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音程感覚には母語の影響が出るのか? | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 275 Comments
[39654]

音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年03月28日 16:04
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
ttp://www.fstrings.com/board/index.asp?id=39390
関連です。

音程感覚に母語の影響は、有る様な無い様な、感じです。こんなのの「分析」にはtartiniは有効な道具の一つになるでしょう。
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[39903]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月16日 02:10
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:GBkzATQ)
思いつくだけなら誰でもできます。
アンチの小生ですら、似たようなことを書いています。

[39457]
[39457]

Re: チューナーはスケール練習に有効か?

投稿日時:2009年03月15日 20:17
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:EwUpBCQ)
ドラエモン的発想で思いついたことを書きます:

プリセットされた音階(平均率なりピタゴラスなり、或いはpochiさんの模範演奏でも選択するものとして)を再生できて、それに合わせて学習者が弾いた音を拾って、合っているかズレているかメーター表示してくれる、そんな装置があればいいなぁ、と思います。 オプションとして、練習したい音階の主音または主和音を鳴らし続けて、学習者はそれに乗るように音階を弾く、或いは、模範演奏の3度上、5度上、などというのもいいと思います。

どうですか?

使う側の留意点としては、特に模範演奏に合わせようとするとき、個々の音について機械に合格貰うまで音を探り続けるようなマネをしないこと。 ズレたら二つ三つ戻った所からやり直すのが良いかと思います。 音階の流れを理解すること、自分のクセ(そのつもりで弾いているのにズレるところ)を把握することが目的です。 録音して後から「見る」より効果的では?

小生の師匠はレッスン冒頭の音階練習で、3度下を一緒に弾いてくれたものです(ピアノは使いません)。 で、ズレたらその都度指摘され、3度下の師匠の音をガイドに音を取り直します。 これはものすごくいい勉強になるので、それをシミュレートするようなソフトならいいかな、と思った次第です。

ちなみに、ビブラートで盛り上がったときにタルティーニは試してみました。 使い込んだ、と言うには程遠いのでこんなことができるのかどうか判りません。 どなたか教えてください。 こういうことができるなら前言撤回します。
Re: チューナーはスケール練習に有効か? ● [楽器・付属品]
 セロ轢きのGosh [09/03/15 20:17:05]

あれだけ議論しながら「私が想定するtartiniの利用方法」について具体的なことは一切答えず、それらしい参考資料を見つけた今になって
「実は私もそう思ってました」
とは笑止千万。
[39904]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月16日 07:20
投稿者:catgut(ID:aRYRKTA)
pochiさま、ここで重要なのは練習法より"music dialect"(音楽の方言)という概念です。村尾氏はこのように書かれています。

-----
同じ話し言葉でも、地域によって微妙なイントネーションの違いがあって、岩手には岩手弁、宮崎には宮崎弁の訛りがあります。音楽にも同様な音楽的訛りがあるはずです。ですから、沖縄の人が沖縄訛りのイントネーションで歌えば西洋音楽でさえ沖縄民謡らしくなってしまうのです。
-----

セロ轢きのGoshさま、読み落とされていますね。

「チューナーはスケール練習に有効か?」スレッドで私も以下のように明確に書いています。
ttp://www.fstrings.com/board/index.asp?id=39442&page=1&sort=&t=

[39716]
[39716]

Re: チューナーはスケール練習に有効か?

投稿日時:2009年03月31日 23:47
投稿者:catgut(ID:FGBFJpM)
[39708] は文が変でしたね。
「予想しているという点が現在のところ違うのかもしれません」です。

私はコクシネルさまのご指摘通り「現在のヴァイオリン演奏における良い音程」とは様々な要素に影響されて成立しており、言語のイントネーションを習得するのと同じように「世の中で良いと評価されている演奏者」の音程を聞いて真似するのが基本だと思います。

ただ、ヴァイオリン単音のイントネーションはtartiniなどで録音することで容易に「良い演奏」と自分の演奏を再生音と同時に視覚的にも比較できますから、使ってみる価値はあると思います。自分が主観的に良いと思える音程と、多数派に好まれる音程は差異があるかもしれません。

私はコクシネルさまのご指摘通り「現在のヴァイオリン演奏における良い音程」とは様々な要素に影響されて成立しており、言語のイントネーションを習得するのと同じように「世の中で良いと評価されている演奏者」の音程を聞いて真似するのが基本だと思います。

ただ、ヴァイオリン単音のイントネーションはtartiniなどで録音することで容易に「良い演奏」と自分の演奏を再生音と同時に視覚的にも比較できますから、使ってみる価値はあると思います。自分が主観的に良いと思える音程と、多数派に好まれる音程は差異があるかもしれません。
[39906]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月16日 18:36
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:GEBQkxE)
それが具体的な利用方法ですか? あのスレッドの話の流れからはそうは読めませんでした。

以下に対する回答は頂いていませんね?  いや、別にいいんですよ。 自分の実践の裏付けがない話はしちゃいかん、なんてことはない筈ですから。

<引用>
[39636]
[39636]

Re: 「スケール練習には極力tartiniのような音高が確認できるソフトを使ったほうがよい」のか?

