>たく様メープルよりはスプルースのほうが収縮率は高そうですね。無垢のフローリング材なんかもそうですが、夏と冬とでは違いますし、もちろん10年も経てば微妙に隙間も開いてきますが、自然乾燥で10年以上寝かせた材で楽器を製作...
収縮率は、材質によって違います。楽器に使用されるスプルース及びメープルのデータは持っていませんが、収縮は木材の細胞壁の接合水が抜け出た結果ですので、木材の細胞壁の厚みの違いで収縮率は変わります。
>たく様情報ありがとうございます。人工的に0%まで含水率を落としても、0.2ミリの収縮ですか。なるほど、自然のままの場合、ほぼ変化なしに近いようですね。スプルースとメープルでも収縮率はちがったりするのでしょうが、これ...
木の含水率と収縮率は以下のよう理解しているのですが、間違いでしょうか。 ①木材を切り倒した段階では、含水率は概ね50%(条件により若干違います)程度です。 ②木材の水分は、自由水と結合水に分類されます。 ③含水率は数か月か...
catgut氏といえば、この掲示板常連中最強の、文献学的検証の人でありませんか。ぜひ文献学的に御願いします。マジメに、期待します。
>catgut様なるほど、木が痩せるという事ですね。どの程度のスピードで痩せるのかがわからないのでなんとも言えませんが、一般に針葉樹は、天地:半径:円周方向に、1:5:10の収縮比だそうです。この通りなら、一番減るのは板厚に...
300年も経つと厚さ3mmのスプルースが2mm程度にまで自然に収縮するということはないのでしょうか?程度はともかく多少は収縮するのでは。
>両刀使い様なるほど興味深いお話です。ありがとうございました。確か、バロックからモダンへの改造は、1800年前後に行われていたと記憶していますが、この場合、
ストラディヴァリ が作った楽器は、製作から100年前後経過してい...
Stewart Pollensの
Stradivari という本に以下の記述があります。p129In his own manuscript on violin making dated 1786, Marchi confirms that many violins had been thinned and also notes that others had been fitted with patche...
有名楽器商から直接聞いた話を書きます。
ストラディヴァリ の時代はいわゆる「バロックヴァイオリン」の時代であり、ネックが短く角度もゆるく、弦は裸のガット線、そしてピッチが低く、楽器にかかる圧力は今よりも小さかったのです。だ...
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