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ヴァイオリン再生に向いたスピーカー | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 52 Comments
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ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月11日 08:34
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
http://www.fstrings.com/board/index.asp?id=46521#46548
この関連です。

ホーンドライバにウーファ2発なんて巨大スピーカは、300平米以上のオーディオ専用部屋が必要でしょう。音楽を聴くより、音質を聴くという感じになってしまうかも知れません。
ttp://www.harman-japan.co.jp/jbl/hifi/dd67000/

私が意外と良いな、と思ったスピーカーは、
ttp://www.jp.onkyo.com/dtk10/
ピアノの低音が少し滲みますが、擦弦楽器はキレイです。フルオーケストラは今一つですが、意外と低音も鳴り、チェロまでは十分なので、弦楽四重奏向きだと思います。

皆さんの、これはどう?というスピーカーを上げて下さい。
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月27日 04:15
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
ヴァイオリンを弾く人は、オーディオにヴァイオリンの音色は求めていないと思います。音の印象が違いすぎるのです。弓の技法が解る程度のレンジが必要かな?くらいでしょう。これが、13KHzまで歪みが少ない再生だと、私は思っています。FMラジオが15KHzですから、それ以上を求めるとコストがかかります。

SACDの良い録音になると、マイクは何を使って居るんだろうか?とか、録音したホールはどんなホールだろうか?とか、音楽そのものではなく、録音状態を聴いてしまうように思います。

傾斜地に家を建て、天井が低いところにピアノを置くとして、その奥の壁にスーパーウーファとして巨大ユニットを仕込み、デジタルアンプで駆動して、60Hz程度からミッドバス・スコーカー・トゥイーターをチャンネルデバイダーで分割、マルチで真空管パワーアンプ駆動なんて、考えただけでもいやです。騒音の少ない空調設備が大変です。

ttp://jizounokimagure.at.webry.info/200906/article_1.html
これだと、天井から吊せると思うのです。オーディオ部屋は、オフィス兼スタジオ兼練習室ですから、巨大な機材は邪魔です。

素直に2wayの小型スピーカーか、精々長谷弘程度だと思うのですが、如何でしょうか?
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月27日 11:24
投稿者:Xin(ID:FwYEOEQ)
pochiさま
>素直に2wayの小型スピーカーか、精々長谷>弘程度だと思うのですが、如何でしょうか?

ハセヒロは検討に値するのではないでしょうか。
ショウルームに出かけるよりも、試聴貸出しを利用して、ご自分の環境に持ち込んで評価するのが良いのではないでしょうか。
私も昔は、オーデオに凝って色々と試しましたが、結局いつも聞いているのはモノラルのSP復刻盤だったと気が付きました。音をきくのではなく、音楽を聞くべきです。
大型のスピーカーは今では廊下の隅で邪魔になっています。
さて、ハセヒロですが、
コーンからのダイレクト音を重視するのならば、スピーカーユニットを入替えてみるのも面白いと思います。
また、理屈的にはハセヒロの”逆バックロードホーン用フロントバッフル”も興味があります。
"Torans Mision Line Speaker"の理屈から考えてもても、振動板の裏側の音を聞くのとは変わった音になるのではないかと思います。
重低音志向でなければ、試す価値はありそうです。
まずは、ハセヒロに相談するのがよいのではないでしょうか。
[46709]

Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月27日 23:52
投稿者:PRS(ID:GXUVCHI)
 うーん、あんまり主張するとゴトウのまわしもの?と思われるのも何なんで、ほどほどにしますが、まずは皆さん、大きく誤解していると思うのは、

 ゴトウの普通のユニットは20-30万、箱も通常は120-200l程度なので、一本100万以下だと思います。ソナスやB&Wより安いし、大きさも同程度。またネットワークでもそこそこはいけると思います。(なかなか聴く機会がないので、すべて4ウェイオールホーンと思って過剰反応しているのでは?)

 それに、少なくともドライバーは、世界に冠たる日本の中小企業の匠の技だと思います。これは滅ぼしちゃいかん、と思っている次第です。 

 2番目にPochiさんの指摘のなかの「ヴァイオリンを弾く人は、オーディオにヴァイオリンの音色は求めていない」というのは、ちょっと違うのでは。私1950年台生まれですが、私の子供のころ、あるいは若いころの演奏家や先生は、それなりに立派なシステムを持っていたと思います。母方が戦前からの専門家の家系だったので、それこそ高城先生のところなんかもときどき行きましたが、当時のソリストというか学生は、自分の音の確認にちょくちょく録音に来ていた覚えが。(そういう意味では、専門家がレコードの音楽を楽しみで聴くということなんかある?やはり勉強でしょう。)

 要は、オーディオが流行らなくなり、一部オタク老人のものとなっているだけでは。

 かくいう私も、皆さま同様、JBLの大システムを持て余し、処分してしまったりしていたのですが、最近上述のようにディジタル技術の発達もあり、ゴトウみたいなものを見直し始めているところです。

 あんまり敬遠せずに、一度は聞かれてみてはいかがでしょうか?
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月28日 00:10
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
PRS氏、

録音のモニターにはスピーカではなく、ヘッドフォンを使うので、邪魔ですし、スピーカにはお金をかけないのです。

ヘッドフォンも高価なものではなく、beyerdynamicDT990で十分です。私は19歳のジョシダイセイですが、20年ほど前、99ドルでした。レコーディングスタジオで広く使われていた機種で、現行モデルですが、今は中国で生産されていると思います。
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月28日 09:37
投稿者:ろくはん(ID:QHlTFjk)
beyerdynamicDT990
私も、その前のドイツ製のDT931から使っています。

beyerdynamicDT990などの傾向がお好きなら、
フォステのワンウエイやゴトウよりも、
B&Wとかがいいのではないでしょうか。
小型モニターとしては、傾向は少し違いますが、
LS3/5Aも一度聞く価値はあると思います。
価格も DTK10程度で買える物もあります。

