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ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 37 Comments
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ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月10日 01:19
投稿者:pochi(ID:MHgGNkI)
http://fstrings.com/board/board.asp?id=18496
[18949]
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Re: 予算百万なら古い楽器?新しい楽器?

投稿日時:2005年02月10日 00:07
投稿者:マグロ(ID:EWSCRCQ)
こんばんは、マグロです。皆様のお返事を読んでいて、いろいろと考えるところがありました。私の文章が拙いために、誤解を生んでいるようですので、私の考えを整理させていただきます。
①私は、ずっと以前から探し求めているクレモナ製新作の「真作」が欲しい。
②クレモナ製新作の「真作」は、プロ奏者が本番でも使えるような逸品であろうから、見た目も音も「芸術的で」抜きん出ているに違いない。
③モラッシー一家、ビソロッティー一家といった超有名製作者はもちろんのこと、その他の有名製作者(コニア、コスタ、ビアッジョ、ラザーリ、マルキ等々)によるクレモナの新作を200台以上試奏してきたが、見た目も音も「これは凄い!」と驚嘆するような楽器には全然出会えない。

②について補足すると、以前クレモナのトリエンナーレコンクールの特集番組をやっているときに、GBモラッシーが出演していて、ロンドン在住のソリスト藤川真弓さんがGBモラッシーの出来立ての新作ヴァイオリンを試奏するシーンがありました。その楽器は、見た目も芸術的で美しく、音も力強くて深みがあり、とても出来立ての楽器とは思えないほどのものでした。ピエトロ・ガルネリの名器を使用されている藤川さんも「素晴らしい楽器。私もこんな楽器が欲しい」と絶賛されてました。
つまり、GBモラッシの「真作=本人作」は、TVで見ても素晴らしかったので、きっと実物を見たらもっと素晴らしいのだろうな、と思うのです。
でも、③に書いたように、そういう素晴らしい楽器には、店頭ではなかなかお目にかかれないのです。

ピグマリウスを引き合いに出したのは、試奏の際の基準楽器として、友人の協力を得て、実際の試奏の際に弾き比べしているからです。友人のピグマリウスの150万円のストラディヴァリウスモデルの良さを十分に認めつつも、私が欲しいのはあくまでもクレモナ製新作の「真作」なのです。
変な例えですが、友人のピグマリウスが(見た目と音の総合点で)100点満点で90点のヴァイオリンだとしたら、クレモナ製新作の「真作」で93点のものが見つかれば、私は300万円までなら支払う意思があります。(点数はあくまでも例ですので、点数には大した意味はありません。)基準楽器よりも多少でも優れていれば、私には300万円までなら払う価値があるのです。
音に関しては、経年変化の問題がありますので、出来立ての新作と、ある程度年月を経た楽器とを弾き比べするのは妥当ではないかも知れません。
でも私が欲しいのは、約10年が経過した友人のピグマリウスを音響面で明らかに凌駕する「新作=作られてから2~3年以内で、かつ中古でないもの」の「真作」です。
そういう真作であれば、弾きこむことによって、友人のピグマリウスよりももっと鳴るようになって、レベルの違いがもっとハッキリして行くことでしょう。
10年経過したピグマリウスよりも音響面ですぐれた出来立てのクレモナ製真作であれば、私はピグマリウスの2倍の300万円を払う用意があるのです。多少の性能差のために、2倍も払うなんて(150万円も多く払うなんて)合理的でない、とおっしゃる方がいるかも知れませんが、出来立ての時点で十分に素晴らしい楽器が入手できるのであれば、私にはそれぐらいのお金を払う覚悟があるのです。
でも、残念なことに、そういうクレモナ製新作にはなかなか出会えないのです。
特注のピグマリウスというご提案もありましたが、私にはその選択は「あり得ません」。割高でも何でもいいので、クレモナ製新作の「真作」が欲しい!ということです。そのために、こうやって長々と書かせていただいております。
私が、たまたま友人のピグマリウスを試奏の際の基準楽器としたために、過剰反応やあらぬ誤解を受けたようで残念ですが、私の真意は、先ほども書きましたとおり、割高でも何でもいいので、「本当に凄い!」と思えるクレモナ製新作の「真作」が欲しい!ということです。
この目的を達するためのアドヴァイスをいただけると幸いです。それでは、もう一度仕切り直して、よろしくお願いします。
Re: 予算百万なら古い楽器?新しい楽器? de37d698 [その他]
マグロ氏[05/02/10 0:07:09]投稿、

