い、湿度や気温の関係でピッチが狂うのが嫌だ、という人は、まずは、A線だけフレクソコア・パーマネントに替えてみるといいでしょう。
もし、フレクソコア・パーマネントのA線を張ってみて気に入ったら、フレクソコア・パーマネントのD線とG線も張ってみるといいでしょう。(このときE線はオリーヴのままでOKです。)
オリーヴを弾くときの感覚のまま弾いても、フレクソコア・パーマネントは違和感がありません。音色は、オリーヴの素晴らしさには若干及びませんが、フレクソコア・パーマネントの音の大きさ、音の強さ、音の甘さ・温かさが、十分に(十分以上に)補ってくれます。
私は、高温多湿な夏場だけオリーヴのA・D・G線の代わりにフレクソコア・パーマネントを張ろうと思っていましたが、その素晴らしさがすっかり気にいって、通年でフレクソコア・パーマネント+オリーヴのE線の組み合わせを使ってます。
オリーヴのE線は、テンションも適度、太さも適度で、どんな弦とも良く合うE線です。耐久性も抜群で、かなり演奏する人でも3ヶ月は余裕で使えますし、半年ぐらい使っている人も多いです。(演奏後に弦を綺麗にから拭きすることが大前提です)
あいさんやpochiさんのように、ガット弦オリーヴの素晴らしさを知っておられるシリアスなプレイヤーに、ぜひ改良型スチール弦であるフレクソコア・パーマネントをお試しいただきたいものです。
残念ながら、日本の高温多湿な夏の環境においては、オリーヴはベストの弦とは言いがたい状況です。
オリーヴはD線やG線よりも、A線において巻き線の弱さが見受けられることがあります。そのため、A線だけ別の弦にしている奏者がいます。
私もそういう奏者の1人ですが、いろいろ試した結果、ナイロン弦よりもスチール弦の方がオリーヴと相性が良いことがわかりました。
ナイロン弦のA線は、音量の面ではガット弦を上回るような音量が確保できますが、他の3本のガット弦との音色の調和(音色の親和性)において、明らかに違和感がありますし、弾き心地もガット弦とは大きく異なります。
A線だけナイロン弦に替えると、A線だけ安っぽい音になり不満がつのります。
一方、A線だけスチール弦に替えると、オリーヴのゴールドスチールのE線とA線との調和が良くなるだけでなく、オリーヴのガットのD線とG線との調和も良くなります。人によっては、オリーヴのガットのA線以上の満足度が得られると思います。
スチール弦にもいろいろありますが、ソリッドスチールの(いわゆる単線スチールの)A線ではなく、内部構造(コア構造)がよりガットに近いフィラメントスチールやロープスチールのA線が、ガット弦と相性が良いです。例としては、ヘリコア(ミディアム)のA線や、フレクソコア・パーマネント(ミディアムのみ)のA線が優れています。
この2つは、市販されているスチール弦としては最も優れたスチール弦だと思います。さすがはスチール弦なので、(アマチュアなら)余裕で半年間は使えるような耐久性があります。
A線だけの性能としては、ほぼ互角だと思いますが、(音の)耐久性と(物理的な)丈夫さにおいては、フレクソコア・パーマネントの方が若干優れています。また、オリーヴとの相性の点でも、同じピラストロ社のフレクソコア・パーマネントの方が相性が良いと言えます。
オリーヴが好きで好きでたまらない(オリーヴから離れられない)のだけど、高温多湿な環境で弾く機会が多い時期、あるいは、多汗症などでガット弦だと弦が痛み易い、湿度や気温の関係でピッチが狂うのが嫌だ、という人は、まずは、A線だけフレクソコア・パーマネントに替えてみるといいでしょう。
もし、フレクソコア・パーマネントのA線を張ってみて気に入ったら、フレクソコア・パーマネントのD線とG線も張ってみるといいでしょう。(このときE線はオリーヴのままでOKです。)
オリーヴを弾くときの感覚のまま弾いても、フレクソコア・パーマネントは違和感がありません。音色は、オリーヴの素晴らしさには若干及びませんが、フレクソコア・パーマネントの音の大きさ、音の強さ、音の甘さ・温かさが、十分に(十分以上に)補ってくれます。
