ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

ヨーゼフ・ヨアヒム / Joseph Joachim | ヴァイオリン演奏家ライブラリ

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ

ヨーゼフ・ヨアヒム / Joseph Joachim

  • 1839年よりウィーン音楽院(現・ウィーン国立音楽大学)でヨーゼフ・ベームゲオルク・ヘルメスベルガー1世に学んだ。
  • 1843年よりライプツィヒ音楽院でフェルディナンド・ダヴィッドに学び、演奏活動も開始した。
  • 1869年、ベルリン王立音楽院(現・ベルリン芸術大学)を創立。
  • バロック~古典派への敬愛が強く、バッハを積極的に取り上げ、またベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を広く世界に紹介した。
  • ブラームスとの親交が深く、ヴァイオリン協奏曲はヨアヒムの助言を受けながら作曲された。この協奏曲はヨアヒムに献呈され、初演もヨアヒムが行った(しかし6回しか演奏しなかった)。第2楽章冒頭の長いオーボエ独奏についてボヤきとも取れる評論をした。
  • ヨアヒムが妻と離婚した際、ブラームスがヨアヒム夫人の肩を持ったことから仲違いし、後にブラームスは仲直りのためにヴァイオリンとチェロの二重協奏曲を作曲、献呈した。なおヨアヒムは第3楽章のボウイングに異論を唱えたが、ブラームスは聞き入れなかった。
  • ドヴォルザーク、シューマン、ブルッフからヴァイオリン協奏曲の献呈を受けた。しかしドヴォルザークとシューマンは演奏せず、ブルッフ(第1番)は初演を行わなかった。
  • ヨアヒムが作曲したモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス等の協奏曲のカデンツァは有名で、現代でも広く用いられている。