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予算50万円で使えて楽しめる楽器 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 69 Comments
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予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年04月21日 06:52
投稿者:ジェシカ(ID:GIVWlEk)
「予算100万円で一生使える楽器」のスレッドを読んで、皆様の博識ぶりに感嘆するとともに、今まで拝読するだけで終わっていた貴サイトに参加させていただくことにしました。

上スレッドでは皆様が喧々諤々、現在お薦めの製作家や買い方を教えてくださり、本当に勉強になりました。プリントアウトして何度も読み返しています。しかし私の予算は50万円、いかんせん桁が違います。おまけに現在英国在住です。日本の現代製作家の方のバイオリンは、なかなか弾く機会がございません。すでに色々な方にお話しを聞き、色々方向性を間違えながらも、今はロンドンの楽器屋さんをはしごしているところです。ロンドンで50万円ですと、ほぼ無名の作家モノ(英・独・仏)、もしくは工房製のバイオリン。しかし、これ!というものにはまだ出会えません、、、。

腕前はというと、、、10代の頃4年間習い、現在10年ぶりに再び始めたところ、クロイツェルを練習していました。中級者、、、くらいでしょうか。10年前に引越しを気に止めた頃は、ドイツ産の大量生産の友人の楽器を借りて弾いていました。

長くなって申し訳ありませんが、どうぞ色々とご教示いただけましたら幸甚です。
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【ご参考】
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Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年08月05日 03:20
投稿者:pochi(ID:OFFVWFM)
私は、世界的に有名な人が引退して趣味でヴァイオリン屋をして居た所に入り浸って居りました。彼自身、結構上手なヴァイオリン弾きだった見たいですが、私が会った頃は、耳が悪くなって居たのでアマチュアオケでも足を引っ張る位でした。

老後の楽しみで、儲け主義ではなく弦楽器販売をするのは、楽しいと思います。そんな人は米国に沢山居ます。また、ヴァイオリンの修理の仕方、弓の毛替えの仕方の講座等が沢山有って、此れに参加すれば、一応、ディプロマ成る物が得られます。

手先が器用で有る事に自信が有るのなら、そんな人生設計も良いと思います。

suzuchin氏が、そんな工房を開いたら、きっと繁盛して、楽しい人々が集まってくると思いますよ。

どっかのお店で小僧をするのは、現在非常に難しい状態ですが、「無料で修業させて欲しい」と熱意を込めて云えば、何とか成ると思います。

大阪近郊では、
バイオリン工房クレモナ
〒569-1123大阪府高槻市芥川町2丁目12-21-201
tel&fax072‐685‐5551
メール mailto:luccio@d1.dion.ne.jp
月~金12:30~18:30p.m. 日13:00~17:00p.m. 土祭休み
をお勧めして置きます。

良いお店を作って戴ける事を念願致します。

http://netinstruments.com/a.php?a=12791
この人、Vladimir Pilarのお父さんですか?

それでは、、、。
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Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年08月05日 05:30
投稿者:violink(ID:M2czcQA)
suzuchinさんへ

いいですね、セカンド・ライフとしての楽器屋ですか。
是非、イタリアンでないオールドが置いてあるお店にしてください。

どこの楽器屋に行っても、仏独伊ばかりで閉口しております。

それから、できれば気長に英の今はなき老舗ヒルの角型ケース
も探していただければ嬉しいです。

violink
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Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年08月05日 07:38
投稿者:minor(ID:NWZnEIU)
サイドビジネスで楽器を販売されている人を知っています。仕入れ値の2~3割り増しで販売されているそうです。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~ree/omou.html

ヤフオクにも時々出品されています。

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c34657730

ご参考までに。
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Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年08月05日 17:05
投稿者:pochi(ID:JoiDEEk)
バスコ師の為に「Dogal のMarchio Verde」も置いて下さい。
[14720]

Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年08月05日 20:50
投稿者:suzuchin(ID:OZKTCRQ)
はげまし ありがとうございます。

http://www.jmc.cz/stan/vlno/pilar/enghistorie.htm#Vladimír%20Pilař
にPilar familyの系図があります。
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Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年08月05日 20:59
投稿者:横好き(ID:QSGVUJM)
いいですね。 老後の楽器屋さん。
ぜひ良い中古楽器を仕入れてください。あまり手を広げなくても良い楽器を扱っていれば、楽しいお客さんが集まりそうですね。

ebayで買ってYahooオークションで転売するのをサイドビジネスにしている人もいますね。最近人数が増えたようです。^^;

