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音楽留学@イギリス | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 27 Comments
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音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月10日 22:21
投稿者:Hitoshi(ID:cVcZVgA)
こんにちは。イギリスの音楽学校に興味を持ってしまいました。
つまりは、西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にいると思われたのですが、音楽を勉強するときに、そういう人間が多い環境で学べるのなら、そうするべきだと思っているからなのですが、とりあえず、詳しい方がいらっしゃいましたら、お願いします。

質問:オーディションで落ちることはあるのですか?つまり、日本で実際にオーディションを行っていることもありますが、そうでない場合、ビデオやMDなどを送付します。それはやっぱり弾けてないのを取るはずが無いのでしょうけれど、どうなんでしょう?
日本の学校を受けるか、受けないか、システムが違うところもあるので、はっきりさせたくてこんなことをお尋ねします。宜しくお願いします。
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補足

投稿日時:2005年05月10日 23:34
投稿者:Hitoshi(ID:ESgiMmA)
大学学部(BMus)のコースです。すみません。
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Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月11日 18:03
投稿者:ジェチカ(ID:JIR3WBY)
>つまりは、西洋の人間の方が人間性とかいう面においては一歩前にい>ると思われたのですが、音楽を勉強するときに、そういう人間が多い環>境で学べるのなら、そうするべきだと思っているからなのですが

ものすごい発想の飛躍ですね。西洋の音楽を西洋でというのは分かりますが、「人間性という面で一歩前にいる」と思ってイギリスにいらっしゃったら、がっかりすると思います。

私の友人でBMusを出た人は、「実技は参考程度だった」と言っていましたが、、、。どの大学もイギリス人の5倍以上の授業料を払ってくれる外国人留学生をのどから出るほど欲しがっていますから、イギリス人の学生より甘めに見てくれるかもしれませんね。
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哲学的な断片

投稿日時:2005年05月11日 19:11
投稿者:Hitoshi(ID:MleFFYE)
レスをありがとうございます。確かに、あの金額差は滅茶苦茶だと思うところもあります。(苦笑
発想の飛躍だと言われてしまっては、きちんと説明しなければならないですね。(笑
私の言う「人間性」には2面あるように思います。それは、攻撃的な部分と、防御的、自制的な部分です。攻撃とか防御とか言っても、その意味ではなくて、前者は知や徳に対する欲求をたくさん持って挑むということ、後者はそれをちょうど凧揚げのように上手く引っ張ってあげるようなことです。
少なくとも、現在の日本においては、後者(これを秩序・倫理などと言ってもいいかもしれません。)が上手く行っていないことは、それなりの知識をお持ちの方なら理解できると思うのです。イギリスは何が影響しているのかよく分かりませんけれど、宗教や、社会の流れから独特の倫理感をもっているように思います。対して攻撃的なほうですけれど、かのCambridgeの学生や教員と接すると、彼らの幸福そうな顔には共感を覚えます。日本の学生はといえば、押しなべて言うのはよくありませんけれど、何だかよく分からないんだけど、とりあえず終わらせましたってことが少なからずあるようです。
というわけで、凧に向かってくる風の強さとそれを支える力には相関関係があって、日本のほうが、凧揚げに関しては下手かもしれないのです。こういう説明で理解いただけたでしょうか。
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Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月11日 20:33
投稿者:ジェチカ(ID:JIR3WBY)
Hitoshiさんご自身がCambridgeの学生や教員を例に挙げてお書きになっているので、Hitoshiさんのおっしゃる「西洋人」は、イギリス国内でもかなり高い教育を受けた極一部の方々のことを指して、『西洋人』と呼んでいらっしゃるということがよく分かりました。

「人間性」という言葉も、広い意味での「人間性」ではなく、かなり限定的な意味で使っていることは理解しました。

しかし私の知っているOxbridge出身者達はみなmiserableな顔をしていますが(笑)。

いずれにしても、イギリスはとても多層的な国です。一般化をしすぎると、見えてこない部分がたくさんあります。まぁ、どこの国でもそうですが。

そしてイギリスにも怠け者の学生はたくさんいます。Oxbridgeにもうじゃうじゃいます。どこにいてもご自身のやる気次第だと思います。でも、Hitoshiさんのおっしゃるとおり、やる気の有る生徒を受け止めて伸ばしてくれるのはイギリスの大学の方が上手かもしれませんね。

と言うことで、御検討お祈りしています。
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Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月16日 15:18
投稿者:pochi(ID:FnOVd3g)
Hitoshi氏、
物凄く民族差別的な御意見をお持ちですね。キリスト教を信奉するヨーロッパ人が異民族支配を行った16世紀以降の屁理屈を信じていらっしゃるようですね。西洋音楽もその一端を担っていますから、説得力が全く無いとは云えないのですが、泥棒にも3分の理です。十字軍以来の屁理屈かも知れません。

