>1775年から1780年頃転職し弓職人として弟子入りした直後で、バロック様式の弓からまだ抜け出せず、様々な材料を試していた試行開始のころでしょう。トルテをストラディヴァリに例えれば、まだ
アマティモデルを作っていた時期であり、...
あと、共同制作を話すときに忘れていけないのは
Amati Brothers ですね。また、数々の弟子がいたことが文献で明らかになっているNicolo
Amati の作品をみていくと、そのころの品質管理がどれだけ高かったということに驚かされます。St...
現代ではストラディヴァリが一人で楽器を製作したという思い込みからか、分業で製作されたヴァイオリンは分業で製作されたというだけの理由で一段低く見られるように思います。しかし例えば現代のトップレベルの4人の製作者が工房を作...
最低限、トビー・フェイバー「ストラディヴァリウス」(白揚社)は読んで頂きたいと思います。最近のストラディヴァリ研究がよくまとめられています。-----弦楽器製作者として独立してから十四年経った1680年、彼は三十六歳になってい...
下塗りと上塗りは、昔から一般的な方法でしょうから、まずは、2層になるのが普通でしょう。「下側がリンシードオイルまたはクルミ油」 ”または”と書いていますが、これは、時代により違うのですか、意図を持って楽器により明確に使い...
「ストラディヴァリの真似」が絶対であり、ストラディヴァリがやったことはやるべきだし、やらなかったことはやるべきでないという思い込みが大半の製作者にも購入者にもあるように思います。しかし実際はニスに関してはストラディヴァ...
やって失敗するのと、最初からやらないのでは全然違いますね。ストラディヴァリがいわゆるロングストラドを製作した1692年頃は、ストラディヴァリはまだ40代で、
アマティやシュタイナーの格が遥かに高い状況で冒険しているわけです。当...
ストラディヴァリウス5挺のヴァイオリンと1挺のチェロと天才の物語トビー・フェイバー著 中島伸子訳 白揚社が出ていました。ニスに関しては以下のように書かれています。また誰に聞いても、ニスがよくないと木の響きの質を害い、ヴ...
catgut君、有益な情報提供をありがとう。ストラディヴァリウス 横山進一著 アスキー新書 848円(消費税別)⇒ この本、とても面白いです。ストラディヴァリウスの名器の写真が多数掲載されていて、時価20億円以上とも言われる「メシ...
もう既に解決しているような気がしますが一応書き込ませて頂きます。バイオリニストの吉田恭子さんのプロフィールを見ると師事した先生に「滝沢達也」という名前があったと思います。滝沢さんはビオラ奏者で門下生に多くのプロのバイオ...