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調整の必要性 | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 22 Comments
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調整の必要性

投稿日時:2014年07月28日 11:10
投稿者:silv(ID:NGGQCDI)
私はいまだかつて調整を依頼したことはありません。調整の必要性の有無について皆様のご見解を披瀝してください。
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Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 01:55
投稿者:pochi(ID:JpZ3giU)
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Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月30日 05:13
投稿者:Z(ID:NhZTMkE)
普段から使っていれば、あまり調整はいらないと思いますが、工房から購入した場合は、年に一度くらい調整しにいく人は多いみたいです。また、基本的な知識がないと、少しずつ音が悪くなっている場合があります。

たとえば、駒のゆがみは絶対に駄目です。普段から注意しておく必要があります。もちろん、位置はずらさないように。
工房に持っていき、ちょっと駒をいじって音が良くなる場合がありますが、これは知らずに駒が歪んでいたからだと思います。

魂柱を安易にいじる工房は、個人的には信用しません。一度痛い目を見ました。

ペグまわりなど、調弦がしにくくなったときに、駒やナットに鉛筆を使ったりする場合があるようですが、私はこういう一時対策はやらない方がいいと思っています。工房に持っていきましょう。
Z氏投稿を補足します。

ヴァイオリンの弦は通常E線が金属でアジャスタが付いています。他の弦にはアジャスタは付いていません。

しばらく駒を触らず調弦していると、E線はTailpieceの方向に引っ張られ、その他の弦はPegの方に引っ張られます。これで駒が歪んできます。

だから時々駒が歪んでいないかどうかをチェックして、歪んでいれば戻してやるべきです。

////////////////

世の中には飛んでもない工房も沢山あります。信頼の出来る工房を先生に紹介して貰いましょう。

信頼が出来る工房が見つかれば、毛替えの序に楽器の状態をチェックしてもらったら良いと思います。また、コンサートの1ヶ月~2週間前位に見て貰う習慣を付けて置くのも良いでしょう。

良い工房は一見さんお断りの傾向があります。柏木クンやMilk Tea氏の様に何も解っていない人が解った様な心算になって文句を言うと、工房側は時間を取られるだけで、お手上げだからです。
[48770]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 07:13
投稿者:たく(ID:NgOCGGI)
「楽器が以前より鳴らなくなった」ということで、相談を受けることがあるのですが、よく見てみると弦が変色し、A線のDあたりの巻線がほつれたりしている状態になってました。

それで、「弦はいつ張り替えたのですか」とお聞きすると、「1年半前」ということでした。これまた、びっくり。弦を早急に張り替えることをお勧めしました。

結果、「鳴りが戻った」とうことでした。

弦を張り替えること(楽器への負荷を一時的にでも軽減することも含めて)は、調整の範疇ではないかと思います。
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Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 11:00
投稿者:pochi(ID:JpZ3giU)
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Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 07:13
投稿者:たく(ID:NgOCGGI)
「楽器が以前より鳴らなくなった」ということで、相談を受けることがあるのですが、よく見てみると弦が変色し、A線のDあたりの巻線がほつれたりしている状態になってました。

それで、「弦はいつ張り替えたのですか」とお聞きすると、「1年半前」ということでした。これまた、びっくり。弦を早急に張り替えることをお勧めしました。

結果、「鳴りが戻った」とうことでした。

弦を張り替えること(楽器への負荷を一時的にでも軽減することも含めて)は、調整の範疇ではないかと思います。
たく氏投稿への補足

>(楽器への負荷を一時的にでも軽減することも含めて)
弦は一本づつ張り替えるのが通常の張り替え方ですが、弦やペグ、テイルピース、顎当て等、役物を全部外して1日程度放置すると、鳴りが良くなることがあります。(悪くなることは殆どありません)

ヴァイオリンは、弦を外して魂柱が倒れるのであれば、魂柱の立て方が弱すぎます。衝撃を与えない限り倒れないくらいに立てるのが普通です。

よく使われているドミナントは、弦の劣化が徐々に進行するので分かり難く、3ヶ月も使うと、張り替えた時に「自分の楽器はこんなに良く鳴る楽器だったんだ!」と思えます。

洗ってよく乾かした米粒を20粒ほどf孔から入れて、胴体の中の埃を掃除する事を含めて、行ってみるのはよいですよ。こちらは必ず弦を張った状態で行うのが良いと思います。米粒が当たる事によって魂柱が倒れたり移動したりする可能性を完全には否定できません。

チェロだと、胴体にコオロギが住んでいる事すらあります。
[48772]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 16:02
投稿者:提琴愛好者(ID:ExiIWRA)
米で胴体内部を掃除する話についてです。

他所では米粒とか生米とか書いてあり、米粒の表面の「ヌカ」が胴体内部に付着するのでいかがなものかと思っていました。「洗ってよく乾かした米粒」と書いてあるのを見て行き届いたご説明に納得させられた次第。
[48773]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 17:55
投稿者:たく(ID:NgOCGGI)
pochiさんへ

補足いただいてありがとうございます。内容につきましては、ほとんど同感です。

ただ1点、「コオロギ」は面白いお話ですね。2月前、園児達の前で楽器を紹介したとき、綺麗な音がでるのは、コオロギさんが中にいるからですよ、とお話しました。園児の目が点になってました。ごめんなさい。

