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音程感覚には母語の影響が出るのか? | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 275 Comments
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音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年03月28日 16:04
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
ttp://www.fstrings.com/board/index.asp?id=39390
関連です。

音程感覚に母語の影響は、有る様な無い様な、感じです。こんなのの「分析」にはtartiniは有効な道具の一つになるでしょう。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月05日 21:07
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月05日 13:01
投稿者:室内楽奏者(ID:FUUXInk)
ttp://slashdot.jp/science/04/11/11/2252202.shtml
からの引用:
2001年に、東京芸大と国立精神・神経センターの共同研究で、作曲家達が音楽を聞いた場合には側頭平面の左側が活発に活動する(一般人の場合は右側が活発に活動する)という事が報告されていましたが、この領域は言語の処理を行っていると考えられているそうです。
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catgut氏はこの研究をよくご承知かと存じます。
作曲家の音程に言語活動が影響する可能性を示唆していますね。
ところが上記引用は同時に、言語が「演奏の音程」に影響しない可能性を示唆する根拠になり得ます。
たとえば私は作曲をしませんので楽音を側頭平面の左右どっちでとらえるのでしょう。もし右側だとしたら、私の音程認識は言語の処理と無関係に起きていますね。
室内楽奏者氏、

20年程前に被験者に成った事があります。私も音楽を言語野で処理していました。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月08日 01:10
投稿者:catgut(ID:QGgShxI)
一般論として角田忠信の右脳・左脳説は複数の学術論文で否定されています。DNA鑑定技術も進歩したようにMRI技術も進歩したのでしょう。

wikiも否定の立場です。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E5%B1%80%E5%9C%A8%E8%AB%96
脳機能局在論でよくある非科学的俗説として右脳・左脳論がある。

音楽的に訓練された人は、基準となる音や伴奏があると、その和声で音高を判断できてしまうので、無伴奏とする必要があると思います。

言語と音楽の関係の研究は、音楽の理解を深めたり、音声合成や音声認識に有用なだけでなく、言語障害のリハビリやある種の自閉症がイントネーション認識不全に関係するかといった研究にも寄与する可能性があります。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月08日 01:33
投稿者:catgut(ID:QGgShxI)
やや余談ですが、音楽史上で有名な「ブフォン論争」というのがあります。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E8%AB%96%E4%BA%89
ブフォン論争(仏語:Querelle des Bouffons)とは、1750年代にヨーロッパの知識人の間で起こった論争をさす用語である。議論の中心人物はフランスの作曲家ジャン=フィリップ・ラモーであり、その作品は、イタリア・オペラの愛好者から不自然・人為的と攻撃され、百科全書派の反王党派の人々からも批判されていた。とりわけ反ラモーの急先鋒はジャン=ジャック・ルソーである。ルソーは、旋律よりも和声の優位を強調しがちなラモーの主張や作曲様式を否定し、ラモーの和声理論に見られる短所を、それが短所であるというだけで攻撃し続けた。
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この論争の争点の一つとして、フランス語が音楽に向くかどうかという問題がありました。ルソーは屈折していて、音楽が言語に由来すると主張しているのにフランス語は音楽に適さないと主張しています。この理由として、ルソーには当時のフランス語が感情抑圧的だという認識があったためのようです。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月08日 01:38
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
「言語」が「音程認識」に影響するかどうか。
仮説に過ぎません。
仮説は事実を理解するための手段であり、仮説そのものが目的ではありません。文献検索の御努力には頭が下がりますが、文献検索にて仮説に尾ひれをつけても何の意味もありません。

まずは、実際に、各「言語集団」において、「音程認識」が異なるということを実証しないと始りません。
この論点からは文献は役に立ちません。
繰り返します。
「事実」を明らかにしてください。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月08日 07:44
投稿者:catgut(ID:QGgShxI)
通りすがりさま、

「20世紀で最も賞賛された歌手の一人」であるマリアン・アンダーソンが、日本人に「音程がおかしい」と酷評されたのはなぜだと思われますか?

ttp://en.wikipedia.org/wiki/Marian_Anderson
Marian Anderson (February 27, 1897 – April 8, 1993) was an American contralto and one of the most celebrated singers of the twentieth century.

ttp://ci.nii.ac.jp/naid/110003135919 (有料)
日本人の音感覚 日本音響学会誌 1954年

最近、女流黒人歌手マリアン・アンダーソンが来たとき、どおも調子が下がるというので、わるく言われたようだったが、これは此ひとの音階が、ヨーロッパのとちがい、全音も半音も、心もち狭いというところに原因があったものとも見られるのだ。


現在では言語のイントネーションと音楽のイントネーションが脳の同じ部位で処理されていると考えられているので、両者が無関係であることを証明するほうが困難でしょう。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月08日 07:51
投稿者:catgut(ID:QGgShxI)
補足するとアメリカの黒人の英語には訛りがあって、英語の一種の方言となっています。もし言語のイントネーションが音楽に全く影響しないなら、言語のイントネーションにあわせて歌を作るのは全く無意味ということになりますね。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月08日 19:09
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
黒人訛りと音程感覚に相関がありそうな事例ですが
マリアン・アンダーソン1例ではだめです。
これは研究の取っ掛かりにはなりえますが、結論ではありません。
そこのところをお間違えなきよう。
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結局この方はいつも

投稿日時:2009年06月08日 19:46
投稿者:父娘Vn(ID:EhGUI0M)
ご自分が思いついたことをあくまで正しいと信じておられるだけのことだということがよくわかりました。仮説とか検証とかの問題ではなく、彼の直感を信じるか信じないかという問題であろうと思われます。だから誰も話について行けない。白木のときもそうでしたが、この辺が潮時でしょうね。
音程感覚に母語の影響は、あるような、ないような、そんな感じではないかと個人的には思いますが、検証は困難であろうと思われますので、あくまで感覚的な話にとどまります。
同じ言語を話す日本人の調律師さんでも、音程感覚は、ピンからキリまで、ですよねえ。。。。。ヴァイオリニストにしても然り。九州人と、関東人で、母語は激しく異なりますが、ヴァイオリンの音に関しては篠崎さんも紫音ちゃんも九州訛りは感じたことがありませんが。これ如何?
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月09日 00:37
投稿者:catgut(ID:QGgShxI)
一点だけ指摘しておきますが、現在のクラシック音楽で「標準語」のように考えられているピタゴラス音律も古代ギリシャでは耳慣れない変な音律だと感じていた人が少なくないということです。アリストクセノスによるピタゴラス音律批判はすでに紹介しました。音律に関しては自分の耳を疑う(意識的に相対化する)必要があるようです。
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Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年06月09日 01:56
投稿者:通りすがり(ID:JjNilBA)
>現在のクラシック音楽で「標準語」のように考えられているピタゴラス音律も古代ギリシャでは耳慣れない変な音律だと感じていた人が少なくないということです。

表題の「音程感覚」と「言語」との関わりとは「全く関係がない」話です。
お分かりになりませんか?
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