スレッドの趣旨と違ってきているので、新しいスレッドを立てました。

質問
クレモナのヴァイオリン製作学校を卒業して、他の場所で活動している人は、眼中にないのでしょうか?

もしあれば、
DAVID SEGAL
十三のごろつきの親戚では無いと思います。
奥さんがヴァイオリン弾きです。
値段は高かったと思います。

皆様の叡知を尽くして探してあげましょう。
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【ご参考】
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Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月10日 21:17
投稿者:マグロ(ID:IgdWAUk)
私は、新作というジャンルにおいて、クレモナ製が最高だと言うつもりはありません。人や物の移動が制限されていた昔と違って、現代においては、世界中に名工がいることは知ってますし、それはそれで結構なことだと思っています。でも、私は、自分が買う楽器は、クレモナ製の新作の「真作」に限定したいのです。
ここに2台の素晴らしい楽器があるとします。1台はチェコの名工の200万円の新作、もう1台はクレモナの名工の300万円の新作だとします。どちらも甲乙つけがたいほど素晴らしいか、あるいは、ほんのわずかにチェコの名工の新作の方が優れているとします。それでも、私は、100万円高いクレモナ製新作を買います。
なんでそこまでクレモナ製にこだわるの、とおっしゃる方もいると思いますが、クレモナという言葉が持つ一種のブランドイメージ、リセール・ヴァリュー、人(友人・仲間)から羨ましがられる度合い、所有者・演奏者の「自己満足度」、クレモナ製新作に共通する私にとっては好ましい雰囲気、など、いろいろな理由が絡み合って、クレモナ製新作にこだわっています。このコダワリが強いので、多少どころかある程度割高でも、クレモナ製新作が欲しいのです。
クレモナ製新作を持っている人は私の周りにもたくさんいます。でも残念ながら私から見て「真作」だと思う楽器を持っている人はいません。ネットで知り合った他の地方に在住の弦楽器愛好家の方々にも、クレモナ製新作を持っている方がいますが、その大半は私には「真作」とは思えない楽器です。(この場合は、デジカメ画像による判断です。)
でも、ごくわずかですが、デジカメ画像で見ただけで、「これは凄い!これを弾いてみたい!」と思わされるような楽器に出会うことがあります。音を聴くことができませんが、デジカメ画像からだけでも、十分にその楽器の貫禄が伝わってきて、これこそまさに「真作」と思わされるものです。
とても悔しいのは、そういう「真作」をお持ちの方々は、特別なコダワリを持って選定されたわけではなく、ほぼ偶然的にその楽器を入手されているのです。私のように長年探して探して入手したというよりは、偶然にも入手した、という感じなのです。「真作」かどうかを判別するために私が良くするように、楽器の細部の精度をじっくりとチェックしたりせずに、音を出して気に入ったから買った、というような私から見ると信じられないほど「お気楽な」入手の仕方をしているのです。私がデジカメ画像を見て、その細部の精度を褒め、ニスの仕上がりの美しさや材料の素晴らしさを絶賛して初めて、所有者本人がその事実を認識するという有様です。「言われてみると、たしかにそうですね~。」と全くお気楽なものです。
そんなこともあって、なんとしてもクレモナ製新作の「真作」を入手したいという思いが強くなっています。たとえ真作でもクレモナ製新作に300万円は高い、とおっしゃる方もいるのは百も承知ですが、私にとっては、300万円で入手できるなら万々歳なのです。