私は、高温多湿な夏場だけオリーヴのA・D・G線の代わりにフレクソコア・パーマネントを張ろうと思っていましたが、その素晴らしさがすっかり気にいって、通年でフレクソコア・パーマネント+オリーヴのE線の組み合わせを使ってます。
オリーヴのE線は、テンションも適度、太さも適度で、どんな弦とも良く合うE線です。耐久性も抜群で、かなり演奏する人でも3ヶ月は余裕で使えますし、半年ぐらい使っている人も多いです。(演奏後に弦を綺麗にから拭きすることが大前提です)
あいさんやpochiさんのように、ガット弦オリーヴの素晴らしさを知っておられるシリアスなプレイヤーに、ぜひ改良型スチール弦であるフレクソコア・パーマネントをお試しいただきたいものです。
[30111]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月29日 02:18
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
pochi さん
海豚 さん
確かに、A線にスチール系の弦を張るというのもありだと
思います。ただ、楽器自体の性格を考慮するとスチールA
にすることに少しだけ否定的です。
フレクソコアはA線だけ使ったことがあります。とても弾きやすく、
音量もあるのですが、どうしても音質が軽いのです。弓の質量を失う
表面的な響きになりがちで、好みが分かれるような気がします。
他には、ヤーガー、スピロコア、ラーセン試しましたが、オリーブの
弾き方に一番合うのは(きっと)スピロコアだと思います。音の膨らみ方
がオリーブ的だと思います。ただ、ミディアムのクロム巻きはハイ・ポジション
で音が出にくくなる(詰まる)傾向があり、アルミ巻きかクロムの
スタークがいいのかもしれません。ただ、調整でどうにかできるなら、
ミディアムでも良いのだと思います。(A線なのにに弦が意外と細いので、
駒にパッチを張る必要があります。)
>ゲージは、1/2では弱かったので、3/4ゲージで弾きます。
わたしは、1/2は弱いというか、(感覚的な意見ですが)弦がぶれる
感じがします。特にA線では顕著で、ダブルの音階でぶれ始めると
とめられない感じです。きっと、張力不足か、ナイロン弦の感触に
慣れすぎてE線に合うA線を無意識に求めているのか・・・
D、G線は1/2でも3/4でもそれより太くても各ゲージでのすばらしさ
を感じます(どのゲージに決定するかは未定)。オリーブのすごさは、
柔らかく強いこと。強く柔らかいこと。もうオリーブ以外考えられません!!
海豚 さん
確かに、A線にスチール系の弦を張るというのもありだと
思います。ただ、楽器自体の性格を考慮するとスチールA
にすることに少しだけ否定的です。
フレクソコアはA線だけ使ったことがあります。とても弾きやすく、
音量もあるのですが、どうしても音質が軽いのです。弓の質量を失う
表面的な響きになりがちで、好みが分かれるような気がします。
他には、ヤーガー、スピロコア、ラーセン試しましたが、オリーブの
弾き方に一番合うのは(きっと)スピロコアだと思います。音の膨らみ方
がオリーブ的だと思います。ただ、ミディアムのクロム巻きはハイ・ポジション
で音が出にくくなる(詰まる)傾向があり、アルミ巻きかクロムの
スタークがいいのかもしれません。ただ、調整でどうにかできるなら、
ミディアムでも良いのだと思います。(A線なのにに弦が意外と細いので、
駒にパッチを張る必要があります。)
>ゲージは、1/2では弱かったので、3/4ゲージで弾きます。
わたしは、1/2は弱いというか、(感覚的な意見ですが)弦がぶれる
感じがします。特にA線では顕著で、ダブルの音階でぶれ始めると
とめられない感じです。きっと、張力不足か、ナイロン弦の感触に
慣れすぎてE線に合うA線を無意識に求めているのか・・・
D、G線は1/2でも3/4でもそれより太くても各ゲージでのすばらしさ
を感じます(どのゲージに決定するかは未定)。オリーブのすごさは、
柔らかく強いこと。強く柔らかいこと。もうオリーブ以外考えられません!!