日本には西洋伝統音楽は根付いていませんから、観客の質は、ロンドンとは大きく異なる印象があります。また、西洋文明を受容するという教養主義の立場でしか西洋音楽を捉えられない旧世代の発展途上国的日本人も沢山いますね。貴殿もその1人だと思います。

私はジェチカ氏おっしゃるところの怠け者なので、無駄な努力が嫌いです。効率良く目的を達成することを考えます。何処に行って、どの様に練習し演奏活動をするのが効率が良いかと考えるのは非常に大切だと思います。

同じ時間を掛けて教育を受けるのなら、効率が良い方を選ぶのが良いと思うので、わざわざ日本で教育を受ける事はお勧め致しません。然し、英国に限らず現地で日本人の先生に就くことになる事も例外ではありません。

演歌の伴奏を学ぶのなら、日本が良いと思いますが、西洋音楽を学ぶのなら、日本にいる意味は感じませんから、留学するのが良いと思います。ジェチカ氏御案内の通り、日本人受け入れは、多分に学校経営上の都合も有りますから、入学は易しいと思います。逆に奨学金が取れない場合、実力不足なので、職業音楽屋になるのは非常に難しいと思います。

御参考になれば、、、。
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Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月16日 20:31
投稿者:田舎者の母(ID:MCJYBoQ)
pochi 様

恐れ多いことと思いますが質問させてください。
海外に出た場合周りの環境が違うのは容易に理解できますが
日本人の先生から教えていただいた場合といわゆる
外国人の先生につくのでは奏法にどのような違いが
あるのでしょうか。
小学生並の質問で申し訳ないのですがお願いします。
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Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月16日 23:46
投稿者:pochi(ID:E1V0Z2A)
体格的な差以外に男女・民族で奏法には全く違いは有りません。音楽に対するアプローチの仕方はダンスから入ったり、舞台から入ったり、日本とは大きく違う様に思いました。

ピアノに於ては、日本ではレガート奏法を教えないので(教えていなかったので)かなり違いが有った様です。

御参考になれば、、、。
[20443]

Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月17日 04:05
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
個々の演奏そのものは人間性とはあまり関係ありませんが、統計的には人間性と演奏は相関関係にあるのでは。
個々の人間性は国家とは関係ありませんが、民主国家の総体的な国民性は政治家の人間性と相関関係にあると言えます。アメリカの属国に甘んじる日本の政治家も、同じくイラク侵略を擁護したイギリスと同じ程度でしょう。ドイツ・フランスの方がややましか。
[20452]

Re: 音楽留学@イギリス

投稿日時:2005年05月18日 00:37
投稿者:ジェチカ(ID:GAAgJnE)
kokukirinさんは、戦争反対派なのですね。イラク戦争に「反対」か「賛成」かという二元論で政治家の質を計るのは単純すぎるような気がしますが、いずれにしても、イギリスの政治家は、百歩譲っても日本の政治家の百倍まし、というのが私の感想です。

今回のイラク戦争に関しても、全議員の間で激しく意見を戦わせ、これぞディベートという舌戦が続きました。労働党のイラク戦争反対派の旗手、元外相のロビン・クックは、政府の決定に反対を表明し、閣僚から辞任したほどです。辞任の際のスピーチは、政治家としての良心に基づいた、それは素晴らしいものでした。今月の総選挙でも、イラク戦争の反対票が、労働党から他党に流れ出て、労働党は国民の制裁をしっかり受けたようです。

日本の国会でどんな議論をして戦争擁護という決定になったのか、詳しいことは覚えていませんが、以前はオランダ軍、現在は英軍に守られながら基地の外に一歩も出ないような自衛隊とは違い、何十人もの死者を出して、前線で戦うイギリス軍を派遣している政府の決断は、日本以上のものだったはずです。イラク戦争への国民の関心も、日本のそれとは比べ物になりません。日本人にとっては、イラク戦争は所詮遠い国で起きている対岸の火事なんですよね。反対デモに参加した人の数の差は、日英では歴然です。日本の総選挙で、イラク戦争への制裁票がいくつあったでしょう。

国内の問題にしか目をむけない日本人の国民性はアメリカのそれにとても似ています。少なくとも、イギリスの目はヨーロッパ大陸に、世界に向けられていると思います。と言うことで、ちょっとイギリス擁護してみました。

Hitoshiさんの質問に対する答えではなくてすみません、、、。
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