鶴見にあるストラッドさんという弦楽器屋さんは、本当に老後の趣味が高じてバイオリンを買いすぎたので楽器屋をはじめたそうです。ただし本業をいくつか持っていらしてお金持ちだったから出来たことのようです。
今では二人の息子さんも脱サラしてがんばって売っているのだそうです。
うらやましい限りですよね。。。。
[17042]

Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年10月27日 07:31
投稿者:ジェチカ(ID:JxmUMWk)
アドバイスを頂いた皆様、ごぶさたをしておりました。
以前予算50万円でバイオリンを探していたジェチカと申します。
結果報告をさせていただこうと思いながら、こんなに日が経ってしまいました。お世話になっておきながら、大変失礼いたしました。ご報告だけと思い、書き込みをさせていただきます。

とても色々なことがあって、どこから始めれば良いのか分かりませんが、ええっと、とりあえず、West country violinの楽器は、私の求めている音とは少し違っていたようで、ご主人にお断り申し上げました。色々無理を申し上げたのに、いつもプロフェッショナルに対応してくださる、良いご主人です。うまく形容できませんが、私の求める鼻音は、風邪の引きかけで、「少し鼻声だね」、と知り合いに気づかれる程度の鼻音で、スタイナー型の鼻音だと、「ひどい風邪! 早くお家に帰って寝なきゃ!」という熱が出ていそうな鼻音ですね。

その後、ロンドンの楽器屋さんを周りつつ、実は9月にプラハにも行って参りました。もともととても行きたかったところでしたし、チェコ製の楽器にもとても興味があったので、観光がてら4日間ほど。ご親切に色々と情報を下さったsuzuchinさんのご紹介で、とてもよいバイオリン屋さんを訪れることもできました。そこにあったバイオリンで気に入るものもありましたが、ユーロが急騰していることもあり、値段交渉の結果、購入は断念しました。

しかし、この半年間、色々なことを学ぶことができました。たくさんのバイオリンを試して、pochiさんやviolinkさんがおっしゃるように、私は1900年代前後のフランスものの音が一番好きだと言うことも分かりました。もちろん、古いイタリアンなどの高級品は試していないので、私が買える範囲のものでは、、という前提付です。Klozファミリーの300万円程度のバイオリンや、モダン・イタリアン(500万円程度でした)を弾かせていただいたときには、50万円のものと音がとっても違って、びっくりしましたが、それでも私の目的には50万円のもので十分かもしれない、、とも実感できました。

実は、いまだ50万円のバイオリンは購入していません。値段と音と外見と、全てにぴんと来るものにまだ出会えていないからです。でも、connoisseurさんが鋭く指摘してくださったように、購入に関する戦略は定まりました。長期決戦でのんびり納得の行くものが見つかるまでがんばります。

それまでのしのぎ、、というわけではありませんが、いわゆるStudent violinを購入することに決めて、現在選んでいるところです。ロンドンで購入できるルーマニア製・Gliga(GAMAモデル)と中国製・Johannes Kohr(K500)、それにドイツ製Otto Jos Klier(モデル63)の3台を試し弾きしているところです。個人的にはGligaかK500を選ぶつもりでいますが、決めかねているので、週末に先生とどちらか1台に絞るつもりです。Gligaは400ポンド(8万円程度)でK500は売れ残り品のため150ポンド(3万円!)にしてくださるそうです。アメリカでは評価の高いStudent Modelのようですが、イギリスでは人気が無いようです。私は個人的にはK500のほうが今のところ気に入っています。Gligaは日本だと定価で20万円を超えると聞いて、バイオリンの値段は、本当にあってないようなもの、という経験に基づいた実感もこの半年で得た収穫のひとつです。

これで、とりあえず急なる楽器選びから開放されることになります。オークションに下見に行ったり、友人から使っていないバイオリンを借りたり、楽器屋さんから3週間おきに新しいバイオリンを借りてくる、、、という忙しいバイオリン選びから開放されて、のんびり探すことができるので、とてもほっとしています。

