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弓を弦に対して直角に | ヴァイオリン掲示板

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弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年06月18日 19:59
投稿者:ナガノ(ID:NkYFBZk)
「鏡」を見ながらという解説は役には立ちますが、いまいち効果を感じません。「鏡」見て「楽譜」見ては、一度にかなり困難です。みなさん、どうやってほぼ「直角」に保っているのでしょうか。コツがあったら教えていただけませんか。よろしくお願いします。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年06月19日 20:11
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
横から失礼します。
イメージとしては床に箸でも弓でも良いですが、棒をおいて引きずることを想像してください。親指と人差し指だけで持った場合、棒は引っ張る方向に素直に従いますが、他の指で棒を傾けると傾いたまま平行移動させることができるでしょう。それと同じです。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年06月19日 20:25
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
通りすがり氏、
> 棒をおいて引きずることを想像してください。
****引きずるのは、絹糸を親指と人差し指で扱く事で感覚を掴めます。イメイジよりも実際に行って体感出来る事をお勧めしています。

ナガノ氏、
ほかの指がまっすぐ弾くことの妨げ(余分な力を入れている)ということなのでしょうか。
****その通りです。初稿では、人差し指以外が与える影響に付いて書いておりましたが、冗漫なので割愛しました。曾てこの掲示板でGeiger1951先生が「弓を羽の様に持つ」なんて投稿していましたが、それなりに正しく、正しくない様にも思います。私の表現としては、「フラフラに持つ」位です。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年06月19日 21:34
投稿者:(ID:KCdDgnA)
指板の端(駒側)の上面の曲線に対して弓毛の指板側の端がきっちり一致して接線になるように弾けといわれました。この方法だと、弦に対する角度も駒からの距離も弦に対して直角であることも、すべて一点に決まります。
 当然、駒寄せして弾くとか、指板よりを弾くとか、ダイナミクスの関係で弓が移動しているときなんかは使えませんが、初級教則本をきちんと弾くときには便利ですし、何か弾いていてぐっちゃぐちゃになったときに、ちらっと弓見て、おーーー!と思って直すくらいには使えます。

 弓の行きたいように弾けば、一番ロスなくきれいな音になる、それが弦と直交していることだ、とも言われました。手はガイドにすぎないのだから、弓様を妨げるな!と。

 妨げないための指、手首の柔軟性の訓練として、机の端とかお風呂の縁のようなまっすぐのものを弓を持つときのように指を触れてすーっと左右になでる、という方法も教わりました。5本の指、小指以外は曲げ伸ばししながら、常に端に触れています。進行方向が変わるときに手首と指でうまく調整するのは、結構難しいです。机の端みたいな固いもので上手くできないなら、弓がまっすぐに行くのを邪魔しているにちがいない、と実感できます。(このとき、手首を極端に机の上面より下げてしまうと、効果半減です)

 お風呂に入ったときなど、3ヶ月もやっていると、本当に手首がやわらかく、指のツッパリもなくなります。難点は、、飽きるんですよね!私も先生に見張られながら、だから続けられて、それで効果があるから人にもお勧めしてますが、見張りなしで続けた人は、、いないな・・
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年06月20日 06:54
投稿者:ナガノ(ID:NkYFBZk)
杏様

下記ご発言にとても興味をもちました。

「机の端とかお風呂の縁のようなまっすぐのものを弓を持つときのように指を触れてすーっと左右になでる」

文章で表現するのは難しいと思いますが、より具体的に教えていただけませんか。どうかお願いします。

pochi 様
ご指導ありがとうございます。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年06月20日 07:56
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
メニューインの著書には、弓の先端を左手で持ち、フロッグ側を譜面台におき、弓を持つ手の形を作り、棹の上で右手を左右に動かす方法が書かれています。ご一読ください。また、自分の経験ですが、学生時代に右手の形に関しては、弓を持つ手の形で鉛筆を持って練習しました。鉛筆だと非常に軽いので余計な力が入らず、効果的だったと記憶しています。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月03日 04:06
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
初心者の特徴として、弓を動かすとき、肘を支点として、水平に動かす傾向があります。これを、上下運動に変えます。運弓は、「肘を耳に持ってくる感じ」・「手首を鼻に持ってくる感じ」です。肘が下がっている人が多いのです。これは、弾きながら鏡でみても解ります。

