ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

音程練習について。 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
[53293]

音程練習について。

投稿日時:2018年04月16日 02:23
投稿者:なつ(ID:OVJFFwI)
以前も掲示板でお世話になりました。(pochiさんありがとうございました!)

習って3年の子供がおります。


今まで音程の指導はピアノに合わせてでした。


音階練習はピアノに合わせて、


曲はもうちょっと高く、低くというような感じでした。


家でもピアノに合わせて練習しておりました。


ところが、レッスンにて急に音程指導にピアノを使わなくなりました。


曲を練習する際に、


始めの1音を1オクターブ下の開放弦とほんの軽く弾き、綺麗に聞こえる音程で合わせる。
次に、2音目の音と一緒にほんの軽く弾き、合わせる(綺麗にハモってるか?)。


同音の開放弦がある場合も軽く一緒に弾き、全く同じ音に合わせる。


細かく細かく音程を自分で確認しながら弾いていく練習法に変わり、これはどんな意味があるのかと知りたくなりました。


子供本人はその練習法に違和感がないようで、
家庭でも自分で、
「本格的だ!」
と喜びながら音程を合わせていっているのですが、

親の私がよくわかっていません。何となくしかわからず、子供に任せてしまっています。


ポジション移動が入ってきたための音程の取り方なのでしょうか?


曲 をざーっと弾かずに、細かく確かめながらさらうように言われています。


素人親の質問で恥ずかしいのですが、よろしくお願いいたします。
ヴァイオリン掲示板に戻る
3 / 3 ページ [ 23コメント ]
【ご参考】
[53350]

Re: 音程練習について。

投稿日時:2018年04月28日 16:48
投稿者:なつ(ID:OVJFFwI)

http://www.fstrings.com/board/index.asp?id=53293


pochiさん、ありがとうございます!
>>>---人工フラジオは、「pp」では音が安定しないのではなく、音が出ないのです。だからチューナーが不必要なのですよ。

なるほど~。音が出ないとは。確かに…。子供に試させてみます。


>>>人工フラジオの(特に全弓)練習をすると、運弓(特にpp)が上手くなる事が解っています。

頑張ります!一定の速度の全弓は難しいです。動画見ながらフラジオの勉強してみます。芯のあるpやppは難しいので、是非やります。


>>>人工フラジオの副産物として、1-4の幅を体感出来、オクターブ重音に繋がります。

オクターブ重音!子供もいつかたどり着けるでしょうか?

やっと、オクターブスケール(というのでしょうか?3rdのスケールです。)をやるところに来たところです。


いつもありがとうございます。
[53447]

Re: 音程練習について。

投稿日時:2018年08月04日 10:00
投稿者:pochi(ID:SFOBNYA)
出来れば、アドヴァイスに従って練習してみた結果報告をして下さい。

pochiの曰う事は「ウソ/ホント」だった、と明らかに出来ますし、掲示板の発展に繋がります。

私が考えもしない、もっと良い方法が出てくるかも知れません。

運弓と音程の関係は、
http://fstrings.com/board/index.asp?id=53437#53444
「クレア・ホジキンズ」の動画が関係あります。

///

散々行わせてみたのですが、チューナーでの音階練習は、正確な音程獲得には、無効です。上達に資する事もありません。この30年間で実証されています。
[53464]

Re: 音程練習について。

投稿日時:2018年08月26日 16:24
投稿者:なつ(ID:GTRIRjI)
http://fstrings.com/board/index.asp?id=53293#53295

>pochiさん

投稿頂いていたようで、返事が遅くなり申し訳ございません。

しばらく、掲示板ご無沙汰していました。

子供はこの夏、小さなコンクールに挑戦しまして終了し、私が気が抜けていました。



昨年から先生に勧められていましたが、私も子供もまだ早いのでは?と乗り気にならなく、今年、習って丸3年たち、子供が出てみると決めましたので、挑戦した次第です。


先生オススメの殺伐としていないコンクールで、楽しく経験出来ました。

また、普通指導を受けることの出来ない審査員の大御所先生から丁寧な講評を頂けるとのことで受けました。

先生のレッスンの他に、pochiさんに教えて頂いた運弓と音程練習、姿勢を素人ながら(私が必死に勉強し)私が日々の練習に入れました。(レッスンでは曲を仕上げることに集中していましたので、pochiさんの基本練習はありがたかったです。)