この掲示板を通じて、本当に色々な方からアドバイスを頂いて、とても感謝しています。ycさまにもお世話になりました。本当にありがとうございました。長くなって申し訳ありませんが、御礼まで。良いバイオリンに巡り会えるまで、このバイオリンで、存分に練習したいと思います!!
[17063]

Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年10月28日 04:30
投稿者:pochi(ID:YSOVYRA)
肺炎に成りかけのヴァイオリンを紹介して申し訳有りませんでした。如何せん、私自身が試したのでは無く、友人に聞いただけなので、思いっ切り鼻掛った物を云ってきたのでしょう。

件のk-500は、
http://www.howardcore.com/Catalog/Images/InstJPGs/K500scroll.jpg
http://www.kesslermusic.com/images/strings/k500.html
ですね。
http://forums.maestronet.com/forums/ubbthreads.php
で、絶賛している人が居ますね。

Gligaは、此れですか?
http://store.musicbasics.com/vln-1300.html
それとも
http://www.theviolincollector.com/romanianmasters/ForSale/GligaProOPB-1.jpg
ですか?ルーマニア製ではなく、中国製だと思って居りました。最近の中国製の楽器の進歩は目覚ましく、世界中を席捲して居ります。

購入したら、報告して下さいね。(^_^)
[17072]

Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年10月28日 08:13
投稿者:ジェチカ(ID:KQlHkiM)
pochiさん、お久しぶりです♪
スタイナー・バイオリンの件ではお世話になりました。
色々と情報を教えていただけるだけで、とても嬉しく思っています。
良い勉強になりました。

K-500もGligaもpochiさんのご指摘のものです。
実は、Student violinを買うにあたって、Maestronetで評判の良いものにしよう!、、と参考にしてこの2台を決めました。Otto Jos Klierは友人のバイオリンでこちらのものを借りていたので、その縁で。でも、K-500とGligaの方が随分良く思えます。モデルにもよるので、なんとも言えませんが。

私が考慮しているのはGligaのProfessional Modelで、モデル名はGamaというようです。その上はMaestroで、Gliga氏ご本人が手を入れているものだそうです。弦と指板の距離が短くて、弦を押さえるのがとても楽です。音は太めで深くて、メローなタイプ。

K-500はとても音が大きくて華やかなタイプで、Gligaとは正反対です。実は外見はこちらのほうが私は好きなのですが(明るめの色)、弦と指板の距離が結構あって、弦を押さえるのに結構力がいります。でも、これはバイオリン屋さんに行けば、調整してもらえるんですよね。きっと、本体の値段よりも高くついてしまうでしょうが。このバイオリンを購入することになるお店では調整はしてくれないので(販売のみのお店です)、これは自分でしなければいけないみたいです。

週末に先生と相談してどちらか決めたら、また報告しますね!
[17453]

Re: 予算50万円で使えて楽しめる楽器

投稿日時:2004年11月17日 00:23
投稿者:ジェチカ(ID:RXSJQZA)
先生からGliga、K-500共に駄目だしが出たため、紆余曲折を経て、結局K-500ではない、また別の中国製のバイオリンを買うことになりました。
いままでバイオリン屋さんから借りてきた2500ポンド前後のバイオリンとは、比べるまでもなく音はいまいちですが、音程がとりやすく、なんだか弾きやすいのでこれに決めました。来週末、近くの楽器屋さんで軽く調整してもらうことになっていますが、Student violinに関して、ひとつ質問があります。

私が試したものは、主にドイツ、ルーマニア、中国製のものだったのですが、ドイツ・ルーマニア産のものは、音が重めで、深い感じの音のものが多くありました(持った感じも重いものが多かったように思います)。ところが、f字孔の横のところを見ると、結構薄めにできているんです。

その反対に中国製のものは音がぽーんと出やすく、軽くて浅め(?)の音なんですが、見ると標準の厚み(3mm前後)のものが多かったのです。でも持った感じは結構軽めです。

これはどういう理由からこういうことになるんでしょうか? 中国製のバイオリンは山ほどあるので愚問かもしれませんが、ヨーロッパ産と中国産のものの違いはどういうところにあるのでしょうか。素朴な疑問です。お応えいただけると嬉しいです。
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