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エチュードと曲 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 11 Comments
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エチュードと曲

投稿日時:2006年03月16日 14:29
投稿者:flafy(ID:kHlkIEA)
アメリカで7歳の息子がヴァイオリンを習っています。
スズキ教本の5冊目途中で先生がかわり、スズキではない先生になりました。その後もスズキの6冊目を使いながら、あまり進んでいなかったカイザーと新しくマザスというエチュードの二冊を使い始めました。
曲に比べてエチュードが遅れているそうです。一方、今度新しく練習する曲は、Beriotのコンチェルト9番とViottiのコンチェルト22番だそうです。
以前よりかなり難しい曲に感じます。エチュードが遅れているのに、曲ばかり進んでいって大丈夫でしょうか。どなたかエチュードと曲の位置づけについてアドバイスをよろしくお願いします。
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【ご参考】
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月16日 16:27
投稿者:violinfun(ID:JgFYORE)
こんにちは。8才の我が娘もアメリカでヴァイオリンを習っています。一昨年前日本からこちらへ来て、しばらくは日本人の先生に習っていましたが、昨年の1月からアメリカ人の先生に習っています。私もこちらへ来て、同じ疑問を感じています。先生が変わって感じたことは、こちらのエチュードの進み方は、日本よりかなり遅い、ということです。日本では、Accolyのコンチェルトの時に、カイザーは終わらせてクロイツェルに、という感じでしたが、こちらの先生は、曲はヴィエニアフスキの「スケルツォ・タランテラ」でも、まだカイザーや、クロイツェル前のドントです。要は、どの程度の正確さと音色で弾けるか、なのでしょうか?カイザーは、よく見てみると弾きこなすのはとても難しいエチュードだと思います。確かに、日本では、とりあえず音程とリズムは正確に弾けたかな?でも、また後できちんとやり直しましょう、という感じでした。この辺り、どうなのでしょう?エチュードを先に進ませるのか、曲から進むのか?是非専門家の意見を伺いたいところです。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月17日 03:59
投稿者:書いていいかしら(ID:EFGFZjU)
こんにちは。私も海外でのバイオリン学習者と接点があったので気になりましたが。
自論としては、「エチュードと曲の進みは相関がない、その人に応じて変わる」ということなのですが、育ち盛りのお子さんの進み具合は気になりますよね。
これは、先生に因ると思います。
エチュードが遅れてる、と仰るのはその先生の基準から遅れているのだと思います。きっと良い方法を教えてくださってエチュードを先生の納得いくようにすすめて下さると思います。
エッセンスさえ出来ていれば先に進む人もいるけれど、全部きちんと弾けないと先に進めないという先生もいます。
エチュードが嫌いな子供には、エチュードを効果的に効率よく進むよう、先生がセットアップしてくださると思いますし、エチュードが好きな人は、どんどん新しい本をこなしていけば良いと思いますし。曲が進みすぎでエチュードが遅れてる、ということは、難しい曲を弾く音楽性、音楽的表現がそのレベルなのでしょう。
どのエチュードだからどのレベル、何巻だからどういうエチュード、という、偏差値みたいな尺度は、お持ちにならないほうがいいと思います。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月17日 09:57
投稿者:ちょっと一言(ID:UpMGCVA)

先生を変わると、曲のレベルが前の易しいものに戻らされて、もう一度やり直し・・・という事も時々ありますよね。
私の姪が、鈴木の教本8巻をやっていて、先生が変わった途端、鈴木の教本3巻まで逆戻りで、母親がずいぶんとがっかりしていましたが、それは、先生によって、その曲に対して求める演奏レベルが違うからでしょうか?
私の周りにも、高難度の曲を弾いている子どもさんがいますが、曲の完成度はというと、?????です。 
エチュードは比較的易しいものをやっていて、曲だけどんどん難しいのに進んでいくというのは、私にはちょっと不可解です。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月18日 09:02
投稿者:flafy(ID:kHlkIEA)
皆様お返事ありがとうございました。

書いていいかしらさま
曲の進度とエチュードは相関がないと言うことですね。そう伺うと、なんだか安心しました。先生を信じてこれからも練習に励みたいと思います。

violinfunさま
アメリカと日本ではヴァイオリンの習い方も随分違うように感じますね。
こちらでは、毎日何時間も練習させるという事は考えられないです。もちろんよほどの才能があるお子様は別でしょうが、どの先生に伺っても30分から多くて45分というところです。(7歳で)

