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出身地の違いによるヴァイオリンの特徴 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 28 Comments
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出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月22日 17:41
投稿者:ヴァイオリンママ(ID:MxWWGEA)
イタリア・ドイツ・フランス・イギリス・日本・・・。
ヴァイオリンは色々な所から生まれてきますが、個性も色々だと思います。
特徴を教えていただけませんでしょうか?
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月23日 22:26
投稿者:rio(ID:JmaARRE)
ご参考として…
私は3才~18才までVnを弾いていて、その後飽きたのでやめて、また37才から始めました。
子供の頃、楽器のサイズは1/2からいきなり4/4に移りました。当時一緒に習っていた友人も同じでした。
だから、3/4なくてもできるんじゃないのかなぁと思っています。息子も今小学校3年生なので1/2を使っていますが、このまま使わせて次は4/4にと考えています。
4/4ならば最後の楽器ということで、思い切って購入することができると思いますし、3/4で浮いたお金は弓に当てられますよね。

私が小学生の時使っていたのは、1900年代前半のフレンチのJBコリンメゾンとイタリーのロメオアントニアッジの2本でした。弓は覚えていません。確かスイス製だったと記憶していますが…

友人は1800年代のイタリーのプレセンダという楽器でした。彼の楽器は私の楽器2本合計の金額と同じくらいだったと記憶しています。
友人は、渡米しジュリアードに行きました。

私は挫折して一旦弾くのをやめ、楽器は売却され家購入の頭金の一部となりました。

年取って、子供たちのレッスンを見ていると楽しそうなので、中年のあがきといいながらまた始めました。最初は、SuzukiNo540で楽しんでいましたが、もっと、艶っぽい音色がほしいなぁと思い、音色と弾きやすさで1本のイタリーの楽器を購入しました。メーカーはMarioGaddaというメーカーです。有名なクレモナではありませんが、とても満足しています。
楽器&弓はいろいろあって、試すと楽しいです。楽器と対話というのは大げさですが、いろいろな楽器を経験するのはとても楽しいです。
楽器選びは難しいです。
新作でもちょっと良いと思うと何百万もするし、
モダンで程度が良いと1千万超えるのもあります。
先日、先生の友人が使っているオールドを買わないかという話がありました。その方の演奏会にも何度も行った事があり、弾かせてもらったこともあるのですが、5,000万円近い値段なので私の財力では無理とお断りしました。
SuzukiのVnを軽視する人も多いですが、きちんと調整がなされ、定期的にメンテ調整がなされている楽器は、フィッティング&弦の相性があえば、かなり高レベルな音になると思います。

ブランドや値段に惑わされず、良いパートナーが見つかりますことをお祈りいたしまます。
成功の秘訣は、よきアドバイザーを得て、信頼できる楽器店&工房を持つことだと思います。
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月24日 13:30
投稿者:cremonaユーザー(ID:NAIGiAE)
新作でどんなに優秀な楽器であっても、「数百万」はしないと考えていいんじゃないですか。
Stefano Conia 師匠(巨匠中の巨匠)でも日本国内価格210万円位。
政治力のあるMorassi師匠はもっと高いですが240万位かな。
日本人で対等な楽器を作れる佐々木朗さんは100万円、ただし予約がびっしりです。園田さんは130万円ですがすべての業者が誉める力量です。
シカゴにいるTetsuo Matsuda さんは210万円くらいで、世界的に定評があり、演奏家が使っています。
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月24日 17:25
投稿者:rio(ID:JmaARRE)
cremonaユーザーさん

> 新作でどんなに優秀な楽器であっても、「数百万」はしないと…

すいませんご指摘のとおり「数百万円」だと幅がありすぎます
100~400万円に訂正させていただきます
500万円を超える新作の楽器は私もまだ見たことがありません。

見た楽器の多くが150~250万円の幅でした(店頭表示価格です)
コニアさんも200万円台前半でした
モラッシ、ビソロッティは300万円ぐらいでした
現在のMarioGaddaを購入する前に、1970年台のFビソロッティさんの楽器を半年ぐらい使っていましたが、友人が譲って欲しいというので購入した金額と同額で売りました。中古で購入しましたので、購入金額は230万円でした。有名な方だと知ったのは、つい最近サラサーテという雑誌を購入してからです。
400万円以上では、ジュゼッペルッチという人とアメリカ在住の(名前忘れた)作家の人の楽器がありました。

佐々木朗さんは著書を2冊持っていますが、残念ながら楽器はまだ拝見したことがございません。園田さん(JSIMAの会長さん?)の楽器も拝見する機会がまだありません。
Tetsuo Matsuda さんは、東京のシーラカンスビルという面白い名前のビルの中にある楽器屋さんで2つ弾かせていただきました。まだ、作り立てなのが倍音部分がまだ少なくこれから成長しそうだと感じた記憶があります。

現在、セカンドVnとして、日本在住の中国人の製作家の方に、Vnをオーダーしています。彼はバックオーダーを抱えており、2005年にできるといわれています。価格は100~150万円です。高いか安いかは個人の受け取り方ですが、私は価格相応の楽器ができるのではないかと期待しています。
その方の楽器は、私のVnの先生のセカンドVnと先生の息子さんのVnがその中国人製作家の楽器であり、先生の娘さんのVcもその方に注文しています。できたての新作を育てる楽しみ(時間が経つにつれ変化・成長するする音色)は何ともいえないよと先生に誘惑されて購入を決意しました。(先生の娘さんの楽器は2004年にできる見通しだそうです。)

私は、製作国、メーカーは気にせず楽器を選びます。
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同性同名?

