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弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか? | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 25 Comments
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弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月02日 14:59
投稿者:マグロ丼(ID:MjRmUwk)
バイオリン弓の毛に関して、皆さんは、何本くらいまで切れることを許容できますか?
自分は、標準的な毛の量で毛替えしてもらっており、4本までは切れてもなんとか許容できますが、5本以上切れると明らかに弾き心地の悪化が感じられるので、毛替えに行きます。
「10本くらいまでは切れても大丈夫。」という人も居ますが、自分から見ると、きっと手先が鈍感な人なのだろう、とか思ってしまいます。
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Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月14日 01:14
投稿者:pochi(ID:IhkXNwM)
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Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月13日 20:24
投稿者:モデルY(ID:EgYJkRI)
pochiさんは、
>いくら毛を選別しても、張ってみたら具合の悪い毛が残ります。
だから、弓の毛替えは、少し多めに張って、丁度良い様に、余分を切るんですよ。当たり前です。
職人の腕によって、余分の本数が違います。
と書かれていますが、きちんと選毛(せんもう)した上で毛替えした場合に、毛替えが終わった直後に切る毛の本数が、
◎0~2本:腕の良い職人
〇3~4本:普通レベルの職人
△5~6本:腕の良くない職人
×7本以上:論外
だと、僕は考えています。
毛を張った後に切る毛の本数は、出来る限り少ない方が望ましいので、毛を張る前の「選毛」の時点で、ダメな毛をキッチリと除外しておいてもらいたいと思います。
ちなみに、僕は、毛替え直後に松脂を塗って音を出して仕上がりをチェックしますが、切る毛(=切除すべきダメな毛)の本数が4本を超えたときは、その場で、毛替えのやり直しをしてもらっています。
毛替えのやり直しをさせると、職人もプレッシャーを感じるのか、必ず、仕上がりのレベル(精度)が1ランク上がります。
待つ僕の方も時間がもったいないので、一発でOKとなるように、職人には、もっと精度の高い毛替えをしてもらいたいものだと常に願っています。
モデルY氏、

良かれ、と思って行った職人(プロ)の仕事に対して、文句を付けるのは、あんまり良い事だとは思いません。

自分の演奏技術を向上させる事で、職人にプレッシャーを与える方が良い、と私は思います。
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Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月15日 00:24
投稿者:モデルY(ID:WHdWZkA)
>pochiさんの書き込みに関して、
自分の演奏技術を向上させる事で、職人にプレッシャーを与える方が良い、と私は思います。
については賛成します。毛替え直後に松脂を塗って職人の前で僕が試奏したときに、美しい音と優れた技巧で圧倒することができるのなら、それはとても理想的なことだと思います。

一方で、
>良かれ、と思って行った職人(プロ)の仕事に対して、文句を付けるのは、あんまり良い事だとは思いません。
に関しては同意できません。
質の高い毛替え(精度の高い毛替え)と質の悪い毛替え(精度の低い毛替え)では、音量、音色、弾き心地に大きな差があります。
毛替えの仕上がりに納得できない点があれば、プロの職人に対して、その場できちんと抗議した方が、お互いにとって良いと思います。
問題点を具体的に説明するというフィードバックによって、職人の自覚と技術が改善され磨かれて行くのだと僕は信じています。
[52916]

Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月15日 08:20
投稿者:pochi(ID:IhkXNwM)
[52915]
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Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月15日 00:24
投稿者:モデルY(ID:WHdWZkA)
>pochiさんの書き込みに関して、
自分の演奏技術を向上させる事で、職人にプレッシャーを与える方が良い、と私は思います。
については賛成します。毛替え直後に松脂を塗って職人の前で僕が試奏したときに、美しい音と優れた技巧で圧倒することができるのなら、それはとても理想的なことだと思います。

一方で、
>良かれ、と思って行った職人(プロ)の仕事に対して、文句を付けるのは、あんまり良い事だとは思いません。
に関しては同意できません。
質の高い毛替え(精度の高い毛替え)と質の悪い毛替え(精度の低い毛替え)では、音量、音色、弾き心地に大きな差があります。
毛替えの仕上がりに納得できない点があれば、プロの職人に対して、その場できちんと抗議した方が、お互いにとって良いと思います。
問題点を具体的に説明するというフィードバックによって、職人の自覚と技術が改善され磨かれて行くのだと僕は信じています。
モデルY氏、

職人との信頼関係があるから毛替えその他を頼むのであって、信頼関係が無いと頼みません。

職人を教育するなんて、烏滸がましいと思います。

毛替えは張り替えてから1日位立たないと落ち着きませんから、その場で試奏は、あんまり良いとは思いません。

1日経つと毛がポヨヨ~ンと出てくる事もありますが、その時には、もう一度出向きます。

それを避ける為に、預かり、という職人もいます。

私が頼んでいる職人は、革巻きやチップが勝手に変わっていたりします。貝飾りが減っていたのが変わっていた事もあります。鮑減ってたから変えといたよ、って感じです。毛替えの値段が変わったりしません。前所有者が解っているオールドフレンチの名弓です。
[52917]

Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月16日 09:28
投稿者:たく(ID:EWUZVAI)
<pochiさんのご発言>
1日経つと毛がポヨヨ~ンと出てくる事もありますが、その時には、もう一度出向きます。
それを避ける為に、預かり、という職人もいます。←←←「ボヨヨ~ン」という言葉を使われるのが面白い。

さて、「ボヨヨ~ン」とならないようにきつく固定することもできますが、弓・半月リング・フロッグは痛んで割れてしまうことが有ります。
楔の中に若干伸びの余裕を持って毛束を収めるのが普通だと教わりました。丁寧な仕事です。

でも、「ボヨヨ~ン」となっただけで、文句をつけ挙句なはて、「あの職人はヘタだ」と吹聴し職人さんを困らせる人が結構いると聞いたことがあります。弓に良かれと判断し、弓に優しい張替をしたのに、文句の挙句それを宣伝しまくる変な人がいるそうです。その職人さんを理由を聞いても自分勝手に判断して。何も解っていないのにね!

