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ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。 | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 37 Comments
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ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月17日 22:06
投稿者:ray(ID:MUFBUzQ)
こちらの<製作者のコーナー>にこう言う記述があります。
どなたか、理由をご存知の方いらっしゃいますか?
今でもそうですか?
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 03:15
投稿者:ray(ID:N4eJCYA)
rio様
有り難うございます。
先生からは一年くらい前に楽器の事は言われました。でもその時は引っ越しをしてその先生に付いたばかりだったので、あまり真剣には聞きませんでした。でも、その先生のすすめでオーケストラの1次オーディションを受け、次に席決めの2次オーディションをした時に、たまたま、妻が他の子供さんの楽器の音が聞こえ、音が大きいと気になりだし、先生に言った所、弦、フィッティング、弓を変えてみれば、と、言われ色々試し弓を変えました。
いつも、調整に出している、方(修理屋兼楽器商、反対かな?)が、たまたま(かな?)先生の所に楽器の修理を持って来た時、くだんの話になったのです。
当の本人は、弓を変えた時は音色の良さと弓の食いつきの良さで、かなり楽に弾けるようになった、と言っていましたが今回は、今まで苦労して出していた音が苦もなく出ると、無邪気に喜んでいます。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 03:40
投稿者:ray(ID:N4eJCYA)
ちなみに、スカランペラ、持って来ました。
買えません。;_;
持って帰ってもらいました。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 03:41
投稿者:rio(ID:MGFpUHQ)
お金が絡むことなので、あまり無責任な回答はしにくいのですが。気に入っておられるのであれば、「買い」だと思います。

かなりの技量をお持ちであると拝察いたしますので、もうすでに経験されているとは思いますが、OLDの銘器と呼ばれるクラスのものをいくつか経験したうえで、楽器を選択すると良いと思います。
息子の先生は(その場でしかないですが)、お弟子さんにはレッスン中にご自身のストラドや借り物のデルジェスをちょっと弾いてごらんといって貸す方でした。ブランド信仰がまったくない小学生の息子でも、ストラドは気持ちよかったようです。
たくさんの良い楽器に触れることで、自分の好みがはっきりしてくると、息子の先生はおっしゃっていました。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 04:14
投稿者:ray(ID:N4eJCYA)
rio様
本物のデルジェス!!ストラド!!!
見た事写真だけです。
腕前ははっきり言って、同い年の中で上手いか下手か分かりません。(下手でない事を祈ります)
親としては上手くなって欲しいし、その為の投資もやむおえないと思っています、出来る範囲内で。
イタリアの楽器は2番目から(4/4になって、最初はSUZUKIでした。)3回くらい取り替えました。
でも、値段で勝負なのかと言う感じでした。つまり、ハンパな値段じゃ何かが足りないと言うか、さびの入っていない、寿司みたいな。中には鳴るなーと思ったら、薄かった。大きな音出そうとすると、板がビビると息子が言っていました。つまり、音が汚くなる。
で、今のドイツのは、なら新作ではなく100年くらい経った物をと思い買って見ました。
ちなみに子供の先生のVn日本人作家のです。Tetsuo なんとかさん。触らしてくれません。;_;
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 05:06
投稿者:ray(ID:N4eJCYA)
 お答えになっているか分かりませんが様
ご返事有り難うございます。
ローマ派は有名な創始者が居なかった、と、捉えても言い訳ですね。なんか、ヴァイオリンの演奏の様な話ですね。職人芸はやはり親方ですか。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 13:16
投稿者:take(ID:NVaUkDY)
ローマの名工というとPOGGIの弟子のSAVINIがいますね。
まだ現役ですが、存命の製作家では屈指の作家だと思います。
某巨大掲示板でも時々現代の名工として名前を見かけます。
日本にはまだあまり数が入ってきていないらしいので
ray様がおっしゃっている楽器の能性は高くはないと思いますが…
名前が挙がっていなかったようなので一応付け加えておきます。

基本的にはyas様が仰っているように○○派、というよりは
誰が作ったか、という事の方が評価の基準とされやすいように
思います。
もっともSAVINIの師のPOGGIは「ボローニャ派」の雄として名高い
20世紀の名工ですので、SAVINIを「ローマ派」と分類するのか
どうかは分かりませんが、親方筋としては申し分ないと言える
かも知れませんね。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 13:51
投稿者:ヤパ(ID:IpRWREQ)
横から変な質問ですが、ローマ派ってのはオールドの時代の話しではないですか? その系列は、脈々と現在にいたっているのでしょうか?

当方も、ローマの制作家の楽器を持っていますが、ローマ派とは考えたことはありませんが……どうなのでしょう?

