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catgut氏 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 26 Comments
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catgut氏

投稿日時:2013年08月08日 14:19
投稿者:缶人(ID:gQVVkUA)
2009年10月の投稿を拝読いたしました。ナタン ミルスタインの音量についての言及もありましたね。
私はミルスタインにレッスンを受けていた日本人ですが、師の音量が小さいと(感じる)いうことはありませんでしたよ(勿論数値を計測した訳ではありませんが、それは無意味でしょう)。
同じ会場でズーカーマンを聴いたこともありますが、その体験と比較してもです。
ハイフェッツを生で聴いたことはありませんが、師からお話を伺ったことはあります。が、あくまでも伝聞ですので触れません。
料理を理解するには、レシピを一万件検索するより、一度食べてみた方が良いとは思いませんか?
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【ご参考】
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月13日 12:19
投稿者:缶人(ID:OAZIlZU)
catgut氏
>自分の経験より歴史に学ぶべきだという警句もありますね。
その通りです。
ただ申し上げたいのは、
「歴史」は連環するリアリズムの幾何学であって、
恣意的な抽出物では無いということです。
勿論、心当たりがあるからこそ、譬喩のお話をしたのですよ。
バレンボイムの言っていることも良く分かります。
象徴的と言いかえても良いかもしれません。
音量云々の話題はあくまでもメタファー
、です。
レコーディングに関しましては、スタジオのタイプ、録音技術のあり方、その上でのバランス調整等々エンジニアのテクニカルな問題も絡んでくるでしょうから、生演奏を裏付ける完全な例証にはならないでしょう。

pochi氏
委細承知いたしました。成る程(笑)
ところで、ガラミアンのヴィブラート、下にかけるとか、上限を音程として認識するとか、門下の某有名ソリストは「あれは先生の方便なんだよ」と言ってましたが、ガラミアン本人とお話したことはないので、実際彼がどう考え信じていたのかは分かりません。
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月13日 19:05
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
一流の演奏家で音量が小さいと思った人も挙げておきましょう。
渡辺玲子。上手いですよ。

ガラミアンのは、練習法としては正しい事が練習した人によって証明されている。と何度も書き込んでいます。「方便」ですね。

私もガラミアンは知りませんが、ドロシーには少し習いました。私なんか相手にしてくれなかったのか、褒められました。私は幼少期ヴィブラートを下に掛ける練習をしたことはありませんが、注意を受けなかったところから推察すると、ドウシヨウ無い、箸にも棒にも掛からないか、問題が無かったと思われます。
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月13日 21:45
投稿者:匿名(ID:IWR0ByU)
渡辺玲子がデル・ジェズ「ムンツ」弾くのを聴いたことがありますが、ハンパなく音がデカかったです。耳が痛くなるほどの大音量で、スタインウェイのD274の蓋をフルオープンにしていた伴奏のピアニストを完全に圧倒してました。
一流のヴァイオリニストで音量が小さいなと思ったのは、パールマンです。ストラドの超名器「ソイル」を弾いてましたが、音が小さくて、ホールの後ろの方の席のお客さんが「あまり良く聞こえなかった。」と不満をもらしてました。
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月13日 22:02
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
パールマンの音が伸びない事に関しては、この掲示板でもすでに言及していたと思います。CDでは良く解らないのですが、音程が微妙に悪いのです。舞台上で聴くと上手ですよ。

渡辺玲子は、私が聴いたのはコンチェルトです。美しかったが、音量は小さめで欲求不満が残る演奏でした。

ということは、ミルシテインも時と場合によるのではないか?という疑問が出てきます。

ミルシテインを聴いたのもコンチェルトです。オケが音量を控えている風も無く、充分な音量で、伸びる音でした。

ズーカーマンの音量は大きいですね。上手いですね。ヴィオラで有名なのですが、ヴァイオリンも上手い。コンチェルトを聴きました。

私は、使用弦だとか、使用楽器だとか、演奏家の道具にはあんまり興味はありません。録音するなら、何時、どこで録音したのかは、ジャケットに書いておいて欲しいと思います。昔の録音だと書いていないこともしばしばあって、混同してしまいます。

録音なら、使用楽器よりも、使用マイクの方が、音に対する影響は大きいと思います。
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月13日 23:21
投稿者:catgut(ID:NyQgSCE)
バレンボイム自伝の日本語版が参照できたのでプロによる翻訳を以下に引用します。

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音楽に生きる ダニエル・バレンボイム自伝 蓑田洋子訳 音楽之友社
p173-p174

ミルスタインが、指揮者としての私に、そして、おそらく多くのヴァイオリニスト
に教えてくれた貴重な教訓は、ヴァイオリンという楽器が許容できる、つまり、
ヴァイオリンが出すことのできる音量や激しさの限界を越えることをヴァイオリン
に無理じいしたり、そうしようとしてむきになってはならないということである。
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月14日 23:19
投稿者:缶人(ID:NpMUU2I)
pochi氏
核心をさらりと書いてくれましたね。
全くその通りです。
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Re: catgut氏

投稿日時:2013年08月15日 08:56
投稿者:catgut(ID:EHVFUCQ)
私はハルトナックと同様に聴衆に音が小さいと受け取られた原因として奏法が関係あるのではないかと想像しています。

ミルシテインの奏法の明らかな特徴は弓の速度が速く弦と弓の角度が直角でないことが多いということです。また60代まで一部プレーンガット弦を使用していたということです。

つまり現代で一般的な奏法と比べて弓の圧力より弓の速さで弦の振動をコントロールしていたと思われます。この方法では弓の圧力は弱めで圧力の変化が少なく、その分速さと弓の傾きで弦をコントロールしたことが音が弱い、または小さいという印象を聴衆に与えたのではないでしょうか。

もっともミルシテインは晩年まで工夫を怠らない天才でしたから、晩年になってA線も金属巻弦に変え、音量を増やす方向で努力されていたのかもしれません。
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