ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 14 Comments
[19157]

弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月14日 18:07
投稿者:テディー(ID:InEwYhY)
「バイオリンの弓の根元(半月リングの近辺)の毛の汚れ具合を見ると、その人が上手いかどうかがわかる。」という話を聞いたことがありますが、どういう汚れ方だと上手くて、どういう汚れ方だと下手なのでしょうか?
どなたか具体的な判定の仕方を教えて下さい。お願いします。
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 14コメント ]
[19441]

Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月23日 15:12
投稿者:けいちゃん(ID:MTNGFIU)
私は弓の根元の毛の汚れは、松脂の粉が飛び散って元弓の毛のあたりにたまったものが、埃と一緒になって固まったものだろうと思います。
上手下手との関係はあまりなくて、松脂の種類とかつけ方の違い、元弓まで使って弾くかどうかの違いじゃないでしょうか。
[19445]

Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月23日 20:32
投稿者:ノンスモーカー(ID:M2CScoM)
弓の根元が汚れる原因。
①練習前に手を石鹸で綺麗に洗わずに練習する。目で見て汚れてなくても人間の手にはいろいろな汚れがついている。それが汗と一緒に弓の毛について、長期間のうちにはそれが蓄積する。
☆解決策
練習前には必ず石鹸で手を洗うことを習慣付ける。大事な楽器をこきたない手で触るようなガサツな神経では、人の心の琴線に触れるような美しい音楽は奏でられない。不潔さ・無神経・ガサツさ、を改善するためにも、練習前にはきちんと手を洗うことを習慣づけるところから始めて欲しい。特に喫煙者や子供の手は、本人達が思っている以上に汚れているものである。(子供の中には、トイレに行って手を洗わずにそのままヴァイオリンの練習を始めたりする者がいるので要注意!知らぬは先生と親ばかり!)
時々「自分の楽器はそんなに高いものでないので・・・」と変な言い訳をする人がいるが、そういう人に限って、高価な楽器を買っても、長年のガサツなクセが抜けきらなくて、高価な楽器に対しても、安楽器と同じガサツな扱いをしてしまうものである。楽器と弓へのリスペクト(楽器や弓を作ってくださった方へのリスペクト&楽器や弓の材料へのリスペクト)なくして、美しい音楽は奏でられないことを肝に銘じて欲しい。楽器や弓の扱いがガサツで本当に上手な人というのはまずいないものである。
②演奏中に右手の親指が弓の毛におかしな当たり方をしている。(弓の毛に親指がべっとりと当たっている。)
☆解決策
弓の持ち方、構え方などを全面的に見直す必要あり。右手をリラックスさせて、特に親指をリラックスさせて自然な持ち方をすれば、親指が毛にべったりと当たることはなくなる。せいぜい軽く当たる(接触する)程度である。

根元まで弓を使っているかどうか、という点が議論されているが、通常の演奏では、根元の2~3センチは使わないはずである。人(奏法)によっては、根元の4センチくらい全く使わない場合もある。親指が当たるのは演奏に使わないその部分である。最後の2~3センチを使う場合に備えてそこに松脂を塗っておいても良いが、塗るとしてもごく軽く「たまに」塗るだけで十分である。
上記の①②の問題点さえ解決されれば、根元に松脂をたくさん塗ろうと全く塗るまいと、弓の根元の毛が黒ずむなどという異常現象は起こり得ないはずである。

極端なことを言うと、非常に上手な人であれば、演奏中は親指が弓の毛に軽く当たるだけなので、手を洗わずに練習しても、それほど弓の毛が汚れることはないだろう。だから、弓の根元の毛が汚れるのは、やはり、技量が拙いことが最大の原因(弓の持ち方がおかしい)、という結論になってしまう。
いずれにしても、上手・下手に関わらず、練習前には毎回きちんと石鹸で手を洗おう!楽器や弓を末永く大事に使いたい人は、練習の合間の休憩時間にも石鹸で手を洗おう!たとえ些細なことでも「良い行い」の積み重ねは、長期的に見ると、大きな差になって現れることを肝に銘じて欲しい。
[19460]

Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月24日 15:40
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:JCMjUSk)
ノンスモーカーさん、詳解ありがとうございます。
楽器およびそれを作ってくれた人への敬意の有無、と言われると説得力ありますね。
技術面; 実のところ、「普通に持てば触る筈ないのでに何故汚れるのか?」と不思議に思っていたものです(特にVc.の場合)。 無意識に触れるとすればそれは持ち方が崩れている、ということなんでしょうかね。
一方、けいちゃんさんの御説だと「触らなくても汚れることはある」ということですね? これが結論なら悩みが一つ減る訳ですが・・・・。
[19463]

Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月24日 17:41
投稿者:CABIN(ID:M4kJWVA)
[19460]
[19460]

Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月24日 15:40
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:JCMjUSk)
ノンスモーカーさん、詳解ありがとうございます。
楽器およびそれを作ってくれた人への敬意の有無、と言われると説得力ありますね。
技術面; 実のところ、「普通に持てば触る筈ないのでに何故汚れるのか?」と不思議に思っていたものです(特にVc.の場合)。 無意識に触れるとすればそれは持ち方が崩れている、ということなんでしょうかね。
一方、けいちゃんさんの御説だと「触らなくても汚れることはある」ということですね? これが結論なら悩みが一つ減る訳ですが・・・・。
セロ轢きのGoshさん
チェロの場合は,普通に持てば中指が毛に触ることはありますし,実際に毛に触れるくらいに持てという教え方もあります(トゥルトリェ式)。 マイスキーは毛から中指が突き抜けているとか....
しかしながら,普通に持って親指側が毛に触れることはないでしょうね。 親指側が汚れるのでしょうか?
[19466]

Re: 弓の根元の毛の汚れ具合と上手い・下手の相関関係

投稿日時:2005年02月24日 19:42
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:JCMjUSk)
CABIN様、
 毎日ガシガシ弾いていたのは20年も前の話なので一寸記憶があやふやですが、黒くなるのは親指側だった筈です。 黒くなった部分は(半月リングから1~2cm程度だと思いますが)ツルツルで音が出ないので時々意地になって松脂を塗り込んだりしてました。
 中指側は(小生はそんなに深くは持たないし)たぶん汚れてはなかったと思いますが、普段見えない側なので気にならなかっただけかも知れません。

ところで、便乗質問に応答下さる皆様には大感謝ですが、言いだしっぺのテディーさんにとってはこれで良かったのでしょうか?
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 14コメント ]