ちょっと一言さま
私もあまりレベルの高い曲を無理して弾くことには賛成できません。
ただ、難しい曲に挑戦しながらエチュードで足りないところを補っていくように先生が進めてくだされば、いずれは完成度が高く弾けるようになるのではと期待しています。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月18日 15:21
投稿者:violinfun(ID:JgFYORE)
お返事ありがとうございます。
今度娘が受けるカリフォルニアのグレードテストで、曲はバッハのコンチェルト1番1楽章とタイスの瞑想曲、エチュードはドント作品37のNo.5と,
Whistlerのクロイツェルの準備1巻からダブルストップのNo.1、3オクターブのスケールで二長調とイ短調、音階とアルペジオをそれぞれ弾きます。これが一応こちらでの標準ということで、参考になれば幸いです。
ただ、娘も先生が変わっての1年間、易しいエチュード?を練習させられましたが、テクニックや音色は非常に変化しました。エチュードをどれだけ自分のものにできるか、というのも重要な気がします。また、曲を始めはエチュードとしてさらう、というのも1つの手ですかね?
また、練習時間についてですが、確かに同じ門下生の方に娘が1~2時間練習してる、と言ったらとってもびっくりされていましたが、高名な先生につくには一日3時間半練習しないと断られるそうです。こちらでは趣味の一環として習っている子が多い、ということでしょうか?
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月18日 23:31
投稿者:ちょっと一言(ID:UpMGCVA)
violinfunさま、カリフォルニアのグレードテストというのは、州のString Associationのような団体の規定によるものですか?
8歳の娘さんが受けるということですが、8歳にしてすでにかなりのレベルの曲を何曲も弾けるというのは素晴らしいですね!毎日きちんと練習してきた成果だろうと思います。テストでは、普段の力が充分発揮され、是非合格なさるよう祈っております。

flafyさま、私の娘は、カールフレッシュの同じページの音階を半年以上やらされていますが、クロイツェルのエチュードは1-2週ペースで進んでいます。先生の考えがあってのことだと思います。曲が難しくなるにつれ、基本的なテクニックを確実にマスターできているかどうかで、その曲の完成度に大きな影響がでるのではないかな、と感じます。先生を信頼してアドバイスにしたがってやっていくしかないのでしょうね。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月19日 13:54
投稿者:violinfun(ID:JgFYORE)
ちょっと一言さま
励ましのお言葉、ありがとうございます。正式には The Music Teachers' Association of California という団体です。弦楽器だけでなく、ピアノや管楽器も含まれています。テストは他の日にも楽典と聴音、新曲もあって、英語もままならない我が娘はとても大変です。先生は大丈夫とおっしゃってくださるのですが、私には冒険としか思えません。蛇足でした。。。
ちょっと他のグレードの曲とエチュードに関してはよく知りません。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月20日 18:02
投稿者:flafy(ID:kHlkIEA)
violinfunさま
カリフォルニアにはグレードテストがあるのですね。とても参考になりました。ありがとうございました。わたしの住んで居る東海岸にもそういったものがあるのか、今度先生に聞いてみようと思います。お嬢様のグレードテスト、良い結果がでるといいですね。グレードテストに受かると何かメリットがあるのですか?
今週末、息子の発表会があります。暗譜はしなくても良いといわれました。長い曲?(ラフォリア)だし、オリンピックではないのだからと。練習時間のことも考えると先生に趣味で習っていると思われているのでしょうか?
私と息子は結構真面目に将来のことも考えていますが。
先生は、息子が楽しく練習しているかという事大切にしています。

ちょっと一言さま
エチュードの進みがとてもはやいですね。
息子のエチュードの進み方は、同時に4~5曲ずつ並行していくので、一曲を随分長く練習させられています。先生によってかなり違いがあるのですね。
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Re: エチュードと曲

投稿日時:2006年03月22日 15:12
投稿者:violinfun(ID:JgFYORE)
flafyさま
 ありがとうございます。エチュードと例の2曲とスケール、新曲を受けてきました。新曲は予想以上の難しさで、一番最初だったためか、娘はスケールを一部違うポジションで弾いてしまったりというハプニングがありましたが、エチュードと曲は何とか無事に弾けました。今週は楽典と聴音です。テストのグレードは10段階くらいあって、最後の方のレベルに受かると、公開の場で弾く機会を与えてもらえたり、大学へのクレジットになったりするそうで、(一般大学でも)結構皆さん受けているようです。娘はまた日本へ戻るので、受けなくてもよい気はしましたが、何事も勉強だと思って受けさせました。今回は楽典の勉強が出来たことが一番のメリットでした。東海岸の方でもきっとあるのではないでしょうか?
 息子さんが楽しく練習できること、これは一番のポイントですよね。自分が楽しんで弾くと、聞いている人も楽しくなると思います。以前、ヴァイオリニストの天満さんにお話を伺った時も、「子供が嫌がるような無理な練習はさせないように。ヴァイオリンが好きな気持ちが一番大切。」とおっしゃっていました。というものの、ついつい子供を泣かせてしまう私ですが。。。。
 こちらは、奨学金制度なども充実していますので、思い切りヴァイオリンを勉強させるにはもってこいの環境だと思います。才能の芽をつみとることなく、良い方向へ向かうといいですね。
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