ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

独学 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 42 Comments
[32984]

独学

投稿日時:2007年04月14日 22:40
投稿者:しょん(ID:Zlk3IxA)
初めまして。バイオリンを始めたいと思ったのですが、お金と時間と環境が厳しく、バイオリン教室などには行けそうにありません。大変失礼な質問だとは思いますが、バイオリンとは独学で弾けるようになるものなのでしょうか?よく書店で本を見かけますが・・・
ヴァイオリン掲示板に戻る
3 / 5 ページ [ 42コメント ]
【ご参考】
[33529]

33504訂正

投稿日時:2007年05月14日 01:46
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
33504訂正
polonaise1842a氏とリンク先のお兄さんとの共通点を私が感じ取ったので、polonaise1842a氏には更にその文体に磨きを掛けて頂きたく、リンクを張りました。

私の文章とpolonaise1842a氏との文章に関して、共通点を見出すのは、皆様の勝手です。私自身は共通点を見出そうとは思いません。電脳文学の嚆矢であろう氏の文章と私の駄文を比定しようなどとは考えもしません。

ヴァイオリン演奏に於ては、私自身、「聴衆の心に漣を起こし、それが大きなうねりになってゆく様な演奏が出来れば良いなと考えております」から、polonaise1842a氏の独特の文体には、学ぶべき点が多いのであろうと考えております。嘗て、音楽には調性が大切だった様に、掲示板には、意志疎通が大切だと思いますから、真似はできません。

ヴァイオリン演奏技術習得に於て、独学が難しいのであろう事は、独学をしていた人々の弾き方を見ればすぐにわかります。しかし、何故、独学が難しいのであろうか?との疑問に立ち返ったとき、様々な考えが出て来る様に思います。

++++++++++++++++++++++++

沖縄のどこかの島で、適当にヴァイオリンを作って弾いて居たお爺さんがいました。調弦すらも解らなかったらしく、ヴァイオリンとは違う楽器の様な感じでした。

ステレオを聴いて、こんな音の楽器を弾きたいと思って、ヴァイオリンを始める人もいらっしゃると思いますが、実際に弾いて居るヴァイオリンの音は、ステレオの音とは異質なものです。コンサートで聴く音とも全く違います。どの様な音を出せば、ホールで弾いたときに、プロっぽい感じを出せるか?は、習ってみないと解らないのではないかな?と思いますし、そのレベルまで到達できる人は、限られた人だと思います。私は大人から始めた人では、存じ上げません。教授法に関して、散々試行錯誤しましたが、私は、幼少時のギコギコ弾きにその秘密が隠されているのではないかと、この掲示板にも投稿している次第です。

+++++++++++++++++++++

何を以て弾けているか?という命題があります。
これは、
「1オクターブの長短音階を正確に弾ける」
が最低条件だと思います。このレベルなら、到達する人もいらっしゃる様に思います。
ところが、
「ヴァイオリンっぽい音を出せる」
となると、かなり厳しい様に思います。
現実的には、
「2オクターブの長短全てを正確に弾ける」
「1弦2オクターブ長短、解放絃から4度上まで弾ける」更に、「弓捌き」が加わります。
これらが、オーケストラで演奏できる最低条件ですが、これらの条件を満たす人は、アマチュアは稀です。これが出来ない人がオーケストラに存在していたら、観客はお愛嬌で聴いて、本当は我慢しているだけです。下手糞なカラオケのオッサン・オバハンに付合っている風情です。
ソロで弾くなら、重音がこれに加わります。

もっと難しいのは、西洋音楽伝統音楽が持つ法則性です。母親から子供に受け継がれている言語の様に、師から弟子に受け継がれるものです。出来ていないと「訛っているな」と感じるものですから、独学は非常に難しいのではないかと思います。

今にして思えば、師の音楽性には「クレズマー」が入っていた様に思います。手っ取り早く言えば、音楽が多少訛っていたんでしょうね。
[33641]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月21日 09:57
投稿者:Violinist(ID:MBKGJiE)
何故、pochi氏は意味不明のブログを張ったのかとても理解しがたい。チャイコフスキィのヴァイオリン協奏曲のGの音の二音をフラジョレットと芯の在るヴィヴラートで満足に(ハイフェッツの)ように直ぐに鳴らす事が出来ますか?と問いかけて遣る方がスレ主に取って有効なアドヴァイスと成ったと思うのだがどうか?
>polonaise1842a氏とリンク先のお兄さんと>の共通点を私が感じ取ったので、>polonaise1842a氏には更にその文体に磨きを掛けて頂きたく、リンクを張りました。
ヴァイオリンを舐めているのですか?あの抱きしめ人形を写真に収めている方は独自の価値観に於いて行動していて、人形とのデイトを一般人に見せているだけだ。ヴァイオリンの奏でる芸術性と何の接点も無いのは明白である。
33457を即時削除して頂きたい。
少し調子に乗りすぎだと思います。>Pochi氏
以上。
[33643]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月21日 12:34
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
Violinist氏の御意見は承りました。

