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調弦について | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 75 Comments
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調弦について

投稿日時:2006年07月25日 21:16
投稿者:タイマイ(ID:IxFZkFY)
皆様こんばんは。今晩仕事の帰りに弦楽器専門店に寄ってヴァイオリンを試奏していたら、見知らぬお客さん(おじさん)に声をかけられました。
「君、ヴァイオリン何年ぐらいやってるの?」「大学に入ってから始めて6年ぐらいです。」「6年の割には良くやってるけど、君、音程悪いね。」「はっ、はい、もっといい音程で弾きたいんですけど難しいです。」「さっきから試奏しているのを聞いてて思ったんだけど、君、調弦に時間かけ過ぎだね。」「えっ、そうですか。」「何回もやり直すんじゃなくて1発でピタッと合わせるようにしないとダメだね。」「それはちょっと無理です・・・」「ちょっと楽器貸してご覧。こうやって弓先寄りの3分の1ぐらいのところを使って、弓が5センチ動く間に1発でピタッと合わせるように調弦すれば素早くできるよ。」と言って実演してくれました。
私は4本の弦を調弦するのに40~50秒くらいかかりますが、そのおじさんは15秒くらいでパパッと素早く調弦してました。慣れた自分の楽器だったらもう少し早く調弦できますが、それでもそんなに早く調弦するのは無理です。なお、調弦の精度については、私もおじさんと同じくらい正確にできているように思いました。
そのおじさんによると、「調弦に時間がかかるのは調弦の仕方が悪いというよりはちゃんと集中して自分の音を聞いてないからだ」とのことです。さらに「調弦が素早くできるようになれば自然と弾いているときの音程も良くなっていくものだ」とのことでした。
私としては自分は特に調弦が遅いと思ってなかったし、調弦が苦手だと思ったことも無いのですが、こんなに素早く調弦できる人を見ると、やっぱり自分って調弦に関してはノロマなのかも、と思ったりもしています。
皆様は、このおじさんのように15秒ぐらいで素早く調弦できますか?調弦を素早くするためのコツがありましたら教えて下さい。どうぞよろしくお願いします。
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Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 02:15
投稿者:な~んだ(ID:F5ZCJEA)
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Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月01日 23:42
投稿者:ギター弾き(ID:VCdBEWA)
大勢の方にコメントをいただいて、感謝しております。
それぞれが為になるアドバイスでした。
僕はギター歴30年近いので、チューニングの何たるかはわかっております。
カルボナーレさんの仰るように、楽器単体で気持ちの良いチューニングも良いですが、僕はクラシックの人間ではありませんので、あくまでバンド形態の中でのバイオリンを意識しています。
ギターでも楽器単体で良い感じのチューニングはありますが、それがバンドの中に入ると必ずしも良くないということなのです。
ですから数セントに拘っているわけでして、チューニングにあまり拘り過ぎるのも?というご意見もありましたが、僕は拘るのが当然だと思っています。
でも、演奏している最中にもチューニングは狂ってしまうんですけどね。

プロの現場では、A音=440Hzか442Hzかで明確な区別をしていますから、この2セントの違いを軽視したら物凄く怒られます。
実際2セント違えば明らかに違和感を覚えますから、そのような流れでバイオリンのチューニングがきっちり合わせられないと書き込みました(あくまで開放弦だけの話ですが)。
あとはバイオリンのペグに慣れるように努力します。
少しだけ引き抜いてペグを回し、チューニングが合ったら押し込む、という操作がなかなか難しくて・・・。
でも、皆さんがやっていることなので、慣れればできるようになると思います。
ありがとうございました。
ギターの世界ってそんなに精緻なチューニングやってないことが判った。

440と442?あたりまえじゃん!大違いだよ

その後のカルボナーレさんのおっしゃっているような精緻さについて論じてるのかと思ってた。。
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Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 10:27
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:ECgVaCg)
ギター弾き様、
 念のために申し上げますが、Vn.のペグでセント単位の調弦は当たり前です。 小生の友人でチューナ派のレイトスタータがいますが、セント単位の目盛のついたチューナで針が目盛ピッタリになるくらいに合わせます(ですから多分0.1セント単位くらいの調整をしている筈です)。 測ったわけではありませんが、それでも所要時間は1本十数秒といったところではないでしょうか。

 チューナでピッタリ合うところが正しい調弦だとは、小生は全く思っていませんが、それは別問題として、ちゃんとしたペグの機能・分解能はそれくらい高いものだとご理解ください。
[28938]

Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 10:38
投稿者:ガルネリ(ID:FxM5eHY)
ギター弾きさんの本来の意図とはまったく逆に、はからずして「ギターのプロの現場」よりもヴァイオリンのアマチュアのほうが音に対して遥かに厳格である、ということを認識させる展開になっていますね。いったい本当にそうなのか、少々の疑問はありますが…。

もうひとつの疑問として、ギター弾きさん、

>ギターでも楽器単体で良い感じのチューニングはありますが、それがバンドの中に入ると必ずしも良くないということなのです。

「楽器単体での良い感じのチューニング」は、ユニット(ギターではバンド、ヴァイオリンではピアノなどとの室内楽)での快適な音程の前提となるのではないのでしょうか。

ギターの世界では、前者が達成されずに、後者があり得るのでしょうか? この点でヴァイオリンとギターに違いがあるとは、到底思えないのですが。
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Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 11:01
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:ECgVaCg)
ガルネリ様、
 念のため(くどくて申し訳ないですが)、
> ヴァイオリンのアマチュアのほうが音に対して遥かに厳格である
と言うつもりはないですよ。 ペグの性能の例として挙げただけです。

