参考までに、18世紀半ばに書かれたレオポルド・モーツァルトの「バイオリン奏法」には楽器についてもいろいろと書かれています。しかし、モーツァルトはニスについてはその外見で価値を判断する人を批判していたり、ニスの丈夫さについ...
通りすがりさま、ヴァイオリンの内側は無塗装ですから、外部からの摩擦や汗などの影響がなければ、それなりに木が維持されるのは明らかですが、摩擦や汗の程度はまったく個人差や演奏頻度によりますので、どの程度の耐久性があるかはな...
勉強の方法はいろいろあると思いますが・・ 留学をされて、例えばパリに留学をして「フ
ランスのエスプリを感じさせる音楽性」を身につけて帰ってきた人はあまり見受けません。 ドイツも然りです。 なにやら、欧米の音楽学校には東洋...
美観の判断は音質よりさらに個人的な好みによりますね。私の好みとして[「36315]に書いたのは「つくりの良い古色蒼然としたヴァイオリン」です。私自身は古い木を感じさせる比較的暗い色も悪くないと思います。逆に白木のヴァイオリンも...
1997年9月6日、マーストリヒトでの
ライヴということですので、ミンツがちょうど40歳の頃の演奏です。イタリアはパロマの名工レナート・スクロー
ラヴェッツァが「カノン」を調整するシーンは見ごたえがありますね。さて、演奏の方です...
アメリカでは、日本以上にスズキメソッドが浸透しているようですね。かのヒ
ラリー・ハーンも最初はスズキだったようですし、入門としては良いのではないでしょうか。ただし、長居は禁物。ウチの子も、8歳で先生を変わるまで楽譜が読めな...
www.maestronet.comのpegboxという製作家が書き込んでいる掲示板を読んでみました。2008年2月4日に”Just some thoughts onthe importance of varnish"(ニスの重要性に関するいくつ...
catgut様貴方の立場はニスで音が悪くなるというものでしょう。>ニスは、実は音にはほとんど影響を与えないということ影響があるのですかないのですか、いい加減なことを書かないでください。音が改善するということは、何も白木に比べ...
一般にはロケット博士として知られ、チェロも弾かれた故糸川英夫氏は、実際は音響工学で博士号を取得しています。糸川氏はE線側にもバスバーを付けたヴァイオリンを製作したことで知られていますが、ニスについては以下のように考えてい...
やれやれ、まだまだ書かないといけないようですね。「ニスが音質を改善する」という説は19世紀以降にしか見当たらないものです。クレモナの名工は読み書きは不得手な人が多かったと思いますが、レオポルド・モーツァルトの立派なヴァイオ...