御尤もな御意見だとも思います。不快感を催されたであろう事も良く解ります。しかし、織り込み済みで投稿しております。

チャイコフスキーですら、「臭い匂いがする」「演奏不能な駄曲」とか非難されています。近現代の芸術をヴァイオリン弾きとしての色眼鏡なしに考えた場合、ちょっと違った考え方も出て来るのではないでしょうか?現代美術館などに足を運ばれた事はありますか?

我々ヴァイオリン弾きが音楽を供する人の中に、音夢たんを抱きしめているお兄さんが入らないと言い切れますか?また、「音夢たんを抱きしめているトコロをブログに載せる」行為を「ヴァイオリンの奏でる芸術性と何の接点も無い」と言い切る根拠は限りなく恣意的だと思います。

「芸術性」という言葉の上に胡座をかくのは、売れない「新劇」のみなさんでも出来ます。この考え方は、両刃の剣で、私自身にも振りかかりますね。

>「チャイコフスキィのヴァイオリン協奏曲のGの音の二音をフラジョレットと芯の在るヴィヴラートで満足に(ハイフェッツの)ように直ぐに鳴らす」
****チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを舞台で演奏された御経験はありますか?初心者で、ハイフェッツの持つ技術的な凄みを理解できる人は、ほとんど居ないと思います。

このスレッドの複数の投稿で、伝統芸能と現代ヱブ文学を対比させて、書き込んだ心算なのですが、御理解いただけなかったことは非常に残念です。
[33647]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月21日 23:30
投稿者:ららトーク(ID:JIQoIzg)
pochiさんの一連の投稿とViolinistさんの意見でようやく、このスレッドの展開の意図がわかったような気がします。これはかなり芸術論としてはおもしろいですね。

ある種、独学も意味があるというか、既成の芸術の枠を超えて意義のある演奏するには、バイオリン上達には関係ないところからも、その深淵の淵から意義を見いだす能力が必要ということですかね。武満徹さんの芸術もそれに近いものを感じます。つまり独学しても、強力な自己表現を見失わないでやり続けていく元気があるならそれは新しい芸術に結びつくということですか。

まあ、これができるのであれば、かなりの天才ということになりましょうけど、結局、こうした天才によって、次の時代が開いていくのですね。

と考えましたが、pochiさんの意図とは、違うかもしれません。そのときはすみません。でも人によって、いろいろと考え方ができるのでおもしろいですね、このスレッドは。
[33652]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月22日 07:30
投稿者:Violinist(ID:KIIkiZA)
33643さんと皆様に対してのレスです。
チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを舞台で演奏された御経験はありますか?初心者で、ハイフェッツの持つ技術的な凄みを理解できる人は、ほとんど居ないと思います。
私は、一応ヴァイオリン演奏でお金を得ているプロで何度か舞台で演奏をしたことがあります。勿論チャイコフスキィも何度か演奏をしています。pochi様がプロ奏者かアマチュア奏者かは存じ上げませんが芸術の崇高性を少しでも理解しようとされているのが分かりました。
私も少し言い過ぎたと反省しております。ただ独学でもヴァイオリンは学べるがオトナたんの抱っこ人形が得る物は違うと私は思いました。私にはダッチワイフやオトナのファンのオタクさんの友人が数人居ますが、彼らは自ら付き合う女性をそれに置き換えているのだと感じました。
ヴァイオリンの世界は(アイドル=音夢たん)の愛とはかけ離れたもの。聴衆様にとっては色々な感情を味わえるが演奏する側にとっては、2000時間の基礎練習に曲の解釈と演奏法に100時間で自分との戦いです。
纏めます。
>バイオリンとは独学で弾けるようになるものなのでしょうか?
独学ではある程度演奏の体裁は整えられるでしょう。しかし、師を持ったほうががっちり基礎を固めることができます。そして、さらにステップすることができます。レイトだろうがアーリでも関係ありません。万人を感動させることができなくとも少しでもクラシック曲の本質に近づくことができると思います。簡単に云えば、プロは演奏が上手いのは当たり前で「モネの絵画の色彩をヴァイオリン演奏に取り込むことができる」のです。私にとりましても常に勉強です。
以上。
[33660]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月22日 17:49
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
Violinist氏、
気になるところが散見されますので、もう少し突っ込みます。

