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小型音叉の使い方について | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 12 Comments
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小型音叉の使い方について

投稿日時:2025年07月09日 21:59
投稿者:詩野(ID:IWciiDU)
表題の通りなのですが、卓上型ではない小型音叉での調弦はどのようにやるのでしょうか?
昔からピアノや卓上音叉を叩いて、ラの音を合わせるやり方をやってるのですが、平成初期とかの昔はそんなものは日本では出回っておらず、皆小型音叉で調弦をしていたと聞きます。
素朴な疑問ですが、百歩譲って肩当てつけてあれば顎で楽器を締め付ける事で、左手で音叉を叩いて、右手で弓を動かす動きが出来なくもないと思います。
が、昔は肩当てなしが主流だったようですし、肩当の種類もほとんどなかったと聞きます。
どうやって、左手で音叉を叩いて右手で弓を動かす動きをやっていたのでしょうか?
三本目の手を生やす以外のやり方があるようでしたら、叩いた音叉を耳の近くで聞くのが調弦はやりやすいと思うのです。
経験ある方いらっしゃいましたら教えてください。
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【ご参考】
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Re: 小型音叉の使い方について

投稿日時:2025年07月17日 01:48
投稿者:松毬(ID:JxlXFiI)
A444~445Hzと言っても絶対音感の違和感、rio様意見の方のほうが多いのかぁ。442に対して旋律でもピッチ 8~12cent上げるだけだから直ぐに修正できますからねぇ。(全音くらいも変わらないとだめかぁ、失礼しました)。ですが、楽器の響きで弾いていても音が違うことはわかってのことですね

また、絶対音感でA(444~445など)合わせても、4弦合わせはやっぱり重音で5度を取る方が多いと思いますよ。
調弦の基礎に、2つの音の協和音程があります。A合わせが「絶対協和音程」完全一度、完全八度。4弦合わせに「完全協和音程」完全五度(/完全4度) 。(この後に「不完全協和音程」三度を聴くこともある)。そもそも協和音程は、純正で、絶対、完全、(不完全)と進みます。
この点で「完全五度」は純正で詩野さんが指す一面で一義ですが、一方で、音程は、完全/長短に増減などを冠した度数で表すことから純正以外でも、例えば平均律の音程でも同様に呼びます。そこで恐らく混乱したのか平均律だけでなく、なんちゃって5度も現実は「完全五度」と呼ばれて、扱いには注意が必要です

しかし、相対音感も乏しく、そのなんちゃって5度でも 24centもズレると歴史上問題視されたことから「完全五度」とは言い難いです。
オケやアンサンブル参加は、最低限A合わせできることが前提で、しかし「絶対協和音程」で24centもズレるようなら、ちょっとか、かなりか、全くか、参加は難しいでしょう。逆に言って、団のレベルなどにも拠りますが、ある精度でA合わせできるなら調弦で嫌われる話しではないように思います。5度調弦が下手でもAくらいには修正できるので。
相対音感がないといっても、[56014]
[56014]

Re: 小型音叉の使い方について

投稿日時:2025年07月15日 03:05
投稿者:松毬(ID:eRdxMBA)
詩野さん 初めまして
あるある誤解なく、あやうい所は明白にして残しておきます。小難しくなる点ご容赦下さい

小型音叉(金属)単体は、あまり空気を振動させず殆んど音として聞こえません。そのままでは耳の鼓膜を通さず、音叉を噛んで骨伝導を使って耳の蝸牛に振動を伝えます。両手フリーなので、普通に調弦へです。楽器の振動はあご当てなどからも骨に伝わり、共鳴するとあご骨から共鳴した音が聞こえます

一方 [56007][56009]通り、耳の鼓膜を通す場合は、スピーカー(板や箱など共鳴体)により空気振動を増幅して普通に聞こえるレベルにして使います(卓上型はスピーカー付きなので、んなこと気にしません)。
バイオリンに音叉をくっつけると音叉の音がします。これはネックに付けるでも良く、ネックから箱に伝わり箱であるスピーカーが鳴ります(例えば、この振動に人の話し声を使うと、バイオリンからその話し声が拡声しますよ)。Aが合っていれば、弦も共振します。これは二台のバイオリン間でも起きることで、1台を弾くと、もう一台の弦が共振します

