ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

発音の良い楽器 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 1 Comment
[16724]

発音の良い楽器

投稿日時:2004年10月10日 03:39
投稿者:pochi(ID:SEJpkgA)
http://fstrings.com/board/board.asp?id=16665
[16708]
[16708]

Re: どうしても・・

投稿日時:2004年10月08日 21:39
投稿者:ななし(ID:M4d2BAM)
Geiger1951 さん
ロシア人は一緒に仕事したことないからよく知りません。
ロシア人にもオイストラフからピットで割れた楽器をガムテープで補修?しながら弾くオケマンまでいますから、一括りにはできませんし。
前の私の話はあくまで「初心者」(及びアマ)が手っ取り早く脱力の極意を体得するにはイタリアンを弾くのが近道という話です。当然、読み手の経済状態や事情は全く考慮してませんし、イタリアン以外では脱力が学べないとも書いていませんので読み改めて下さい。
自分自身、ヘタレ楽器所有の生徒には自分の楽器(イタリー)を一瞬弾かせたりして、その方が感覚的に掴ませやすかったという経験を何度もしています。
Geiger1951さんのプロオケのお友達のお話ですが、
その方を知りませんから想像で書きますが、オケの場合力が抜けないのは楽器のせいだけではないと思います。譜読みが遅い人も体にストレスかかりますし、他のプロより鈍いタイプの奏者も職場は針のムシロで固くなるでしょう。同じオケの中にも奏者によって歴然とした技術的優劣がありますから下手な楽員は酷く疲れるようですし、巧い楽員は比較的疲れ知らずで生き生きしてるものです。当然疲れるのは脱力できないからで、脱力できれば疲れにくくなります。
因みに、イタリアのオールドをオケのtuttiで使うってのは余り実用的ではないと思います。私のいう「イタリアン」は健康な楽器のことですが、ダメなオールドを使っている人の中には楽器の手応えが鈍いためにtuttiで自分の音が把握できない(聴こえづらい)人もいると思います。
もし相応の値段を出したのに鳴りが悪い楽器なら贋物を疑って良いと思いますし、良い楽器を持ってるのにプロで脱力ができないって、、、そもそもの技量やセンスに問題があるような気がします。
Re: どうしても・・
ななし氏 [04/10/08 21:39:04]投稿、

発音が良い楽器なら、中国製で沢山有ります。選べば総合的に100万円以上ののクレモナ新作を凌ぐ物も有ります。

調整不足、どうしようも無い楽器は別として、US$2000程出せば、ソコソコの楽器は買えます。但し、此処一発の大音量、音色の幅等は望むべくも有りません。初心者の方々は、大ホールでソロを弾く事は無いので必要無いと思います。

tuttiで非常に有名な非常に状態の良いストラディヴァリウスを使った事が有ります。かる~く弾けば、何の問題も有りませんが、周りの人よりも小さめに弾かないと遠くで音が通り過ぎる傾向に有ります。ボロイタリアン・オールドは音が通らないので自分にも音が聞こえ無い悲惨な事に成ります。

ボウイングをシラナイ人には発音の良い弾き易い楽器で脱力を学んだほうが良いと思いますが、ボウイングが確りして居る人には、反対に少し弾き難い楽器を弾かせる方が上達が早い様に思います。無意識に駒寄りから指板寄り迄どの様に鳴らすか工夫するからです。当然、コンサートの時には、弾き易い楽器を貸します。師にも少し弾き難い楽器を選べと云われました。

疲れをシラナイ若者なら、90分位の演奏会でも勢いで弾いて仕舞いますが、加齢と共に、ffは、1曲の中で1ヶ所で良いのでは無いかと思う様に成りましたので、楽譜をよく見て構想を練ります。例えば、チャイコフスキーの1楽章62章節目は、小手調べのffで本当のffでは無いと思います。高僧であるGeiger1951氏の方が此の辺りは御専門かと思います。失礼致しました。
【ご参考】
[16812]

楽器マニアでなく申し訳ないが

投稿日時:2004年10月14日 20:55
投稿者:Geiger1951(ID:MSeFeAk)
ご指名なのかな?多分ご期待には全く叶わないでしょう。
pochiさん、こんばんは
さすがにストラッドとなると一度も弾いていません。羨ましい。
発音のいい楽器悪い楽器というのは難しいですね。
このBBSに集う凄いマニアの皆さんに比べ私は皆目解りません。
不敏を羞じるのみです。
埋め合わせに、最近私が試みていることをひとつ書き込みます。

弓を以前より関節半分くらい浅く持ち始めました。ちょこんとつまんでいる感覚を持つように心掛けています。アタック練習では駒からの距離に細心の注意を払い弦の振動の形態を最大限の注意力で観察して繰り返します。これを繰り返すと益々弓を持つときの力が減少し軽ーく持っている感覚(錯覚でなく実際力が要らない)ようになります。
つまり半年前は随分無駄な力が入っていたのですね。
「力を抜くほど音量がでるのは常識だ」とは言いますが、実行するには相当な修練が必要だと改めて痛感します。毎日の練習が楽しみになりました。
先日7時間くらい練習しました。少し右肩が疲労し、左手の指先が摩滅して痛いですが翌日には残りません。脱力の成果だと思います。