ヨシフ・コテック / Iosif Kotek

1855年11月06日～1885年01月04日Russia

所属音楽学校：

師匠：

弟子：

ロシア帝国時代のウクライナ・カームヤネツィ＝ポジーリシクィイ出身。
モスクワ音楽院でヴァイオリンをヤン・フジマリーに、作曲をチャイコフスキーに学んだ。
ナジェジダ・フォン・メックに雇われた縁で、夫人とチャイコフスキーとの橋渡しをした。
1877年頃、ヨアヒムに師事すべくベルリンに赴いた。
学生時代からチャイコフスキーと親密であり、1878年にはヴァイオリン協奏曲の作曲にあたり技術的助言を行った。チャコフスキーはこの協奏曲をコテックに献呈することを望んだが、二人の関係がゴシップとなることを恐れ、思いとどまった。
1881年にチャイコフスキーはコテックに当時評価の芳しくなかったヴァイオリン協奏曲の演奏を依頼したが、コテックはこれを拒否した。このことで二人の関係に亀裂が生じた。