バイオリンのA線をスチール弦にしているプロ奏者を時々見かけますね。ロシアとか東欧のヴァイオリニストに、そういう奏者が多いように思います。以下にスチールA線の使用感を述べます。ヤーガーのA線は、楽器との相性によっては、若...
発音に関してなのですが、ゆっくりしたパッセイジなら、弦の伸びが適度にある方が発音しやすいと感じます。ところが、速いパッセイジだと弦の伸びは邪魔です。ゴムの様に伸びる弦を使った時の事を考えれば自明でしょう。発音の良し悪し...
pochi様ご回答有難う御座います。弾く瞬間に伸びる度合いが発音に影響するのでしょうか。しかし、
ガット弦は発音が良いように感じますので不思議です。データから推測は出来ますが、試さないと分からないのが弦の困ったところですね。取...
ビーフ
ガット弦のA線に、オリーヴのE、D、G線を組み合わせて張ってみました。オリーヴのA線よりも、ビーフ
ガット弦の方が、オリーヴのE線やD線と重音を弾いたときの相性が良いように感じます。ビーフ
ガット弦は音色が明るく、ま...
海外のヴァイオリン関連掲示板を見ると、ハイフェッツが愛用のグァルネリ・デル・ジェズ「エクス・デイヴィッド」に張っていた弦の組み合わせプレーンスチールのE線プレーン
ガットのA線プレーン
ガットのD線銀巻きのG線を試して、そ...
米国のGamut社から、ハイフェッツが愛用した
ガット弦の再現品が発売されています。ttp://gamutmusic.squarespace.com/news/tricolore-strings-return.htmlハイフェッツが張っていた弦の銘柄・種類・太さについての記述もあり、なか...
ビーフ
ガット弦は、駒寄りを強い圧力をかけて弾いても音が潰れたり軋んだりしにくく、また指板に近いところを弾いても音が裏返ったりせずにスムースに音が出てくれるので、とても弾き易いです。レスポンスは極めて俊敏で、弓の毛で擦っ...
Gamut社のホームページに、ビーフ・
ガット弦に関するニュース記事がアップされています。ttp://gamutmusic.squarespace.com/news/new-beef-gut-strings.htmlGamut社の同じゲージ(太さ)のシープ・
ガット弦と比べると、ビーフ・
ガット弦...
米国のGamut社のビーフ・
ガット弦を使ってみた感想を書き込みます。同じゲージの、同じ構造の、トレブル
ガット弦(高音域用の
ガット弦)のヴァーニッシュ弦(3層のニスコーティングが施された弦)を比較した場合、 ・ビーフ・ガッ...
最近、良質な駒を見つけにくいということもさることながら、最近のヴァイオリン弦の中にテンションが高過ぎるものが見受けられることも、良くない傾向だと思います。テンションの高い弦を、強い弓圧でぶっ擦るように弾けば、弦は駒の弦...