初心者の弓の持ち方は、指と指の間が開き過ぎている傾向が有ります。これは、先生にそのように指導されるからです。しかし、指の柔軟性があれば、開いていた方がコントロールをしやすいのですが、指が硬いと、手首が全く使えなくなります。最初は指をあまり開かず、少しずつ拡げて行くのが、上達の近道です。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月03日 12:33
投稿者:怪盗イタリア(ID:EjU5gkA)
久々の投稿です。

「puchi」さんの仰るとおりだと思います。右手の上達の仕方もおそらくそれが一番効率がよいでしょう。しかし、それは初心者へのガイドであり、一旦「ナガノ」さんが個人的に「技術面では初心者の域を抜けた」と思ったら色々な右手の形を試してみてください。ある程度まで行くと結局は自分に一番合う形を見つけることが上達への近道になります。

私事で申し訳ありませんが、私は今までに3回右手のフォームを、4回右腕(ボウイング)のフォームを大きく変えました。もし参考になればと書貸していただきますが、初めてのフォーム改造するまでの間、私の場合弓の根元に来ると肘が肩より高くなりました。その後、下に行ったり上に行ったりしているうちに今の腕を低く保つ奏法にたどり着きました。フォームを変えるたびに上達したと信じてますが、手も腕も今の自己流にしたとたん人前で自信を持ってひけるようになりました。

弓が暴れるのはすべてのヴァイオリニストが持っている頭痛の種です。私はコンサートのある朝などはある特別な練習をします。メトロノームを秒数と同じ60にセットして1ストローク(1ダウンボウ)に40秒かけます。それを10~20秒ずつ伸ばしていき、最終的に1ストローク90秒までやります。ダウンボウ、アップボウ、そしてすべての弦でします。なるべく音は途切れないようにします。

この練習の問題はこれだけで30分以上かかってしまうので毎日はできません。私も毎日これをしたのはオーディションのために練習していた時期だけです。

でも、不思議なことにこれをすると大抵弓が弦に吸い付きます。
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月03日 22:05
投稿者:(ID:GTVZSWA)
スレ見失ってました、、

私が教わったのは、通りすがり さんが書いてくださったの、のお手軽バージョンだと思います。(私の先生は突然思い立って音大行きたいからヴァイオリンを始めた、という人で、ありとあらゆる時間を使って練習していたそうです。授業中とか、お風呂とか、電車の中とか、、)

よく、(影絵遊びの)キツネの手、にして弓を持つといいますよね。あのキツネの手の、中指と親指の接触部分にちょうど机の天板の角があたります。肩からまっすぐ伸ばした位置で、親指は天板の側面にちょっと爪を立てるように、中指は指の腹で天板の上面を軽く押さえるように。ほかの指は、弓を持つときの間隔で天板の上に並びます。指は全部丸く。肘は楽器を弾くときくらいに軽く曲げます。天板の上面から肘が下がってはだめ。手首は、当時は手首を谷に折らないタイプの奏法を教わっていたので、手首も天板の上でしたが、今はやや手首を沈めてもよい(肘は下げちゃだめ)という奏法なので、そういう弾き方のときは、手首が親指が振れている位置くらいまで下がっても大丈夫みたいです。基本は弓を持つ持ち方と出来るだけ同じように。
 このまま指を机につけたまま、小指側で引っ張るように右方向へ動かして肘が一杯に伸びるまで。指の曲がりが深くなると思います。ついで、人差し指先導で左肩の前くらいまで。今度は指が伸び気味で小指が離れたがりますが、出来るだけ無理なく小指が触れているように。

 それだけです。大事なのは、動いているとき、よりも、向きが変わるとき。腕の位置をそのまま固定して、手首と指の屈伸で手だけ進めて、指の形を変えます。左から来ているときはダウンとおなじ、指が曲がった状態から、ゆっくり手首の向きを変えて、指がアップと同じ形(伸び気味)に送ります。右から左へ行くときも同じ。腕の位置を止めて、小指主導で右に移動できるよう、手の形を変えます。慣れたら、幅15センチくらい往復するので十分。