[30122]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月29日 18:12
投稿者:海豚(ID:Q4JDQw)
あいさんへ、すでにフレクソコア・パーマネントのA線はお試し済みとのことですね。
自分も最初にスピロコアのA線を試しました。オリーヴのA線に似た感覚がありますが、それにしても弦が細すぎます。細いA線というより太いE線という指当たりの感触に、結局馴染めませんでした。
ヤーガーもいい感じでしたが、ソリッドスチールならではの硬さが気になり、これも断念。ラーセンは、張りが強過ぎで、音もパワフル過ぎて、オリーヴとの調和性(親和性)が今ひとつでした。
ヘリコアの音はソフト、オリーヴと合うことは合うのですが、今ひとつ音に色が無いので、これも断念。
最後に張ったフレクソコア・パーマネントが、まさにドンピシャ、ストライクゾーンのど真ん中、という感じで非常に気に入りました。
私は、ストラディヴァリ系やアマティー系の明るくてちょっと鼻にかかったような音色が好きで、そういうタイプの楽器を使ってますが、フレクソコア・パーマネントの音は、自分の楽器の良さを引き出してくれるので、とても気に入っています。
※私は、ガルネリ系やガダニーニ系の音はあまり好みではありません。(もちろん、それらの貴重な楽器は、楽器として十分にリスペクトしていますが・・・)
私は、G線やD線には太く温かい音を求めますが、ヴィオラやチェロ
のような暗い低音ではなくて、あくまでもヴァイオリンらしいちょっと明るめ低音を求めます。
一方、A線、E線に関しては、明るくて抜けの良い音、クリアな音、あるいはキラメキ感のある音を求めます。
全体的に(けして詰まっているわけではないのだが)ちょっと鼻にかかったような甘い音が出る楽器が好きです。
フレクコソア・パーマネントのG線・D線は、木質感を感じさせてくれるような温かく柔らかい音色で、しかも十分にパワフルな低弦の響きが得られますし、フレクソコア・パーマネントのA線は、オリーヴの金メッキE線と組み合わせることにより、明るくてキラメキ感のある音が容易に出せます。
オリーヴのG線やD線の音は、自分にとってまさに理想的な音なのですが、湿度や温度の条件が良く無い場所で演奏すると、自分の技量ではいかんともしがたいほどピッチが狂うことがあるので、G線・D線もフレクソコア・パーマネントに替えてしまいました。
なお、フレクソコア・パーマネントは、G・D・A線をセットで使うと、オリーヴと組み合わせたときとはだいぶ印象が変わります。あいさんがフレクソコア・パーマネントのA線だけを使用されたときの感想については、私もある程度同意できますが、フレクソコア・パーマネントをセットで使った場合については、全く違った好印象となることを保証したいと思います。
全体的な音量が、オリーヴのときよりも増し、A線の音にもある種の深みが加わります。D線とG線のテンションが、オリーヴよりもフレクソコア・パーマネントの方がちょっと高めであることが、A線やE線に対してもプラスに作用するようです。
フレクソコア・パーマネントを張った私の楽器を友人に弾かせると、みんな「とても弾き易い!音も大きいし音色も温かくていい!」と褒めてくれます。
オリーヴが防水仕様(ウォータープルーフ加工済み)になってリニューアルされたら、またオリーヴに戻ると思いますが、現状では、フレクソコア・パーマネントこそが自分にとって最も現実的で好ましい選択です。
ご参考になれば。
自分も最初にスピロコアのA線を試しました。オリーヴのA線に似た感覚がありますが、それにしても弦が細すぎます。細いA線というより太いE線という指当たりの感触に、結局馴染めませんでした。
ヤーガーもいい感じでしたが、ソリッドスチールならではの硬さが気になり、これも断念。ラーセンは、張りが強過ぎで、音もパワフル過ぎて、オリーヴとの調和性(親和性)が今ひとつでした。
ヘリコアの音はソフト、オリーヴと合うことは合うのですが、今ひとつ音に色が無いので、これも断念。
最後に張ったフレクソコア・パーマネントが、まさにドンピシャ、ストライクゾーンのど真ん中、という感じで非常に気に入りました。