講評には、最初に

「とても綺麗な音で弾けています!」

と、書かれていました。どう綺麗なのか?音程なのか?わかりませんが…、子供も嬉しそうでした。


実はコンクールに当たり、課題曲がありましたので、かなり背伸びをしての挑戦でした(直前はザイツ弾いてました)。ポジション移動、ビブラート。初めての経験でした。


そんな中、音が綺麗!と講評頂き、pochiさんの音程と運弓と姿勢の練習の賜物かと感謝しております。


また、講評で指弓を練習したらもっと綺麗な音になると指摘を受け、指弓とは何ぞや?と私。先生と来年のコンクールまで指弓頑張ろうと話していたところ、

先生は私に指弓の鉛筆で行う練習方法を教えて下さりましたが、私の指はどうにもこうにも動かないのです。

家でどうやって子供に教えようか?と、考えあぐねていたところ、子供なりに努力していたようで、先日のレッスンで先生に指弓出来てきてますね!と。

鉛筆練習をさせていなかったので、どうやって練習したの?と、聞きましたら、

「肘を上げて、こうやって内側に捻るようにしながら、小指を縮めたりしたらできた」と。


pochiさんの運弓の賜物です!


講評には、他にも指摘があり、

初めて広いホールで弾きましたので、先生からも立つ方向など指導されていたのですが、微妙にズレていたようです。見ていた先生からも指摘がありましたが、講評にも指摘がありました。

審査員の位置に向けて一番音が届く立ち位置があると初めて知りました。

また、音の方向性というのがあって、子供自身がどこに音を飛ばしてて弾きたいのかを感じるように指摘がありました。


また、姿勢(楽器が下がる)と勿体ないとの指摘も。大分上がっているように思いましたが、まだまだなようです。


音の方向性について教えて頂きたいです。(新しくスレッドを立てた方が良いですね。)

楽器を外側にして、立てて構えるといいとも指摘ありました。

これからも、ポジション移動が上がって行くと思いますので、地道に音程練習していきます!


ありがとうございます。


(余談ですが、賞も頂けました。)
[53469]

Re: 音程練習について。

投稿日時:2018年08月28日 05:37
投稿者:pochi(ID:N2kkRXQ)
http://fstrings.com/board/index.asp?id=53293#53464
なつ氏、

御子息のコンクール受賞、御目出度う御座居ます。

////

通常、審査員の方向では無く、反射音が解り易い、2階席前の壁に向かって弾きます。ホールの反射音を聴いて弾くのは、上級者(ソリスト)の技術ですから、未だ難しいと思います。

立ち位置は結構厳密で、自分で弾いて、ホールの反響で判断します。通常は、ステージ床にビニールテープで×印が付いています。

ヴァイオリンの音には指向性がある、という事が解っただけでも収穫ではないでしょうか?

歌舞伎の「見得を切る」のと同じで、弦と弓の接点、伴奏ピアニスト、指揮者等を見ない時の、聴衆への視線も、どの席の人に対して行うのか、決まっています。ホールによって違うので、通常は、ステージマネージャーか先生が教えてくれます。

>姿勢(楽器が下がる)と勿体ない
----ヴァイオリンには、元々顎当も無かったので、左手で持って弾く楽器なのです。現代奏法では、左手で持っている様な、顎で挟んで支えている様な、良く解らない、ギリギリの状態で弾きます。

顎当の発明は、ルイ・シュポーア(1784-1859年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%A2
ほぼ同時代の、
「ニコロ・パガニーニ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8B
は顎当てを使っていませんでした。

ダウンシフトでは、顎で挟まないと、楽器が前へ体から離れてしまいますね。ハイポジションだと自然と楽器は上がります。

顎でしっかり固定して弾いた場合と、ゆるゆるで弾いた場合、顎を浮かせて弾く場合、があり、其々音が違います。特にノンヴィブラートの長い音は、顎を顎当てから浮かせて左手で持って弾きます。誰でも簡単に出来て、音の違いも実感出来るので、行ってみれば良いでしょう。

日本フィルの「石井啓一郎」
http://k-k-club.com
は、自分自身が顎で挟んで弾いているのに、
弟子には「左手で持って弾け」と指導していました。

私は個人的に、
「無理を言っちゃイケナイ」
「何の為に顎当・肩当が付いているの?」
と思います。

////

単独で指弓を習得するよりも、肘と手首の使い方から、結果的に指弓を修得する方が、良い音、ダイナミックな弾き方になると思います。単独で指弓を習得したら、セコい弾き方になり勝ちです。

昔からある指弓(及び弓のコントロール)の練習法です。
「Spider Crawl」
https://youtu.be/m92JjDWPaMI
子供には遊び半分で行わせます。
ヴァイオリン掲示板に戻る
3 / 3 ページ [ 23コメント ]

関連スレッド