> 私も少し言い過ぎたと反省しております。
****深読みしなかったら、ごく普通の御意見なので、言い過ぎでもないと思います。

> ただ独学でもヴァイオリンは学べるがオトナたんの抱っこ人形が得る物は違うと私は思いました。
****思うのは御自由ですが、同意しかねます。日本共産党が統一教会の事を「淫教の邪宗」だと決め付ける様なものです。マルクスの教条では、個々の宗教の是非に付いて、論評する事は出来ませんし、ましてや「顕宗」である宗派を制定する立場にもない筈です。同様にして、音夢たんの抱っこ人形云々を、「2次元ロリの進化系」門外漢のヴァイオリン弾きが否定的論評する事には疑問があります。

私にはダッチワイフやオトナのファンのオタクさんの友人が数人居ますが、彼らは自ら付き合う女性をそれに置き換えているのだと感じました。
****その様に感じるのは、Violinist氏の御自由ですが、彼らには彼らの基準があり、彼らの自己表現の一つだと認めることが大切なのでは無いでしょうか?自己表現で生きる者として、他人の自己表現を最大限に認めるのは、自己研鑽に不可欠だと思うのは、私だけでしょうか?

>ヴァイオリンの世界は(アイドル=音夢たん)の愛とはかけ離れたもの。
****多分に恣意的です。キリスト教原理主義者が回教原理主義者を掛離れた人達と思ったとしても、無宗教の人にとっては、絶対神ゼウスを信仰する「同じようなもの」です。ヴァイオリニストという立場を離れれば、「かけ離れたもの」と言切るのは難しいと思います。

> 聴衆様にとっては色々な感情を味わえるが演奏する側にとっては、2000時間の基礎練習に曲の解釈と演奏法に100時間で自分との戦い
****多くの聴衆の皆様にとっては、舞台上のパフォーマンスが大切なのであって、関係ない事です。プロ野球なら、練習を評価するファンはほとんど居ません。

>独学ではある程度演奏の体裁は整えられるでしょう。
****33643で演奏の体裁にレベルを設けて解説しました。独学で「1オクターブの長短音階」を一つでも正確に弾く事が出来る様になる人は、多数派ではないと思います。

「モネの絵画の色彩をヴァイオリン演奏に取り込むことができる」
****美術史と音楽史の関連を考えると当たり前の事です。取り込むのが普通ですし、取り込まない演奏は新しい解釈でしょう。私でもフォーレ以降の仏蘭西物を弾く時には取り込んでいる心算です。ラヴェルはもう少し色彩が鮮明だと思います。

