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ストリング誌で連載開始 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 106 Comments
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ストリング誌で連載開始

投稿日時:2003年08月28日 10:23
投稿者:玉木宏樹(ID:JkN2cEU)
玉木です。
今月号の「ストリング」誌に
「音階と音程、その歴史と謎」という
タイトルで新連載を開始しました。
みなさんの感想をお待ちしています。

絶対音感のことが話題になっているようですが、
いずれその辺のことも書くことになるでしょう。
結論だけ言いますと、平均律での音当てクイズは
ヴァイオリンにとっては、悪い面の方が多いと思います。
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Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年03月04日 20:03
投稿者:バスコ(ID:JhIQOWQ)
ありがとうございます。押入れから引っ張り出してきました。
あれっ、一曲目はDry and Dusty、2曲目はDrunkard's Dream! 譜面そのままなのに参考文献のとこには書名が出てない?
ということはいずれの譜面も音源はないんですか~?
で参考CDとして出てるのは、何の参考なんですか?
[10794]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年03月04日 21:39
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
出典ですが、あれを書いているときどうしても本が出てこず、
古い手書きコピー譜(当然覚えてもいますが)を参考にしたので
失礼しました。
しかし、音源のないものを紹介してはいけませんか?
参考CDとあるのは、あの譜面のものというのではなく、
20年代のマウンテンの雰囲気を紹介するには最適だと
思ったわけです。あなたのようなフィドル専門家を
対象にしたのではないのであしからず。
それよりもって言うか、ジョー・ヴェヌーティのLPを
持ってはいるんですが、4絃奏は聴いたことがありません。
それこそ、音源はありませんかね。
私の場合は、とても変なヴァイオリンのおじさんから
ウェスタンでは云々と言われて覚えました。
[10808]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年03月05日 08:18
投稿者:バスコ(ID:JhIQOWQ)
いえいえ、もちろん悪いはずはありません。クラシックの雑誌でクロスチューニングの話が出ているだけでも画期的なことです。ただ譜面が出ていれば,聴きたくなるのが人情というものではありませんか。そんで参考CDとあれば、そこにあるもんだと思って、探してしまうでしょ?何も断りが無いのは不親切だな、と思うのです。

ジョー・ヴェヌーティについてはどこかで写真をみた(ビデオだったかも)くらいで、音源があるかどうかは知りません。ジャズヴァイオリンに詳しい方のフォローがあるとよいのですが。
[10810]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年03月05日 10:04
投稿者:バスコ(ID:JhIQOWQ)
joe venutiの写真ありました。
http://www.joe-venuti.com/
[11377]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年03月27日 20:49
投稿者:EF63(ID:EiWJCVM)
4月号の連載記事を読ませて頂きました。
「グィードが改革した」 (82頁) という 20音の音階は、具体的にはどのような音から成り立っているのでしょうか。
[11388]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年03月28日 13:14
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
とてもいい質問です。
これから書く原稿に反映させます。
[12067]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年05月05日 05:53
投稿者:EF63(ID:InZhR1g)
5月号の連載記事を読ませて頂きました。

昔 「音の後進国日本」 を読んだ頃の私は、「ラ」 から始まり途中シの♭を通って 1オクターブ下の 「ラ」 に至るギリシャの第一旋法 「ドリア」 の形を、中世のヨーロッパ人が上行形に並べかえて低い音から順に音名 「ABC・・・」 をあてがったのかと思っていました。
しかし、ト音記号中央の 「ラ」 から 2オクターブ下の 「ラ」 に至る 「完全音階」 の構成音に、低い方から順に音名 「ABC・・・」 をあてがったのだとすれば、その音階の中央部を占めるドリアは 「ABC・・・」 でなく 「EFGABCDE」 となる訳ですね。 注意していないと混乱しそうです。

もう一つ、「二通りの 「b」 の存在が後の調性を確立していく」 という話 (60頁右側 13~17行目) は非常に興味深いのですが、より具体的には、「b」 と調性との間にどのような関係があるのでしょうか。 例えば、「G」 と 「b molle」 の間が短三度、「G」 と 「b durm」 の間が長三度といった事に関係してくるのでしょうか。 御教示頂ければ大変有り難く存じます (因みに、13行目右端の 「**」 は角張った b の誤植でしょうか)。
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Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年05月05日 05:55
投稿者:EF63(ID:InZhR1g)
パスワードの入力をミスしましたが、別人ではありません。
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Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年05月06日 14:30
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
最近、この掲示板あまり見ないので、返事遅れました。

まず、ギリシャの旋法と中世ヨーロッパの教会旋法とは全く無関係です。
ただし、私も丸い「b」の方が優勢だったろうと思うのは、「ラ」の音から
下がって行った場合、「♭」にすると、ギリシャのドリアと同じになりますね。
あっ、余計なことを書いてしまった。また、こんぐらかるかな。

調性のことですが、「ドレミソラ」のヘクサコルドには
短調の概念はまったくありません。後に純正律を模したミントーンでも、あくまで
長調優先です。グィードの場合、あくまで「ドレミ」の長三度が絶対です。
「ラ」の上を丸い「b」にすると、それを「ファ」と歌い、「ド」は「F」になります。
これが、後の下属調の「F-Dur」になります。また、「ラ」の上を固い「b」に取ると
それは「ミ」と歌い、「ド」は「G」になります。これが、後の属調になります。
ですから「ソ」と「♭」の短三度は考える余地はありません。
来月号に、詳しく書きましたが、パレストリーナの始めた属7によって固い「b」が
勝利し、それからは何も書かない「b」は常に半音高くなり、「シ」を生みました。
これで初めて、「A」から始まる音階が確定しました。これが、短調なのです。
ただし、エオリア的教会旋法はあったんですよ。グィードの「ドレミ」唱法
による長調的メロディは少なく、激しいムタツィオで、みんな苦しんだようです。
[12555]

Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年05月16日 07:01
投稿者:pochi(ID:N1QoJkA)
ストリング誌が手に入らない。

今時Illustratorで作って、張り込みソフトのQuarkXPressだから、容易にpdfに変換出来る。まさかアナログで製版は行って居ないであろう。ファッション雑誌の写真もデジタルに代ったからね。バックナンバーをpdfに変換して電脳蜘蛛巣上に公開して戴けないものだろうか?

玉木先生からもストリング誌に要請を御願い致します。

出版業界は頭が硬いから解ってもらわれへん。テレビで舞台の中継をするのに反対した舞台屋と同じ発想ヤネ。

ほな。
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