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疲れ果てても、やっぱり音楽が好き | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 10 Comments
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疲れ果てても、やっぱり音楽が好き

投稿日時:2013年06月07日 19:13
投稿者:Bank(ID:FyCWYTI)
ここに、書き込むとめちゃめちゃ非難されるのを覚悟で、悩みを吐露します。
必死に練習して、目標もってやってきたけど、なんだか疲れました。
みんなが通る道かもしれませんが、先生の指導に耐え、いっぱい親もお金払って、
ライバル競争にもめげず、いろんなことを犠牲にして、もう挫折しそう。
こんな心境になったら、どうしたらいいのかな?
とにかく疲れました。
でも1日音楽から離れると、不安。
音楽は、やっぱり人生そのものなのに。
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Re: 疲れ果てても、やっぱり音楽が好き

投稿日時:2013年08月29日 01:22
投稿者:Z(ID:FHMmNGA)
うつやうつ傾向の方と何度か共演したことがあります。

人により事情や病気の傾向が異なるので一概にこうするとよいということはできませんが、本番で緊張する場合について、述べます。

その友人は本番で極端に緊張したり、本番前に不安になるのですが、私から見ると、不安の原因は、上手に弾かなければいけない、と思っていて、自分は上手に弾けないかもしれないと不安に思っていました。
残念ながら、私の、上手に弾く必要はないんだ、という言葉は、その人には意味がわからなかったようです。

音楽は一人でやるものではなく、必ず聞き手がいるものです。演奏は上手に弾くのを目標にするのではなく、作曲家が楽譜の残した音楽を聞き手に届けるのが演奏です。演奏する目的をいつも自覚して、練習し、本番に臨むようにするといいと思います。

聞き手は、演奏家がどれだけ上手かには興味がないものです。それよりも音楽を楽しみたい、と思っているのです。もし、上手に演奏しようとすれば、上手だということは聞き手に伝わりますが、案外音楽は伝わっていません。

上手な演奏を目指すことと、音楽を伝える演奏を目指すことには、根本的な姿勢に違いがあるので、本番での度を超した緊張はなくなります。
むしろ、本番前には、作曲家や曲に対する尊敬によって自分の中に生まれる尊厳が、演奏を後押ししてくれます。
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