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ミルシュタインになる方法 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 11 Comments
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ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月11日 09:40
投稿者:王 米華(ID:JSCDQxA)
大人になってバイオリンを始めた50歳の男性です。
テクニックを維持させる方法が知りたくてご相談しました。

下手なりにコツコツと練習を積み上げ、最近ゆっくりのテンポなら
ラロのスペイン協奏曲やチゴイナーワイゼンが弾けるように
なりました。テクニックはレイトスターターの中ではある方と勝手に
思い込んでいますが、バイオリンは50前後からテクニックが
落ちると聞きます。
しかし、その一方でミルシュタインやカールフレッシュのように
晩年もほとんど落ちないプレーヤーもいます。
(最近、ハイフェッツのラストコンサートのCDを聴いて、テクニックの
衰えにショックを受けました)
この違いは何なのでしょう?
本人の資質の問題か、練習方法か?
仮に練習方法なら、テクニックを持続させるコツのようなものが
あるのでしょうか?
(予想される答えとして音階がありますが、もしそうだとしたら
具体的にこの教本の何番というようにお答えいただくと助かります)
他にも有用なやり方があればご教示ください。
よろしくお願いします。
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【ご参考】
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Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月11日 20:28
投稿者:匿名希望X(ID:JjhVBhc)
その意気やよし!!見習いたいです。ホント…

器楽は95%まで大脳であると心得、体育会的練習を避ける。
(小脳への刷り込みは子供にしか可能でない)
何故弾けないか、原因を究明する。
練習の終りに、明日の練習課題を決める。
自分の音を客観的に聴く。体の動きを第3者の目で観察する。
主観的な思い込みを極力排除する。
晩酌などもっての他。
これ、私でも全部実行できません。でも実行したら素晴らしい。
[31137]

Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月11日 20:48
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
指の柔軟性を養う練習だけは、少々「体育会」的に行った方が良さそうです。以前にも投稿したのですが、人差し指をE線に、中指をA線に、薬指をD線に、小指をG線に置いて、指を上下させる練習など、将に体育会系です。80歳を越えた師は行っていました。師はミルシテインと同世代の人です。ソ連ではポピュラーな練習法だったみたいですね。私はやりすぎたら腱鞘炎になりました。
[31139]

Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月11日 21:52
投稿者:匿名希望X(ID:OENVCDQ)
101歳で大往生した、生涯現役ピアニスト:
ミヤチェスラフ・ホルショフスキーの映像など如何?
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/1497991
この人は90歳越えても勘定の起伏が極めて大きく、およそ丸くなるということが無かったようですね。周りは迷惑したかも知れません。
[31142]

Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月12日 00:10
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
下手にならないためには、兎に角、人前で演奏するのがよいと思います。

訂正
師は19世紀生まれでしたので、ミルシテインより年上でした。晩年は下手でしたから、師の練習法は効果がないのかも知れません。
[31144]

Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月12日 03:19
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
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Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月11日 20:28
投稿者:匿名希望X(ID:JjhVBhc)
その意気やよし!!見習いたいです。ホント…

器楽は95%まで大脳であると心得、体育会的練習を避ける。
(小脳への刷り込みは子供にしか可能でない)
何故弾けないか、原因を究明する。
練習の終りに、明日の練習課題を決める。
自分の音を客観的に聴く。体の動きを第3者の目で観察する。
主観的な思い込みを極力排除する。
晩酌などもっての他。
これ、私でも全部実行できません。でも実行したら素晴らしい。
匿名希望Xさん、
>何故弾けないか、原因を究明する。
私の師匠はそれに加え、弾けたときに何故弾けたかを分析し脳と指に刷り込めといわれました。

>(小脳への刷り込みは子供にしか可能でない)
それは云いすぎと思います。オトナは進度が遅いだけです。

>晩酌などもっての他。
そうかなー?百薬の長といいますが。

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Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月12日 00:10
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
下手にならないためには、兎に角、人前で演奏するのがよいと思います。

訂正
師は19世紀生まれでしたので、ミルシテインより年上でした。晩年は下手でしたから、師の練習法は効果がないのかも知れません。

>晩年は下手でしたから、
晩年のアイザック・スターンの音程は酷かった。若い頃の演奏は大好きだったのに。あれだけの巨匠になるとだれも注意できないのですね。加齢により倍音が聴きづらくなるので高めにシフトするようです。生徒はおかしいと思っても素直に従うしかないと聞きました。
[31145]

Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月12日 03:39
投稿者:pochi(ID:IzM5QwA)
90年代初頭迄はスターンの音程は正確でした。右腕の動きが少し悪くなっていた様に思いました。衰えは少ない(遅い)方だったと思います。

下手にならない方法として、練習を録音するのも良いと思います。「常に新曲に挑戦せよ」これも師に言われた事でした。
[31148]

こないだのシューマンは…しゅまんかった

投稿日時:2007年01月12日 12:23
投稿者:けいちゃん(ID:KYgmZjU)
音程に関しては初心忘るべからずで、地道にスケールさらうしかないんじゃないでしょうか。曲の中で音程の悪さをあわてて直そうとしても限界があります。意識せずにできてないといけないので、常日頃から続けていないとダメな部分です、ボーイングと同じように。相撲でいう四股、鉄砲、すり足ですね。
スタカート、スピカート、スラーつけて、付点つけて、音型、リズムや奏法も変えて弾くと、より実践的になります。私もレイトで、一つの調についてこれやるのとシフト練習とで1時間くらいかかり、なかなか毎日とはいきませんが極力続けるようにしています。やめたら確実に音程悪くなるのでやめられません。習いごとは流れの小舟に身を置いたようなもので、いつも漕いでないと下流に流されるものだと思っています。
[31152]

Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月12日 21:21
投稿者:匿名希望X(ID:OENVCDQ)
===>浪速人さま
晩酌の件ですが、私も練習した後の晩酌は大好きです。従って「百薬の長」には全く同感ではありますが、晩酌した後は練習にならないと思います。アルコールが入ると聴覚の寛大さが大幅に増してしまいます。昼間の素面での練習と比較すると雲泥の差でしょう。
何しろミルシュタインが目標ですから、大変ですね。
小脳云々ですが、考えずに練習するな、と私は言いたかったのです。考えずに繰り返す人をたくさん目撃したのですが、概ね結果は不毛です。
自分が何を行なっているかの理解が技巧の前提だと確信します。
:::::::::::::
スケールの練習ですが、楽器の共鳴を聴いて行なってください。
変調系でも同じ事です。変イ長調なら導音が開放弦と共鳴します。
また、スケール練習は畢竟、音の取り方のシステムを構築する手段です。システムの無いスケール反復練習は効果が少ないと思います。
調整感、和声感を涵養したいものです。大人になって始めた方には時折この和声感が不十分なケースがあります。
音楽性云々と漠然と考えるより、和声や調性、音色の感覚だと思っています。これが崩れていると悲惨です。
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Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月13日 01:31
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
[31152]
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Re: ミルシュタインになる方法

投稿日時:2007年01月12日 21:21
投稿者:匿名希望X(ID:OENVCDQ)
===>浪速人さま
晩酌の件ですが、私も練習した後の晩酌は大好きです。従って「百薬の長」には全く同感ではありますが、晩酌した後は練習にならないと思います。アルコールが入ると聴覚の寛大さが大幅に増してしまいます。昼間の素面での練習と比較すると雲泥の差でしょう。
何しろミルシュタインが目標ですから、大変ですね。
小脳云々ですが、考えずに練習するな、と私は言いたかったのです。考えずに繰り返す人をたくさん目撃したのですが、概ね結果は不毛です。
自分が何を行なっているかの理解が技巧の前提だと確信します。
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スケールの練習ですが、楽器の共鳴を聴いて行なってください。
変調系でも同じ事です。変イ長調なら導音が開放弦と共鳴します。
また、スケール練習は畢竟、音の取り方のシステムを構築する手段です。システムの無いスケール反復練習は効果が少ないと思います。
調整感、和声感を涵養したいものです。大人になって始めた方には時折この和声感が不十分なケースがあります。
音楽性云々と漠然と考えるより、和声や調性、音色の感覚だと思っています。これが崩れていると悲惨です。
匿名希望Xさま、
全くそのとおりです。ありがとうございました。私はレイトビギナーではなく、長い停滞期を経たリハビリ再開者です。毎日1-2時間の基礎鍛錬を続ければ70歳前後までは進度は遅いでしょうが成長続けると確信しております。ミルシュタインや90歳を超えても現役だったヨーゼフ・フックスのようにはいかないですが(笑)。
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