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弓の修理の質問 | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 4 Comments
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弓の修理の質問

投稿日時:2025年06月11日 22:17
投稿者:ナップリン(ID:FFdIUiM)
本来こういうところで聞く程でもない常識的な事かも知れないのですが、情報が得られないので質問をさせてください。
当方、フルサイズ移行時に買ってもらった某フランスの古い弓をずっと使っているのですが、コシなくて圧力をかけるのに苦労する弓です。
同じ作者の良い状態の弓がとんでもない高値がついてる事を知り、未練がましく使っているのですが、奏法次第ではスズキやヤマハの当たりの付属品に遠く及ばない事を実感します。
音色と弓の重さを利用しただけの操作性は素晴らしいなですが…

最近、弓の反りなおしという修理がある事を知り、自分の弓で試してみたらどういう結果になるのか、とても興味があります。
自分の弓は100年程前の弓で、ほとんど誰にも使われてなかった弓(親曰く、鑑定書を書いてくれたフランスの大御所の方からミントがコーティングされてる的な事を言われたらしいです)らしく、新作の状態で既にコシが弱かった弓の可能性が高いです。
こういう弓で反りなおしの修理をした場合に、コシが強くなる可能性はあるのでしょうか?
コシのない弓でそういう修理をしても、激的な変化は見込めないでしょうか?
試された方がいらっしゃいましたら、感想等お聞かせいただきたいです。
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Re: 弓の修理の質問

投稿日時:2025年06月12日 13:24
投稿者:通りすがり(ID:JxFIOTY)
反りなおしの処置は一時的には効果あるものの、すぐに元に戻る印象で、仰っている症状の改善につながるかは未知数です。

少なからず弓への負担もある措置と思われますし、個人的にはやらないかなと。

一旦本格的に別の弓を探してみるのはいいかもしれませんね。
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Re: 弓の修理の質問

投稿日時:2025年06月13日 07:22
投稿者:松毬(ID:I5NIE1k)
先ず弓は、HUSSON, THOMASSIN, VIGNERON, SARTORY ~ OUCHARD 辺りか、その関連弓の話しのようで、その名工の作ですかね?

(1).でしたら、4/4に上がった時は気に入って良かったけど(気が付かなかった)、要するに奏法と合ってなかった話しに見えます。とすれば今の弓は売って、合った弓を買い直すのがナップリンさまにも弓にも良いことでしょう。
基本的に、新品相当(ミントコンディション)なら反り直し不要で、通常より高付加で高値が付きますよね。(これが代替弓の原資)
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Re: 新作弓の反りの入れ直し

投稿日時:2004年11月25日 10:39
投稿者:rio(ID:I4ZAVUY)
お世話になっている工房の職人さんから聞いた話です。

反りの入れなおしは、弓のスティックの品質により、やって意味がある場合と意味がない場合があるとのことです。

反りを強めに入れなおしても、スティックに十分な弾力がなければ、かえって弾きにくい弓になってしまいます。また反りが戻ってくる弓は、もともと、そういうクセがある場合が多く、再度入れてもまた戻ってくる可能性が高いとも言われました。
高品質の弓は、簡単に反りは戻らず、経年によるスプリングの状態も劣化しにくく、一度も反り入れをしなくとも50年は十分使えると聞きました。

反り入れについては、持ち主の指向、弓の個性&質で対応がそれぞれ違うと思いますので、状況に応じて職人さんを信頼し対応するしかないと思います。
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Re: 新作弓の反りの入れ直し

投稿日時:2004年11月24日 18:55
投稿者:通りすがり・・(ID:QjaYCZY)
新作の弓で反り直しが必要なものでしょうか?
確かに、オ-ルドの弓で反りを直すのは珍しくないと思いますが、
そんなに安い弓でも無いようですし、どんなものでしょうかね。
他の工房の意見も聞いてみては如何でしょうか。
自分でへたってないと感じられるので有れば、無理に触る必要は
無いように感じます。余程、技術に自信のある工房なのかも
しれませんね。
私はトルテとペカットを弾いていますが、そり直しは一度もしていません。
 反り直し ([17612]
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新作弓の反りの入れ直し