私がNHKの特集番組で見たGBモラッシ(父モラッシー)の出来立ての「真作」のような素晴らしい楽器は、日本にはほとんど入ってきてないのではないかと感じています。GBモラッシーはこれまでに15台くらい見て弾いてますが、「真作」だと思った楽器は1台もありません。GBモラッシーの息子のシメオネ・モラッシーの「真作と思しき」楽器は、5年ほど前に1台見たことがありますが、それ以降それと同じくらい素晴らしいシメオネ・モラッシーには出会っていません。(シメオネ・モラッシーは6台くらい見ています)
あと、私が、人が手をつけた楽器=中古の楽器が嫌いなのは、いろいろな理由があります。
自分でつけたキズであれば仕方ないと思いますが、誰かがつけたキズだと、それがたとえごく小さいキズでも許せません。あと、どういう保管状況だったか、どういう弾き方をされていたかがわからない、という点も不安ですし、そもそも誰か知らない人がずっと弾いていた楽器を自分が弾くなんて気持ちが悪いのです。誰か知らない人がかつて毎日使っていたコップとかタオルを使うのが気持ち悪いのと同じです。
私は、過去に他の誰にも弾かれたことない楽器を、他の誰にも弾かせずに自分だけで弾いて行きたいのです。
すごく矛盾しているかも知れませんが、本物のストラッドとか本物のグァルネリといったオールドイタリアンの名器については、(かつて誰かが使っていたという)気持ち悪さよりも、楽器の放つ圧倒的な魅力の方が上回っているので、入手できるものなら入手したいと思います。もちろん、経済的な面で不可能ですが。
私の中では、プレッセンダとかロッカぐらいだと、誰かが使っていた気持ち悪さの方が楽器の魅力よりも大きいので、あまり欲しいと思いません。グァダニーニ、アマーティ、ベルゴンツィあたりだと魅力の方が上回りますが、欲しいとまでは思いません。でも、ストラッドとかグァルネリは、魅力が大きすぎて、中古楽器は気持ち悪い(気色悪い)という私の変な観念を上回ってしまうのです。
こんな私が、自分の経済力で買える楽器を考えたとき、クレモナ製新作の「新作」が私には最適だという結論に達したのです。予算が100~200万円だったら、他の国の楽器で我慢せざるを得なかったでしょうけど、幸いなことに楽器のために300万円の予算が確保できたので、クレモナ製新作の真作は、お金の面では入手できるはずなのです。でも、良い出物がなくてそのお金は手付かずのままなのです。
弓は、ステファン・トマショーの素晴らしい新作弓が入手できたので満足しています。あとは、本当にすごいと思える楽器本体を入手するだけなのです。
ちなみに、楽器本体よりも弓に対して、私は中古アレルギーが強いようです。ヴァイオリンよりも弓の方が、手が直に触れている割合が多いからです。誰かが使っていた歯ブラシを使うのと同じくらい気持ち悪い(いまどきの言い方をするなら「キモイ」)のです。
私が考えるに、真の名工は芸術家に近い存在だと思うので、私のような一介のアマチュアヴァイオリン弾きの指図など、たとえ大金を積まれても受ける気はないでしょう。「ここにこういう楽器がありますが、これよりももっと良いのを作って下さい、お代はたっぷりはずみますぜ。」などと頼むというのは芸術家に対して失礼です。芸術家は、誰の指図も受けずに、本人の芸術的センスと本能のみに導かれて名器を生み出すはずです。私の指図など無視するくらいの名工の作る名器こそ、私が真に求める楽器だと思います。私の依頼とか指示に基づく楽器は、芸術家たる名工による「妥協の産物」でしかあり得ないでしょう。
せっかく新しいスレッドを立ち上げていただけたので、ぜひとも有益なアドヴァイスをよろしくお願いいたします。
[18985]

