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誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 122 Comments
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誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後

投稿日時:2024年06月02日 00:16
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
これからのスズキバイオリン等はどうあるのか??皆さまが思ったように誠に勝手に書いて戴けませんか??

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Re: スズキの高級バイオリン 1000番台について教えて下さい。

投稿日時:2024年05月31日 12:26
投稿者:Woody(ID:FiBFYEA)
今のスズキは経営難でファンドからきた経営者の元で再建すべく奮闘しているようですが、まともな楽器の製作はできない状態です。
過去に分業で作った各パーツの組み立てと塗装を国内で行なっているようですが、新規製作に必要な設備は既に売却もしくは廃棄しております。
中国製のホワイトに日本でニス塗ってスズキのラベルを貼っただけの楽器が既に主流で、今後はブランド名だけで収益を上げる戦略のようです。
川口氏が工場長で#2000を手作りしていた20年前と今では全く別会社です。
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Re: スズキの高級バイオリン 1000番台について教えて下さい。

投稿日時:2024年06月01日 23:06
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
訂正: 畏(かしこ)くも :です

さて、Woody 様 ありがとうございます。
私の[55083] 〉これを書いていて実はスズキは絶滅危惧種じゃないかなぁ、と思うようになりました。これからは存在意義がないんじゃぁないか
を裏付けたWoody 様のコメントで、裏を返すと今後への期待と20年前を懐かしむようにも思いました。私の本心では、川口氏ら工長らが居ても倒産??の勢いです。

今のスズキは、大正時代、第一次大戦特需後の急減産に加えて、世界恐慌、昭和恐慌、不渡り倒産した時と、市場環境は似ている一方で、求められる楽器が異なる上、政吉に代る川口氏ら工長らも居ないこともあって、小野田社長さんは「やべぇッ」と感じていると分ります。そして、スズキバイオリンの今後を決めるのは、スズキバイオリンしかありません。

以上のことを明らかにした上で、誠に勝手で失敬ながら今後のスズキを勝手に論議することはできます。そこで、改めて板を立てて皆様のご意見を伺ってみたいと存じます。
のお話しがあり、また、[55126]
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Re: スズキの高級バイオリン 1000番台について教えて下さい。

投稿日時:2024年05月31日 14:37
投稿者:通りすがり(ID:IVlEZWA)
上のコメントが本当なら悲しいですし、それなら中国ブランドでいいよって自分は思います。
得られる収入のこととか考えたら、日本で製作するのは割に合わないんですかねぇ。
日本人のプロオケの人とかが日本人の職人さんと意見交換しながらオーダーするようなエコシステムが出来てこないと期待できなさそう。

アメリカは作家が育ったんだけどなぁ。
もあります。これからは、今までのスズキバイオリンなどは不要なんじゃないかなぁ??と思いがふつふつと沸き、パンパンに膨らみます。
例えば、モラッシーやビソロッティのような誰も欲しがるブランド楽器は作れないし、楽器として10seriesと言っても中国製と同じかもしれないし、中級や初級の学習用楽器でも、高品質で低価格なメーカーが多く存在していてスズキなどの立場がないでしょう。そして、何もスズキだけでなく、ピグマリウスについても同じことが言えるのでは??と思います。

そこで、これからのスズキバイオリンやピグマリスは、どうあるのか??誠に勝手に想像してコメントして頂きたいです。気軽に楽しみながら、よろしくお願いいたします。
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【ご参考】
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Re: 誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後

投稿日時:2025年11月10日 16:40
投稿者:松毬(ID:E3kTUUI)
おさむ 様

コメントありがとうございます。 偶然にも私は逆に、そのNo.700/No.720は、是非一度試奏したいものです

約100年前の梅雄からはモデルチェンジをしているのですが、その梅雄から音は不思議にも'77作梅雄No.880G[56305]
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Re: 誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後

