[23012]
左手の小指について
投稿日時:2005年09月16日 11:29
投稿者:ぷるーと(ID:N5IJB3E)
こんにちは。私はバイオリンの弦をおさえるとき、左手の小指の第一関節が曲がってしまい、第二関節はピンとまっすぐになってしまいます。本来なら第二関節をまげて大きな山をつくらなければならないと思いますが、私はそれができません。なので、例えばA線のミとE線のラを同時におさえて弾こうとすると、小指がE線にあたってしまうのでうまく弾けません。どのようにしたら直すことができるでしょうか??
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[23271]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年09月29日 20:14
投稿者:ぷるーと(ID:N5IJB3E)
たくさんのアドバイスありがとうございます!!とても嬉しいです!!また新たに方法があれば教えて頂きたいです♪
[23290]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年09月30日 04:47
投稿者:JAMES(ID:NQIIdoU)
3日前より投稿させていただいているJAMESと申します。よろしくお願いします。
ヴァイオリンの奏法と指導の原理 :イヴァン ガラミアン(音楽の友社)
には 左手、右手という風にその奏法のメカニズムが詳しくかかれています。小指を上から打ち下ろす為あまり高く上げないほうがいいと書いてありました。
左手に力が入る可能性もあり、左手に力が入ると相互作用で右手にも力が入ってしまうためよくないみたいです。
私も気づかされました。またよろしくです…zzz
ヴァイオリンの奏法と指導の原理 :イヴァン ガラミアン(音楽の友社)
には 左手、右手という風にその奏法のメカニズムが詳しくかかれています。小指を上から打ち下ろす為あまり高く上げないほうがいいと書いてありました。
左手に力が入る可能性もあり、左手に力が入ると相互作用で右手にも力が入ってしまうためよくないみたいです。
私も気づかされました。またよろしくです…zzz
[24806]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月04日 21:22
投稿者:トイ・プードル(ID:g4EmSBA)
お尋ねします。左手なのですが、力がはいってしまいます。小指がうまく動かないこともありますが、左手を作る良い教本はありますでしょうか。皆様は、最初どうやられたのでしょうか。また、シールを貼るということはやりましたでしょうか。ご回答宜しくお願い致します。
[24832]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月06日 17:35
投稿者:プリン(ID:QBgpclI)
私が使っている教本ですが、音楽の友社から出ている、最新 ヴァイオリン音階教本 山岡耕筰著がいいですよ。
[24833]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月06日 18:16
投稿者:レイトマン(ID:MYRjNiU)
>左手を作る良い教本はありますでしょうか。
「左手を作る」という意味を取り違えているかもしれませんが、間違っていたらすみません。それに先生についていらっしゃるならご存じかもしれませんが・・
通常の教則本以外には、月並みですが、やはり、スケールとアルペジオと、セブシック(Op.1-1)あたりを地道に練習するしかないと思います。
それと、無駄な力抜くにはトリルの練習も必要かもしれませんが、練習の仕方と始める時期を間違えると逆効果になるかもしれませんので、ご注意を。(私はセブシックの独立した教本をもっていますが、ほとんど使ったことが無く、もっぱらクロイツェルを使っています)
スケール・アルペジオの練習は、音程を覚えるだけでなく、左腕の柔軟性の獲得と、進度を測る指標にもなり、脱力にもつながると思っています。
例えば、G線上で10ポジまでのスケールを弾いたときは、左肘は相当右により、手の甲は指板上にせり上がり、下降の時に(指が短い場合)親指がネックに戻せるように手首は外側に廻転し、親指も相当開かないとできません。
