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演奏中の客の態度について | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 16 Comments
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演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月20日 01:46
投稿者:ai(ID:FgZRBFQ)
演奏者から見ていて客の迷惑行為とは?
聴く側からは、風邪引きといえるし空気が濁ってるのかもですが、
咳やくしゃみが多くて演奏聴いていても腹が立ちますが、

この間は演奏の完全な間合い(瞬間)にぶしつけに大きなくしゃみが響きました。
演奏者は気になりませんか?たん咳も何度もされるから、近辺の人は
困り顔でしたが、終わりかたに出ていきました。もっと早く出て欲しかった。

それから、幼児の処しかたも劇場や主宰側ははっきり最初に言うべきでしょうか?児童もいろいろ問題ありますよね。
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Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月21日 23:12
投稿者:かもめ(ID:J2YyQAQ)
★ぽっくんもっくん さん
>本当だとしたら、その学校の対応は問題ですね。

僕も、学校側と演奏者側で十分な話し合いが持たれたのか疑問を感じます。
ただ、その排除された障害を持つ子は知人の息子さんなのですが、知人は、クラシックなのだから仕方がないと思い、学校からの参加自粛要請を快く受け入れたそうです。
しかし、前述のとおり、生徒達が、黙っていなかったそうです。

>「良くも悪くもそれがクラシック音楽」ととられてしまうのは、演奏する者と
>しては悲しいですね。

文面から察するに、ぽっくんもっくんさんは心の暖かい方だと思います。
上記の知人によりますと、有名な演奏家や指揮者の方の中には、障害を持つ子にも音楽を聴いてもらおうと積極的に演奏会を開いてくださる方もいるようです。
しかし中には、わざわざ養護学校へ慰問へ行き、障害を持つ子の態度を見て、二度と養護学校には慰問に来ないと言って帰ったバイオリニストもいるようです。
すると、一般の人は、「やっぱりクラシックはね・・・」と思い、「良くも悪くもそれがクラシック音楽」と捉える人も少なくないでしょうね。

プロの演奏家なら、自己のスタンスを尊重することは良いことだと思いますし、「私の演奏は、私の演奏を聴くにあたいする人のみ聴いて欲しい」というスタンスも悪いとは思いません。
でも、わざわざ養護学校に慰問に行ってそのような態度をとるのは、養護学校のことを知らない単なる無知か、あるいは、単なる偽善者なのでしょうね。

★Gotchさん
>健常者云々は判りませんが、少なくとも宮廷や上流階級のお金持ちの
>ために音楽を書いてましたね。

たしかにそうですよね。
でも、そういう上流階級の人のなかにも、喘息持ちや障害を持つ人もいたはずですよね?
バッハやモーツアルトは、そういう人には自分の音楽は聴いもらわなくて良い、と思っていたのでしょうか?
[23106]

Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月22日 01:26
投稿者:ai(ID:NQc5B3c)
又、演奏終わるのを待ってすぐさま手をたたく人がどの演奏会に行っても必ず居ます。
オペラではブラボーと叫び手をたたきます、
この原理からきてるのでしょうか?

美しい音楽を聴いていしばらく余韻と言うモノが有るはずなのに、
こういう神経はいっこうに分かりません。演奏者からみてどうなのでしょう?
[23108]

Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月22日 08:23
投稿者:Gotch(ID:EiGDJkQ)
★かもめさん、お久しぶりです。
>バッハやモーツアルトは、そういう人には自分の音楽は聴いもらわなくて良い、と思っていたのでしょうか?