また、物理的に耳の機能は振動は感じ取りますが、耳自体で音程の理解をしている訳ではありません。音の理解は耳からの神経信号により脳で行われます。脳で振動ではなく概念的な音として理解され、その記憶が行われます。短期記憶で覚えた音と合わせるのが[56007][56009]の話です。これら一連を丸めて音は耳で聞くと俗に言います。(最近は耳を使わず音が聞こえることは○秘ではなく公に知られます)

音の記憶は、脳の神経回路の繋がりパターンによる音の記録で、幼少より人によって様々な記録、記述の形態があります。その脳の成長により絶対音感と言っても、そのレベル、精度など色々あります。
一方、特に最近は、Aに440Hzを使わず442Hzでもないことがしばしばです。444Hz越えくらいまで結構使われるようで、で、私ですら既に442Hzをあまり使いません。コンマスが442Hzを使った場合、それに強いて合わせるくらい。そこで、例えば、精度が高く絶対音感でA442Hzベースで記録(記憶)が出来ている方なら、A444Hzのアンサンブルでは、えぇっ!てな違和感は消えないままでしょう

Aに音叉を使う場合、その音叉の周波数と精度、気温湿度を確認しておかなければなりません。そもそも音叉が440Hz(又は442Hz)ピッタリではないことはよくあり1centくらいは平気で変わります。さらに、昭和のピッチパイプ(G,D,A,E)なんて、とりあえず五度ってなもんで滅茶苦茶、今更役立たずです。でもこれでも「完全五度」のピッチパイプと言えます

「完全五度」とは音階のインターバル、音5つ分の音程五度なら、「何でも完全五度」と言います。これは裏返すと完全五度の音とは無数にあることを意味します。ピアノの五度(700cent)も純正五度(702cent)も、これに似た五度も、全て完全五度と言います。正確な表現でもあり、片や、非常にあいまいなことも表しています。完全五度ピッタリに調弦しますって、どれぇー!って。例えば、思いは「純正五度」ピッタリのことを言いたいのでは?としても、、

純正5度には、純正5度固有の唸りがあり、この唸りを基準に唸りの変化を調整するのが一般的に言われます。これよりも純正5度のハーモニクスの他、音全体(音スペクトル)で、この音この音って記憶の音と合わせる方も居ます(でも絶対音感とは異なる)。

調弦では必ずしも「純正五度」ピッタリにしないこともあり、しかし、それで「完全五度」ピッタリに調弦したと都合よく言えちゃいます。そこに色んなアンサンブルがあり、そのノウハウ?や考え方が色々あって調弦五度のインターバルは色々。そして、それはあまり外には公にならないようで、体験して実践的に学ぶしかないような感じです
また、「完全五度」ピッタリと言えても周りとずれた五度の場合は非常によくあり、ずれて居ても気が付かないアンサンブルでは何事もありません。気付かれると指摘に上がり健全に話し合いますよ。その際は、実力が上の方に合わせることもあれば、合わせられない方により添って(平均律などに)合わせることもあります

因みに、嫌いな方とは、そもそも音が合いませんので、一緒に弾きません
と同じで、違いは程度差の問題ではないかなぁ?

因みに、しばしば音(音程,テンポ,呼吸など)の違いでトラブルに上げたりしますが、解決できない時は、嫌う者の方が離れていくのが現実の様に思います。
なので、私なら自分の課題優先に、他は関わらず好きに白っと弾いて終えます。協和音程や音律など基礎は抑えておけば良く、きっと楽曲の調性やアナリーゼから旋律も調弦も実践的に扱う方が楽しいでしょう
[56019]

Re: 小型音叉の使い方について

投稿日時:2025年07月17日 03:44
投稿者:pochi(ID:NkkZSEM)
音叉の使い方とは少し趣旨が異なりますが、
「同音が全く解らない」
人が本当に存在します。

https://youtu.be/zieY5fVldeE?t=252
ピアニカ<オーボエ
ですよね。

音楽監督は瞬時に、
「これはオカシイ」
と感じられて当然ですが、感じられなかったから上梓して仕舞ったのでしょう。

この手の人は作音楽器であるヴァイオリンには先天的に向いていないので、最初から諦めた方が無難です。

多分、ですが、
「個別にチューナーで合わせたのを電気的に編集でくっ付けた」
のだと思います。
常識として差が出る事があるので、絶対にしてはならなりません。
[56032]

暑中お見舞い申し上げます

投稿日時:2025年07月23日 13:56
投稿者:しずかちゃん(ID:E5UzKCU)
 youtu.be/JNiQv6hOqnk youtu.be/OmTJQVnNq5Y
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