何が言いたいかと言いますと、例えば、1ポジで楽曲を楽に弾けるようになるには、少なくとも数ポジ(4ポジ以上?)上のスケールが無理なく弾けるくらいの柔軟性がないと、無理な力が入ったりしてうまく弾けないと言うことです。
1ポジでも、簡単な曲でも早く弾こうとすれば、音を先取りしたりする必要があるので、2音同時に押さえる重音のテクニックが求められます。
セブシックでも、1音押さえたまま別の弦で3指を順番に押さえたり、
調を変えたりして押さえるところが沢山あります。
柔軟性を作るには、1弦上(あるいは4弦に渡る)のスケール&アルペジオを毎日行いながら、徐々に、上位ポジションに移行し、それを欠かさないことです。柔軟性がない状態から始めるとこんなポジションは絶対に弾けないと思っていても、少しずつ慣していけばそこそこできるようになります。もちろんほかに通常の教本、セブシックなども練習しないといけませんが。
(中略)
このスレのテーマである、小指の問題も上記のような練習をこなして柔軟性ができてくれば、みかんさん[23071]
の説明にもあるように、肘のコントロールが楽にできるようになり、小指の引きつりもなく打ち下ろせるようになるはずです。(私の場合、手が小さいので指の第三関節(指の根本の関節)が指板より高めに上がった状態の方が、小指が自然なアーチになりやすいです)
「左手を作る」という意味を取り違えているかもしれませんが、間違っていたらすみません。それに先生についていらっしゃるならご存じかもしれませんが・・
通常の教則本以外には、月並みですが、やはり、スケールとアルペジオと、セブシック(Op.1-1)あたりを地道に練習するしかないと思います。
それと、無駄な力抜くにはトリルの練習も必要かもしれませんが、練習の仕方と始める時期を間違えると逆効果になるかもしれませんので、ご注意を。(私はセブシックの独立した教本をもっていますが、ほとんど使ったことが無く、もっぱらクロイツェルを使っています)
スケール・アルペジオの練習は、音程を覚えるだけでなく、左腕の柔軟性の獲得と、進度を測る指標にもなり、脱力にもつながると思っています。
例えば、G線上で10ポジまでのスケールを弾いたときは、左肘は相当右により、手の甲は指板上にせり上がり、下降の時に(指が短い場合)親指がネックに戻せるように手首は外側に廻転し、親指も相当開かないとできません。
何が言いたいかと言いますと、例えば、1ポジで楽曲を楽に弾けるようになるには、少なくとも数ポジ(4ポジ以上?)上のスケールが無理なく弾けるくらいの柔軟性がないと、無理な力が入ったりしてうまく弾けないと言うことです。
1ポジでも、簡単な曲でも早く弾こうとすれば、音を先取りしたりする必要があるので、2音同時に押さえる重音のテクニックが求められます。
セブシックでも、1音押さえたまま別の弦で3指を順番に押さえたり、
調を変えたりして押さえるところが沢山あります。
柔軟性を作るには、1弦上(あるいは4弦に渡る)のスケール&アルペジオを毎日行いながら、徐々に、上位ポジションに移行し、それを欠かさないことです。柔軟性がない状態から始めるとこんなポジションは絶対に弾けないと思っていても、少しずつ慣していけばそこそこできるようになります。もちろんほかに通常の教本、セブシックなども練習しないといけませんが。
(中略)
このスレのテーマである、小指の問題も上記のような練習をこなして柔軟性ができてくれば、みかんさん[23071]
[23071]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年09月19日 16:28
投稿者:みかん(ID:KTgRdhU)
ぎりぎりでE線に当たらなかった構え方が本来A線を弾くときの肘と手首のあるべき場所です。(ギリギリとのことだったのでもう少し肘が内側で手首が上になるかもしれまんせん)。この形はD,E線ではもう少しひじが内側になりEは反対側になります。
つまりD、G、A、Eと線が変わると肘の傾きも少しずつ変わるのですが、これが動いていない人をよく見かけます。
実際曲を弾くと力が入って他の弦に当たるとのことですが、どこに力が入ってどの弦に当たりますか?