投稿日時:2004年11月24日 18:27
投稿者:弓太郎(ID:FIIxmUQ)
みなさまこんばんは。新作弓の反りの入れ直しについて質問させていただきます。僕は2000年に作られた新作弓(買値:約70万円、外国製)を持っています。
先日、購入したお店ではない工房で毛替えしたときに「少し反りが弱くなってきてますね。」と言われました。「へたってから反りを入れ直すよりも、まだ軽症のうちに反りの入れ直しをした方が、後々いいですよ。」と言われましたが、とりあえず毛替えだけして帰ってきました。
毎日弾いていて特に不都合は感じていませんし、まだ購入から4年しか経過していない新作弓なので、反りを入れ直す必要はないと思うのですが・・・。
以前、何かの本で、弓の反りの入れ直しはなるべくしない方が良い、と書かれているのを見たことがあるので、反りの入れ直しには強い抵抗感があります。
その工房でこの話をしたら、「それは今となっては古臭い考え方だね。オールドの弓なんかは、何度も反りを入れ直してあるけど、立派に使えているわけだから、反りの入れ直しをする人の技術次第だね。」と言われてしまいました。さらに「完全にへたってから反りを入れ直すよりも、反りの戻りが感じられた時点で早めに手当てした方が、弓を長持ちさせられますよ。」と言ってました。
みなさんはどのくらいの頻度で、弓の反りの入れ直しをされていますか?
 シリーズ)

(2).そうではなくて、初めから品質不良だったか? つまり、ただただ反りが抜けて新品相当ではなくなったなら反り直すも良し、売るも良し

(3).慌てずに、一度、買い替えと仮定してみて、
代替弓の試演を兼ねて、今の弓の客観評価と売却査定をして、四店ほど巡って試すと明白でしょう

(4).その上でどうするか決めると良いでしょう
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Re: 弓の修理の質問

投稿日時:2025年06月13日 07:34
投稿者:松毬(ID:I5NIE1k)
補足
仮に、反りを入れてもスズキやヤマハの当たりの付属品のようにはなりません。また、音色と弓の重さを利用しただけの操作性は素晴らしいと解るなら、それが大変凄いことですよ

〉スズキやヤマハの当たりの付属品に遠く及ばない事を実感します。
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おまけ、付属品のようなスズキ弓

投稿日時:2025年06月14日 06:24
投稿者:松毬(ID:ORM2YJA)
因みに、このスズキは、若めの弓で固い特徴の他、トルテスタイルで約61~62gほどの少し重めの弓です。お持ちの弓は材も削りも良いサルトリースタイルでしょうけども、
反りの他でスズキに近付けることはできて、圧力をかける苦労の緩和はできるでしょう

(0).毛の張り強める
予め竿のバネ力の高い所を使い、次(1).や(2)と合わせ弓が強く、圧力をかける手応えを上げます

(1).毛を強くする
固い毛を張ると弓に変化を与えた時のピックアップが良くなります。毛が伸びず弓全体が引き締まります。
バイオリン弓ではイタリア産が固い毛です。より固いコントラバス弓の毛を使う方もN響に居ます(黒毛で目立ちます)

(2).重くする (61~62gへ)
重さの分、弦への圧力が自然に上がります。重くは、圧力が上がり音量が上がる他、弓の変化をピックアップ良く捉えます。操作性も変わり、弓に変化を与える力が大きく手応えが上がります。
逆に言って、弓の動きは変化しにくく安定するので、上(0)(1)の副作用、過敏な弓の変化は吸収してくれます。また、板鉛などを使ってお試しができ、元に戻し易いのも良い点で、重量バランスの変化による違和感も事前に確かめられる外、奏法変化に対応して戻し易い

🌠新品相当の反りを変えると弓の骨董価値が半減するだけでなく、予想の外にも諸々と変わり操作性も収拾がつかないでしょう。先に、反りを考える前に上(0)(1)(2)でしょ

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