 個人的には、チューナに頼るなんて音程に甘い証拠だと思っています。
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Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 13:34
投稿者:市井のアマチュア(ID:FUUXInk)
ギター弾きさま、レスありがとうございます。
あれま、みなさんの書き込みが大量に(汗;;;)

>>>>ギター的発想だと思うのですが、開放弦がバッチリ合っていないと、何となく精神的に気持ちが悪いのです。
xxxxxxxxxxxxxxx
開放弦が合っているというのは、つまり「平均律で合っている」なのですね。でしたらそれはどんな偉大なプロのヴァイオリニストにも多分不可能です。なぜなら平均律の五度=700セントは物理学上の計算から生まれたものであって、音響生理学(そういうものがあるかどうか知りませんのでツッコミは勘弁して下さい)的に意味がないからです。
我々は完全五度を基本にしないと、何にも出来ないのですよ。そして完全五度に慣れるプロセスが多分ヴァイオリンの学習なのかも知れません。
金管楽器がペダル音を元に倍音で音をつくるのと同様に、フレットの無いヴァイオリン族の楽器は弦を指で整数比に分割して演奏します。
開放弦もこの整数比で調弦しないとうまく響きません。
オケや弦4でヴィオラやチェロのC線を高めにする云々は応用編ですので、いまここでは論じません。
[28943]

Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 17:15
投稿者:市井のアマチュア(ID:FUUXInk)
ギター弾きさま。
いまカキコを拝読して気づきましたが……

>>>少しだけ引き抜いてペグを回し、
>>>チューニングが合ったら押し込む
xxxxxx
「合ったら押し込む」というのは押し込むうちに狂います。
「押し込みながら」山勘で調弦するんだと思います。
山勘が狂ったらご破算で願いましては…
その方が素早くできるでしょう…
というのが僕らのやり方かも?
[28944]

Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月02日 19:14
投稿者:コクシネル(ID:NjFjmDA)
ポピュラー件のバンドも、クラシックと同様、プロとアマでは音程の精度が段違いです。 方法は異なるのでしょうが、チューニングが大切なのは、どちらも同じでしょう。

さて、バイオリンの5度チューニングで重要なのは、ペグをゆっくり回しながら、5度の狂いによるうなりが止まる地点を発見する(耳の役割)、そして、うなりが止まったドンピシャの地点にペグを固定する(左手の力加減)です。 

起動摩擦があるので、動かし始めは微調整できませんから、少し離れた半音程度低めの地点からペグを回し始めます。 1回まわしてドンピシャの地点を発見したら、一度また戻してから反転(手は離さず動かし続ける)、今度はその地点に向かってペグを押し込みながら回し、そのドンピシャのところ(もちろん耳で確認)で手を止めます。 失敗したら手を離さずもう一度やり直します。 これでセント単位のチューニングは可能です。 もとの調弦があまり狂っていなければ、1回(一度下げて反転して止める・・・2秒程度)で合わせられます。

しかしペグとペグ穴の壁は木製ですから、長年の使用で磨り減ると、うまく噛み合わなくなってきます。 そうなるとスムーズに連続的に回らなくなる(ばきばき音がすることもある)ので、微妙な力加減をもってしても音程ドンピシャのところで止められません。 ペグチョークを塗ることで改善されることもありますが、職人さんに見てもらうのが一番です。 ペグがちゃんと調整されていない楽器は、とても多いです。
[28952]

Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月03日 09:04
投稿者:教えてください(ID:KGNRaFE)
皆さんは440Hz、442Hz、どちらにあわせていますか?
子どもの頃からチューナーは使ったことがありませんでした。
(自宅のピアノのAにあわせていた?)

最近、合奏に加わるようになってはじめてチューナーを借りて使ったところ、感覚的に身についていたのは440Hzの方でした。
まわりの皆さんは442であわせているようで、違和感があります。

どちらが「一般的」というか、標準なのでしょうか。
くだらない質問ですみませんが、ご教示ください。
[28953]

Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月03日 09:18
投稿者:QB(ID:F5ZCJEA)
教えてください さん

・時代(流行 という意味と 作品の という意味)
・オケのポリシー
・師匠のポリシー
  など

によって違ってくるでしょう。「一般的」「標準」って言い切るのは。。

今の時代たぶん442が圧倒的に多いとは思いますが、最終的にどれも当てはまらなければ、とりあえず持っている音叉にあわせて下さい。
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Re: 調弦について

投稿日時:2006年08月03日 11:06
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
ちょっと横から失礼します。
皆さんチューニングの際、ペグから手を離した後少し音程が変化しませんか?E線では顕著ですが(力がかかっているとテールガットにテンションがかかったりテールピースの位置が変わるからでしょうが)、他の弦でも少し変わる気がします。そのため、自分はチューニングが合ったかなと思った後に必ず左手(指)を離してから確認します。逆に言うと手でペグを触っているときには若干(ほんの若干ですが)チューニングが狂った状態で、「勘」で合わせている訳です。
皆さんは如何ですか?
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