生徒さんで同じような方(第2関節が曲がらない)がいたことがありますが、左手の構え方を直してみたら第2関節が曲がらなくても他の弦にはあたらなくなりました。早い曲も弾けていました。
ただ、そのままだとビブラートに影響してくるので杏さんの方法と同じ感じで地道な努力をしてもらいました(数年かかっていました)。すぐにできるようになるものでもないので諦めずにがんばることが大切だと思います。
もし見ていただける先生が近くにいるのなら、きちんと見てもらった方が良いと思います。
つまりD、G、A、Eと線が変わると肘の傾きも少しずつ変わるのですが、これが動いていない人をよく見かけます。
実際曲を弾くと力が入って他の弦に当たるとのことですが、どこに力が入ってどの弦に当たりますか?
生徒さんで同じような方(第2関節が曲がらない)がいたことがありますが、左手の構え方を直してみたら第2関節が曲がらなくても他の弦にはあたらなくなりました。早い曲も弾けていました。
ただ、そのままだとビブラートに影響してくるので杏さんの方法と同じ感じで地道な努力をしてもらいました(数年かかっていました)。すぐにできるようになるものでもないので諦めずにがんばることが大切だと思います。
もし見ていただける先生が近くにいるのなら、きちんと見てもらった方が良いと思います。
[24854]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月07日 20:20
投稿者:トイ・プードル(ID:g4EmSBA)
皆様、ご回答有難うございます。
左手が滑らかに動かないということで悩んでいるもので・・。
自分なりに練習・研究しなければならないかとか、いろいろ教本はみているのですけれど。。あと、パソコンでタイピングをしながら、小指と薬指を重点的にタイピングしてみたりとか・・ですね。皆様のご意見を参考にして頑張りたいと思います。でも、いつになったら、艶やかな音色がだせるようになるのでしょうか・・?(笑)
左手が滑らかに動かないということで悩んでいるもので・・。
自分なりに練習・研究しなければならないかとか、いろいろ教本はみているのですけれど。。あと、パソコンでタイピングをしながら、小指と薬指を重点的にタイピングしてみたりとか・・ですね。皆様のご意見を参考にして頑張りたいと思います。でも、いつになったら、艶やかな音色がだせるようになるのでしょうか・・?(笑)
[24858]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月08日 00:28
投稿者:レイトマン(ID:FUMAcyU)
>いつになったら、艶やかな音色がだせるようになるのでしょうか・・?
個人差もあって一概に言えないと思いますが、ゆっくりした曲で音楽性は考慮に入れずに5年から10年はかかると思います。(と言う意見も多いようです)
特別の才能がある人は別にして2年3年では難しいのではないかと思います。
まあ、バイオリンという楽器は、自動車に例えると坂道を上るレンジに切り替わって走るようなもので、エンジン全開(必死に練習しても)でも、走る距離はわずか(ちょっとだけ進歩)。みたいな感じでしょうか。
個人差もあって一概に言えないと思いますが、ゆっくりした曲で音楽性は考慮に入れずに5年から10年はかかると思います。(と言う意見も多いようです)
特別の才能がある人は別にして2年3年では難しいのではないかと思います。
まあ、バイオリンという楽器は、自動車に例えると坂道を上るレンジに切り替わって走るようなもので、エンジン全開(必死に練習しても)でも、走る距離はわずか(ちょっとだけ進歩)。みたいな感じでしょうか。
[24861]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月09日 18:01
投稿者:トイ・プードル(ID:g4EmSBA)
「ローマは一日にしてならず」のとおり、ややもすると、気の遠くなるような年月がかかるのでは・・と思ってましたが、そう考えると、”おばあちゃん”になってしまいますね。(笑)ですが、非常に詳しい説明を有難うございました。あと、このスレッドとは関係ないので非常識と思われるかもしれませんが、ジャズ・バイオリンというのは、基本があってのことかと思いますが、基本をふまえたうえで、ジャズというのがあるのでしょうか?最初から、いきなりジャズにはならないのでしょうか?クラシックをやって、ジャズとなると、混乱してしまいますか?