マグロさん

投稿日時:2005年02月10日 21:40
投稿者:セーブル(ID:IhYJSGk)
他人をそう気持ち悪がらないで下さい 私は他人の履いたトランクスは履きたくありませんが、ある程度は受け入れないと日常生活に支障をきたすと思います

特別な思い入れを楽器に持つのは賛成ですし私もそうしていますが、度が過ぎると強迫性の行動障害か人格障害のようになりませんか? 考えてみれば自分の体だって生まれて最初に他人が触れています でも気持ち悪くないです 工房の職人だって、演奏に情熱を注ぐ奏者だって同じ人間だとは思いませんか

クレモナ製は私も欲しいのが本音ですけどね
[18989]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月10日 22:27
投稿者:kuro(ID:MEJYMiU)
>とても悔しいのは、そういう「真作」をお持ちの方々は、特別なコダワリを持って選定されたわけではなく、ほぼ偶然的にその楽器を入手されているのです。私のように長年探して探して入手したというよりは、偶然にも入手した、という感じなのです。「真作」かどうかを判別するために私が良くするように、楽器の細部の精度をじっくりとチェックしたりせずに、音を出して気に入ったから買った、というような私から見ると信じられないほど「お気楽な」入手の仕方をしているのです。私がデジカメ画像を見て、その細部の精度を褒め、ニスの仕上がりの美しさや材料の素晴らしさを絶賛して初めて、所有者本人がその事実を認識するという有様です。「言われてみると、たしかにそうですね~。」と全くお気楽なものです。

↑アマチュア(ど素人)ヴァイオリン弾きの『正しいヴァイオリンの選び方』って感じですね。
たぶん、余計なこだわり抜きで素直に直感に頼る方が幸せになれるのかも。
[18991]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月10日 22:53
投稿者:yas(ID:IgdDcRU)
よく、「楽器を選ぶのに製作場所や製作者で選んではいけない」という意見も聞きますが、マグロ氏の姿勢には信念が感じられ、敬服の念を禁じえません。かく言う私も、今の楽器は製作者と健康状態で選びましたから。クレモナの新真作、と決まっているのであれば、これからもその範囲で選び続けるしかないでしょう。ただし、クレモナ製と限定した時点で、日本では素晴らしい楽器を得ることははなはだ困難になります。モ●●シにせよビソ●ッ●ィにせよ、日本で売られているもののほとんどは外注品ということですから。もしもあくまでクレモナ製の新作の真作に拘るのであれば、売り出し途中の新人~中堅までで探すのがよいでしょうね。あとは信頼できる楽器商でしょうか。ク●●ワや下●などのいわゆる「大手」よりも、業界で信頼されている楽器商をたずねるしかないでしょう。
[18996]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月11日 00:58
投稿者:マグロ(ID:NZJYUA)
セーブル様の投稿を読んでいて、なぜ自分が中古の楽器が嫌いなのか考えてみました。それは単なる清潔感へのコダワリといったもの(強い潔癖症)というよりは、むしろ自分自身が所有する楽器への愛着の強さが影響しているような気がします。もちろん、見知らぬ多くの人が触れてきた中古の楽器を弾くことに、多少の気持ち悪さを感じる自分もいますが、それよりはむしろ、自分の楽器を他の人に弾かれたくない、自分の楽器は自分だけで可愛がりたい、自分の楽器は自分で育てたい、という気持ちが強いことが原因のようです。
だから、過去に誰にも弾かれたことのない新作にこだわるのだと思います。あと、自分の死後も、誰にも弾かれたくないという気持ちが多少あります。
パガニーニ、サラサーテ、ハイフェッツは、彼らの最も愛した楽器を、遺言によって「永久保存状態」にさせました。(厳密には一切演奏できない「永久保存状態」ではありませんが・・・)彼らの愛した極上の名器は、人類全体の遺産とも言うべき楽器で、代々引き継いで行くべき楽器だと思うので、彼らのような偉大なヴァイオリニストといえども、彼らの死後もずっと誰にも弾かせない、というのはワガママ過ぎるように思いますが、そういう自分も、クレモナ製新作の真作を入手して長年愛用したら、墓場まで持って行きたくなるような気がします。
変な言い方ですが、自分の愛器を、自分よりもずっと上手な奏者が使って自分よりも美しい音で奏でるのもシャクだし、自分よりも下手な奏者が変な音を出したらもっとシャクだし、とにかく自分以外の奏者が弾いたり、愛でたりするのが我慢ならん、というのが本音です。パガニーニ、サラサーテ、ハイフェッツといった歴史上の偉大な奏者達がどういう思いで遺言したのかは定かではありませんが、きっと私と似たような思いがあったのではないかと想像しています。
ちょっと脱線しましたが、みなさんの投稿を読んでいて、自分は楽器への思い入れが強過ぎるようだと感じたところです。でも、この思いはどうにもならないのです。とにかくクレモナ製新作の真作をなんとしても入手して、自分の手だけでさらに立派な楽器に育てあげたいのです。
[18997]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月11日 01:13
投稿者:のり(ID:EIQIR0k)
マグロさま
 マグロ様のこだわりに感服致しました。2点教えてください。
1点目
>そういう「真作」をお持ちの方々は、特別なコダワリを持って選定されたわけではなく、ほぼ偶然的にその楽器を入手されているのです。
 何人の方が「真作」を持っていたのでしょうか。また、その人たちは具体的にどのようにして手に入れたのでしょうか。
2点目
>GBモラッシーはこれまでに15台くらい見て弾いてますが、「真作」だと思った楽器は1台もありません。
「真作」でない、GBモラッシーとは、どのような楽器でしょうか。こちらの質問は、「GBモラッシーに関しては、自分以外の人が作った楽器に、決して自分の名前を付けない。」とある人から聞いたことがあるものですから。