 ほんとは通りすがり さんが書いてる方法の方が実践的なんですけど、楽器を持てる時間、音を出せる時間には、楽器弾いてろ、ストレッチだの柔軟体操は楽器をもてない時間にやれ、という主義の先生でした。

 別の先生に言われたのですが(かなりご年配の方をたくさん教えていらっしゃる方です。ヴァイオリンではありませんが)、ストレッチは体が温まってからやらないと怪我の元。なので、ヴァイオリン系のストレッチ類はお風呂でやることにしてます。

怪盗イタリア さんの書かれている、ゆーっくりのボウイングも効果ありました。私が教わったのは、弾くな!ですが、、弦の2mm上に仮想の弦を置いて、それを弾いているつもり。片道30秒以上、滑らかに。仮想弦を弾いているので、弦から弓までの距離が一定でなくてはいけない、ので難しいです。。これも、、続く人はいないですねー。見張られてると効果ありますが。
(こうやって書いている本人だって、、最近はやらんもん、、続かなくて・・・)
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月04日 08:30
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月03日 12:33
投稿者:怪盗イタリア(ID:EjU5gkA)
久々の投稿です。

「puchi」さんの仰るとおりだと思います。右手の上達の仕方もおそらくそれが一番効率がよいでしょう。しかし、それは初心者へのガイドであり、一旦「ナガノ」さんが個人的に「技術面では初心者の域を抜けた」と思ったら色々な右手の形を試してみてください。ある程度まで行くと結局は自分に一番合う形を見つけることが上達への近道になります。

私事で申し訳ありませんが、私は今までに3回右手のフォームを、4回右腕(ボウイング)のフォームを大きく変えました。もし参考になればと書貸していただきますが、初めてのフォーム改造するまでの間、私の場合弓の根元に来ると肘が肩より高くなりました。その後、下に行ったり上に行ったりしているうちに今の腕を低く保つ奏法にたどり着きました。フォームを変えるたびに上達したと信じてますが、手も腕も今の自己流にしたとたん人前で自信を持ってひけるようになりました。

弓が暴れるのはすべてのヴァイオリニストが持っている頭痛の種です。私はコンサートのある朝などはある特別な練習をします。メトロノームを秒数と同じ60にセットして1ストローク(1ダウンボウ)に40秒かけます。それを10~20秒ずつ伸ばしていき、最終的に1ストローク90秒までやります。ダウンボウ、アップボウ、そしてすべての弦でします。なるべく音は途切れないようにします。

この練習の問題はこれだけで30分以上かかってしまうので毎日はできません。私も毎日これをしたのはオーディションのために練習していた時期だけです。

でも、不思議なことにこれをすると大抵弓が弦に吸い付きます。
うさぎが居ませんね。
古典的練習法なので、必須でしょう。ヴァイオリンは、「如何に駒寄りを弾き続けられるか?」が勝負ドコロなので、直接これを行うのは当然として、私は、飛び道具の開発をしています。

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[a18637]

Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月03日 22:05
投稿者:(ID:GTVZSWA)
スレ見失ってました、、

私が教わったのは、通りすがり さんが書いてくださったの、のお手軽バージョンだと思います。(私の先生は突然思い立って音大行きたいからヴァイオリンを始めた、という人で、ありとあらゆる時間を使って練習していたそうです。授業中とか、お風呂とか、電車の中とか、、)

よく、(影絵遊びの)キツネの手、にして弓を持つといいますよね。あのキツネの手の、中指と親指の接触部分にちょうど机の天板の角があたります。肩からまっすぐ伸ばした位置で、親指は天板の側面にちょっと爪を立てるように、中指は指の腹で天板の上面を軽く押さえるように。ほかの指は、弓を持つときの間隔で天板の上に並びます。指は全部丸く。肘は楽器を弾くときくらいに軽く曲げます。天板の上面から肘が下がってはだめ。手首は、当時は手首を谷に折らないタイプの奏法を教わっていたので、手首も天板の上でしたが、今はやや手首を沈めてもよい(肘は下げちゃだめ)という奏法なので、そういう弾き方のときは、手首が親指が振れている位置くらいまで下がっても大丈夫みたいです。基本は弓を持つ持ち方と出来るだけ同じように。
 このまま指を机につけたまま、小指側で引っ張るように右方向へ動かして肘が一杯に伸びるまで。指の曲がりが深くなると思います。ついで、人差し指先導で左肩の前くらいまで。今度は指が伸び気味で小指が離れたがりますが、出来るだけ無理なく小指が触れているように。