私は、ストラディヴァリ系やアマティー系の明るくてちょっと鼻にかかったような音色が好きで、そういうタイプの楽器を使ってますが、フレクソコア・パーマネントの音は、自分の楽器の良さを引き出してくれるので、とても気に入っています。
※私は、ガルネリ系やガダニーニ系の音はあまり好みではありません。(もちろん、それらの貴重な楽器は、楽器として十分にリスペクトしていますが・・・)
私は、G線やD線には太く温かい音を求めますが、ヴィオラやチェロ
のような暗い低音ではなくて、あくまでもヴァイオリンらしいちょっと明るめ低音を求めます。
一方、A線、E線に関しては、明るくて抜けの良い音、クリアな音、あるいはキラメキ感のある音を求めます。
全体的に(けして詰まっているわけではないのだが)ちょっと鼻にかかったような甘い音が出る楽器が好きです。
フレクコソア・パーマネントのG線・D線は、木質感を感じさせてくれるような温かく柔らかい音色で、しかも十分にパワフルな低弦の響きが得られますし、フレクソコア・パーマネントのA線は、オリーヴの金メッキE線と組み合わせることにより、明るくてキラメキ感のある音が容易に出せます。
オリーヴのG線やD線の音は、自分にとってまさに理想的な音なのですが、湿度や温度の条件が良く無い場所で演奏すると、自分の技量ではいかんともしがたいほどピッチが狂うことがあるので、G線・D線もフレクソコア・パーマネントに替えてしまいました。
なお、フレクソコア・パーマネントは、G・D・A線をセットで使うと、オリーヴと組み合わせたときとはだいぶ印象が変わります。あいさんがフレクソコア・パーマネントのA線だけを使用されたときの感想については、私もある程度同意できますが、フレクソコア・パーマネントをセットで使った場合については、全く違った好印象となることを保証したいと思います。
全体的な音量が、オリーヴのときよりも増し、A線の音にもある種の深みが加わります。D線とG線のテンションが、オリーヴよりもフレクソコア・パーマネントの方がちょっと高めであることが、A線やE線に対してもプラスに作用するようです。
フレクソコア・パーマネントを張った私の楽器を友人に弾かせると、みんな「とても弾き易い!音も大きいし音色も温かくていい!」と褒めてくれます。
オリーヴが防水仕様(ウォータープルーフ加工済み)になってリニューアルされたら、またオリーヴに戻ると思いますが、現状では、フレクソコア・パーマネントこそが自分にとって最も現実的で好ましい選択です。
ご参考になれば。
[30174]
Re: オリーブの弦について
投稿日時:2006年10月31日 23:27
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
海豚さん
確かに、スピロコアのA線は細すぎます。太目のE線っていう表現は
とても上手いと思います。スピロコアのA線でなければ、やはりヘリコア
のA線かなぁ~って思います。ヘリコアのD,G線はなんじゃこりゃ?でした
が、A線は非常に使えますね。特別な個性は無いと思いますが、
安いのと、余韻が意外とあること、音に色付けがしていないので、合わせ
やすいと思います。ただ、オリーブにヘリコア?!?っていう組み合わせ
に、少々(愚かで差別的な感想ですが)いいの?かなぁ・・っていう
後ろめたさ感はあります。1つの弦に4日~1週間は試さないとわから
ないので、決定するのは時間がかかりますね。。
確かに、スピロコアのA線は細すぎます。太目のE線っていう表現は
とても上手いと思います。スピロコアのA線でなければ、やはりヘリコア
のA線かなぁ~って思います。ヘリコアのD,G線はなんじゃこりゃ?でした
が、A線は非常に使えますね。特別な個性は無いと思いますが、
安いのと、余韻が意外とあること、音に色付けがしていないので、合わせ
やすいと思います。ただ、オリーブにヘリコア?!?っていう組み合わせ
に、少々(愚かで差別的な感想ですが)いいの?かなぁ・・っていう
後ろめたさ感はあります。1つの弦に4日~1週間は試さないとわから
ないので、決定するのは時間がかかりますね。。
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