 よろしくお願い致します。
[19001]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月11日 05:31
投稿者:中国の・・・(ID:E0MRlCM)
懸命な皆さんはもう悟っているようですね。私も怪しいとは疑っていましたが・・・ そういった意味で誰の作品を見たのか伺ったわけです。
 第一、200本見た割には列挙している楽器がただ単に有名(もちろん凄い方達ですが)で商売がかったネットの広告や雑誌、最近出た適当に書かれた宣伝だらけで間違いに溢れた本を見て列挙したとしか思えません。
 そして300万の予算と言う割にはアマティの様な美しい楽器を欲しいとまでは言えないと言って、ストラディバリかガルネリならOKという。第一、この予算の人にはこれらの楽器は見れませんよ。いつ実物見たんですか?
 そして素人の撮った写真から真作を判断するなんてチャールズ・ビアでも不可能!私も最近の贋物には実物を数時間掛けて観察します。私が鑑定に興味を持つきっかけとなった鑑定家の師匠はきわどい楽器は丸一日観察してます。それに真作を判断するには真作の完璧な情報が必要です。いきなり見ても絶対に分かりません。最低でも数台見て情報を蓄積する事が必要です。何を根拠に真作と言い張るのでしょうか?私も毎日こつこつ資料を貯めて現在では本棚一杯になってますが、それでも全然分からない事あります。鑑定はそんなに甘くありません。
 まあ、もうこれ以上言うのは酷なのでここら辺でマグロさんの投稿に対する横槍は辞めます。

 そして、マエストロ・モラッシーには色々とアドバイスを貰ったりして大変お世話になったので、皆さんの持たれている間違った噂に関して反論させていただきます。マエストロモラッシーは外注に出していないどころか、準備作業さえ弟子にさせません。完全に御本人がされています。今でも若手よりも早いペースで仕事をこなされています。あ!研ぎはさせているのは見たことありまね。唯一それだけです。
 