バッハやモーツァルトは音楽に対してかなり遊び心を持った方達だったみたいですので、おそらく感心は音楽に向いていて、障害を持った方々がどうこうということには特別に意識してなかったのではないかと勝手に想像してます。でも、『アマデウス』を観た印象でいうとモーツァルトは観客にはかなりマナーを要求しそうですね。これも映画からの勝手な想像ですが・・・(笑)
ラーメン屋さんでも、雑誌読みながら食べてると怒られるところもありますしね。(当たり前か・・)

あと、その昔上流階級の世界では障害を持った人や肺の病の人などは、それだけで隅っこに追いやられてあまり表に出されないような風習があったと思います。体裁を気にしての事なんでしょうが、おそらく演奏会や晩さん会にも招待される機会もかなり少なかったのではないかと思います。

★aiさん

演奏会での多少のノイズは、演奏者は自分の演奏に全神経を集中してるので意外と気にならないのではないかと思います。自分も集中してる時は電話に気づかないことも多いですから。気にならないと言うよりも、聞こえているけど聞こえてない・・って感覚に近いかも知れません。
むしろ観客のほうが、他の観客の出す雑音に対して厳しい気がします。なので、花粉症の自分はまわりが気になって気疲れするのでなるべくその時期の演奏会は行かないようにしてます。(笑)

そう言えば、先日NHKのスーパーピアノレッスンという番組で、ショパンの『スケルツォの2番』を教えていたジャン・マルク・ルイサダというピアニストがミスタッチを恐れて音量を出せない生徒に対して「最後はもっとガツンと終わらないと曲が締まらない。たとえミスタッチしても観客の拍手でかき消されるから恐れずに弾きなさい。」と皮肉めいた事を言ってて笑えました。
日本の観客は世界でも類を見ない“速攻型”の拍手。ヨーロッパでは余韻が消えきってから、さらに間があって拍手が起こるという傾向が強いと聞いた事があります。
どっちが気持ちいいかは曲にもよると思いますが、激しい曲の場合は最後に弓を降り下ろした瞬間に拍手が沸き上がったほうが気持ち良さそう。逆に間があると『あれ?』みたいな不安がよぎるかも!?

でも、あまりに極端な“速攻型拍手”の場合、『おまえは身内かっ!??』という気分になりますね。
[23110]

Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月22日 09:55
投稿者:ぽっくんもっくん(ID:F0CXghY)
★かもめさん

>わざわざ養護学校へ慰問へ行き、障害を持つ子の態度を見て、二度と養護学校には慰問に来ないと言って帰ったバイオリニストもいるようです。

これは、その人を一概に批判もできないかな、とも思います。

私は音楽療法家の知り合いが数人いて、その関係で障害のある人に音楽を聴かせたり、演奏のワークショップに関わったりということを時々やっています。で、実際に経験してみての実感ですが、障害のある子供と関わるというのは、きれい事ではすまない大変な部分というのは確実にあります。それが苦にならない人が、こういう仕事をできるのだな、と思います。

訪問したはいいが、実際に関わってみて「自分には無理だなぁ」と感じる人がいても、それはそれで仕方ない部分もあるかな、と思います。向き不向きというのはあります。たいがいの人は最初は戸惑うと思うのですが、それを越えられる人と越えられない人がいる、という気がします。

もちろん、身体障害や知的障害を持つ人と関わる音楽家がもっと増えてくれたら、とも切実に思いますが。


ここからは少し横レスです。

モーツァルトの時代の聴衆は、今のように静かではなかったようですね。ガヤガヤと話をしたり、いい演奏をすれば、音楽が続いている最中でも拍手や歓声をあげたり。今のジャズやロックのコンサートに近いものがあったようです。

もちろん、現代のホールでのコンサートでそんなことをしたら演奏が聞こえなくなってしまいますが。

ちなみに、客席の照明を落として聴衆を演奏に集中させることを始めたのは、マーラーだそうです。それを考えると、現代のコンサートの聴き方というのも、実はわりと歴史は浅い、と見ることもできますよね。

「演奏中の歓声歓迎」なんてコンサートがあっても面白いのではないかな。
[23115]

Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月22日 18:35
投稿者:CFF(ID:Izcmlng)
「演奏者からみた客の態度云々」 がこの話題を立てた方の興味みたいですが、むしろクラシックコンサートにおける観客のマナーは、 「真剣に聞いている他の客に対する」 マナーがメインではないでしょうか?

