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アメリカのスズキメソッド | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 8 Comments
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アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年02月14日 06:19
投稿者:クロッカス(ID:Q1kjWRA)
アメリカ在住です。
9歳の娘がSuzuki Methodでバイオリンをならっております。とても良い先生に恵まれ、これまで順調に上達してきたと思っています。
このごろ気になっていることは、週一回のグループレッスンの意義とスズキ教本のみ使用(スケールはやっていますが、エチュードはやっていません)ということです。先生は「グループレッスンは、テクニックや音楽性を磨くのに欠かせない」とか「10巻が終わってからエチュードをやる」とおっしゃっています。
エチュードを取り入れてくださったり、グループレッスンではなくアンサンブルの指導をしてくださる先生に替えたほうがよいのでしょうか?今まで順調に伸びてきているだけに選択に迷っています。ご助言お願いいたします。
【ご参考】
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Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年02月15日 04:08
投稿者:coco(ID:QGEQR3g)
12歳の息子、8歳の娘がアメリカでヴァイオリンを習っています。息子は3歳9ヶ月からスズキメソッドで3年程学びました。その頃は私もヴァイオリンに関してはビギナーだった為、スズキメソッドを信じ、のめり込みキャンプにも毎年参加させていました。一度、松本まで行ったぐらいです。グループレッスン、理論のクラスもありました。老人ホームでのコンサートも1年に2.3回あったと思います。しかし、自分自身ヴァイオリンを子供達と一緒に勉強する過程で、少しずつスズキメソッドに疑問を持ち始めました。グループレッスンもあまり意味がないのでは?とも思いました。グループレッスンと音楽性、テクニックとの関連性はほとんどないのでは?。他の生徒さんと一緒に弾く事で練習の励みになったり、人前で弾く楽しさなどは経験できると思います。とにかくアメリカ人はあまり練習をしないのでグループレッスンが多少でも刺激になるのではないでしょうか。練習をたくさんしたらトロフィーがもらえるのですから。。日本人には当たり前の事だからバカらしいですよね。

息子が7歳になって音大で教えていた先生に代わってからは、ヴァイオリンの世界、音楽の世界が驚くほど広がりました。スズキは習い始めて1.2年間ヴァイオリンの楽しさを学ぶにはいいですが限界があります。真剣にヴァイオリンを伸ばすのでしたら早めに見切りをつけた方がいいと私は思います。 これはただ私個人の意見ですので。
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Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年02月16日 09:31
投稿者:クロッカス(ID:Q1kjWRA)
coco様
レスありがとうございました。
スズキの外の世界をよく見てみようと思います。
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Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年02月17日 16:30
投稿者:D Major(ID:OQJER1A)
鈴木鎮一先生の考えは、母国語を学ぶように音楽を学ぶ・・・です。 母国語がしゃべれたからって誰もが、詩人や小説家になれるわけじゃありませんよね。 鈴木メソッドは弾けるようになることが重視で、芸術的に演奏するとこを、目標としてないメソッドです。 

それでも、ステッピングストーンにするのには、最適なメソッドと言えるでしょう。 小さな子供が、鈴木メソッドに通い、ある程度弾けるようになって、個人の先生につく。 このケースが多いと思います。 
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Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年02月17日 18:56
投稿者:帰国組(ID:FICXMBQ)
アメリカでは、日本以上にスズキメソッドが浸透しているようですね。
かのヒラリー・ハーンも最初はスズキだったようですし、入門としては良いのではないでしょうか。
ただし、長居は禁物。ウチの子も、8歳で先生を変わるまで楽譜が読めなくて大変な苦労をしました。4巻ぐらいまで進んだら、違う先生に就くことをお考えになっては如何でしょうか?
それから、先生の仰る「エチュードは10巻終わってから」というのも、遅すぎるような気がしますね。まあ、子供の進み具合にもよるのでしょうが・・・。
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Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年03月02日 15:16
投稿者:空母(ID:EiFGBFk)
日本での鈴木メソッドではエチュードなどはどうなるか分かりませんが、わが子は日本で、オーソドックスの教師についていながら、一回もエチュードを教わったことは無かったです。それだけ才能が無かったことかもしれませんが、教師を変えたら、即エチュード・音階の勉強開始。

つまり、エチュードの有り無しはアメリカだから、日本だから、鈴木だから、と言うよりは、個々の教師の違いによる部分が大きいかな。

他の在日の友達も、子供達はぜんぜん音階やらされないので心配だと話していますが、私たちはただ、日本での教師の探し方が分からないだけかもしれません。

在外日本人にとっても、自分の「こうあるべき」イメージに合った教師を探すのは大変だと思います。
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Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年03月18日 22:06
投稿者:polonaise1842a(ID:JhNBA2A)
鈴木メソードはダメです。
詳しくは私のスレッド”芸は身を助く 子供、大人のバイオリンどこで習えばよいか”をよく参考にしてください。
[37176]

Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年03月25日 01:54
投稿者:パッションフルーツ(ID:FFeHGFQ)
アメリカで子供が習っています。
アメリカ人はブランドやマニュアルに弱いですよね。スズキ、というのが一種のブランドになってしまったので、それだけで良いものだと思い込んでいるところがあるように思います。私はあくまで一つの教え方であって、いい点もわるい点もあり、合う人合わない人がいるだろうという考え方です。
スズキVSトラディショナルでなく、あくまで一つの教え方にすぎないとも思うのです。また音楽理論は長年かけて作られた精緻なもので、一人の人が作ったもので揺るぐようなものではないと思っています。
私自身は子供がいくらかその方法でやってみたのであまりにマニュアル化されたやり方(アメリカ風ですね)に疑問であるのですが。

スタートするにはいい方法かもしれないけれど、1巻くらいで普通の方法に移行した方が良いと人には勧めています。今まであったスズキの先生は、人柄は良い方でしたが、レッスンはあまり中身がなく、弾いて終わりということが多かったような気がします。楽しく弾ければそれで良いのかもしれませんが、やはり上達、きれいに弾きたい、音楽的に弾きたいと思うこちらに取っては物足りないレッスンでした。
また、沢山の子供を見て来た経験から言って、ことばが習得できるように誰でも同じように弾けるというのは誤りだと思います。言葉の習得も実は個人差が大きいのです。ことばで的確に説明できる人と、しゃべるのは苦手な人といるように。足の速い子と遅い子がいるように、向いてる子とそうでない子がいるのも事実。
また、マニュアルをこなしていれば上達するというのは幻想であると思います。上達、音楽表現を目指すなら、そこには自ずと人知れぬ努力が必要なはず。これはどの世界でも同じでスズキでやってれば努力せず皆うまくなるというのも、何だか誤解されてるような気がしてなりません。あくまでアメリカでの様子を見た個人的感想ですが。
グループレッスンというのも、確かに疑問ですね。皆でただ楽しく弾くというのは良いかもしれませんが、FUN
として以外はあまり得られるものがないような。
cocoさんおっしゃるように、アンサンブルのレッスンの方が良いように思います。
先生を変えるのは悪いことではないと思いますので、そろそろ他の先生のレッスンなども見学させてもらって、お子さんに合う先生を探されてもよいのではと思います。
[37186]

Re: アメリカのスズキメソッド

投稿日時:2008年03月25日 21:17
投稿者:pochi(ID:N5eIMHQ)
ハンバーガーを初めて食べるのに、マクドと個人経営レストランでは「どちらが下痢を起こし難いか?」という議論に収斂するのでしょうか?

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