 
[19002]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月11日 05:41
投稿者:(ID:FlKGJQY)
なんでみなさん楽器のことになるとこんなにエキサイトするのかわかりませんが・・・
前のスレからずっと気になっていましたが、憶測含みのイヤミや揚げ足取りが多く、読んでいて不愉快になります。この掲示板も2ちゃん化してきたようですね。
鑑定書を発行できるほどの鑑定家がこの掲示板に書き込むとも思えませんし、だれもがうなるほどの演奏技術をもった方も多くはいらっしゃらないようにお見受けしますが、いったいどれほどの経験と見識と根拠をもって、他人の楽器に対するスタンスを責めておられるのですかね。
マグロ氏のご希望にそうアドバイスはいっこうに書かれず、マグロ氏の個人的な嗜好を非難する書き込みばかりっていったいどういう現象なんでしょう。だれがどんな金額でどんな楽器を買おうとしていてもべつにいいじゃないですか。ディーラーか投機目的でないかぎりは、楽器ってそういうもんでしょう。自己責任で自己満足を追求するのですから、他人がとやかく言うもんじゃないんじゃないでしょうか。
[19003]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月11日 06:03
投稿者:中国の(ID:E0MRlCM)
 確かに私はマグロさんを批判しました。それはこのページが宣伝として使われる事に嫌悪感を抱いたからです。私は自分の嫌いなバイオリンも駄目なバイオリンも売った事もあります。営利目的が入ると(自分の生活を考えると)どうしても本当に音楽家の為になる事を100パーセント出来ません。このページは唯一営利目的を持たずに発言できる場でFストリングさんもその様な目的でこの場を私達に貸して下さっています。まあ、頑固とか単なる根拠の無い批判と私を批判するのは結構ですが、私はこれでも色々と考えて書き込んでます。

 ●さんの仰るとおり2チャンネル化を防ぐ為にここでこの話題は終わりにします。私は自分の発言に対して責任を持って書き込みしています。ですからアドレスも書き込んでます。(日本に定住していないのでフリーアドレスしか持ってませんが・・・)反論でしたら直接どうぞ!
[19004]

Re: ピグマリウス10年物よりも優れたクレモナ新作300万円迄

投稿日時:2005年02月11日 06:37
投稿者:(ID:FlKGJQY)
>それはこのページが宣伝として使われる事に嫌悪感を抱いたからです

それは憶測ではありませんか?
ピグマリウスを褒めること=宣伝、という反応が、この掲示板ではパターンのようにあり、まるで魔女狩りのように「宣伝だ宣伝だ」とレッテル貼りをなさるかたが少なからずいらっしゃいますが、いかがなものでしょうね。
私は多く試したわけではありませんけれど、すくなくともピグマリウスのヴィオラの最高級品にはぐらっときましたよ。シリーズ全体として悪い楽器とは思えません。
実用品として考えれば楽器の評価なんて主観的なものです。中国の・・・さんはディーラーでらっしゃるようですから、ご商売柄主観だけではまずいのでしょうけれど、ピグマリウスを良しととするも否とするも、選ぶ人の主観です。
私は、ラベルはスカランペラだけどフランスかドイツで作られたであろうクラックも入った古ぼけた楽器と、バザンもどきの弓を使っています。こんな楽器、ディーラーからみればクズ同然だと思いますが、鳴りもいいしレスポンスもよく、たいへん満足して使っています。
こういう満足感は、その楽器を演奏する私の実感と主観に基づいているわけですが、演奏することよりも楽器そのものに愛情が向いてしまっているコレクターや、つねに楽器の価値を相場と照らし合わせなければならないディーラーの価値観と、私の実感は当然異なります。
中国の・・・さんのことを指していうわけではありませんが、ご自分の価値観を押しつける傾向にある方が、何人かいらっしゃるようで、どうもそれが魔女狩り的、2ちゃん的なレスになっているように思えます。
私としては、もうすこし建設的な書き込みが多くなるといいなと念願しています。
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