投稿日時:2025年11月04日 04:36
投稿者:松毬(ID:J1JTJzU)
捕捉:
先[56304]説明の通りで、一応、先の自己の弁を否定をして改めたのではありません (切り口は変えましたが、、) 。
それは「後期特シリーズの上位機には、恐らく梅雄がラインに入って製作された楽器にサインをプリントしたラベルがあるようです」とは記しましたが、「梅雄がラインに入らずに製作された楽器にもサインをプリントしたラベルが」「ある」とも「ない」とも触れずにさけて記していません。 それは、その時は分からなかったからで変にサインをプリントって書いていて、しかし、このゾーンを今回は加えて改めて述べたに過ぎません。
ちょっと普通は分かり辛く、誤解させて苦しめたことご容赦下さいませ🙇

さて、[56260]を受けて、[56238] 同型後期の880Gについて
タイミングよく私がアクセスできた楽器は、'75年過ぎに梅雄作は作風を変えたようで梅雄の作品880Gとして[56238]同様なものがリリースされており、これと同様な77年梅雄作880Gです

私が手に取って見て、作家やマイスター作と云うよりも弟子たちによる工房楽器に見えるのが率直な感想です。 この後のエターナルらに繋がる基の楽器であることが分ります。 
板は恐らく国産で良い物を使っている様ですが、表板はエゾ赤松じゃあないかな? フライパンアーチ[56239]と言いましたが、フラットではなく彫りは深くてアーチカーブは基本はストラドの様ですが、縁が沈んでいてフライパンの様に低いアーチに見えたものです。 板の厚さは恐らく普通で、f字の縁ではエターナルより少し薄く、[56255] の梅雄より少し厚いかも知れません 
スクロールの彫りは深いのですが、パフは恐らくエターナルらと同じで、ニスはスプレー吹付けで薄目、内側の造りを見ても特別に綺麗とは思えません。
梅雄一人で製作した楽器には見えず、梅雄だけでなく職人と恐らく秩の手も入った楽器に見えます。 [56260] 仮説が通ります

音は、スズキの特徴が良く現れており、ふわっと広がって良く響きます。 箱鳴り感もあるのですが響くのでそれなりに遠鳴りもするでしょう。 多少音程を外しても響きます。 また、特に主観的になり恐縮ですが、音色は雑で綺麗とは言えないでしょう。 鈴木の音じゃぁないかな?政吉色もあるけども恐らく戦前からの梅雄色の方が強く、、、また、'70年代前半の秩作750との共通性を音からも予感さえるものです(いずれもどこか音の根っこでは似ている感じがあります)
[56237]1800は、表板にヨーロッパ材の良い物を用いたようで今回の880Gとは異なり、音色は綺麗でした 

なお、[56238]の真贋は、[56260]の通り所有者に委ねます
に繋がっている感じがします。 また、秩作は3挺あるのですが、やはり音は、'65作秩No.1、'70作秩No.1、'73作秩No.750、'77作梅雄No.880G[56305]
[56305]

Re: 誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後

投稿日時:2025年11月04日 04:36
投稿者:松毬(ID:J1JTJzU)
捕捉:
先[56304]説明の通りで、一応、先の自己の弁を否定をして改めたのではありません (切り口は変えましたが、、) 。
それは「後期特シリーズの上位機には、恐らく梅雄がラインに入って製作された楽器にサインをプリントしたラベルがあるようです」とは記しましたが、「梅雄がラインに入らずに製作された楽器にもサインをプリントしたラベルが」「ある」とも「ない」とも触れずにさけて記していません。 それは、その時は分からなかったからで変にサインをプリントって書いていて、しかし、このゾーンを今回は加えて改めて述べたに過ぎません。
ちょっと普通は分かり辛く、誤解させて苦しめたことご容赦下さいませ🙇

さて、[56260]を受けて、[56238] 同型後期の880Gについて
タイミングよく私がアクセスできた楽器は、'75年過ぎに梅雄作は作風を変えたようで梅雄の作品880Gとして[56238]同様なものがリリースされており、これと同様な77年梅雄作880Gです