 それだけです。大事なのは、動いているとき、よりも、向きが変わるとき。腕の位置をそのまま固定して、手首と指の屈伸で手だけ進めて、指の形を変えます。左から来ているときはダウンとおなじ、指が曲がった状態から、ゆっくり手首の向きを変えて、指がアップと同じ形(伸び気味)に送ります。右から左へ行くときも同じ。腕の位置を止めて、小指主導で右に移動できるよう、手の形を変えます。慣れたら、幅15センチくらい往復するので十分。

 ほんとは通りすがり さんが書いてる方法の方が実践的なんですけど、楽器を持てる時間、音を出せる時間には、楽器弾いてろ、ストレッチだの柔軟体操は楽器をもてない時間にやれ、という主義の先生でした。

 別の先生に言われたのですが(かなりご年配の方をたくさん教えていらっしゃる方です。ヴァイオリンではありませんが)、ストレッチは体が温まってからやらないと怪我の元。なので、ヴァイオリン系のストレッチ類はお風呂でやることにしてます。

怪盗イタリア さんの書かれている、ゆーっくりのボウイングも効果ありました。私が教わったのは、弾くな!ですが、、弦の2mm上に仮想の弦を置いて、それを弾いているつもり。片道30秒以上、滑らかに。仮想弦を弾いているので、弦から弓までの距離が一定でなくてはいけない、ので難しいです。。これも、、続く人はいないですねー。見張られてると効果ありますが。
(こうやって書いている本人だって、、最近はやらんもん、、続かなくて・・・)
Plumですね。
これも古典です。弓を持たない運弓の練習の効果は限定的です。歯ブラシ八角形に削るとか、ペンキを塗るとか、書道を行うとか、様々試しました。

最初の設問に戻りましょう。
「楽譜を見ながら鏡を見て曲を弾いて運弓の練習にするのは、無理がある」
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Re: 弓を弦に対して直角に

投稿日時:2006年07月04日 22:27
投稿者:(ID:GTVZSWA)
Pochi さん

私もそー思います。実物持って実演するのが一番です!!が、、その道のお仕事しているわけでないので、楽器を持つ時間は限られるし、音を出せる時間も限られております。

私が書いたのは、あくまでも準備体操、ストレッチの類。体が十分柔らかくて、弓を保持する力があれば、あとは頭使ったコントロールで上手く誘導できる。というのを狙っているものです。

 机の端こするなら、、授業中でも会議中でも出来るわけで、、何もしないよりゃ役に立ちます。弓を宙に浮かすのも、真夜中でもできるわけです。弓をしっかり、でも柔らかく保持できるようになれば、手首が返らなくて斜めに跳ね上げたり、跳ね弓で弓落っことしたり、移弦で肘が落ちたりすることもなくなるでしょう。


ガキゴキ練習もいいですよね。出身大学のオケは200%体育会系なので、とにかく音量だせー!で突撃するんで、みんな駒よりを思いっきり弾いてます。音だけはしっかり出せるようになりますね。レイトスターターの音は云々というのを聞いていると、傍若無人な子供時代にヴァイオリンを叩き壊すくらいの勢いで弾く、という経験は大事なんだな、と思います。(自宅では、、学生時代みたいな大音量は出せませんもん、、学生の頃は鳴らない楽器を屋外で弾いてたんだから)
 残念ながら、、フラジオとか絹糸をしごくという繊細な部分を省略していたために、、いつまでも雑で汚いまんま、、の場合が多かったですが。一部の学生さんで、上手く弓速度を上げたり、きれいな音もだそう、と努力した人はすっごくいい音になりましたねー。

 今でも学生オケに遊びに行けば、一緒にガキゴキやってます。で、人工フラジオまではできませんが、駒寄せしてもきちんとした音になるよう気を使ってみたりもします(先輩の見栄)。そうすると、レッスンで、先生から「妙にいい音で鳴るわねー」と喜ばれます。が、、学生オケに行かなくなれば、「また鳴らなくなったわねー」と呆れられます。
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