最高級のヴァイオリンを触ってみたいです | ヴァイオリン掲示板

最高級の定義がピアノに比べて色々ある世界ですのでそこは割愛しますけど、「道具として」の最高級品でしたら予算の上限を150万程に設定すれば、そこまで苦労せずに探す事も出来ますし、楽器としては安い部類なので店側もフツーに案内してくれます。
骨董品としての最高級品でしたら一見さんは相手にされないでしょう。
このような楽器は「道具として」優秀と言えないものも多く、事実バイオリン弾かない人でも名前を聞いた事のある名器で、かつ有名ソリストに貸与されてるようなものでも、良くないものは多々あります。
特に日本のおバカさんは、この掲示板の重鎮らしき人も含め、クレモナ云々だの、○作の楽器は□がどうだの、毒されてる人は多いですが、
「道具として」の最高級品を選びたいなら、そういう蘊蓄とは決別する事です。
今でしたら、様々な製作者がブログ等で発信していますけど、理学を根拠に楽器の性能を追求されてる方が「間違い」は少ないと思います。
なお、「道具として」の性能を求める場合、必ずしも自分の奏でる心地よさと、聴衆側の良い音はイコールになりませんので、そこらも意識されるといいでしょう。
骨董品としての最高級をご所望でしたら見当違いの事を書いておりますが、悪しからず。

率直なご意見をありがとうございます！
単純に良い音に出会いたいので、とても参考になりました。
思い出したのですが、どこかの大学で演奏家を10数名集めて新作と骨董品を弾き比べてもらうという実験のレポートを見たことがありました。多くは新作を選んだそうです。
楽器店で良い物を探すのことだけを考えてましたが、製作者さんとの出会いというとも確かにありますね。情報収集してみたいと思います。
ありがとうございます。

最高級品は、大きく分けて、見た目と音質の二つがあります。日本バイオリン製作研究会(VSJ)の中では、クレモナ在住の菊田浩さんと高橋明さんが見た目では、最高の美品です。（宮地楽器小金井店で展示）　音質的には、VSJ展示会で最高の音質評価を得られた河村盛介さん（英国で修行）がお勧めです、（日暮里駅前に工房がある）但し、アンテーク仕上げなので、見た目では、クレモナ在住の前者より劣るが、価格は前者の半分の１００万円以下です。

ありがとうございます！
河村盛介さんは11月に個展がありますね！
行ってみたいと思います！