私が手に取って見て、作家やマイスター作と云うよりも弟子たちによる工房楽器に見えるのが率直な感想です。 この後のエターナルらに繋がる基の楽器であることが分ります。 
板は恐らく国産で良い物を使っている様ですが、表板はエゾ赤松じゃあないかな? フライパンアーチ[56239]と言いましたが、フラットではなく彫りは深くてアーチカーブは基本はストラドの様ですが、縁が沈んでいてフライパンの様に低いアーチに見えたものです。 板の厚さは恐らく普通で、f字の縁ではエターナルより少し薄く、[56255] の梅雄より少し厚いかも知れません 
スクロールの彫りは深いのですが、パフは恐らくエターナルらと同じで、ニスはスプレー吹付けで薄目、内側の造りを見ても特別に綺麗とは思えません。
梅雄一人で製作した楽器には見えず、梅雄だけでなく職人と恐らく秩の手も入った楽器に見えます。 [56260] 仮説が通ります

音は、スズキの特徴が良く現れており、ふわっと広がって良く響きます。 箱鳴り感もあるのですが響くのでそれなりに遠鳴りもするでしょう。 多少音程を外しても響きます。 また、特に主観的になり恐縮ですが、音色は雑で綺麗とは言えないでしょう。 鈴木の音じゃぁないかな?政吉色もあるけども恐らく戦前からの梅雄色の方が強く、、、また、'70年代前半の秩作750との共通性を音からも予感さえるものです(いずれもどこか音の根っこでは似ている感じがあります)
[56237]1800は、表板にヨーロッパ材の良い物を用いたようで今回の880Gとは異なり、音色は綺麗でした 

なお、[56238]の真贋は、[56260]の通り所有者に委ねます
と繋がっている感じがして同系統の音の様に思えます。
秩シリーズは、秩No.1/No.2/No.3 → 秩No.700/No.720/No.750 → 職人No.700/No.720と秩No.750 ⊆ 職人No.700/No.720/No.800と秩No.750/No.820/No.850に変わって、末は梅雄の作に取って変わっています。
どうも変遷の流れの中で'79年前後の3年間ほどの職人No.700/No.720が良いように見えますよねぇ~

No.700の後継で廉価版がエターナルNo.1100ですが、そんなに材はよかぁないのに造りでもハズしているようですが、私の方は、No.720後継No.1200を所有して調整を繰り返して漸く少し様になってまいりましたよ
また、約100年前の梅雄はオールドを予感させる感じでなんか良い音の物もあって、それにはやはり経年が大きいのだろうと思います。 国産材の経年効果がよいのか造りからかはよく分かりませんけども。 県芸大などの政吉作は、当時のヨーロッパ(ドイツ)並みと評をきいたことありますが、、、

Rubino700の前後にDX117とDX119ですかね。 こちらは如何でしょうか??
スズキNo.700/No.720より可なりコストも掛けた楽器と思います

なお、スズキの指板は、グレードによりけりですよ。 特に戦前は楓か?柳か?を黒く染めて使っていて、染が削れて白木があらわになりますからね。 戦後は黒檀をふんだんに使った様で、低級機も質は落ちても黒檀です。 また、高級機の指板でも弾き込むと少し削れますね。 弦跡に指の窪み跡が少し出て、でも削りは1mm未満です。
イタリアの楽器でも良く見ると少し荒れていて要メンテですけども
[56330]

Re: 誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後

投稿日時:2025年11月11日 05:53
投稿者:松毬(ID:NINDdFY)
追伸 指板について、プロは、ってありましたね

指の腹で優しく弦を押さえるくらいで弦を指板に付けない、又は、軽く弦が指板に止められる方が、音は綺麗に弾ける話があります。 で、この様に弾かれる方は、むろん指板はそんな削れません

指でしっかり弦を押さえて! 押える瞬間に指が指板を叩いて音がでるくらい! って言われることもありますが、これは指の筋力などが弱くて思うように動かない指の運動能力向上への話だと思いますよ
[56334]

Re: 誠に勝手に話すスズキバイオリン等の今後

投稿日時:2025年11月12日 11:16
投稿者:おさむ(ID:IHAwABM)
松毬さま
よければお会いしてNo.720とNo.1200の弾き比べをしましょうか。私は静岡県三島市在住ですが、都内へ出向くことは可能です。No.750も弾いてみたいです。
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