投稿日時:2009年03月27日 10:16
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:GEBQkxE)
[39634] catgut さん

> 大半の人は何か気付くことがあるのではないかと思うのです。

振り出しに戻りましたね。
もう一度だけ[39424]
[39424]

Re: 「スケール練習には極力tartiniのような音高が確認できるソフトを使ったほうがよい」のか?

投稿日時:2009年03月14日 12:05
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:GEBQkxE)
catgutさん、

回答ありがとうございます。ただ、ちょっと方向が違います。

> 今回は「極めて高いポジション<中略>」という話

ではありませんよね? スレッド標題のとおり、「スケール練習には音高が確認できるソフトを使ったほうがよいのか?」が問題であり、小生はその中で、具体的にどういう使い方をするのかお訊きしたかったのです。 どういう使い方をするのか解らなければ良いも悪いも判断のしようがありませんから。
大蔵先生の論文の話ももういいです。 ここでは関係ないと思います。

最初、小生はPCの表示とにらめっこしながら音階練習する、と理解したので批判的でした。 が、それは誤解だとわかりました。 「録音結果をチェックする」のに使う訳ですよね。 で、

> 可視化は初級者にはスケールのおよその修正目安を知る一助となり中・上級者にはプロの技術を理解するための参考となると思います。

う~ん、解りません。 それって小生の冗談交じりの憶測
「あ、ここは46セントずれてたな~」とか「そーか、プロでも80セント外すこともあるんだ」
と何処が違うのでしょうか?
ちなみに、「プロでも外すことはあり、それを瞬時に修正するのが技術だ」ということは今更PCの画面で見なくたって理解できると思いますが。「言葉だけでは信じられない」という方もいないとは限りませんが。

catgutさんは御自分の演奏なり音階練習なりをタルティーニで解析して何が判り、どのように次の演奏・練習に反映したのですか? 具体的に例示していただけると建設的な議論ができると思います。
の質問を繰り返します、

catgutさんは御自分の演奏なり音階練習なりをタルティーニで解析して何が判り、どのように次の演奏・練習に反映したのですか? 具体的に例示していただけると建設的な議論ができると思います。
Re: 「スケール練習には極力tartiniのような音高が確認できるソフトを使ったほうがよい」のか? ● [雑談・その他]  セロ轢きのGosh [09/03/27 10:16:51]
<中略>
もう一度だけ[39424]
[39424]

Re: 「スケール練習には極力tartiniのような音高が確認できるソフトを使ったほうがよい」のか?

投稿日時:2009年03月14日 12:05
投稿者:セロ轢きのGosh(ID:GEBQkxE)
catgutさん、

回答ありがとうございます。ただ、ちょっと方向が違います。

> 今回は「極めて高いポジション<中略>」という話

ではありませんよね? スレッド標題のとおり、「スケール練習には音高が確認できるソフトを使ったほうがよいのか?」が問題であり、小生はその中で、具体的にどういう使い方をするのかお訊きしたかったのです。 どういう使い方をするのか解らなければ良いも悪いも判断のしようがありませんから。
大蔵先生の論文の話ももういいです。 ここでは関係ないと思います。

最初、小生はPCの表示とにらめっこしながら音階練習する、と理解したので批判的でした。 が、それは誤解だとわかりました。 「録音結果をチェックする」のに使う訳ですよね。 で、

> 可視化は初級者にはスケールのおよその修正目安を知る一助となり中・上級者にはプロの技術を理解するための参考となると思います。

う~ん、解りません。 それって小生の冗談交じりの憶測
「あ、ここは46セントずれてたな~」とか「そーか、プロでも80セント外すこともあるんだ」
と何処が違うのでしょうか?
ちなみに、「プロでも外すことはあり、それを瞬時に修正するのが技術だ」ということは今更PCの画面で見なくたって理解できると思いますが。「言葉だけでは信じられない」という方もいないとは限りませんが。

catgutさんは御自分の演奏なり音階練習なりをタルティーニで解析して何が判り、どのように次の演奏・練習に反映したのですか? 具体的に例示していただけると建設的な議論ができると思います。
の質問を繰り返します、

catgutさんは御自分の演奏なり音階練習なりをタルティーニで解析して何が判り、どのように次の演奏・練習に反映したのですか? 具体的に例示していただけると建設的な議論ができると思います。
<引用終り>
[39907]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月16日 21:14
投稿者:コクシネル(ID:JyFYcCY)
>自分が主観的に良いと思える音程と、多数派に好まれる音程は差異があるかもしれません。

これがいつも「タルティーニを使って検証すべき」の前提となっていますが、実際どうなんでしょう。 

この場合、「多数派」とは「自分以外」を指していると思われます。 もしここに差異があるとすれば、自分以外の多数派が好む音程は、たとえ相手が巨匠であっても、自分にはすべて受け入れ難いことになります。 しかし奏者も聴く側に回れば多数派のひとりですから、ここに矛盾が生じます。