ららトーク氏、
解りやすい解説、有難う御座居ます。あい氏は「独学が出来ない人は、食べてはゆけない」という趣旨の投稿をしていたと思います。関係の無い分野からインスピレーションを受け、これを自己表現に反映させるのは、天才に限らず、誰しも行って居る事ではないでしょうか?
[33680]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月24日 16:05
投稿者:violinist(ID:MBKGJiE)
レスが遅れました。
33504
>polonaise1842a氏は、その文体に於て、他の追随を許さないところを持っていらっしゃった
兄さん「音夢たん、冷たくておいしいね♪」
音夢たん「はい、とっても冷たくっておいしいです、兄さん♪」
此の文章から何が読み取れますか?想像力の豊富さでしょうか?現代の趣味の多様化でしょうか?私には何も読み取れません。ヴァイオリン独学に関心が在る一般大衆に彼独自の価値観を見せられても何の解決にもなりません。polonaise1842a氏がお人形さんの趣味を持ってしまったら別の話ですが。
つまり、彼の独自感(音夢タンを自分の彼女と見立てデイトや会話等シュミレーションしたものをブログに載せる)に基づいたものであり、何の哲学性や独自性も感じられません。現状に満足して仕舞って居るからです。一方的な彼女への愛のポエムで全く進歩が無いのです。
>独学で「1オクターブの長短音階」を一つでも正確に弾く事が出来る
はい。これは、出来る人を良く見かけます。形上だけなのですが、アマオケに属されている方でかなり器用に弾きます。しかしながら、ハイフェッツのようにヴィターリ「シャコンヌ」のラストの一オクターブ離れた音程の旋律と、彼のメンコンの冒頭の一オクターブ離れた旋律の運びの仕方は大きく違います。これは巨匠でさえも旋律の運び方に夫々違いが見られるのはとても興味深いです。曲想と云われればそれまでですが、私はシャコンヌを奏するときはハイフェッツの様に派手なポルタメントを殆ど用いません。これは当時の流行も織り交ぜたものであると推測されます。現在では好き嫌いが分かれますが、常に楽器との対話(デル・ジェス、観客の嗜好、時代背景、作曲者、調子、弦、音程、気温、伴奏者、ライブか録音)が常に、交わされています。これは一方的では、ありません。
>日本共産党が統一教会の事を「淫教の邪宗」だと決め付ける様なものです。
私はヴァイオリンのみに突進してきた人間ですので良く分かりません。ごめんなさい。
>美術史と音楽史の関連を考えると当たり前の事です。取り込むのが普通ですし
それすら出来ていない演奏家は多数居られます。クリムトって誰?シャガール?車?
pochi様は分かっているから読み飛ばしてください。此処は、分からない人が居ると思い書き込みました。
>私にとって、polonaise1842a氏とは、心に何らかの漣を起こす点で、共通しています。
漣=波紋=mannerism打開と私は読み取っています。pochi様の博学さはすばらしいです。しかしヴァイオリンに関しましては少し突っ込みが要です。
ビニル製の音夢タンは永久に音夢タンです。しかし、ヴァイオリンに於いては「ソレラミ」の四つの弦から紡ぎ出される旋律で泣かれるお客様も居られるし感情移入されるお客様も居られます。高次元で人間の五感に訴える演奏乃爲に身を削ぎ進歩を続けている所が両者の違う所を心に留めて貰いたいとお願いし、末筆ながら以上を以って私の主張とさせて頂き此の板に於いての返信は最後とさせて頂きます。
以上。
[33682]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月24日 21:20
投稿者:米米(ID:EAQYgZE)
横からレス、すみません。

音夢たんのリンク爆笑しました。

○○ヴィエンナーレや△△トリエンナーレに置いてあっても不思議でないと私は思いました(笑)
[33695]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月25日 08:09
投稿者:pochi(ID:SBdYcmA)
Violinist氏の為に、
「ヴァイオリンのみに突進してきた」方にとっては、音夢たんとヴァイオリンを比定されるのは、拒否感があるでしょうね。でも、敢えて、音夢たんとヴァイオリンをフェティシズムで括ると共通性はありますよ。
米米氏御指摘の通り、読み替えたら、恐ろしい文章になりますね。オフ会もしていますから、一方的だと言い切るのは難しいでしょうね。
お暇ならフロイトでも読んでみて下さい。

ハイフェッツのオクターブは広いことがありますね。オクターブは最大1224セント位まで許されますから、表現の幅ってトコロです。改めて聴くと絶妙ですね。そういえば、曲によってはオクターブを少し広めにとっても良いなんて習いましたね。ジャンプする高い音を煽るのは良く行う表現の手段です。グリッサンド・ポルタメントはイヤラシイので、オリジナルでは出来ませんが、クライスラーの物真似で散々練習しました。メンコンでもジャンプの時の下の音で使ってしまいますよ。大きなヴィブラートを掛けながらのポルタメントは、啜り泣く様な感じを出す効果がありますね。メンコンの2楽章で行ってはイケマセンよ。ポルタメントをシャコンヌでは難しいですね。師は使って居たと思います。

確かに、独学で1オクターブを一つくらい正確に弾ける人は、屡々存在します。でも、「多数派ではない」と思うのです。「暗い長調・渋い長調・明るい短調」なんて要求すると、キョトンとしていますね。
[33702]

Re: 独学

投稿日時:2007年05月26日 12:55
投稿者:私は教師ではありますが(ID:JnVicZY)
脱線のお好きな方が多くいらっしゃいます。
立場上、独学を勧めるものではありませんが(爆笑)、スレ主さまの文面から、どうしても独学でやるしか無いお立場かと察せられます。ご同情申し上げます。
このWEBサイトのトップページに「検索」というメニュがあります。
キーワードを「独学」と入れ、検索範囲を「サイト内」とすると、過去の議論があらいざらいひっかかります。スレ主さまはもうご覧ではないかとも推測はしますが、一応申し上げます。
ヴァイオリン掲示板に戻る
3 / 5 ページ [ 42コメント ]