投稿日時:2003年08月24日 19:06
投稿者:SS(ID:FhMiBjU)
>400万円以上では、ジュゼッペルッチという人とアメリカ在住の(名前忘れた)作家の人の楽器がありました。

私の知っている彼は10年以上前に亡くなりました。楽器の評価も 400ぐらいはします。同性同名でアメリカにいるのでしょうか?それとも彼の息子とか。
もしよろしければ詳しく教えてください。よろしくお願いします。というのはこの楽器を買わないかと言われていますので。

Mario Gaddaについては色々な評価がありますね。本当に彼が作ったものは評価が高いけれど、偽者も多いと聞きます。それで今回怖くてやめました。前の楽器でとんでもないことになったので。
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月24日 20:30
投稿者:cremonaオーナー(ID:NAIGiAE)
rio さま
下記の趣旨に大賛成です。
> 私は、製作国、メーカーは気にせず楽器を選びます
cremona の若手のViolaを私はたまたま購入しましたが、それはcremonaだから、ではありません。製作者夫婦とじっくり話し、技術力・学識・人柄、そして何より楽器の音量の豊かさ(C線が朗々と鳴ります)と仕上げの丁寧さに納得したからです。私は生きている作者と対面して直接購入するのが理想だと考えますが、それも絶対でなく、できればPoggiのヴァイオリンなら購入したいと思います。Poggiは今まで「外れ」がほとんどなく、数台試奏してどれも美しい音でした。
佐々木さん、園田さんの楽器は11月の「弦楽器フェア」の常連です。科学技術館でご本人と対面し、楽器を試奏できるのが確実ですよ。
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月25日 01:02
投稿者:rio(ID:QQJgNIM)
SSさんへ

ジュゼッペルッチという人の楽器は、1970~1990年ぐらいの間の楽器だったと思います。もしかしたら、亡くなっておられるかもしれません。

ニスの乾いている楽器のほうが、扱いが楽と思い、
一時期1970~1990年代までの楽器を中心に探していましたので、新作(製作者が生きている)と思ってしまったのかもしれません。

NYの製作者人の名前は忘れてしまいました。ごめんなさい。

>Mario Gaddaについては色々な評価がありますね。
MarioGaddaさんの楽器もいろいろなのがあり、私の好みに合うの合わないのいろいろありました。

>偽者も多いと聞きます。
それは驚きです。もう購入してしまったし、気に入っているので、真贋はどうでもいいです。
なにしろ、私にとって今BESTな楽器である事にはまちがいありません

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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月27日 11:57
投稿者:KS(ID:Q0Q2knA)
一寸気に成って:
1/2 → 4/4 は不味いと思います。3/4 飛ばしは変な癖が付きそうです。小学校 3, 4 年生から 6 年生と云えば、音楽が、自分の音色が出来(判かり)始めて、一番上手く成る時期?だし、3/4 を大切にして、此処に御金を掛けても良い(是非掛けたい)と思います。
[5195]

Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月28日 17:40
投稿者:rio(ID:JmaARRE)
 確かに3/4とばしは、良くないことなのかもしれません。でも当時はそうでした…理由はよくわかりませんが、多分早く良い楽器(いい音のする楽器)をさわらせた方が良いという思いがあったのかもしれません。
 3/4というサイズが販売されており、多くの方が使っているようですので、使った方が良いのかなという事も思います。
 最後は、ご指導される先生の考えと親御さんのお考えでしょうから、何とも申し上げることができません。
 我が家も、現在のような楽器のリースが当時あれば、3/4を弾いていたかもしれませんね。
まずは、このスレッドをたてたバイオリンママさんのご参考になれば幸いです。
ではでは
 
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月29日 09:11
投稿者:Geiger1951(ID:KGlREiQ)
KSさんのご意見に関してですが
K.リチャード.村瀬さん、という若手の奏者がV.ピカイゼンにレッスンを受けたところ、「君は無理してフルサイズにしているのはまずい、一度3/4に戻せ」と厳しいアドバイスを受けた体験を書いています。
http://www.k-richard.com/k-richard/onshi2.html
3/4は確かに大切で微妙な時期かも知れません。
志田とみ子さんはいきなりフルサイズで入門した晩学の天才ですが、これはあくまで例外。
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Re: 出身地の違いによるヴァイオリンの特徴

投稿日時:2003年08月29日 11:34
投稿者:ヴァイオリンママ(ID:IxcwcSI)
楽器のサイズは3/4を飛ばさないほうがいい。という先生のお考えと、お世話になっている工房の方も3/4は飛ばさない方がいい。と3/4使用の
アドバイスが多く、またうちの子は体格が小さめで華奢なのでやはりフルに移るまえに3/4で今までよりは「音」を意識して練習することが大切かと考えています。ですから、少しばかり3/4の楽器にはこだわってしまっています。かといって大げさな事はできないので程ほどの中で、でも良い楽器に出会えたらと出会いを待っています。
以前ご相談したお話しですが、お世話になっている工房の方が調整できる
楽器を何台か用意してくださる。と快く引き受けてくださりました。
そして、それまで、先生がご自分の使っていらっしゃった楽器をお貸しくださるということになりました。弓は、とりあえず今まで使っていたアルシェPE1014の3/4を用意しました。
この弓は、本人が非常に気にっていて、扱いやすいようです。
見ているこちらも、弓の動きが腕・指と一体化するように無理なく美しく見えていいな~。と感じています。
、、、、?うちは弓が先に決まってしまっていますが、ふつう楽器に弓を合わせるのでしょうか?、、、、いろいろ素人な質問でお恥ずかしい。
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