欧州に比べて、国内のクラシックコンサートの客層は悪いように思います。特にここ10年くらい。

養護学級の話題に関しても、もともとそういう方を対象としたものでしたら良いですし、小中学校でのコンサートくらいなら排除するのはおかしいと思います。しかし、ちゃんとしたコンサートに連れて行くのはどうかと思います。演奏中に静かに出来ない、躾の出来ていない子供を連れて行く親も、神経を疑います。

ちびっこの発表会が騒がしくなるのはある程度は仕方ありませんが、せめて他の生徒が演奏中は動き回らない、出入りしない、等の最低限のマナーの教育は親がしっかりしてもらいたいものです。

誰かが演奏中だろうが、最近の子供は走り回っていて、それでも最近の親は平気で、注意もしませんから。
[23116]

Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月22日 19:59
投稿者:ai(ID:IxRjYjc)
★ CFFさんの 「真剣に聞いている他の客に対する」 マナーがメインではないでしょうか?>> そうですね、結果的には!演奏者からは気にならない話が多くて納得。その件から移行し話にもなっています。

私は好きで月に3.4回はコンサート会場に・・・
ほとんど情報誌で招待はがきで参加しています。
平日マチネの場合は年配者が主で、暗くなる夕方はお勤め帰りで
お疲れの方もいて、観客はさまざま
吹奏楽の演奏や室内楽の演奏会ではまた客層が違い、

吹奏楽ではいろんな施設から障碍のこが見に来たり舞台に上がって
指揮させたり、ふれあいを重視の場合もあります、現に毎年見ています。

先日の外国の演奏家で万円クラスのチケットの観客はまずおしゃれで服そうも違い、最初から司会もコメントも無い大好きな音響重視のなかでしたが、

ところが横の席の年配のかたが終始遠慮無く手もかざさず咳をされまして、付近一帯のひんしゅく買ってました。
私も風邪気味の時、喉がいがらい時は(喉のシュシュ)を持参しています。
お互いが、いい雰囲気をこわしたくないですから・・・

障碍(今は害は訂正されて)痴呆=認知のように、
私は上記の人たちと毎週出張講習に施設に出かけている身です。
毎回肌身に接しています。手を使う講習で、とても~~びっくりするぐらい
才能が有ります。軽度発達障碍ですが、
みなさんの理解を得たいので列記します。

本当に見た目は一緒です。(ほとんど20~30歳) 手先の器用なのには毎回驚いています。

健常者より凄いし素直、ガラスの様に透明な心、繊細で清らかです。
自閉症の一人のこは最初は気分が落ち着かない時や、何をするか
分からない時は声を出します。

でもこの半月のうち3回目で落ちつき穏やかで笑顔が出てきています。
音楽も同じ、先生とコミにュヶーションや情感の共有出来る自信があれば必ずおとなしく見てくれます。

何か話がこんがらかりましたが、私自身も家族の介護25年も経験の上
だからこそこの重いと言われる福祉の問題を語れるのです。

ケースバイケースで適材適所での応対の演奏会なら大丈夫です。
この私も VNの練習も目標つけています(アンサンブルで施設慰問を)
[23119]

Re: 演奏中の客の態度について

投稿日時:2005年09月22日 22:45
投稿者:かもめ(ID:J2YyQAQ)
★Gotchさん
どうも、Gotchっさん、お久しぶりです。
本題と関係ない話しで恐縮ですが、「アマデウス」は興味深いですね。
是非観てみたいです。

★ぽっくんもっくんさん
>訪問したはいいが、実際に関わってみて「自分には無理だなぁ」と感じる
>人がいても、それはそれで仕方ない部分もあるかな、と思います。

たしかに仰る通りだと思います。
ただ、僕個人の願いを言わせていただくと、それを公然と口にし、その言葉が関係者や親御さん達の耳に入ることのないようご配慮いただけないものか、、、と思います。

>演奏中の歓声歓迎」なんてコンサートがあっても面白いのではないかな。

個人的には激しく同意いたします。(^○^)
ただ、純粋に演奏を聴きたいと思っていらっしゃる方は、良い顔をされないでしょうね。
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