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弓を持つ右手の小指の位置 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 6 Comments
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弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月24日 16:31
投稿者:椰子の実(ID:E3QUg0Q)
弓を持つ右手の小指の位置について、最近気付いたことがあったので書き込みします。間違っているところがあれば、ご意見をいただけると助かります。

【右手の小指は、弓の8角形のどの面に当てるのが良いのか?】
一般的には(教科書的には)右手の小指は、弓の8角形の、真上の面か、手前(自分側)の斜めの面、に当てるのが良い、とされています。自分がレッスンに通っていたときには、そのように教えられました。
自分は、何回か弓の持ち方や演奏フォームを修正してきていますが、右手の小指は、弓の8角形の、真上の面か、手前(自分側)の斜めの面、のどちらかに当ててきました。いろいろ試して、今は、真上の面に小指を当てています。
最近、弓の持ち方を再度見直そうと思って、いろいろなヴァイオリニストのDVDを見ていたら、次のようなことに気付きました。
それは、右手の小指を向こう側の斜めの面に当てているヴァイオリニストがいる、ということです。映像で見ると、小指の先端がスティックからはみ出しているように見えますし、実際、小指の腹の柔らかい部分が、弓の真上の面と向こう側の斜めの面に当たっています。
自分はヴァイオリンを弾いている周りの人と比べて、多少小指が長めなので、演奏中に手に汗をかいたりすると、小指が弓からはみ出しそうになることがありますが、小指が弓からはみ出したりするのはマズイ、と思っていたので、常に真上の面に留まるようにしていました。
シュロモ・ミンツ、イツァーク・パールマンのDVDを見ると、2人とも、右手の小指が弓から少しだけはみ出しています。あと、木野雅之のレッスンDVDを見ると、通常のボウイングでは小指は真上の面に置いてますが、速いスピッカート(ソーティエ)のときに、完全に小指が弓からはみ出しています。
さすがに、3人とも、チェロの弓の持ち方ほど小指がはみ出しているわけではありませんが、ミンツとパールマンは、小指が長いこともあって、演奏中の大半は、弓から多少はみ出しています。(時々、真上の面に小指を置いていることもあります)
自分も思いきって、多少小指がはみ出すような感じで弓を持ったところ、小指がリラックスして、結果的に右手全体がリラックスして楽になった感じがします。そして、小指のことをなるべく意識しないように演奏すると、小指が真上の面に当たったり、向こう側の斜めの面に当たって少し弓からはみ出したり、というような具合になりました。なお、小指が弓からはみ出すのは、最大でも2~3ミリ程度です。
意識としては、真上の面と向こう側の斜めの面が接している角のところに、小指の先端よりも少し腹側の、小指の柔らかいところが当たるようにする感じです。
特に、速いスピッカート(ソーティエ)のときに、小指が弓からはみ出すようにすると(小指が弓から多少離れることもある)、より自由自在に弓の跳ね具合をコントロールできるようになりました。
ヴァイオリンの奏法を解説した本には、こうした小指の位置を薦める記述は全く見当たりませんが、自分自身が試してみたところ、思いのほか弾き易くなったので、書き込みした次第です。
小指が長めの方には参考になるかと思いますので、ぜひ試してみて下さい。
【ご参考】
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Re: 弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月25日 00:42
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
位置を定式化することは難しいです。いい加減なことならいくらでも
書けますが、各自の指の長さが異なることと、音楽的趣向における
弓のタッチ(≒弓の使い方)、伝統的な弓の持ち方か否かであらゆる
可能性があります。弓の毛の張り方も関係します。

しかしながら、少なくとも小指を(弓から)離して持ち続けると歳が若い
時は良いかもしれないが、歳を取ったとき震えの原因になるので、
小指を出来るだけ離さない真面目な持ち方が望ましいと思います。
イザイがいい例です。
[34604]