また、rayさんのご質問も楽器は、ローマの制作者の楽器ということではないのですか?
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 19:20
投稿者:yas(ID:IjIkIQU)
1. これだけ情報伝達も交通も発達した現代では、ローマで作ったからローマ派、ということはないでしょう。
「○○派」というのは、モダンまでの話だと思います。
余談ですが、かつてSaviniの購入を検討したことがあります。素晴らしいの一言につきました。前の楽器の下取り価格がよければ購入していたでしょう。

2. その上で書きますが、ローマ派に名工がいない、ということはありません。Tononi, Tecchler等はオールドの名工と言えます。

3. ヴァイオリンを産地で選ぶのは非常に勿体ない方法だと思います。音の善し悪しはもちろんですが、選ぶなら、制作地ではなく制作者で選ぶべきです。イタリア製を金科玉条にするのは日本だけ、といっても過言ではありません。「イタリア製以外でいい音の楽器に巡り会ったことがない」とはよく聞きますが、それは音の言い他国の楽器をイタリア製として売っていたり、イタリア製の方が高く売れるので他国の楽器を仕入れなくなっているからです。先日、ドイツのLobeを弾く機会がありました。外見といい音と言い、横にあったS.Morassiに優るとも劣りませんでした。黙っていればほとんどの人がイタリア製と言うでしょう。しかし、価格は1/3以下でした。

4. そういう意味で、本物の楽器を購入することが大切です。下取りの時に「贋物なので」と言われて二束三文、とはよく聞きます。どんなに気に入っても、本物にそれ相当の金額を払うことが大切で、「音がいいから」という理由だけで贋物に法外な金額を払っていては間尺に合いません。

長文、失礼しました。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 20:22
投稿者:ray(ID:GIiDFUc)
take様 ヤパ様有り難うございます。
私の言いたい骨子は、卵が先か鶏が先か?
この間、これの結論がイギリスの科学者から出されました。鶏が先だそうです!
何故?
鶏からしか鶏の卵は生まれない!(これって、全ての生物の基本的概念じゃ無かったですか?)
これをふまえて、(やばいですね;_;)良い先生からしか良い生徒が生まれないのか?
つまり、何々派と言うひとくくりで、結論を出していいのか?
どんな優良企業にも、仕事ができない人は居ます。(じゃない?)
中小企業にも、仕事ができる人が居ます。
もちろん、零細にも!!
つまり、クレモナと言う場所がバイオリンと言う楽器を開発し且つ、性能を上げていった。
それも事実でしょう。
でも、ではクレモナ以外の職人達はただ漫然としていたのか?
否、やはり少しでも売れる様に日々研究したと思います。
では、クレモナの職人は数が多いため、皆が切磋琢磨したから、楽器として名声を得たのか?
それともストラディバリウスと言う天才にすがって商売したのか。
私には分かりませんが。(分からないのにものを言う事をお許し下さい。分からないから知りたい!)
もし、仮にストラドにしがみついていた(下請けも弟子も含めて、知らないので乱暴にくくります)事で、お金が入って来たのであれば、その職人の進歩は止まると思います。
でも、俺はストラド親方の下請けでは嫌だ!
と、啖呵を切って出て行き、自分の工房を作り、一生懸命がんばったけど、やっぱり、駄目だと、思い、酒浸りの日々が続き死んでいった、職人も居ると思います。(ごめん;_;)
その中で、生きながらえた(すみません)職人が何々派と呼ばれるのであれば、現代に残っている、オールドは美術品としての価値、つまり、美しいかどうかは別としても、楽器としての価値はあるのではないでしょうか?
だって、生き残るのは大変でしょう、何百年も。
価値の判断はその業界ごとに当然違います。
八百屋さんにストラド持って行ったて、必要じゃなければ、
とっとけーれ!!!
このすっとこどこいめ!!!!
だと思います。
しかし、見る人(演奏家)が見れば、これこそ自分を引き立たせる楽器だ!!!
と思いを入れ、大事にしていた楽器もあるでしょう。
色んな情報を見ていると、イギリスのHill商会が頻繁に出て来ます、一説によると彼らがまず、ストラドを集めるだけ集め、情報と言う付加価値を付け高値で売り抜けている。と言う人も居ます。
過去スレにもありますが、音を作るのが奏者であれば、楽器は音を出す手段です。
そして、奏者もお金は欲しい。
Hillさん、そのストラド弾いて上げるから、少し弾んで下さいな。
と言う、(申し訳ない;_;)高名な演奏者もいたかも、知れない。その反対かもしれない。
つまり、まず集めておいて商売をする。商社の典型。
が、現代の評価に繋がっているのではないかな、と、かってに思っていますが。
如何思われますか?
でも、これはかなり昔に結論が出ていますよね。
良い物は良い。
生まれや名前ではないと。
つまり、
<ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。>
根拠は何かと言う事です。
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Re: ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。

投稿日時:2006年10月20日 22:14
投稿者:ヤパ(ID:EHUYRyE)
えっ。
rayさんご本人ですよね?

<ローマ派の楽器は一般にさほど評価されていない。>
の根拠が知りたいのですか?

それとも、選択妓にある楽器を買うのに背中を押して欲しいのですか?
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