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倍音奏法 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 17 Comments
[20473]

倍音奏法

投稿日時:2005年05月18日 23:47
投稿者:シャルル(ID:RhYZQXA)
バイオリンのフラジオレット(ハーモニックス)について知りたくて
webで検索してみましたが、どれも弾き方や理論的な事ばかりで、
具体的にバイオリンのココの位置を押さえるとこの音が出ますというふうに図解で解りやすく説明しているものがありません。
お恥ずかしい事に私のようなバイオリン初心者にとっては、お勉強的な文章より図で説明してもらった方が一番理解しやすいのです。
どなたかフラジオレット(ハーモニックス)に詳しい方がいらっしゃりましたらお勧めの教材などをお教え願いたいと思っております。
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[20527]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月22日 03:16
投稿者:シャルル(ID:ljJYBTA)
● さん丁寧な解説と図ありがとうございます*
● さんの解説でようやく理解出来ました!
ハイポジションのところも、何となく弾いてみたらフラジオの音がでました。

理解力のない私に飽きれずお付き合いくださって真に感謝しております。
ありがとうございました。
[20528]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月22日 03:27
投稿者:シャルル(ID:ljJYBTA)
追加です。
人工ハーモニクスと自然のハーモニクスとはどのような違いがあるのですか?
 ●さんに教えていただいたのは人工ハーモニクス、自然ハーモニクスどちらなんでしょう?
[20531]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月22日 15:58
投稿者:(ID:GBgQIpI)
私が図示した位置で鳴るのはふつうのフラジオレットです。
ふつうのフラジオレットは、E・A・D・Gの倍音しか出ません。いわば開放弦に準ずるものです。
それ以外の音をフラジオレットの音色で弾くときに用いるのが人工ハーモニクスです。
たとえばCの音をフラジオレットの音色でほしいときに、A線第2ポジションの1(C)をしっかり押さえた状態で、4(F)を触れると、Cの4倍音(2オクターブ上)が出ます。
4指を伸ばして、1指との間隔を5度まで広げる(4がGの位置)と、こんどは3倍音が得られます。
楽譜では1指の位置(C)がふつうの音符、小指で触れるべき音程の位置(FかG)が◇で表記されます。

パガニーニやヴィエニアフスキーの曲に頻出するといえば、どういう性格のテクニックかおわかりいただけるでしょうか。初心者に要求されることはありませんし、知識として知らなくてもなんの問題も生じないと思います。
[20538]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月22日 22:56
投稿者:pochi(ID:MxImgIM)
[20522]
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Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月21日 23:25
投稿者:じのフランチェスカッティ(ID:F0VUaTA)
pochiさんの投稿[20475]、

> 5倍音と7倍音は出難いので出す必要は有りませんが...

5倍音は出し難い倍音ではありません。
3ポジの3の指の位置で5倍音が簡単にでます。
G線だとEの位置、D線だとHの位置、A線だとFisの位置、E線だとCisの位置になります。
ナルディーニのソナタ(D-dure)では、49小節目に
3倍音、4倍音、5倍音のフラジオが連続して出てきます。

痔のフランチェスカッティ氏、
確認せずいい加減な投稿でした。5倍音は簡単ですね。大変失礼致しました。恥ずかしながら、ナルディーニのソナタは弾いた事が有りません。
[20541]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月23日 04:47
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
自然フラジオと人工フラジオについては、ウィキベデアのサイトにも詳しくのっていますよ。検索してみて下さい。

ちなみに、そこでは人工フラジオは4倍音ぐらいしか使わないみたいに書いてありますが。パガニーニのラ・カンパネラには5倍音が出てきますね。ここの部分、当然私には無理ですよ(二重音です!)。

5倍音の自然フラジオは、3rdポジションだけでなく、1stポジションでも出ます。E線だとGis(鳴りにくいかも)、A線だとCis
4倍音、6倍音と組み合わせて、A線でD-Cis-Cという位置でフラジオを出すと、A-Cis-Eという音が鳴ります。
オケ(当然アマ)の練習で(特に遅れて行ったときなど)、調弦があやしいかなというとき、この短3度のフラジオ(6倍音)と右隣の4度のフラジオ(4倍音)ですばやく調弦チェックをしました。もちろん、この方法はどの本にも書いてないと思いますし、プロでも使っている人はほとんどいないと思います。ただ、同音高でチェックできるのと、弦を普通に押さえるわけではないので、フラジオさえ出れば、初心者にはいい方法だと思います。
[20561]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月24日 21:22
投稿者:じのフランチェスカッティ(ID:MHRAOQA)
kokukirin さん、

> 短3度のフラジオ(6倍音)と右隣の4度のフラジオ(4倍音)...

同音高でチェックできるという利点では、kokukirinさんが書かれた方法よりも、2倍音のフラジオと左隣の弦の3倍音のフラジオを利用したほうが簡単で一般的のように思います。

kokukirinさんの調弦法は何か他にメリットがあるのでしょうか?
[20571]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月25日 04:30
投稿者:kokukirin(ID:NhZTMkE)
> kokukirinさんの調弦法は何か他にメリットがあるのでしょうか?

私は1stポジションで取れるので楽だな、とは思います。フラジオの位置と実際に弦を押さえる位置は微妙にずれますが、1stポジションのように糸巻きに近い位置ならばそのずれが小さいですから、初心者も押さえやすいとは思います。2倍音と3倍音は意外と面倒ではないですか。まあ、個人的な好みでしょうし、一長一短だと思いますよ。6倍音(3度のフラジオ)は鳴りにくい場合もあるかもしれませんし。
一度お試し下さい。6倍音(3度のフラジオ)が出にくい場合があるとだめですけど、意外と便利と感じるかも。
[20578]

Re: 倍音奏法

投稿日時:2005年05月25日 09:03
投稿者:pochi(ID:NmaVU1E)
金属弦を使用するとき以外にフラジオで調弦してはイケマセン。線密度が狂うと音程が合いません。
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