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新しいピラストロ社の弦 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 174 Comments
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新しいピラストロ社の弦

投稿日時:2007年04月12日 02:38
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
HPを見てたら、なんか新しい弦を発見

ttp://www.pirastro.com/homeset.html
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18 / 18 ページ [ 174コメント ]
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Re: 新しいピラストロ社の弦

投稿日時:2007年10月22日 01:02
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
~ひとりごと~

いろいろ試しています。G線。

どんなナイロン系の弦を張っても、きっとギザギザ感というか、ガット弦
のように超マイルドな音のスタートはありえそうもないです。要は、弾き
始めの印象があまりにシャープ過ぎると、ガット弦のように使えないという
ことだと思いました。ただ、全体の音量感は確実に増します。あと、楽に
音楽をすることは出来ます。ん・・・・難しい。
ちなみに、新作2台、モダン1台で同時進行で実験しています。オールド
が手元にないので、オールド楽器での記録にはなりませんね。
[35211]

Re: 新しいピラストロ社の弦

投稿日時:2007年10月24日 03:27
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
~ひとりごと~


さきほどまで、G線を色々試していました。結論が幾つかあるので、
書きます。

まず、G線を強めのナイロン弦にすると全体の響きが増大します。
これは、どの楽器でもいえることだと思います。特に、高音部での自然な
響きが増します。ただ、G線だけ弾いた時の質感が違うことと、G線を
ナイロン弦にすると、全体的にナイロン弦化するという所が、問題点です。
発音は良くなるし、音量も増すが、何か決定的に違います。DとG線は
同じ種類の弦にしないと、そもそもの意味がないという感じが、今日の
結論です。ナイロン弦の方が、”浮くように鳴る”に対し、ガット弦の方は”楽器を本質的に底から鳴らす”という点で、相反する存在ですね。

10年前に、某楽団の伴奏で、アッカルドのブラームスを聞きました。
そのときは、オリーブとオイドクサの混合でした。(確か、AとGがオリーブ
Dがオイドクサ)音が良く通る反面、音量面で問題で、細かいところが
聞き取れない・室内楽的規模の演奏でした。音が通るという事も重要
ですが、音量の面も大切だと感じました。ただ、大音量で無表情な音を
出すのなら、ドミナントのスタークを使えばよいと思いますが(ギル・シャハ
ム氏はAとDにドミナントStark、GにMittel)、心に響く強さではない感じ
がします。
[35221]

Re: 新しいピラストロ社の弦

投稿日時:2007年10月24日 19:12
投稿者:椰子の実(ID:QjVYRkk)
あいさんへ。いろいろとG線を試されて、一旦の結論が出たようですね。
自分は、やはり、ガット弦の「楽器を底から鳴らす」感じ(フィーリング)が好きです。自分は、高弦であるA線とかE線にはそういう性質はあまり求めませんが、低弦であるD線やG線には、やはり、楽器を深々と「底から」鳴らしてくれることを期待します。ガット弦を張ったからと云って、簡単に底から鳴らせるわけではありませんが、その「ガット特有の」フィーリングをマスターすると、やはり病みつきになってしまいます。
ところで、アッカルドのブラームスのヴァイオリン協奏曲の演奏は、N響アワーのTV放映されましたよね。ビデオに録画されたものを今も持っていますが、TVで見る限りでは、音量も音の透りについても、特に問題無いように感じます。アッカルドは、その演奏会の前に、右の手首か腕を痛めていたはずで、そういうこともあって、そのときのブラームスの協奏曲は、アッカルド「らしくない」演奏ではありました。
1727年製ストラディヴァリウス「フランチェスカッティ(フランチェスカッティの前にはクライスラーが愛用していた名器)」の見た目は本当に美しいですね。オレンジ・レッドのニスの輝きなど、ため息の出るような美しさだと思います。不調のアッカルドでも、「実力者+名器」の組み合わせでしたので、それなりの音は出てましたが、アッカルドが本調子だったら、音量ももっと出ていたのではないかと思いますし、美しい音色が堪能できたのではないかと思います。現在のアッカルドは果たして復調しているのでしょうか?
[35226]

Re: 新しいピラストロ社の弦

投稿日時:2007年10月25日 01:36
投稿者:あい(ID:FleIgVI)
椰子の実 さん


ナイロン系のG線はよく鳴りますが、どうしても質感が異なるのです。
ガット弦特有の弾き心地を得るには、”代替”などありえないというのが
今日時点の結論です。ガット弦は、ナイロン弦に比べ、振動に振り幅が
あるので、その点を有用しなければ、ガット弦を使う意味が消えて無くな
ってしまう気がします。ナイロン弦を使って”とげとげしい”ので、
ガット弦にしたのに、G線の代替を考えたのは浅はかでした・・・

ん・・・しょうがない。8,505円を(しょうがなく)受け入れる方向でいます。
ただ、何故ゆえ、値上がりしたのか疑問。オイル高が運送費に波及した
とか、まさかないよね。弦なんて小さいキャビネットで運べるし。理由を
知りたいし、輸入元はちゃんとした理由を言及するべきだ~!!!!!
(消費税を払いたくない1989年の主婦みたいで、ごめんなさい)


~ひとりごと~

ヤーガーのE線使ってます。楽器全体を響かせる、奇特な弦です。
E線だけなら地味なサウンドですが、とても良い弦ですね。ただ、弦長
で良くも悪くもなる弦なので、アジャスターはヒル型および、L字型の
双方を試して実験する必要がありそうですね。

(E線について)

ヤーガー         楽器を本質的に鳴らす可能性をもつ

ヒル            音が美しい。抜群にすばらしい!! 

オリーブ          キラキラした重厚な音。これもすごい!

スペシャル・プログラム オリーブ的なクロム弦。柔らかいので音の
               芯まで弓で捉える感じ。わたしはとても好き☆
[35234]

Re: 新しいピラストロ社の弦

投稿日時:2007年10月25日 22:51
投稿者:椰子の実(ID:J0GVlzM)
G線は結局オリーヴに戻されることになったようですね。自分も一時的にナイロン弦に浮気したことがありますが、最終的にはいつもガット弦に戻ってきました。
ヤーガー(ミディアム)のE線は、音に変な色がついてなくて自然で素直な音が出るところが気に入ってます。楽器の「ありのままの音」を引き出してくれるE線だと思います。錆びにくいところ、音が安定しているところ、も長所だと思います。
アジャスターに関しては、L型は見た目が嫌いなので、自分はL型を試す可能性はゼロです。ヒル型のうち、ゲッツを使うかウィットナーを使うかは好みの問題だと思いますが、自分は長年ゲッツを愛用しています。今のところ、素晴らしい調和とバランスが得られているので、とても満足しています。
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