ですが、私は見つけたことはありません。ただし、「カツオブシムシ」なら何度か遭遇しております。

楽器を、暗く・風とうしが悪く・湿った場所(押入れ)に長期間保管すると、ケースに入れていても「カツオブシムシ」ちゃんが元気に活躍されて、開けてビックリ、弓毛はかじられぶち切れ、楽器の中にも脱皮した殻がコロコロ、なんか変なにおいまでします(フンの匂いかもしれません)。
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Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年08月01日 07:32
投稿者:たく(ID:QDdEh5k)
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Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年07月31日 17:55
投稿者:たく(ID:NgOCGGI)
pochiさんへ

補足いただいてありがとうございます。内容につきましては、ほとんど同感です。

ただ1点、「コオロギ」は面白いお話ですね。2月前、園児達の前で楽器を紹介したとき、綺麗な音がでるのは、コオロギさんが中にいるからですよ、とお話しました。園児の目が点になってました。ごめんなさい。

ですが、私は見つけたことはありません。ただし、「カツオブシムシ」なら何度か遭遇しております。

楽器を、暗く・風とうしが悪く・湿った場所(押入れ)に長期間保管すると、ケースに入れていても「カツオブシムシ」ちゃんが元気に活躍されて、開けてビックリ、弓毛はかじられぶち切れ、楽器の中にも脱皮した殻がコロコロ、なんか変なにおいまでします(フンの匂いかもしれません)。
の補足です。

「カツオブシムシ」ちゃんを養殖したのは、私の知り合いです。私ではありません。

私の場合、長いこと弾かない楽器は、横にして、ひっくりかえらないように左右を木材で挟めるようにした木枠に収め、出しっぱなしにします。ケースにしまいません。

[48775]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年08月01日 09:06
投稿者:提琴愛好者(ID:ExiIWRA)
魂柱ならぬ昆虫の話に発展しましたが、結局のところ、見て分かるトラブルを除き、調整が必要かどうかは分かりにくいので、毛替えの都度、楽器の状態を診断して貰う。お願いする工房は先生に紹介して貰う。ということになるのでしょうね。
[48779]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年08月01日 20:16
投稿者:Z(ID:I4ZpIYI)
弓の毛替えについても。私はそれほど頻繁に出しません。二本あるうち,一週間に1時間程度しか使わない方の弓は、毛替えの状態が良かったせいもあり,数年間毛替えしていません。

しょっちゅう毛替えをされる方は、毎日のように本番があったりして、のんびり毛の手入れをできないから出すのかもしれません。

先生によっては、切れるようになったら毛替えをするという意見もあります。

よく言われるように滑るようになった状態は、松脂の粒子が細かすぎるようになってしまった状態です。この細かい過ぎる粒子を毛から取り除けば、ほぼ新品状態になります。フォルテで刻みをするような速い弓の場合はすぐに細かくなります。

毛を洗うという方もいるみたいですが,私は、毛を緩めた状態で、ティッシュペーパーを両側から毛に当てて、毛を叩いて落とすようにします。これを毛全体にわたって行ないます。あまり細かすぎるとこれでは落ちないので,滑るようになる前に、早めにやります。10時間に一度くらいでしょうか。

やってみる方は自己責任でどうぞ。
[48780]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年08月02日 01:51
投稿者:pochi(ID:JpZ3giU)
ティッシュを松脂落としに使うと、ティッシュの繊維が毛に残ることがあります。繊維は弦の巻の間に入りやすいので、注意が必要です。

ティッシュで弦を拭くのはもっと入りやすいので、行わないほうがよいでしょう。

弓の毛が痛むのはほとんどが脂です。弓の竿をラップで巻いて、無水アルコールを使い、歯ブラシで梳くと毛は復活します。しかし、脱水作用で毛がボサボサになる傾向がありますので、頻繁には出来ません。

石鹸水で毛を洗うという方法もありますが、両端に水が染みこむと、毛が緩むことがあり、あまり推奨できません。石鹸には蝋が含まれていることがありますから、蝋が含まれていない石鹸を使う必要があります。

やはり、半年~1年に1度程度は、毛替えをした方がよいと、私は思います。

運弓が出来ていない人、音程が悪い人は、楽器の調整によってそれらが全面的に解決することは無い、と考えてください。

柏木クンには無駄です。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=47468#47469
Hは、通常、開放弦Eとの完全四度の重音で取ります。あとはオクターブですね。D-durの純正律等だと、D線に対して長六度で取ります。固有の響きがあるので、間違えません。家のピアノの調律が狂っていた事を、自分の音痴の原因だと決めつけても、ヴァイオリン奏法の基本が全く無いだけです。

音程が正確でない人には、よい運弓は出来ませんし、原理的に音色はありませんから、いくら楽器を調整しても無駄です。ヴァイオリンの音を出すのは迷惑行為ですから、人前で弾くのはやめたほうがよいでしょう。
[48782]

Re: 調整の必要性

投稿日時:2014年08月03日 11:15
投稿者:silv(ID:NGGQCDI)
以前某楽器店で、耳かきで掃除をしているのを見たことがあります。耳かきを使うとスクロールの溝や、側板と表裏板との接着部分の掃除まで、キレイに出来ますので参考までにお知らせします。
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