Re: 弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月25日 10:11
投稿者:青色7号(ID:ERUokGA)
 椰子の実さんが書いておられるような小指の腹がスティックの向こう側の斜めの面に当たるような弾き方だと、スティックに小指の爪が当たらないので、スティックが磨耗しないので弓が長持ちしていいかも知れませんね。まぁこれは冗談ですが、弓を持つときに中指と薬指を深めにする人、要するに、中指と薬指が毛箱(フロッグ)のアイ(丸い貝の飾り)を完全に覆い隠すような持ち方をする人だと、小指がそれほど長くなくても、相対的に小指が長い状態になって多少余ることになるでしょう。そういう弓の持ち方をしている人や、本当に小指が長い人だと、スティックから小指がはみ出してしまうでしょうし、そういう弾き方の方が楽なのかも知れません。
 あいさんが書いておられるように、スティックから小指を離す弾き方は安定性に欠ける傾向があるので、なるべく小指をつけたままにした方がいいですね。弓の先端の方で弾くときとか速いスピカートでは、小指がスティックが離れることもありますが、それ以外のときは小指にも弓を安定させるための仕事をさせてやった方がいいですね。
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Re: 弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月25日 19:55
投稿者:椰子の実(ID:FHchF3g)
あいさん、青色7号さん、お返事ありがとうございます。一般的に教えられていることと違うことを書いたので、全否定されるかと思っていましたが、否定されなかったので安心しました。
右手の小指の位置については、もう1つ大事なポイントがあります。それは小指を薬指からどのくらい離すか、ということです。

【右手の小指は薬指からどのくらい離すのが良いのか?】
小指を薬指にくっつけるのも、小指が薬指から離れ過ぎるのも、どちらも小指に無駄な力が入るので良くないとされています。小指と薬指の間に指が1本入るかどうか、ぐらいがちょうど良い、とされています。
自分は今までは小指と薬指の間に「小指が」1本入るかどうか(ギリギリ入るか入らないかくらい)、という状態で弾いてきましたが、最近、離す加減をいろいろと変えてみたところ、小指を少し伸ばし気味にして、小指と薬指の間に「薬指が」1本余裕で入るくらいにしたところ、非常に弾き易くなりました。
小指の腹の柔らかい部分が、弓の真上の面と向こう側の斜めの面に当たるようにすると、自然と小指が伸びて、結果的に、小指と薬指の間に「薬指」が1本余裕で入る状態になったのです。
小指が伸びると言ってもピンと直線的に伸びきるわけではなく、ほんの少しだけ丸みを帯びているものの、ほぼ真っ直ぐに伸びている、という状態です。このとき、小指は、丸みを帯びた状態で弓に当てるよりもリラックスした状態になっています。
小指が短い人がこういう持ち方をすると小指がピンと伸びきってしまうのでお薦めできませんが、小指が長めの人は、一度試してみる価値はあるかと思います。
人によって指の長さ、関節の柔軟性、指の筋力などがそれぞれ違うので、良い弓の持ち方は人それぞれ違うということは理解しています。この書き込みが誰かの上達の助けにされたら幸いです。
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Re: 弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月26日 12:52
投稿者:椰子の実(ID:cYkIKIA)
右手の小指の位置に着目しながら、引き続きいろいろなソリストのビデオやDVDを見ていたところ、ギル・シャハムも小指を伸ばし気味にしていて、小指の先端が少々スティックからはみ出していることがわかりました。
ギル・シャハムの18歳~30歳頃までのいろいろな時期の演奏を見ましたが、弓の持ち方やボウイングのフォームが微妙に変化しているものの、小指の位置や当て方については同様でした。
ギル・シャハムは結構好きなヴァイオリニストなので、なんかちょっと安心しました。
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Re: 弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月28日 00:14
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
弓を持つときの指の間隔は、広い方が宜しい。しかし、経験的には、柔軟性が無いと難しいので、最初は狭めに持って、次第に拡げてゆくのが、上達の近道です。私は、右手と左手の小指の長さが5mm以上違います。右手の小指の長さが短いのです。普段、小指は弓から離れています。
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Re: 弓を持つ右手の小指の位置

投稿日時:2007年08月28日 19:29
投稿者:椰子の実(ID:aTiFYyA)
博識でいらっしゃるpochiさんにご回答いただけるとは光栄です。pochiさんがおっしゃるように、自分も最初は指と指の間隔が狭めでしたが、上達するにつれて徐々に広くなってきました。最近小指と薬指の間隔を広げるようにしたところ、弓の動きが安定して音量が増し、また手先の動きが柔軟になって移弦がなめらかになりました。
自分は右手も結構小指が長いので、弓の先端でもたいてい小指がスティックについています。たまに離れることがありますが、たいていは小指がスティックについています。
皆さんのご意見を聞いて、自分のやっている改良が、あながち的外れではないことがわかったので、地道に練習を続けて行こうと思います。

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