[24862]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月09日 20:14
投稿者:ペーター(ID:I0KVYzQ)
トイプードルさんの仰る「基礎」というのは、「クラシック音楽の基礎」という解釈でよろしいでしょうか? というのは、ジャズにはジャズの基礎がちゃんとあるからなのですが。ジャズのサックスやドラムは、多くの場合クラシックの奏法とは無縁ですが、それでもそれぞれに基礎的な技術は確立されています。
>基本をふまえたうえで、ジャズというのがあるのでしょうか?
と仰いますが、ジャズはジャズの基本が必要です。ジャズというのはかなりシステマティックに確立された音楽ですから、ジャズの基本を身につけずにジャズを演奏するというのは、よほどの天才でないかぎり不可能です。
でバイオリンについて言うと、内外を問わず、少なくともプロで演奏しているジャズ・バイオリニストはほぼ全てがクラシックのバックグラウンドを持っています。クラシックの経験がない人は皆無だと思います。
これは、バイオリンの技術の難しさ、という部分も確かにありますが、それ以上に「ジャズにおいてバイオリンはマイナー楽器である」という事実が大きいでしょう。マイナーゆえに、基礎技術の研究がジャズの分野ですすまず、クラシックまかせになっている、という感じでしょうか。今後もバイオリンはジャズの領域ではマイナー楽器でありつづけると思います。バイオリンがどんなにがんばっても、コルトレーンやロリンズの爆発力にはかないませんから。
>クラシックをやって、ジャズとなると、混乱してしまいますか?
クラシックを身につける時と同様に、ジャズとしての歌い口を身につければ大丈夫です。最初は混乱するかもしれませんが、いつまでも混乱しっぱなしということはないと思います。混乱から抜け出せないなら、ジャズをやめるしかないでしょう。
>基本をふまえたうえで、ジャズというのがあるのでしょうか?
と仰いますが、ジャズはジャズの基本が必要です。ジャズというのはかなりシステマティックに確立された音楽ですから、ジャズの基本を身につけずにジャズを演奏するというのは、よほどの天才でないかぎり不可能です。
でバイオリンについて言うと、内外を問わず、少なくともプロで演奏しているジャズ・バイオリニストはほぼ全てがクラシックのバックグラウンドを持っています。クラシックの経験がない人は皆無だと思います。
これは、バイオリンの技術の難しさ、という部分も確かにありますが、それ以上に「ジャズにおいてバイオリンはマイナー楽器である」という事実が大きいでしょう。マイナーゆえに、基礎技術の研究がジャズの分野ですすまず、クラシックまかせになっている、という感じでしょうか。今後もバイオリンはジャズの領域ではマイナー楽器でありつづけると思います。バイオリンがどんなにがんばっても、コルトレーンやロリンズの爆発力にはかないませんから。
>クラシックをやって、ジャズとなると、混乱してしまいますか?
クラシックを身につける時と同様に、ジャズとしての歌い口を身につければ大丈夫です。最初は混乱するかもしれませんが、いつまでも混乱しっぱなしということはないと思います。混乱から抜け出せないなら、ジャズをやめるしかないでしょう。
[24871]
Re: 左手の小指について
投稿日時:2005年12月10日 18:56
投稿者:トイ・プードル(ID:g4EmSBA)
実に的を得たご回答有難うございます。
ジャズ・ピアノはたまに聴いたりもするのですけど・・。
どちらにしても、基本は大切ということですね。表現を・・・(まだ私は表現の枠までいってはないのですが!)などと考えてたら、More Livelyになって、ソウルフルな感じのするジャズの世界は、どうかしら?と思った次第です。
ジャズ・ピアノはたまに聴いたりもするのですけど・・。
どちらにしても、基本は大切ということですね。表現を・・・(まだ私は表現の枠までいってはないのですが!)などと考えてたら、More Livelyになって、ソウルフルな感じのするジャズの世界は、どうかしら?と思った次第です。
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