それと、弦に当たる側の弓毛の張力を反対側より強くすることを進めているところもあります。そうすると、どうなんでしょうか。完全にゆるめると、馬毛の長さが微妙に違うはずだと思いますので、綺麗なリボン状にはならない。ただし、ネジで有る程度馬毛を張れば見た目は綺麗なリボン状になりますが、馬毛を触ると張り具合が違うことが解ります。
このような状態でもOKということは、数本馬毛を切る程度で、弓の性能に大きく影響するのでしょうか?そこのところが私には解りません。

私は、プロの方が羨むほどのフレンチオールドを使っています。しかしながら、5・6本切ると確かに弾き味は変わりますが、それほど演奏に影響はありません。しばらくすると、それに慣れてしまいます。まあ、私程度の技術レベルではそのような微妙なことは、関係のないお話しなのかもしれませんね。

<モデルYさん>
馬毛束から、良質な馬毛のみを選定したことがおありでしょうか。1本1本丁寧に選別する時間は、大変な時間がかかりますよ。5分や10分ではできません。
弓毛に何本(5本以上でしょうか?)かを切断することで、その張替をやり直しさせるのは、非常に酷だなと思いました。厳しい目で判断することは良いとしても、張替の値段はおいくらなんでしょうか。普通は7~8千円、高いところでは1万5千円くらいなのかな?もっと高いところがあるかもしれませんが。
私が、自分の弓に使用する毛束を1本あたり15秒程度、150本で2250秒=37.5分。ただ選定するだけでは、バラバラになるので、私の場合は両面テープを作業台に5cm程度の長さで貼り付け、選別した馬毛をその両面テープに綺麗に先端部がそろうように、貼り付けます。まあ、大変な仕事です。色々な作業を勘案して私の場合は概ね1時間はかかります。それでも完全にはなりません。安物の使い捨ての弓に張ってある、化繊(?代用品)ならほぼ同じ規格になると思いますが、1本1本まったくな同じ規格の天然馬毛をそろえることは、いくらお金を積まれても不可能です。概ねでOKという感覚でないと、精神的にもまいっちゃいますよ。適当(≒適切)も大事だと思います。

弓の張り替えの値段はこのような作業も含まれているわけです。個人的なことですが、私がどこかの講習会で講師で赴くと、1万5千/時間程度です。馬毛を選別するのに私だったらいくら掛かるかなのですが!
馬毛を選別するだけで1万5千円/時間×1時間=1万5千円です。これに馬毛の値段、チップの製作費、敷かい方の悪い方の弓ですと、松脂がこびりつきその清掃、フロッグ金属部の汚れ等の作業および諸経費を考えると、弓毛の張り替え値段はサービスみたいなものだと思います。

ところで、おいくら支払われているのでしょうか?ご参考程度にお教えください。

[52918]

Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年07月16日 21:17
投稿者:モデルY(ID:IZUwgQE)
僕は、弓の毛替え作業は一度もやったことがありませんし、選毛作業ですら、やったことはありません。
腕の良い職人さんを全面的に信用(信頼)しているからこそ、職人的な作業に関して素人の僕は、楽器や弓の調整・修理やクリーニングに関しては、僕自身は一切やらずに、職人さんに全てお任せしています。
僕が毛替えをお願いしている工房(2か所)の職人さんは、暇さえあれば(作業と作業の合間に)、いつも選毛作業をしています。職人さんが選毛作業に集中していて、お客さんが来ているのに気付かない、なんてことはザラにあります。
毛替えの料金は、2か所とも9,000~12,000円のレンジに収まります。
毛替え後は、毛が落ち着くまでしばらく待ってから松脂を塗った方が良いという意見があることは承知してますが、工房まで片道1時間以上の時間とそれなりの交通費がかかるため、毛替え後、弓を受け取ったらすぐにその場で松脂を塗って、毛の状態を「妥協せず」入念にチェックしている次第です。
毛替えに関しては、演奏者によって、仕上がりに対する要求度や好みに差があるので、「こういう仕上がりとなるようお願いしたい。」と依頼して、本当にその通り仕上がっているか、きちんとチェックすることが大切だと思います。
信頼関係があるからこそ、お互いに遠慮なく意見交換できるわけですし、仕上がりをチェックしたときに、ダメなものはダメとハッキリ指摘することが大事だと思います。
[53041]

Re: 弓の毛が切れるのを何本まで許容できますか?

投稿日時:2017年09月29日 19:08
投稿者:お静(ID:OXeHlVg)
私は10本が限界ですかね。年に二度毛替えしますが、せいぜい4-5本切れているくらいですね。あまり弾いていないのがバレバレですが、でも、そんなものです。
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