B&Wは、クラシックのレコーディングのモニター
として801が多く使われて時期はありますが、
(スタジオだとその当時EMI系のアビードードスタジオ等)
クラシック系のミュージックモニターという言い方で
主にフィリップスからその後グラモフォンなどクラシックの当時のメジャーレーベルでかなり多くつかわれていたようですね。
 日本では、50年代生まれの方ならご存知かもしれませんが、
東京文化会館のバーンスタインニューヨークフィルのライブ録音
「タコ5」のレコーディングモニター(CBSソニー)もB&Wの801だと輸入代理店関係者から聞いたことがあります。
801は、家具としての性能がとても低く、
譜面などスピーカーの上におく事ができません。
繰り返しになりますが、
 60年代後半以降20世紀の録音を中心に
お聞きになるのなら、いいスピーカーだと思います。

PRSさん
手作りドライバーの技術を残す事は大事ですね。
ご協力できませんが、がんばってください。
うちで使っている、減圧トランス オヤイデCS3000も
製造中止になってしまいました。
JBL系には一度も染まった事の無い ろくはんでした。
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月28日 10:53
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
B&W801(目玉丁髷)は、長時間聴くと疲れます。余程のアンプでないと、低音が土管の様な音になり、好みではありません。

私は、真空管(観音開き)時代のテレビの延長線の様な音のスピーカーが好きです。オーディオは電化製品なので、電化製品らしい音が良いのです。

自宅でコンサートホールを再現しようとするから、間違ったものになるのだと思っています。
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月28日 12:06
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio(ID:ExiIWRA)
ヴァイオリンとフルートを自分でも弾きますが、CDやレコードを介して聞く音はどちらの場合も別物のような気がします。

私のスピーカーは賛否両論あるヤマハNS-1000Mで、購入当時、SONYのSS-G7と言うスピーカーの方が印象が良かったものの、大きさの点で決めたものです。

モーツァルトやベートーヴァンのピアノ協奏曲(後者なら3番、4番あたり)が好きなため、店頭にCDを持参して比較しました。肝心のヴァイオリンの音は、まあ、こんなものかと言う程度の音です。
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Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月28日 12:21
投稿者:ろくはん(ID:NmIxIjk)
pochiさん
そうですか、それは残念でした。

私は、コンサートホールを再現させようとは思っていませんが、
何度も聞ける便利さ,既に亡き演奏家の演奏を気軽に聴ける便利さは感じています。
うちでは、1日とか、数日かけて楽劇も聴きますが、聴き疲れる感じはありません。
逆にもっと聴いていたい感じですね。

801について、長時間視聴のご経験もあるんですね。
 良くご存知ですね、
確かに801は、実際に聴く音量はともかく、
パワーアンプに片チェンネンル300wとかそれ以上余裕が必要かもしれません。
うちでは、801は、レコードプレーヤ、CDプレーヤーからパワーアンプまでバランス接続していますので、参考にはならないですね。

LS3/5Aは、私も複数組み所有していて、気軽に使えるスピーカーとしていいかと思いました。

DT900は
>真空管(観音開き)時代のテレビの延長線の様な音のスピーカーが好きです。
>オーディオは電化製品なので、電化製品らしい音が良いのです
 には、必ずしも聞こえませんが、用途が違うのでしょう。

参考にならなくて残念でした。
[46720]

Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年02月28日 19:01
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
beyerdynamicには、DT900というのもあったのでしょうか?770proと990pro250Ωを永年愛用しています。これらは、仕事モード用です。

スピーカーは非仕事モードで聴きます。
[46725]

Re: ヴァイオリン再生に向いたスピーカー

投稿日時:2013年03月03日 20:10
投稿者:PRS(ID:GXUVCHI)

 ろくはんさん

 P-610は間違いなく名器ですよね。あのようなシンプルな構造なのに。
2S208も、レンジもフラットネスも素晴らしいスピーカー。当時のNHK技研と三菱電機の技術力の高さは、素晴らしいものがあったと思います。それに比べ、今、日本の技術はどんどん追い込まれて、残念ですね。

 先般、奇しくもダイヤトーンの最後のスピーカーDS-MA1を試聴する機会がありました。最近ではあまりない、奇を衒わない正々堂々とした立派な音でした。三菱電機のエンジニアが、子会社に移っても頑張り抜いて作ったものでしたが、やはり採算がとれず撤退せざるを得ないようです。
 このスピーカーの中音、高音のドームは、軽量強靭な振動板を作るために、ボロン振動板をプラズマ加工で整形した由。こういってはなんですが、たかがスピーカーのために、プラズマ加工なんてありえない。

 この機に開発担当者のかたとコンタクトする機会を得ましたが、私たちと同世代で、リタイヤとともに、もうダイヤトーンのスピーカーは聞けなくなるようです。ゴトウもそうですが、開発技術者の方は、本当にスピーカーというか、オーディオが好きで、生涯をかけてこの仕事を貫いているように見える。(ヴァイオリン製作と一緒ですね。)

 オーディオ製造の専門家は皆、スピーカーが作る音像がもちろん本物とは違うことは知り抜いておられると思いますが、一方、目をつむると、そこに実物と変わらぬ歌っている人、ヴァイオリンを弾いている人が浮かびあがる、リアリティを求めていると思います。
 これを幻想と呼ぶのは簡単ですが、一方少しでも本物の音に近づけようと努力している世界も、重要だと思います。本当は、こういう人達こそ、大事にしてゆかねば。
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