それに奏者は、いつも演奏を聴く側に立って、客観的な演奏を心がけているはずです。 つまり、どう弾いたら自分の思いが聴衆に伝わるかということを、具体的に考えます。 音程、リズム、アゴーギグ、フレージング、ホールの反響等、すべてにわたってです。 なぜなら、伝わらなければ表現したことにはならないからです。

またアンサンブルでは、他人のリズム感や音程感覚の中で、自分を表現できることが大切です。 他人に影響を与える場面では、自分の母語が何であろうと、自分だけの好みの音程で勝手に弾く訳にはいきません。

こうした客観的な演奏が出来るようにするためには、耳を鍛えるしかありません。 もし耳を鍛えるという観点で、タルティーニをうまく有効利用できる方法があるなら、それは「有り」です。
[39909]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月16日 23:34
投稿者:pochi(ID:OVMFIBc)
catgut氏、
リンクを幾ら読んでもこのスレッドの表題である「母語の影響」とは読めません。

文献がお好きなcatgut氏の為に、
ttp://www.amazon.co.jp/ボクの音楽武者修行-新潮文庫-小澤-征爾/dp/4101228019
「中国語には声調があるから音程感覚が優れている」という趣旨の発言をしています。この本が出た当初、そんな事が有る筈がない。有るかも知れない。と議論になったものです。
[39910]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月16日 23:47
投稿者:catgut(ID:aRYRKTA)
極端な例をあえて考えてみると、ハイフェッツやクライスラーが演奏した正確なイントネーションがピタゴラス音律からの差として各音符に小さく印刷されている楽譜(セント単位で-16とか+5とか)は売れないでしょうか。先生に指摘された「高め」や「低め」という指示を楽譜に書き込んで、その指示
に従って弾いているうちにイントネーションが「身につく」のは普通のことだと思います。

楽譜の歴史は通奏低音や装飾音の具体的指定、表現記号の増大と「音」を視覚(言語)的に増やして来た歴史でもあるので、音符単位のイントネーションまで指定されてはたまらないという気持ちになるでしょうが、新即物主義をつきつめると細かいイントネーションまで楽譜で指定しても不思議はないと思います。
[39911]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月17日 00:06
投稿者:くだらねえ(ID:aUY5YBA)
こういうの?

ttp://www.youtube.com/watch?v=BLZGgBdCsYs
[39912]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月17日 00:51
投稿者:catgut(ID:aRYRKTA)
日常言語と調性の関係について大変興味深い考察がありました。
この点で会話と音楽は良く似ているように思えます。

ttp://www.chinasupercity.com/2096.html

音の高低は上記の例の様に会話の調性(注)を生み出し、その調性が感情表現に大きく寄与しているのです。

(注)元々は音楽用語である。「音楽において、ある一つの主音によって、他の音が秩序づけられる関係を持
つこと」この単語が一番フィットするため、音楽用語であるが敢えてその単語を用いた。

クラシック作曲家の母語が作品に影響するという説は確か以前紹介しましたね。

音楽は、私たちの話し言葉の音程パターンを反映します 
ttp://www.mypress.jp/v2_writers/miyu_desu/story/?story_id=769344


ttp://www.youtube.com/watch?v=BLZGgBdCsYs
これはハイフェッツの演奏を純正律かつ速度を半分にするといかに間抜けに聞こえるかというサンプルじゃないですか。

[39913]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月17日 01:14
投稿者:コクシネル(ID:IUIWBZk)
話を戻して・・・・

北京語は4声ですが、広東語には8声あると聞いたことがあります。 となると、彼らの音程感覚が一番優れていることになりますね(!?)

昔、香港に旅行したことがありますが、車でも店先でも、オーディオの音がトーンコントロールで極端にハイ上がりにセットされていて、シャカシャカシャンシャンうるさくて参った記憶があります。 そして彼らの話し声がとにかく大きい。

中国語、広東語の発音を聴き取るには高周波が重要らしいですから、彼らには、高音域を強く聴き取りたいという欲求があるのかもしれません。
[39914]

Re: 音程感覚には母語の影響が出るのか?

投稿日時:2009年04月17日 07:29
投稿者:catgut(ID:aRYRKTA)
コクシネルさま、それは興味深い観察ですね。

北京語の歌はそれほど言語のイントネーションを音階の上下に
反映しないものもあるが、広東語の歌の大半が言語のイントネーション
を音階の上下に反映しているという話を読んだことがあります。音の高
さの変化の違いが広東語のほうがより深く言葉の意味と結びついている(高低が合わないと意味が違う言葉になりやすい)のかもしれません。

すでに紹介しましたが、ある調査では中国人男性の日常会話は日本人より半音高く、女性は3半音(1音半)も高いそうです。また子音をよく使う欧米系の言語では日本人より高い音域(1000Hz以上)に意識を向けているという説も以前紹介しました。
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